Doctor G 3 のメディカル・ポプリ

地域医療とプライマリケア、総合診療などに関係したネット上のニュースを記録。医学教育、研修、卒後キャリア、一般診療の話題、政策、そしてたまたまG3が関心を持ったものまで。ときどき海外のニュースも。

1月7日 

https://www.m3.com/news/iryoishin/487547?dcf_doctor=true&portalId=mailmag&mmp=MD170107&dcf_doctor=true&mc.l=199792152
シリーズ: 『「50歳以上ドクター」の悩みと未来』
50歳以上医師、45%が介護問題を抱える◆Vol.16
「両親の介護と仕事との両立で悩む」「施設に入れないと自分が不幸に」

2017年1月7日 (土) 高橋直純(m3.com編集部)
 
Q 現在、介護に関する問題を抱えていますか
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 介護問題の有無では、「親世代の介護問題を抱えている」が39%を示した。「同世代の身内の介護問題を抱えている」、「その他の介護問題を抱えている」がそれぞれ3%で、45%が介護問題を抱えていた。

Q もし良ければ、具体的な問題をお書きください。

【開業医】

・叔母が認知症になっていて、県内在住の身内が私しかいないのでキーパーソンとなって、グループホームに入所させている。
・両親が他界するまでは、10年間ほど両親の介護と仕事との両立に悩まされた。
・義父の認知症。
・認知症ホームに預けた。
・私は次男であるが、親と同居する長男夫婦が親の面倒を見ないため、見るに見かねて親の介護を担当している。
・介護で多少の苦労があったが、両親とも亡くなり、現時点では問題なし。
・今は母がグループホームに入っており、問題ありません。
・親父の介護でどうなるかと思っていたが、肺がんで既に他界している。
・妻の介護で、子供も巻き込んでいます。
・両親とも施設に預けてあるので介護で手を煩わされることはないが、手続きや実家の管理などが大変。
・両親を介護し自宅で看取った。
・自身が要介護状態になった時にどうするか?正直、家内の機嫌を気にして介護されたくないし、息子の嫁も同様。娘も同様。とりわけ家内や子供たちと仲が悪くはないが、気が引ける。まして施設もねー。そうなったら考えるが気が重い。
・以前、義理の親を介護していたが、施設に入れないと、自分が不幸になる。

【勤務医】

・自分と妻の親の介護で週末がつぶれる。
・兄弟に任せている。
・80代後半の両親の面倒を見ている。
・妻の母の介護に間接的に関わっています。また、自分の母の介護もいつか変わるようになるのか、分からない状態です。
・実家の母親が認知症で父親が老老介護している。実家は近くなのでまだ何とかなっている。
・母親が存命です。今は遠隔地にて元気に独居中ですが、永久には続きません。いずれは面倒を見る必要があります。
・次々、夫婦間の介護の必要が連続する。
・妻の母親が認知症で、大変です。
・脳梗塞の義理の父親の介護。
・母親が認知症。
・親の病状の悪化。
・独居の老父の健康状態、認知症の進行。
・自身、および配偶者の母親は何れも施設入所している。自分たちが直接に介護にかかわっているわけではない。
・現時点で介護の問題がないというのは恵まれています。



https://www.m3.com/news/general/491768?dcf_doctor=true&portalId=mailmag&mmp=MD170107&dcf_doctor=true&mc.l=199792149
福島)県立医大が医師派遣を検討 高野病院長死亡受け
2017年1月7日 (土) 朝日新聞

 昨年末の火災で唯一の常勤医だった高野英男院長(81)が死亡した高野病院(広野町)の今後の医療体制を協議するため、県や町、国など関係機関が6日、町内で初の対策会議を開いた。医療継続の意思を表明した病院側に対し、県立医大が医師派遣を含めた支援策を検討することになった。

 会議は冒頭以外は非公開。県地域医療課によると、病院側は「患者とスタッフを守りたい」と述べ、支援を要請した。入院患者は現在、102人。病院は新規患者の受け入れを停止しており、今月中は県内外のボランティア医師20~30人の協力で乗り切れる見込みだ。だが、長期的な見通しが立っていないため、県と県立医大が医師派遣について検討する。

 常勤医の確保については、管理者として病院経営にも参画する立場となるため、人選には一定の時間がかかるとの認識で一致したという。会議は今後も継続して開催する。

■診療科や医師不足 双葉の医療に課題

 今春には浪江町と富岡町の一部で避難指示が解除される見通しの双葉郡。住民生活に不可欠な医療体制が少しずつ整いつつあるものの、課題は多い。

 東京電力福島第一原発の20~30キロ圏内に位置する広野町は2012年3月に町が帰町宣言。郡内で最も早く住民の帰還が始まった。震災前の人口は約5500人。帰還した町民は現在、約2800人で、春以降は4千人を超えると見込まれる。

 約3千人の除染や廃炉の作業員も暮らし、健康診断の増加で町内に1軒ある診療所は混雑。今年4月には施設を拡充して広野駅東側の開発地区に移転する。

 住民の帰還に伴い、楢葉町には昨年2月、富岡町には10月に診療所がそれぞれ開院した。だが必要な診療科が不足している。震災前は富岡町にあった人工透析を受けられる診療所が今はなく、患者はいわき市内へ40~50分かけて通院しなければならない。

 県は18年4月、富岡町に24時間対応で救急医療を担う30床の「ふたば医療センター(仮称)」を新設するが、広野町はこのセンターに人工透析対応も担ってもらえるよう要望している。

 郡内で唯一の病院が高野病院だ。118の病床を持ち、入院患者の9割は広野、楢葉、富岡の3町の住民。高齢者を中心に地域医療を支える。「高野病院を支援する会」の坪倉正治医師(35)は「双葉郡の医療では、救急医療の病院よりも、慢性疾患の患者が入院できる病院が求められている」とし、高野病院の重要性を強調する。

 病院の存続へ向け、大きな課題となっているのは常勤医の確保。坪倉医師は人材確保の難しさも指摘している。「今まで高野院長のようなスーパーマンがいて成り立っていた病院。代わりの人を見つけるのは簡単ではない」(杉村和将、茶井祐輝)



https://www.m3.com/news/general/491901
医療介護にビッグデータ活用 厚労省、予防法など分析へ
2017年1月7日 (土) 朝日新聞

 医療や介護に関する個人の膨大な記録をビッグデータとして生かす仕組みづくりに向け、厚生労働省は12日に「データヘルス改革推進本部」(本部長・塩崎恭久厚労相)を立ち上げる。蓄積した情報をもとに病気の最適な予防法などを分析。医療・介護の質向上や社会保障費の抑制をめざす。2020年度に本格稼働させる構想だ。

 個人の医療や介護の情報は現在、その時々に受診した診療報酬明細書(レセプト)の審査機関である社会保険診療報酬支払基金などを通じて厚労省内で別々に管理している。新しい仕組みでは、健康診断を受けた時期や結果に加え、その後、病気にかかって受けた治療や、介護状態になって受けたケアの情報を追跡してまとめる。個人を特定できないよう匿名化して蓄積し、支払基金などが分析。民間に提供して研究に生かしてもらうことも検討する。電子カルテのデータベース化なども進めていく。

 推進本部の下には「予防・健康データワーキンググループ」などを設けて具体策を検討。今春に中間報告を行い、6月に閣議決定する予定の「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)に反映させる方針だ。

 ビッグデータ活用に関する厚労省の有識者検討会が昨年末に示した報告書案では、個人の健康、医療、介護に関する経歴を蓄積して分析することについて「医療の質を更に向上させる可能性を秘めたものだ」としている。(河合達郎)



https://www.m3.com/news/general/491822
(声)福島の高野病院に力貸して
 医師 山本佳奈(福島県 27)
2017年1月7日 (土)配信朝日新聞

 研修医として南相馬市立総合病院に勤めている。同じ福島県の広野町にある高野病院で、唯一の常勤医だった高野英男院長(81)が昨年末、火災で亡くなった。悲報に驚き、病院の今後を案じている。

 高野病院は療養病棟65床、精神療養病棟53床と規模は大きくないが、開設から36年間、住民の健康を守ってきた。原発事故後も入院医療を続けていることで知られ、昨年末時点で102人が入院している。病院事務長から状況を聞き、研修が終われば、何かお手伝いしたいと思っていた矢先の火災だった。

 火災後、私が勤める病院の医師らは緊急支援に取り組んでいる。年末年始の診療に入ったほか、「高野病院を支援する会」を立ち上げた。ボランティアで診療する医師を全国から募り、当面の人員を集めた。私も会の事務などを担当している。

 だが、応急処置は長くは続かない。このまま常勤医が見つからないと病院存続も危うい。住民が困らないよう、行政はもちろん、東京電力も支援するべきだ。医師をはじめ全国の方々の応援も必要になる。浄財を募る動きも進んでいる。ぜひ力を貸してください。



http://www.minyu-net.com/news/news/FM20170107-139718.php
高野病院の診療体制維持 県が医師派遣や財政支援、福島医大と連携 
2017年01月07日 07時47分 福島民友新聞

 福島県双葉郡で唯一入院患者を受け入れている高野病院(広野町)の高野英男院長(81)が火災で亡くなり常勤医が不在となっている問題で、県は6日、入院患者の診療を最優先に、福島医大と連携して非常勤医師の派遣や財政面で支援する方針を示した。高野病院の診療継続に向けて広野町で開いた緊急会議で明らかにした。

 会議には井出孝利県保健福祉部長、遠藤智広野町長、復興庁の木幡浩福島復興局長、福島医大の谷川攻一副理事長らが出席、冒頭以外非公開で開かれた。

 高野病院には現在102人が入院している。高野院長が亡くなった後は「支援する会」を通じて県内外の医師延べ20~30人がボランティアで支えているが、人繰りが厳しい状況という。

 このため県は、非常勤医師の派遣を福島医大に要請し、診療体制の拡充を図りたい考え。財政支援については、浜通りの医療機関を対象とした人件費の助成や運営資金の補助など、既存の制度を活用して対応する方針だ。

 震災後、同病院への財政支援はこれまでも行ってきたが、県は「必要に応じて新たな支援策も検討していきたい」としている。

 一方、病院存続に不可欠な院長(管理者)を含めた常勤医の確保について、同病院を運営する医療法人社団養高会の高野己保(みお)理事長は「すぐに確保するのは難しい」との見通しを示した上で「入院患者や医療スタッフを守りたい。その支援をお願いしたい」と県に要望した。

 会議では同病院の長期的な運営方針についての方向性は示されなかったが、関係機関と病院側は今後も定期的に会議を開き、常勤医の確保などを協議していく方針だ。



http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20170106-OYTNT50107.html
常勤医の確保「難しい」…高野病院 
2017年01月07日 読売新聞

◆院長不在、県など支援策検討へ

 東京電力福島第一原発事故以後、双葉郡内で唯一、入院患者らの診療を続けてきた高野病院(広野町下北迫)の院長が亡くなり、常勤医がいなくなった問題で、県と病院などは6日、診療体制の確保に向けた緊急対策会議を開いた。病院側は管理者や常勤医の確保について、「すぐには難しい」との考えを示した。

 会議には、病院を運営する医療法人や県、遠藤智町長ら11人が参加した。県の担当者によると、病院側から「常勤医の不在で新規の患者は受け入れていないが、今いる患者とスタッフを守りたい」との報告があった。

 病院には現在、約100人の入院患者がいる。南相馬市立総合病院の医師らによる「高野病院を支援する会」などのボランティア医師が20人以上確保されているが、1か月後にはどのような支援体制になるか決まっていない。

 県と県立医大で支援策を検討していくことを確認した。県地域医療課の平信二課長は「県と県立医大が連携して今後も会議を開催し、支援策を検討していく」と話した。



http://www.sankei.com/affairs/news/170107/afr1701070004-n1.html
【福島第1原発事故】
福島・広野の病院診療継続へ 国も医師確保を支援

2017.1.7 08:02 産経ニュース

 東京電力福島第1原発事故後に避難せず診療を続けてきた福島県広野町の高野病院院長、高野英男さん(81)が亡くなったことを受け、関係閣僚からは6日、国としても医師確保などを支援していく方針が示された。福島県は同日、病院の診療継続に向けた緊急対策会議を開いた。

 今村雅弘復興相は記者会見で「地域医療体制の構築に全力を尽くす」と述べ、復興庁として医師確保を支援する考えを表明した。

 福島県の緊急対策会議では、高野病院、県、広野町、復興庁の担当者らが出席し、病院の状況を確認した上で、意見を交換。終了後に取材に応じた県の担当者によると、県が主体となって今後の医師の確保や財政面での支援を検討することを確認した。

 病院には約100人の患者が入院しているが、常勤医は高野さんだけだったため、県内の病院の医師らが協力し、当面の診療を支える見通しとなっている。

 高野さんは先月30日、自宅の火災で亡くなった。広野町は、福島第1原発の20~30キロ圏内にあり、原発事故で緊急時避難準備区域に指定されたが、高野病院は寝たきりで動けない患者のために診療を続けてきた。



http://mainichi.jp/articles/20170107/dde/012/040/003000c
見つめ続ける・大震災 岩手・陸前高田の広田半島、唯一の診療所 被災地医師、苦渋の離任
毎日新聞2017年1月7日 東京夕刊

「だぶが崩れそう(涙が出そう)」。そう言って近江医師の手を握る村上キクミさん(92)。診療所に来て近江医師とおしゃべりすることが楽しみだった村上さんは「何を支えにしたらいいの」と言葉を詰まらせた
 「先生、本当にお世話になりました」。東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市の広田半島で、唯一の医療機関である広田診療所。診察を終えて深々と頭を下げ、時に涙を流す患者たちに、常勤医の近江三喜男医師(68)は「いつまでもお元気でね」と優しく声をかける。11年近く半島の医療を支えてきた近江医師が、昨年末に診療所を去った。広田半島を愛し、医療の復興に奮闘してきた医師の苦渋の決断だった。
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 近江医師は同県大船渡市出身。東北大医学部を卒業後、心臓血管外科医として活躍していたが、陸前高田市の親戚から広田診療所の医師が辞めることを知り、2006年4月、地域医療の世界に足を踏み入れた。「年齢的にも手術の負担が重くなっていたし、キャリアにこだわりはなかった」



http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0355275.html
小樽市立病院、償却費重く黒字化困難 17~20年度の改革素案
01/07 07:00、01/07 16:44 更新 北海道新聞

 小樽市病院局は、市立病院の2017~20年度の経営指針となる「新小樽市立病院改革プラン」の素案をまとめた。国の求める20年度までの単年度経常収支の黒字化は実現できない内容となった。紹介患者数や手術件数の増加で大幅な収益増を見込んだが、14年の新病院完成時に導入した高度医療機器の減価償却費などがかさむことが影響した。

 素案によると、高度急性期・急性期医療への特化を図ることで、救急車の受け入れや手術件数、他院から紹介される新規入院患者数が年100件(人)程度増えると想定。20年度の医業収益を15年度比11・6%増の99億3千万円と見込んだ。



http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG07H4P_X00C17A1CC1000/
難病患者放置死、ミス認め謝罪 福岡の病院
2017/1/7 21:47 日本経済新聞

 福岡市西区の今津赤十字病院で昨年8月、難病患者の女性(当時68)がトイレに約2時間、放置され心肺停止状態で見つかり、約1カ月後に死亡した問題で、藤井弘二院長らが7日、同病院で記者会見し「遺族に深くおわび申し上げる」と述べ、医療過誤と認めて謝罪した。遺族側に賠償をする方向で話し合いを進めているとしている。

 病院側の説明によると、女性には見守りが必要だと院内で申し送りをしていたが、当時付き添った看護助手は別の業務のために引き継ぎの場に参加していなかった。

 再発防止策として、看護助手への申し送りを文書にして必ず把握させるようにし、患者の居場所を記したカードをベッド上に置くことにした。

 公表が遅れた理由については「遺族に迷惑が掛かってはいけないと考えた」と説明した。

 病院によると、女性は脳の神経細胞が変性して筋肉のこわばりを起こす指定難病「多系統萎縮症」を患っていた。昨年8月に床擦れの治療のために入院。看護助手に付き添われてトイレに行った後1人で残され、低血圧で意識を失ったとみられている。〔共同〕


  1. 2017/01/08(日) 05:34:53|
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