Doctor G 3 のメディカル・ポプリ

地域医療とプライマリケア、総合診療などに関係したネット上のニュースを記録。医学教育、研修、卒後キャリア、一般診療の話題、政策、そしてたまたまG3が関心を持ったものまで。ときどき海外のニュースも。

11月13日 

https://www.m3.com/news/iryoishin/476022
シリーズ: m3.com意識調査
学会参加、半数以上が「参加数不足」実感
学会参加回数の平均は年1.7回

レポート 2016年11月13日 (日)配信m3.com編集部

 m3.comの意識調査において、学会参加に関してのアンケートを実施したところ、年間の平均参加回数は勤務医が約2.25回、開業医が約1.58回だった(「6回以上」の回答は6回として平均を集計)。調査は11月2日から11月8日に実施。医師対象で回答総数は1397人、内訳は開業医267人、勤務医1130人。

◆全ての結果はこちら⇒「秋の学会シーズン真っ盛り! 今年は何回参加する?」

◆自由意見はこちら⇒「学会中に心筋梗塞」「スライド忘れて口頭で発表」

Q 今年度の学会参加予定回数を教えてください
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 学会への参加回数としては、「参加しない」と回答した医師が開業医で38%、勤務医で21%、平均は開業医が1.6回、勤務医が2.2回。「6回以上」と回答した医師は開業医が6%、勤務医が10%だった。
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 また、勤務医・開業医ともに半数近くが、自身の学会参加回数が少ないと感じており、「本当はもっと参加したい」と感じていることが分かった。

 思うように学会参加ができない理由としては、「忙しくて学会に参加する時間が取れない」という状況の他にも、「学会参加にかかる費用が一部または全て自己負担」という金銭的な状況や、「学会参加は勤務として認められない」といった、勤務先の規定も影響していることが伺えた。

 学会参加の経験として、「有意義と感じることがどれくらいあるか」という質問に対しては、全体の76%が「有意義と感じることが多い」という回答で、多くの医師が学会参加を通じて有益な経験をしている。

 一方で、「有意義と感じることはほとんどない」との回答も開業医25%、勤務医約17%となり、「単位取得のための集会と化している」という意見もあった。

 学会参加に関する医師会員のエピソードとしては、さまざまな体験が寄せられた。

以下の記事にて紹介する。

◆自由意見はこちら⇒「学会中に心筋梗塞」「スライド忘れて口頭で発表」



https://www.m3.com/research/polls/result/163
秋の学会シーズン真っ盛り! 今年は何回参加する?
カテゴリ: 医療 回答期間: 2016年11月2日 (水)~8日 (火) 回答済み人数: 1397人

 秋の学会シーズン、発表の準備や出張等、非常にお忙しい時期ではないかと思います。
 今回の意識調査では、先生の学会参加予定や、今までに参加された学会でのエピソードをお伺いいたします。 今年注目されている学会や、過去に参加されて思い出に残っている体験談をお寄せください。

Q1 今年度の学会参加予定回数(総会、地方会を合わせて)を教えてください
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開業医 : 267人 / 勤務医 : 1130人
※2016年11月8日 (火)時点の結果

Q2 1.でお答えいただいた学会のうち、ご自身が発表されるものは何回ありますか?
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開業医 : 267人 / 勤務医 : 1130人
※2016年11月8日 (火)時点の結果

Q3 学会の参加については勤務として認められていますか?
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開業医 : 267人 / 勤務医 : 1130人
※2016年11月8日 (火)時点の結果

Q4 遠方出張や宿泊有の場合、費用負担の規定はどうなっていますか?
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開業医 : 267人 / 勤務医 : 1130人
※2016年11月8日 (火)時点の結果

Q5 学会の参加回数について、ご自身の認識に最も近いものをお選びください
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開業医 : 267人 / 勤務医 : 1130人
※2016年11月8日 (火)時点の結果

Q6 学会に参加して、有意義だったと感じることはどの程度ありますか?
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開業医 : 267人 / 勤務医 : 1130人
※2016年11月8日 (火)時点の結果



https://www.m3.com/news/iryoishin/476029
シリーズ: m3.com意識調査
「学会中に心筋梗塞」「スライド忘れて口頭で発表」
秋の学会シーズン真っ盛り! 今年は何回参加する?

レポート 2016年11月13日 (日)配信m3.com編集部

Q 学会に関する体験として、思い出に残っているエピソードがあれば教えてください

・学会で発表がある場合は、学会期間中はずっとホテルにこもりっきりでスライドや原稿にとりかかっているため、学会そのものにはほとんど参加できなくなっています。最近は講演依頼も多く、光栄に感じていますが、自分自身が勉強できる&他人と交流できる時間が少なくなり、悲しいかぎりです。【勤務医】

・昔は若い医師が発表していると学会の重鎮というか、偉そうに自論を述べるTVドラマのような場面をよく見たが、今は良識のある教授が増えたのか?恥ずかしいという意識がちゃんと形成されるようになったのか? あんなシーンはTVドラマだけで勘弁してほしいし、傍から見ていて恥ずかしいし、情けないと思った。【勤務医】

・ある学会の地方会の口頭発表の演者になったにも関わらず、前日昼間に当直があり、自動車で前日夜に現地入りできたが、行った経験の無い土地で、交通違反を起こしてしまったこと。【勤務医】

・学術集会というより認定医単位を取るための集会に成り下がっている。教育講演にだけ群がってメイン会場が空席だらけになっている。メイン会場を単位取得教育会場にすればよいと思う。【勤務医】

・地方から高い旅費宿泊費を払っていくのだから1回は何か質問してきたが、さすがに適切な質問をすることが難しくなった。どんどん遅れているのを実感する。【勤務医】

 
・某メジャー学会で、某有名な演者が、発表後の討論の際、座長に「座長は理解していない!」と怒鳴ったこと。【開業医】

・学位論文になった発表の後で、研究上のボスにおごってもらった寿司の旨さが忘れられません。【勤務医】

・顔も見たくないほど嫌いな先生と行も帰りも同じ飛行機だった。【勤務医】

・老害の物見遊山と資格更新のためのポイント稼ぎの場であって、会費は全て上層部の使途不明金だと思っています。【勤務医】

・児童精神医学会で、いろんな疾患や障害の体験者の方々が語られたのが有意義だった。【勤務医】

・発表する日に疲れが出てしまい、痔になってしまいました。演題に上がる時、かなりのガニ股歩行でした。【勤務医】

・熊本の学会の時に立ち寄った熊本城と、帰りに寄った南阿蘇のあの美しい景色が地震で見られなくなり残念でならない。【勤務医】

・移動の飛行機でのこと。自分へのご褒美のつもりで席をグレードアップしたら、隣席が教授で全然くつろげなかった。【勤務医】

・今年の学会で、新専門医制度の講習を受けるために朝早くから発券機に並び、一日中座学で辛かった。多くの参加者から不満を聞いた。【勤務医】

・スライドを忘れてしまい口頭発表で乗り切ったことです【勤務医】

・島根から北海道までJRで往復したら結構きつかった。【勤務医】

・長時間、缶詰めになって、心筋梗塞を起こした。【勤務医】



http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/eye/201611/548968.html
日医と日看協が大反対したあの制度がスタート
2016/11/14 富田 文=日経ドラッグインフォメーション

 「健康づくりはかかりつけ医に任せてほしい」(日本医師会常任理事の羽鳥裕氏)、「医療機関から見れば調剤薬局でOTC薬を置いてほしくない」(同)、「薬局が住民から受ける健康相談とはどんなものか。どんな相談を薬剤師が(能力的に)受けられるのか」(日本看護協会常任理事の中板育美氏)──。厚生労働省の検討会で、日本医師会や日本看護協会が強硬に反対したあの制度が、とうとう動き出した。

薬局が地域住民の健康づくりを積極的に支援
 2016年10月、「健康サポート薬局」制度の届け出が始まった。健康サポート薬局とは、「かかりつけ薬剤師・薬局」の基本的な機能を備えた上で、疾病予防から介護まで地域住民のライフステージを通した健康の維持・増進を積極的に支援する薬局のこと。具体的には、OTC薬に関する助言や健康相談、医療機関への受診勧奨、介護サービスの紹介、地域包括ケアシステムにおける多職種との連携などを行う。既存の保険薬局が、こうした取り組みについて一定の基準を満たし、所定の手続き(届け出)を行った場合に、「健康サポート薬局」を標榜できる。

 同制度は、15年6月に厚労省が設置した「健康情報拠点薬局(仮称)のあり方に関する検討会」(座長:昭和薬科大学学長の西島正弘氏)において、6回にわたる議論により出された最終報告書を基に制度設計され、16年4月に施行された。冒頭の各委員の発言は検討会の議論の中で出されたものだ。

 最大のポイントは、医薬品医療機器等法上で、保険薬局の機能として新たに「健康サポート機能」が示されたこと。これにより、現行の薬局機能に加えて、予防から介護までの幅広い視点と対応力を備えた「健康サポート薬局」という新たな薬局のカテゴリーが誕生した。健康サポート薬局は調剤報酬上の評価ではないが、法令で位置付けられたという点で、非常にインパクトが大きい。

 厚労省は、25年までに、地域包括ケアシステムの基本単位である日常生活圏域(イメージは中学校区)に、少なくとも1軒は健康サポート薬局が存在するようにしたいと考えており、当面の目標を1万5000軒程度としている。

医療機関に文書で情報提供
 健康サポート薬局になるための届け出には、講義とグループ討論を合わせた参加型演習など専用の研修を修了した薬剤師の常駐や、在宅業務の実績、OTC薬の販売、地域の多職種との連携体制の構築などの条件が設けられており、非常にハードルが高い。このうち、病院や診療所の医師に直接関係するものとして、「連携機関リスト」と「紹介文書」がある。

 健康サポート薬局の届け出には、「連携機関リスト」と「紹介文書」の作成が求められている。地域住民から健康相談を受け、適切な受診勧奨や紹介を行うためには、地域で連携体制を構築することが必要との考えからだ。

 連携機関リストには、地域包括ケアシステムが想定する日常生活圏内にある医療機関や地域包括支援センター、介護事業所、訪問看護ステーション、市区町村保健センターなどを載せる。薬局はこれらの連携先に、事前に健康サポート薬局の業務内容を説明し、必要に応じて薬局から患者を紹介する旨を伝えてあらかじめ了解を得ておく必要がある。

 また健康サポート薬局は、受診勧奨や紹介を行う際に、紹介先の連携機関に文書で情報提供することが求められている。紹介文書には、利用者に関する情報や紹介理由、関連する薬剤の情報などが記入される。例えば、言動や服薬状況から認知症が疑われる患者について、患者の生活状況や服薬状況、認知症を疑わせるエピソード、薬剤師の考えといった内容だ。

薬局とより積極的な連携を
 この制度が広がれば、現在は調剤業務に特化した保険薬局が、今後は地域住民の健康相談を広く受け付け、受診勧奨や在宅支援をより積極的に行うようになる。薬局は地域住民の健康相談窓口としてファーストアクセスの場になり、薬剤師が医療機関への受診や介護サービスの利用を勧めるようになる──。そんな時代がやって来るかもしれない。

 薬局との連携強化により、薬局から患者の服薬状況などの情報が得られ、薬局での受診勧奨により患者が紹介されるのは、医療機関にとって悪い話ではないと思う。薬局から連携を求められたら、「怪しい営業」と思わず、積極的に連携を進めてほしいと願っている。
 

  1. 2016/11/14(月) 05:36:45|
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