Doctor G 3 のメディカル・ポプリ

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01-111石巻日赤機能拡充計画

http://www.sanriku-kahoku.com/news/2011_01/i/110121i-nisseki.html
三陸河北新報(石巻) 2010.01.21
■救急救命センター拡充
石巻赤十字病院増築計画案を発表
重症治療設備も強化 14年度中開設目指す/


 石巻赤十字病院の飯沼一宇院長は20日、石巻市役所で記者会見し、同病院の「増築計画基本構想案」を発表した。急性期医療の充実などを目的に、地上3階、延べ床面積約6500平方メートルの別棟を建設し、既存の救急救命センター機能を移設。診察室10室と緊急手術室1室、集中治療ユニット(ICU、8床)などを整備する方針だ。2014年度中の開設を目指す。総事業費は34億6000万円を見込んでいる。

 増築計画の基本的な考え方は、急性期医療の一層の充実と、教育・研修・福利厚生施設の整備。増築に合わせ、既存施設も再編・充実させる。

 新救急救命センターは
(1)外来診察室10室(現状2室)
(2)観察室15床(現在は外来の中央観察室の1部利用)
(3)処置室5床(現状3床)
(4)コンピューター断層撮影(CT)などの機器を備えた検査室
(5)緊急手術室1室(現状は手術センター7室活用)
(6)救急病床10床(同10床)−を想定している。

 別棟には重症治療分野として、
各診療科のベッドで代用していたICU(8床)、
ICUに近い高度治療ユニット(HCU・12床)を新設する。

 現施設には透析センターの10床増(増床後40床)、
抗がん剤治療を行う化学療法センターの15床増(同30床)、
外来診察室の5室増(同45室)などを予定している。

 全病床数は一般病床を4減し、ICU、HCUの増加分と差し引き16床増え418床となる。
 このほか研修センターを整備し、図書室、会議室を充実させる。増強する職員に対応できるよう更衣室、仮眠室なども拡充する。
 増築棟は免震構造とし、屋上にヘリポートを設ける。建設予定地は既存棟の北側にある職員駐車場(ヘリポート兼用)。事業費は建設工事費27億6000万円、医療機器などの備品購入費7億円を見込み、12年秋ごろに着工したい考えだ。
 飯沼院長は「移転当時は、救急患者や重症患者がこれほど増加するとは予想できなかった。医療従事者の増員で医療提供体制を強化してきたが、既存施設では手狭になってきた」と説明。研修体制や福利厚生施設の充実は「医師や医療スタッフ確保にもつながる」と話している。

 石巻赤十字病院 2006年5月、石巻市吉野町から同市蛇田の現在地に移転新築し、急性期医療や高度専門医療体制を充実させた。
 高齢化や三陸自動車道の延長などに伴い、救急患者や重症患者が増加の一途をたどっている。救急患者は移転前の05年度は1万911人だったが、09年度はほぼ2倍の2万1841人になった。
 現施設は地上7階、地下1階、延べ床面積約3万2487平方メートル。診療科目は26科。職員数は05年4月は478人だったが、10年4月は768人に膨らんだ。
  1. 2011/01/21(金) 05:33:28|
  2. 地域医療