Doctor G 3 のメディカル・ポプリ

地域医療とプライマリケア、総合診療などに関係したネット上のニュースを記録。医学教育、研修、卒後キャリア、一般診療の話題、政策、そしてたまたまG3が関心を持ったものまで。ときどき海外のニュースも。

1月31日 

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201701/CK2017013102000241.html
慈恵医大病院、肺がん疑いを1年放置 画像確認せず 患者は治療不能に
2017年1月31日 夕刊 東京新聞

 東京慈恵会医大病院で、肺がんの疑いがあると指摘された男性(72)の画像診断報告書を主治医が確認せず、約一年間放置される医療ミスがあったことが三十一日、男性側と病院への取材で分かった。男性は肺がんの治療を受けられないまま、昨年十二月に容体が悪化して入院。現在も重篤な状態が続いている。
 慈恵医大病院はミスを認めて男性に謝罪した。がんの検査結果を放置するミスについては、昨年十二月に名古屋大病院が医師間の情報共有不足などによる事案を公表している。画像診断報告書が放置される事案は全国でも起きており、医療界には再発防止への取り組み徹底が強く求められる。
 男性の長男(30)は「一年前であれば父は手術を受けていた。重大なことであり、最善の治療をして、再発防止に向け病院全体で取り組んでほしい」と話している。病院側は取材に「大変遺憾に思う。現在全力で治療にあたっており、改善策を検討して再発防止に努めたい」としている。
 男性側や病院の説明資料によると、男性は二〇一五年十月下旬、消化管出血で救急外来を受診し、胸部と腹部のコンピューター断層撮影(CT)検査を受けた。画像を読影した放射線科医は、肺がんの疑いがあると画像診断報告書に記載。救急外来で当直していた医師も報告書を確認していた。
 しかし入院後に担当となった消化器・肝臓内科の主治医は、CT画像や画像診断報告書を確認しなかった。当直医から主治医への口頭での引き継ぎもなかったという。男性はCT検査の結果を聞かないまま他の治療だけを受け、一五年十一月上旬に退院した。
 昨年十月中旬に男性が再入院した際、改めてCT検査をし、肺に異常な影があるのを確認。過去の検査結果を精査した結果、肺がんの見落としが発覚した。別の部位への転移や肺炎の併発などもあり既に治療できない状態だったという。



http://www.asahi.com/articles/ASK104FGGK10ULBJ00G.html
肺がん疑い見落とし、治療せず手術不能に 病院が謝罪
2017年1月31日22時27分

 東京慈恵会医科大学病院(東京都港区)で、東京都町田市の男性患者(72)が肺がんの疑いを指摘された検査結果を主治医に見落とされ、約1年にわたってがんの治療を受けられなかったことが、病院などへの取材でわかった。男性は肺がんが進行し、家族によると現在、意識がないという。

 病院や家族の説明では、男性は肝臓に持病があり、2015年10月に貧血などで救急外来を受診し、CT検査で肺がんの疑いがあると診断された。放射線科の医師らはそのことを画像診断報告書に記載したが、主治医である消化器・肝臓内科の医師が確認していなかったという。

 昨年10月、男性は貧血などで再入院し、その後のCT検査で肺がんだとわかった。すでに手術ができない状態だった。過去の検査結果を調べて1年前の見落としが判明、12月に病院は男性側に謝罪した。

 男性の長男(30)は「父はC型肝炎の治療が成功し、あと10年は元気でいられると思っていたのに無念だろうと思う」と話した。

 病院の広報担当者は「全力で治療にあたっている。改善策を検討し、再発防止に努めたい」としている。

 医療事故の分析などをする日本医療機能評価機構によると、画像診断の結果を確認せず治療が遅れた可能性があるケースが2004年以降に40件報告され、これまで注意喚起を4回している。



http://www.huffingtonpost.jp/2017/01/31/cancer_n_14512134.html
「肺がんの疑い」1年間放置されて意識不明に 慈恵医大病院で医療ミス
The Huffington Post | 執筆者:濵田理央(Rio Hamada)
投稿日: 2017年01月31日 19時01分 JST 更新: 4時間前 CANCER

東京慈恵会医科大学付属病院が、肺がんの疑いがある影が見つかった70代の男性患者に検査結果を伝えないまま、1年以上治療していなかったと、共同通信などが報じた。担当医が検査結果を見落としたのが原因で、患者はがんが進行し、意識のない状態だという。

時事ドットコムによると、2015年10月、東京都町田市の男性(72)が肝臓の持病で体調を崩して救急外来を受診し、CT検査で肺に影が見つかった。

検査をした放射線科の医師は、「がんの疑いがあり、早期に精査が必要」と報告書に結果を記載したが、消化器肝臓内科の担当医が見落とし、がんの治療はしなかった。

男性は2016年10月、体調を崩して再び入院し、CT検査で肺がんと診断。すでに手術や抗がん剤治療ができないほど、がんが進行していたという。内部調査の結果、主治医が報告書を見落としていたことが判明し、病院側は12月に本人や家族に謝罪した。

男性の息子が「父が長年通っていた病院で信頼していたのに、検査結果が見落とされて悔しい。同じミスが2度と繰り返されないよう再発防止を強く求めたい」と語ったと、NHKは報じている。病院側はハフィントンポストの取材に対し、「大変遺憾。全力で治療に当たっており、改善策を検討して再発防止に努める」と話した。

ハフィントンポストは1月31日、医療事故の分析などをしている日本医療機能評価機構に電話取材した。今回のように、画像診断報告書を確認しなかったため、治療が遅れた可能性のある事例は、調査を開始した2004年から2016年9月の間に、40件報告があった。全国1031の医療機関を対象に報告を集めている。

報告の中には、放射線検査で「肺がんの疑いあり、CT検査が望ましい」という結果が出ていたのに、主治医が検査を依頼したことを忘れて内容を確認せず、2年後の再検査で見落としに気付いた事例などがあったという。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170131-00000098-mai-soci
<東大病院>薬取り違え、入院中の男児死亡 HPで公表
毎日新聞 1/31(火) 20:59

<東大病院>薬取り違え、入院中の男児死亡 HPで公表

 東京大病院(東京都文京区)は31日、入院中の男児に内服薬を取り違えて投与する医療ミスが2015年にあり、投与翌日に男児が亡くなったとホームページで公表した。患者は当時、東京都内に住んでいた幼児で、重い病状で入院していた。患者の氏名の確認を怠るなど、病院内のルールが守られていなかった。遺族からの要望を受け、同病院が公表した。

 同病院や遺族側の弁護士によると、男児は多臓器に障害があり、点滴や人工呼吸器が必要な病状だった。遺族の希望で、男児の病名や年齢など詳細は公表していない。

 内服薬は、鼻から胃へ管状の器具を使って注入していたが、別の患者用に準備した13種類の薬を看護師が間違って注入した。そのうち6種類は抗てんかん薬など、特に安全管理が必要な薬だった。

 注入の際、担当看護師が他の患者や電話の対応が重なって男児用の薬をいったん作業台に置き、さらに近くに置いていた別の患者の薬に名前が書かれていなかったため、取り違えたという。注入時の名前の確認もしていなかった。

 同病院は「誤注入が患者の死亡に何らかの影響を与えた可能性がある」とする一方、死亡への影響については「医学的な判断は困難」としている。ホームページには、注入器具への記名徹底など再発防止策とともに、斉藤延人院長の「患者さまとご家族に深くお詫(わ)びする。病院全体で改善の取り組みを今後も続けたい」とのコメントを掲載した。

 富田有一・同病院総務課長は「遺族と協議してホームページで公表した。掲載した概要以上の説明はできない」と話した。【熊谷豪、下桐実雅子】



http://www.h.u-tokyo.ac.jp/oshirase/archives/20170131.html
病院からのお知らせ
経管注入薬剤の取り違えによる誤注入事故の公表について

 2017年01月31日 東大病院

 当院に入院中の患者様の胃管(※1)に、誤って別の患者様の内服薬を注入する事故が発生しました。患者様は重篤な病状にあり治療中でした。薬剤の取り違え注入事故(以下、今回の事故といいます。)があり、その翌日にお亡くなりになりました。
 この度、ご家族のご同意をいただきましたので、ここに公表致します。

1.誤注入の経緯について
 患者A様は、多臓器の障害があり、予断を許さない全身状態で入院治療中でした。点滴と人工呼吸器管理が必要で、内服薬は胃管から、カテーテルチップ型注入器具(※2)(以下、注入器具といいます。)を用いて注入していました。
 平成27年、看護師Cが、薬剤注入の準備のため、患者A様の内服薬(散薬)をノートパソコンの内服薬指示画面で確認し、溶解して注入器具に調製しました。患者A様の氏名を記した後、患者A様の内服薬準備用ケース(以下、内服薬ケースといいます)に入れて作業台の上に置きました。注入の時間となり、患者A様の内服薬ケースを取り上げましたが、他の患者様の処置や病棟にかかってきた電話への対応のために作業を中断しました。この時、別の患者B様の内服薬ケースの近くに患者A様の内服薬ケースを置いてしまいました。患者B様の散薬は別の看護師が調製し、その注入器具には患者氏名が記されていませんでした。
 看護師Cは、作業の再開時に、誤って患者B様の内服薬ケースを取り上げ、患者A様の病室に向かいました。患者A様は、感染症のため個室に入院中であったため、ノートパソコンによる内服薬指示確認を病室前で行いました。その際、別の看護師が用意した内服液の注入器具については、指示と注入器具の氏名を照合確認しましたが、自分で調製したつもりでいた散薬の注入器具(取り違えたもの)については確認しませんでした。さらにベッドサイドでも氏名の確認を行わないまま薬剤を注入したため、誤注入となってしまいました。

2.薬剤の誤注入が病状に与えた影響と再発防止について
 事故発生後、直ちに病院長が外部委員を含む事故調査委員会を設置し、薬剤の誤注入が患者A様のご病状に与えた影響、及び事故原因の分析と再発防止対策を検討しました。
 誤注入の後、時間的な経過で無尿、血圧低下が起きたことから、今回の薬剤の誤注入が、患者A様がお亡くなりになったことに関して、何らかの影響を与えた可能性があると考えられました。一方で、血圧低下は誤注入前からしばしば認められていたという経過もあるため、患者A様がお亡くなりになったことにどの程度の影響を及ぼしたかという点についての医学的な判断は困難でした。
 しかし、影響の程度のいかんにかかわらず、薬剤の取り違えによる誤注入という今回の事故は極めて重大であり、病院として深く反省しなければならないという認識に立ち、速やかに再発防止に着手しました。
 今回の事故の直接的原因は、業務中断後の作業再開時に内服薬ケースを取り違えたことですが、誤注入を防げなかったことは、内服薬の準備や注入時に行うべき院内のルールが徹底できていなかったことに加え、内服薬管理や看護師の業務環境などの診療業務上のシステムに要因があったという事故調査委員会の指摘を真摯に受け止め、組織として改善に取り組みました。具体的には、内服薬に関するルール(注入器具への記名、薬剤注入直前の本人確認用バンドでの患者確認など)の周知徹底、内服薬の管理環境の整備(内服薬ケースの患者氏名の視認性の向上など)、看護師の業務負担の軽減(看護師の増員、看護師が病棟で調製する薬包数を減らすための多職種(※3)での検討、処方に複数の薬剤がある場合に薬剤部で予め服用時点ごとに1つの袋にまとめることの推進など)を実施しました。また、重大事故発生時の連絡体制や職業倫理に関する職員教育を、研修会やe-learning(※4)により実施すると共に、内服薬(散薬)のバーコード管理システム(※5)を導入することとし、そのための医療情報システムの仕様書策定を行いました。内服薬に関するルールや緊急時の連絡体制などの職員教育については、今後も継続的に実施して参ります。

3.病院長のコメント
 まず、お亡くなりになった患者様のご冥福をお祈り致しますと共に、今回の事故により多大なご迷惑、ご心労をおかけした患者様とご家族に深くお詫び申し上げます。事故調査委員会の指摘事項を真摯に受け止め、病院全体で改善の取り組みを今後も続けて参ります。

付記 
ご家族のご意向で、疾患名や発生月日、診療科等を含めここに記載した以上の詳細は公表致しません。

補注 
用語の説明は以下の通りです。
※1 栄養や薬剤などを胃に届けるため、鼻から挿入して先端を胃の中に留置する管のことです。
※2 胃管から薬剤を手動で注入する際に使用する、注射筒に類似した形態の器具のことです。注射針を付けたり点滴用の管に接続して使用する通常の注射筒とは、先端の形状が異なります。
※3 ここでは、医師、看護師、薬剤師など連携して診療に携わる複数の職種の総称として用いています。
※4 ここでは、病院内の情報端末を利用して職員が学習することを指しています。
※5 ここでは、薬剤を準備する際に注入器具にバーコードラベルを貼付しておき、注入する直前にバーコードを読み取る機器を用いて患者様の本人確認用バンドと照合することで、別の患者様の薬剤の誤注入を防ぐしくみのことです。



https://www.m3.com/news/general/498750
「抵抗できなくはない」 集団強姦初公判で千葉大生
2017年1月31日 (火) 共同通信社

 千葉大医学部生が女性に集団で乱暴したとされる事件で、集団強姦(ごうかん)罪に問われたいずれも医学部5年の●●●被告(23)と●●●被告(23)の初公判が31日、千葉地裁(吉村典晃(よしむら・のりあき)裁判長)で開かれた。

 初公判で吉元被告は「女性は酔ってはいたが抵抗できない状態ではなかった」、山田被告は「行為はあったが、吉元被告に唆された」と述べた。

 起訴状によると、両被告は昨年9月20日午後10時ごろ~21日午前0時半ごろ、千葉市の飲食店で酒に酔った女性を相次いで乱暴したとしている。

 捜査関係者によると、飲み会は千葉大病院での実習後に開かれ、学生や研修医ら十数人が参加していた。

 両被告の事件後、同じ女性を自宅に連れて行き乱暴したとして、準強姦罪に問われた●●●被告(23)も、31日午後に初公判予定。

 事件を巡っては、飲み会に同席し、この女性の体を無理やり触ったなどとして、準強制わいせつ罪で千葉大病院の研修医●●●被告(30)も起訴されている。

G3註:原文は実名報道



http://www.chibanippo.co.jp/news/national/383629
<千葉大集団強姦初公判>認否分かれる 無罪主張の吉元被告「否認させていただきたい」 山田被告「女子トイレに行った時には終わっていた」
2017年1月31日 20:52 | 千葉日報

 飲み会で酩酊(めいてい)状態だった女性が、千葉大医学部生の男3人に乱暴され、3人の指導役の医師にもわいせつな行為をされた集団強姦(ごうかん)事件は31日、千葉地裁で初公判が開かれた。●●●被告は「同意があった」として無罪を主張。●●●被告は、自身の実行行為については認めた上で一部を否認し、●●●被告は起訴内容を全面的に認めた。罪状認否の内容は分かれ、同時に開かれていた●●●、●●●両被告の公判は初日に分離されることとなった。

◆行為自体は認める
 「●●●被告が女性を乱暴し、引き続き●●●被告が乱暴した」。検察側の起訴状朗読後、丸刈りに白いワイシャツ、黒のスーツ上下で入廷した●●●被告は「否認させていただきたい」。起訴状では「引き続き」の前後で二つの行為が指摘されている。●●●被告は「『引き続き』より以前の行為は被害者の同意があった。後の行為は認めません」。

 一方、短髪に黒縁眼鏡、濃紺のダウンジャケットにグレーのスウェット姿の●●●被告は4人の弁護士からメモを受け取り「●●●被告が単独でやっていた。僕が女子トイレに行った時には終わっていた。『引き続き』の後は間違いありません」と読み上げた。

 短髪に黒縁眼鏡、白いワイシャツ、黒のスーツ上下の●●●被告は「いえ、ありません」と述べた。次回公判で結審予定。

 罪状認否は分かれたものの、3被告とも、自身の行為自体は認めた。

◆ワイン一気飲み
 検察側の冒頭陳述によると、3被告は●●●被告が企画した酒席に参加。●●●被告は被害女性に繰り返し白ワインの一気飲み競争を持ち掛けた。吉元、●●●両被告は泥酔した女性の両脇を抱えて女子トイレに連れ込んだ。●●●被告は●●●被告をトイレ外に出して内側から施錠し乱暴した。トイレに戻った●●●被告は、●●●被告から乱暴したことを告げられ、共同で乱暴することを決めて乱暴した。

 2人はその後トイレに来た●●●被告と●●●被告に対してもわいせつ行為に及ぶよう告げ、●●●被告はトイレの床にあお向けになった女性をスマートフォンで撮影し、●●●、●●●両被告に対して送信したとされる。

◆女性は被害告訴
 検察側によると、被害女性は●●●、●●●、●●●3被告に対する被害告訴を提出。●●●被告は千葉大に退学願を送達した。証拠説明で検察側は、女性が「無理をして白ワインを一気飲みし、立てない状態で被害を受けた。3人は許すことができない。意識がもうろうとしていた中、3人以外にもいるのであれば厳しく処罰してほしい」と厳罰を求めていることを明らかにした。

 社会的関心を大きく集めた同事件。●●●、●●●両被告の公判には28席の傍聴席を求め158人が、●●●被告の公判には27席に123人が詰め掛けた。

G3註:原文は実名報道



https://www.m3.com/news/general/498748
蘇生していいのか 割り切れぬ思い 「私たちの最期は」「救命のジレンマ」
2017年1月31日 (火) 共同通信社

 心肺停止で救急搬送された高齢男性の蘇生を試みたが、かなわなかった。昨年12月上旬、帝京大病院・高度救命救急センター(東京都板橋区)の医師、藤田尚(ふじた・たかし)(54)は男性を見送った後でつぶやいた。「心肺停止の高齢者は、ここに来てもほとんど助からない」

 2015年度に同センターへ搬送された救急患者で、心肺停止状態だったのは全体の4分の1の約560人。このうち、70代以上の9割は蘇生に至ることなく亡くなっている。

 回復するのは、AEDなどの機器で電流刺激を与える「除細動」が施された上で搬送された患者ぐらいだという。「容体の急変に誰かがすぐに気付いて除細動ができればいいが、そうしたケースは少ない。それでも救急搬送するのは日本ぐらいではないか」

 2週間後。この日も同センターには80~90代の高齢者が次々と担ぎ込まれた。

 そのうちの1人の男性(81)はトイレで突然倒れ、妻が119番した。心肺停止状態だ。「ペースメーカーが入ってます」「昨日から呼吸が苦しく、かかりつけ医をきょう受診予定だったようです」。男性救急隊員が医師に矢継ぎ早に伝える。

 すぐさま血液を採取し、検査に回す。血液の酸性化が進み、蘇生の限界とされる数値を超えていた。それでも心臓マッサージや薬剤投与を続けていると、数分後、スタッフが叫んだ。「ROSC(ロスク)した!」

 ROSCとは心拍再開を意味する。一命は取り留めた。ただ「しばらく頭に酸素が回っておらず、低酸素脳症で脳の機能回復が難しいのではないか」というのが医師たちの見立てだ。搬送から約40分。医師の1人が、待合室で待機していた妻らに容体が思わしくないことを伝えに向かった。

 この男性はこれまでに心不全や腎不全、肺線維症、アルコール性肝障害を患っており、もともと健康とは言えなかった。しかも急変して心肺停止に陥っている。結局、2日後に息を引き取った。

 「こうした患者さんを蘇生して、本当にいいのだろうか」

 救命救急センターでこの日のリーダーだった医師、伊藤香(いとう・かおり)(41)は昨春まで約10年間、米国で外科医として経験を積んできた。そんな伊藤が、割り切れぬ思いを口にした。(敬称略)



https://www.m3.com/news/general/498729
偽のC型肝炎治療薬「複数男女から10回購入」
2017年1月31日 (火) 読売新聞

 高額のC型肝炎治療薬「ハーボニー」の偽造品が見つかった問題で、偽造品を最初に仕入れ、別の業者に転売した東京都内の卸売業者が30日、読売新聞の取材に応じ、「昨年、面識のない複数の男女からハーボニーを10回程度、買い取った」などと語った。

 男女は卸売業の許可を持たない個人とみられ、買い取り価格は、薬価(ボトル1本当たり約153万円)の4割引きという破格の安さだったという。一方、警視庁は関係者から事情を聞くなど、捜査を始めた。

 取材に応じたのは、病院や薬局などから余った医薬品を安く仕入れて転売する「現金問屋」を東京・神田で営む70歳代の男性社長。厚生労働省などのこれまでの調査では、同店で偽造品入りのボトルが6本見つかったほか、同店が転売した別の問屋や薬局でも、偽造品が確認された。偽造品は、用法などを記した添付文書や外箱がなく、裸のボトルの状態で流通していた。



https://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201701/0009874067.shtml
はしかワクチン不足懸念 国が接種状況を緊急調査
2017/1/31 06:30 神戸新聞

 はしか、風疹を予防する2種混合(MR)ワクチンが不足しているとの指摘が全国の自治体から相次ぎ、厚生労働省が未接種状況などについて緊急調査を始めたことが分かった。同省はこれまで「必要量は確保できている」としてきたが、兵庫県や山形県などが「確保は困難だ」として対策を求めた。MRワクチンは1歳と就学前の子どもが定期接種の対象で、同省は異例の接種期間延長も視野に入れている。(山路 進)

 兵庫県や同県医師会などによると、同ワクチンの不足の懸念は、2015年10月にメーカー3社のうち1社が効能不足で出荷停止したことに加え、昨年8~9月の関西空港などでの集団感染で大人の需要が増えたためとされる。

 同ワクチンの定期接種は、1歳児と小学校入学前の2期に分けて無料で行っているが、兵庫県内でも不足の懸念が広がっている。

 神戸市保健所は「1期が接種できない人のため、市内の医療機関に問い合わせて回った。こんなことは初めて」。姫路市保健所も「昨年11月以降、ワクチンが足りないという診療所からの相談が寄せられた」と話す。

 混乱を避けようと、県は各市町に対し、就学前の接種呼び掛けを中止するよう要請。メーカーなどから独自に供給見通しの情報を集め、未接種者数と比較。2期の接種期限の今年3月末には、県全体で不足が生じる恐れがあると推計した。

 厚労省は製造を続ける2社に対し、出荷前倒しと増産を要請。両社は生産量を数割増やしたが、「出荷までには1年半~2年かかる」とする。

 同省予防接種室は「調査の結果、ワクチン不足で定期接種を受けられない人が出るようなら、対応の必要はある」とし、接種期間の延長も検討する。

■MRワクチンの定期接種 1期は1歳の誕生日から1年間、2期は小学校に入学する前年度に幼児を対象に実施。2回の接種でほぼ全員がはしかと風疹を予防でき、接種率95%以上で流行を防げるとされる。両疾患とも高熱や発疹などが生じ、はしかは肺炎などで死亡する恐れもある。はしかは国内では土着のウイルスは「排除状態」とされるが、昨年、海外からの流入で感染が拡大した。



https://www.m3.com/news/general/498770
救急科新設、9科に 災害時機能を強化移転後基本構想 宮崎市郡医師会病院
2017年1月31日 (火) 宮崎日日新聞

 南海トラフ巨大地震に備え、宮崎市・生目の杜運動公園南西部に移転する宮崎市郡医師会病院(川名隆司院長)の基本構想がまとまった。鉄筋コンクリート造りの地上6階建てで、救急科を新設し、大規模災害時の医療拠点としての機能を強化する。建設費は約100億円で、2020年夏の開院を目指す。

 移転先は同市柏原、有田地区で、市は防災支援拠点として医療関連施設を集約する。土地の確保は市が行い、建物は同医師会が建設する。

 地上6階建ての新病院は延べ床面積2万2408平方メートル。屋上にヘリポートを設けドクターヘリと連携を図る。

 救急患者については、これまで同病院内の市夜間急病センターで受け入れていた。新病院では救急科を新設し、宮崎大医学部から医師を派遣してもらう。診療科は9科の予定で、1階に外来や救急部門、医事看護支援センター、2階に手術室や検査センター、集中治療室、3階には事務室・医局などを設ける。4~6階は病棟で、病床数は現在より19床多い267床となる。

 病院南側に4階建ての看護専門学校棟を設けるほか、東側に緩和ケア棟と院内保育棟、機械棟をそれぞれ建てる。建設費は国、県の地域医療総合確保基金を活用する。

 市が委託している市土地開発公社が16年度中にも用地交渉・買収を行い、県の都市計画事業認可を受けた後、造成工事に着手する。建設工事は18年度にも始める見込み。川名院長は「市民の安心安全を担保するための医療ゾーンにしたい」と語っている。



http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017013101001860.html?ref=rank
山口組ナンバー2、国を提訴 「刑務所の医療不十分」
2017年1月31日 19時50分 東京新聞

 府中刑務所(東京)に服役中の指定暴力団山口組ナンバー2、高山清司受刑者(69)が、刑務所の医療が不十分だとして、国に1100万円の賠償と、自身が指名した外部医師による診療の許可を求めて提訴していたことが31日、分かった。同日の東京地裁の第1回口頭弁論で、国は請求棄却を求めた。
 訴状によると、高山受刑者は背骨の難病「後縦靱帯骨化症」を患い、適切な治療やリハビリを受けなければ体が硬直し、生命の危険が生じると主張。移送前の大阪拘置所では毎日1時間半のマッサージを受けられたのに、府中刑務所ではリハビリの時間が限られ、内容も不十分だとしている。
(共同)



https://www.m3.com/news/general/498780
理学療法士など124人不足 県、人材確保に懸命/鳥取
地域 2017年1月31日 (火) 日本海新聞

 理学療法士や作業療法士など身体機能を回復、維持するためのリハビリを支援する医療系専門職が、鳥取県内で不足している。県が昨年度実施した調査では124人足りず、前年度(89人不足)から拡大。団塊世代が一斉に後期高齢者となる「2025年問題」を控えて今後さらに需要増が見込まれ、県は修学資金の貸付制度を設けるなど人材確保に懸命だ。

 調査は昨年9月、県内の病院や診療所、高齢者施設など338施設を対象に実施。回答のあった216施設が配置している専門職は理学療法士684人、作業療法士478人、言語聴覚士167人の計1329人で、前年同期(1268人)より61人増えた。

 一方で充足率は91・5%(前年同期93・4%)と下がっており、高齢者の増加などを背景に高まる需要に対し、供給が追いついていない状況が浮き彫りとなった。

 充足率を地域別にみると、西部93・7%、中部92%に対し、東部はやや低く88%。2025年に向けた人員体制については、72施設(33・3%)が「将来的に増員が必要」と回答した。

 県医療政策課は「不足が続けば在宅療養などに支障が出る可能性もある」と危惧するが、人材不足はすでに現場に影を落としている。

 鳥取福祉会が運営する鳥取市津ノ井の機能訓練型デイサービス「アクティブ津ノ井」(定員30人)には理学療法士は岩城和哉さん(31)1人。岩城さんは「代わりがいないので利用者一人一人に関わる時間が十分確保できないし、研修に参加すれば休日もなくなる」と厳しい状況を打ち明ける。

 同会の担当者は「特別養護老人ホームやデイサービスなど5カ所の施設に理学療法士または作業療法士を1人ずつ配置しているが、ぎりぎりの状態。せめて各施設に2人は必要」と話す。(中村宏)



https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0131/jj_170131_4458511786.html
患者情報入りUSB紛失=治療内容など3600人分—埼玉県立病院
時事通信1月31日(火)19時1分

 埼玉県は31日、県立循環器・呼吸器病センター(同県熊谷市)の部長級以上の50代男性医師が、患者約3600人分の治療内容などを記録したUSBメモリーを紛失したと発表した。内規に反し、許可なく病院外に持ち出し、パスワードも未設定だった。これまでに不正使用は確認されていないという。
 県病院局などによると、USBに記録されていたのは、男性医師が1996年以降に診察した患者の氏名、生年月日、治療内容、検査画像など。
 医師は25日の勤務後、自宅での残務処理のためにUSBをかばんに入れて持ち出し、同僚と飲食して帰宅する途中の26日未明、かばんの紛失に気付いた。 

[時事通信社]



http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cadetto/column/ysk/201702/549971.html
連載: 鈴木裕介の「キャリア迷子」に捧げる処方箋
専門医を取れば、専門性は高められる?

鈴木 裕介(ハイズ)
2017/2/1 日経メディカル Cadett.jp

 今回は、キャリアを考える上で欠かせない「専門性」について考えていきたいと思います。

 「余人をもって代えがたし」と言われるほど、高い「専門技能」を持てば、キャリアにとっては有利に働きます。当然これは医療の世界に限ったことではなく、どの業界でも「専門性」は重要な要素となります。では、私たち医師が「専門性」を高めるにはどうすればいいのでしょうか?

 「専門性を高める」=「専門医(スペシャリスト)になる」。多くの人がこう答えるのではないでしょうか。一意的には正しいと思います。しかし、私はこうした場面で語られる「(狭義の)専門性」と、本来の意味での「専門性」には少しギャップがあると考えています。そのことが「『ジェネラリスト』と『スペシャリスト』、どっちが有利か」といった本質的ではない議論を生み出しているような気がしてならないのです。

専門性は「掛け算」で決まる
 人材論・組織論の世界的権威であるリンダ・グラットン氏は、その著書「ワーク・シフト」の中で高い価値を持つ「専門技能」の3つの条件を「その技能が価値を生み出すことが広く理解されていること」、「その技能の持ち主が少なく、技能に対する需要が供給を上回っていること」、「その技能が他の人に模倣されにくく、機械によっても代用されにくいこと」と提唱しています1)。それを踏まえて、私が以下のように図式化してみました。

専門技能 = 社会貢献性 × 希少性 × 代替不可能性
(それ、どれだけ世の中に必要とされてるの?)×(それをできる人はどれだけ少ないの?)× (それ、他の人が真似することはどれだけ難しいの?)

 要は、社会からすごく求められ(社会貢献性)、ごく少数の人しかできず(希少性)、他の人が真似できないこと(代替不可能性)が高い価値を持つ専門技能であり、それを身に付けている人は専門性がものすごく高いのでキャリアとして超強いですよね、という話です。

 上記の式に当てはめて考えてみると、野球のイチロー選手や宇宙飛行士の専門性は極めて高いと言えるでしょう。一方、鼠先輩のモノマネが宇宙一上手い人がいたとしても専門性が高いとは言えないでしょう。どんなに精緻で高度な技術であったとしても、鼠先輩のモノマネは今も昔も社会があまり必要としてないからです。ピコ太郎だったら今は分かりませんが!

 「専門性」を高めようとしたときに、今ある制度の枠組みを前提に将来のキャリアを考えることはリスクとなります。なぜなら、「専門性」の高さを定義する要素は時代とともに変わるからです。もちろん、専門医制度を含む現行の制度そのものを否定しているのではありません。ただ、制度というのは時代の変化の後追いをしていくものですから、タイムラグが出ることは意識する必要があります。

 先ほどの式を踏まえて、医師のキャリア形成を戦略的に考えるとどうなるでしょうか。キーになるのは「社会貢献性」の項目です。まずは以下の3点を押さえておきましょう。

・「社会の流れ」を押さえてニーズをつかみ
・「マーケット」を見て、貢献できる規模感と自分の価値観をすり合わせた上で
・「適度なリスク」を取って先行者利益を得ること

 「社会の流れ」とは例えば、今の専門医制度の枠組みの中にはまだ入っていないけれど、明らかに社会的な必要性が大きい領域は何かを考えます。国際的な潮流や診療報酬改定の目玉になるような領域がヒントになるでしょう。

 次に「マーケット」を見てみましょう。キャリアにおける「マーケット」とは、主に「規模」と「需給バランス」になります。具体的には、興味を持った領域の主要な疾患の患者数や増減を考えてみることです。例えば、癌も白内障も認知症もどんどん患者数が増えていく疾患ですが、白内障は約100万人、認知症は軽度認知障害(MCI)も合わせれば800万人です。疾患の規模に対して、ケアの担い手が少なければ、「需給バランス」が崩れているので相対的なニーズは高く、そこに参入すれば非常に大きな貢献ができると言えるでしょう。

 認知症のプロフェッショナルや、家庭医療、回復期・療養期医療、在宅医療の担い手は圧倒的に必要であるにもかかわらず、臓器別専門医による高度医療を「王道」とする現行の制度の下では、積極的に選択肢に挙がることは少ないでしょう。しかし、社会的ニーズが大きいこれらの領域を「ちょっと王道から外れる『リスク』」を取って選択することで、他のライバルが参入する頃にはとても真似できないほど非常に高い専門性を確立しておくことも可能でしょう。これが、「先行者利益」です。

 私の後輩のとある医師は、多くの人が憧れるブランド病院の救急科から、ものすごく手厚い認知症ケアを実践する療養型病院に移りました。しかも、救急の専門医を取得する前にです。彼は救急医療に携わる中で、「急性期医療から先の回復期や療養期のケアの質が、患者さんの人生の質を最終的に左右する。なのに、そのケアの質が十分に高いとはまだいえない。今の医療に本当に必要なのは、より担い手の少ない川下を良くすることだ」と考えたそうです。現在では医療介護連携に不可欠な人材としてスタッフから全幅の信頼を置かれ、病院の経営にも関わるほどのスター性を発揮しています。

最後は「自分の価値観」とすり合わせる
 とはいえ、最も合理的で客観的に有利なキャリアであったとしても、自分の価値観と異なる仕事を長く続けられるほど人は強くありません。例えば、「この希少な疾患に苦しんでいる人のために働くのが自分の生きがいである」という信念に基づいて仕事ができるならば、他からは不合理に見えたとしてもそれは素晴らしいキャリアだと思います。結局、何をやろうが医療に携わっていれば基本的には社会の役には立つのです。

 ただ、「自分にはそうした強い思い入れがなくてキャリアが選べないな」というときは、こうした「マーケティング」っぽい考え方がけっこう役に立つ、ということも知っていて損はないかと思います。今回「リスクを取る」ということに少し触れましたが、次回はキャリアにおけるリスクの考え方についてお話ししたいと思います。

今回の処方箋

・専門性の高さは、時代や社会の変化によって大きく変わる
・変化をうまく予測し適度なリスクを取れば、先行者利益が得られる
・「マーケティング」の考え方は、個人のキャリアに割と応用できる
・ただ、どんなに合理的なキャリアでも、自分の価値観と一致していないとツライ


【参考文献】
1)リンダ・グラットン著「ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉」(プレジデント社、2012年)



http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/170130500033.html
足立区 女子医大 400~500床規模で
2017/1/31 東京 建通新聞

 足立区は、江北エリアデザイン検討地域(江北4)内への移転整備を検討している東京女子医科大学東医療センター(荒川区西尾久2ノ1ノ10)について、病院整備の基本方針骨子をまとめ、病床数や機能、スケジュールなどについて方針を示した。



https://www.m3.com/news/iryoishin/493137?dcf_doctor=true&portalId=mailmag&mmp=MD170131&dcf_doctor=true&mc.l=204067475&eml=3f492a08f1681d66441569ec02c0b51e
シリーズ: 2016年の医療界:1000人アンケート
「医療費の費用対効果を」「医学部の定員削減」医療界への提言◆Vol.9
制度改革を望む声が多数

医師調査 2017年1月30日 (月)配信高橋直純(m3.com編集部)

Q  医療分野についてのご意見・ご提言、先生ご自身の2017年の目標などをご自由にお書きください。

【意見、提言】

・超高額な医療を保険診療から外す。

・医師患者関係を良く保つために、医学教育の一層の充実を期待します。

・医療費対効果は考えないといけないと思う。

・このままだと産科は絶滅する。なんとかしてほしいが、自分自身はもう逃げ切りで、関係無い。

・早急に医師偏在の解消と医学部定員の削減を行う方針を検討してほしい。

医療には金がかかるのは当然。生命も、水や平和と同じく、ただではない。
・地域格差がより激しくなる。入院患者が追い出される難民化が起きる。

・お金がないのに診療報酬を上げることは世間的にも矛盾しており、理解されるはずがないでしょう。田舎の医者を増やすような対策を考えてほしい。

・リピーター医師の問題解決。また患者とのコミュニケーションを取ることが下手な医師が多い。自身の技量の問題なら、もっと勉強すべし。

生活保護受給者が後発品を拒否できないようにしてほしい、腹が立つ。
・若い医師の夢を奪うような制度設計をしている暇があったら、「いったん立ち止まって」有害なのはまさに自分たちなのだ、ということを、現役を離れた医師たちは自覚してほしい。私自身に目標はありません。幸い専門領域があるので、周囲から必要とされる仕事を、体が動く限り淡々とこなします。

・経済の在り方(所得格差の拡大など)を再考し、真に使うべき税金の使途の策定や、人間社会での拝金主義の是正が図られるよう少しでも、その芽吹きが感じられたら……と願う。

・寝たきり高齢者への延命医療に異を唱え、尊厳のある老後を取り戻したい。

・かかりつけ医として開業する準備を始めており、医療制度としてもかかりつけ医の役割をもっと強化する方向で進めてもらいたい。

・尊厳死についてもっと議論がなされても良いと思う。

・医療費削減ありきの政策では、何も良くなることはない。国民に医療費抑制を行うためには享受される医療の質の低下を伴うこと、その受け入れを行うように広くマスコミなどを使って啓蒙していく必要性を感じる。

・再生医療のより進歩を期待したい。

・医療保険制度の空洞化につながる自由診療の蔓延に反対する。医療を金儲け中心の業務にしてはならない。

・アメリカには外科、内科、母子、精神の救急があるのに、日本では、時間内に来られない患者に対して「医者の時間は患者の時間より大切だ」という医者の意識がまかり通っている。来年こそシステムから考え直すことを始める年になってほしいと、心の底から願う。

・消費税問題を根本的に改善してくれないと大病院は立ちいかなくなる。また、勤務医の時間外などをきちんと把握してその分の報酬をきちんと支払うべきであるが、そうすると病院経営は成り立たなくなる恐れがある。

・医療分野に限らないが,行政はポピュリズムに走らず長期的視野で方向性を示してほしいと思う。

・教育への財源を確保すべき。特に地域には専門科も充実していないところが多くある。そのようなところで医師を確保するのは困難である。

・医師数は現状でもよいが、医師の仕事を補助するコメディカルの数を増やすのが良いと思う。

・後期高齢者になったが、際限なき医療保険、介護保険の高騰。医療負担の高騰で医療を受ける立場の人たち、特に高齢者のことが心配である。

・希望として、現状では日本のおける現行国民保険制度の維持は困難となるでしょうから、政治家・官僚現場ともに、きれいごと、利権をいったん棚あげにして、現実的かつ大胆な保険医療全般にわたる改革に着手していただきたい。

【目標】

・できるだけ処方を減らしたい。

・論文を書く!

・特にありません。毎年一生懸命患者さんを診るだけです。

・必要とされているところで自分のできることを精一杯やる。

・現在勤務している看護学科での講義をがんばる。

・学会参加・論文投稿が全て。

・職場の感染対策の充実化と抗菌薬適正使用のための採用抗菌薬の再選定。院内のNSTの立ち上げと栄養関連のボトムアップ。

・薬物、アルコール、ギャンブルなどの依存症の勉強をしていきたいです。

・引退する先生が残して行く大量の外来患者をスムーズに捌く。

・健康第一。家族第二。仕事第三。

・研究者なので、とにかく論文を出すことが最優先です。

・まだよき時代に医師になれた。今の若い人はあまりにも可哀想。よき教養人であり、よき医師であり、よき市民であることは難しくなっている。

【調査の概要】
・調査期間:2016年12月16日-2016年12月17日
・対象:m3.com医師会員
・回答者数:1015人(開業医338人、勤務医667人)



【長崎】医師確保に全力を 平戸市立病院改革検討委が市長に在り方答申
2017年1月31日 (火) 長崎新聞

 平戸市の市立病院(市民病院、生月病院)の在り方について論議してきた同市立病院新改革プラン検討委員会は26日、黒田成彦市長に結果を答申した。答申書では「常勤医の不足は負担が大きく、流出も懸念される。あらゆる方策を駆使して全力で医師確保を図っていく必要がある」と指摘したほか、外部登用も視野に病院経営に関する専門職員の確保も求めた。

 答申を基に、市は2月にも市立病院の新改革プランを策定する。

 2014年のデータを基に市が推計した人口10万人当たりの医師数は約150人で、県平均(約300人)を大きく下回る。市民病院では必要医師数約9・2人に対し常勤7人、非常勤2人。生月病院では約5・5人に対し常勤4人、非常勤1人で対応している現状を踏まえ、答申では医師確保を求めた。また、「建て替えの検討も視野に入る生月病院は、人口減も見据え規模縮小の検討が必要」と指摘した。

 市役所で答申書を手渡した調漸(しらべすすむ)委員長(長崎大副学長)は「今後も市民に信頼される病院となるよう努力を」と要望。黒田市長は「喫緊の課題である医師の確保など、課題解決に全力で取り組みたい」と話した。


  1. 2017/02/01(水) 06:15:33|
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