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Doctor G 3 のメディカル・ポプリ

地域医療とプライマリケア、総合診療などに関係したネット上のニュースを記録。医学教育、研修、卒後キャリア、一般診療の話題、政策、そしてたまたまG3が関心を持ったものまで。ときどき海外のニュースも。

宮城県のリクルート

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/jijou/tiiki/20100812-OYT8T00387.htm
医学部合格促す特別講座
 医学部合格者を増やそうと、宮城県は今年度から「医師を志す高校生支援事業」に乗り出した。県内の医師不足対策と、大学合格実績向上の「一石二鳥」を狙った試みだ。
 医学部を目指す公立高校生が対象。進学意欲を高め、入試を突破する学力をつけさせる。生徒の費用負担はない。
 先月17日から3日間、仙台市の予備校で開かれた講座には、3年生33人が参加した。初日は、医療問題に関する講演と、医学部で出題が多い小論文の指導。残り2日間は、毎日6時間、数学や物理、化学の入試問題に挑戦した。生徒には「学校の授業と違い、刺激を受けた」と好評だった。
 同月28日には、1、2年生向けに、医師の仕事に触れる講座を東北大学医学部で開いた。参加した約160人は、金塚完教授らの講義の後、自動体外式除細動器(AED)を使った救命医療を模擬体験。仙台二華高校1年、久下朋美さん(16)は「医師になりたい思いが強くなった」と話した。
 同県の人口10万人あたりの医師数は2008年末で、218・2人と全国27位どまり。仙台市への一極集中が見られ、郡部の医師不足が深刻だ。県は地元出身の医師の増加を期待するが、今春高校卒業生約2万人のうち医学部現役合格者は22人。他方、同じ東北地方でも、青森県は卒業生約1万3000人のうち63人と、同地方最多の実績を誇る。
 このため、宮城県教委は「まず医師を目指す生徒を増やさなくては」と、原則高1から3年間を通じた支援の中で、特に志望動機の喚起を重視。青森など他県の学力養成主体の医学部志望者支援事業とは一線を画す。宮城県の試みが実を結ぶか、注目したい。(東北総局 林理恵)
  1. 2010/08/28(土) 16:41:56|
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