Doctor G 3 のメディカル・ポプリ

地域医療とプライマリケア、総合診療などに関係したネット上のニュースを記録。医学教育、研修、卒後キャリア、一般診療の話題、政策、そしてたまたまG3が関心を持ったものまで。ときどき海外のニュースも。

8月21日 

http://mainichi.jp/articles/20160821/ddl/k29/100/293000c
仕事体験
「ぼくもお医者さん」 子供ら白衣で 生駒市立病院 /奈良

毎日新聞2016年8月21日 地方版 奈良県

 病院の仕事や医療機器に親しんでもらうイベント「サマーフェスタ&親子見学会」が20日、生駒市東生駒1の市立病院で開かれ、地元の親子連れらでにぎわった。

 市立病院とNPO法人「生駒の地域医療を育てる会」の主催。電気メスなどの医療機器に触れたり、医師や看護師の子供用の白衣を着て、ラムネなどのお菓子を薬に見立てて調剤する体験コーナーがあり、親子連れらが記念撮影を楽しむ姿が見られた。

 白衣を身にまとった同市の原田大樹君(6)と芽衣ちゃん(3)は「お医者さんの気持ちになれた」と楽しんでいた。【川畑展之】



http://mainichi.jp/articles/20160821/ddl/k37/100/351000c
職場体験
医療現場を学ぶ 初の平日開催 高校生「やりがいある」 観音寺・三豊総合病院 /香川

毎日新聞2016年8月21日 地方版 香川県

 医療職を目指す高校生たちを対象にした職場体験が、観音寺市豊浜町姫浜の三豊総合病院(安東正晴院長)であり、県内外の高校生延べ130人が参加した。

 職場体験は17〜19日に行われ、医師や看護師、理学療法士、作業療法士など14職種の現場を見学・体験した。同病院が毎年開催しており、今回は初めて、患者がいる平日に実施した。

 19日の医師・看護師の体験では、参加した高校生が医師の説明を受けながら、糖尿病を見つける検査などに挑戦した。また、病院に緊急搬送されてきた患者を医師や看護師たちが対応する様子を見学した。

 理学療法士を目指しているという丸亀城西高校3年の宮下瑞紀さん(17)は「大変な仕事だと思う一方で、やりがいがあると感じました。(理学療法士に)なれるように頑張りたいです」と話していた。



http://www.sanin-chuo.co.jp/health/modules/news/article.php?storyid=560763075
医療現場を肌で体験 中学生38人アカデミー参加、出雲
'16/08/21 山陰中央新聞

電気を流す治療器を体験する中学生
 医療の道を志す中学生向けの体験講座「メディカル・アカデミー」がこのほど、2泊3日の日程で島根県出雲市内で開かれた。県内各地から38人の中学生が参加し、病院など医療の現場を体験した。

 医療従事者が中学時代に進路を決める傾向があるとして、医師・看護師不足に悩む県の健康福祉部と教育委員会が合同で夏休みに行っており、今年で5回目。

 島根大医学部付属病院(出雲市塩冶町)、県立中央病院(同市姫原4丁目)などで体験学習したほか、同大医学部の学生と意見交換した。

 県立中央病院では救急医療の現場で活躍するドクターヘリの運用について学んだ。リハビリテーション体験では、電気を流して筋肉の機能を回復させる治療器を試したり、歩行訓練用の器具を装着したりした。

 益田中2年の野稲ほのみさん(13)は「海外で医療活動をしてみたい。これからしっかり勉強し、医療関係の資格に挑戦したい」と話した。



http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201608/CK2016082102000101.html
医療現場に関心持って 町田で「子ども病院見学会」
2016年8月21日 東京新聞

 手術や検査、調剤など病院の仕事に興味を持ってもらおうと、町田市旭町の市民病院で二十日、「夏休み子ども病院見学会」が開かれ、地元の小学生が手術室に入るなどして医療現場を体験した。
 四回目となる今回は抽選で選ばれた四年生から六年生まで四十人が参加。近藤直弥院長は「医師や看護師だけでなく、さまざまなスタッフが病院で働いている。将来はぜひ医療関係の仕事に進んでほしい」と呼び掛けた。
 ゴム手袋などをして執刀医になりきった子どもたちは、手術室で医療機器や実際の施術の手順について説明を受けた後、人体に見立てた鶏肉を使い、「手術」に挑戦。電気メスを慣れない手つきで握り、恐る恐る切り込みを入れていた。
 コンピューター断層撮影(CT)や磁気共鳴画像装置(MRI)検査の実演を見学し、はさみなどの金属を吸い寄せるMRIの強力な磁力に驚きの声を上げた。また、ジュースや菓子を使って薬の調剤の仕方を体験した。
 夏休みの自由研究の題材にするという小学四年の吉川翔輝(しょうき)君(10)は「CTで撮影された体の中の画像はとてもリアルだった。看護師の仕事も面白そう」と目を輝かせて病院のあちこちをカメラで撮影していた。 (栗原淳)



http://www.shimotsuke.co.jp/category/life/welfare/medical/news/20160821/2423847
地域医療へ関心を 中学生が外科医の仕事体験 鹿沼・上都賀総合病院
8月21日 朝刊 下野新聞

【鹿沼】上都賀総合病院は20日、中学生を対象とした外科医体験セミナーを開いた。市内と宇都宮、日光両市から計12人が参加し、外科医の仕事を学んだ。

 中学生に病院の仕事の体験を通じて現場を知ってもらい、地域医療への関心を持ってもらおうと同病院が主催し今回で7回目。

 生徒たちは十川康弘(とがわやすひろ)病院長から医師の業務に対する心構えなどを聞いた後、実際に使われるマスクや手術着を着用し手術体験などを行った。

 手術室では4グループに分かれ、医師たちから指導を受けながら体験した。折れたブタの肋骨(ろっこつ)などをプレートで固定する作業や、鶏のささ身を用いた電気メス体験、腹腔(ふくくう)鏡手術トレーナーの操作、縫合糸の結紮(けっさつ)体験など、外科医が使うさまざまな器具に触れて慣れない作業に集中した。



https://www.m3.com/news/iryoishin/451533
シリーズ: m3.com意識調査
「退職金が雀の涙」「身近に“老害”を経験」
何歳まで現役で仕事を続ける?【自由意見◆勤務医編2】

2016年8月21日 (日) 橋本佳子(m3.com編集長)

Q  ご自身の老後、リタイア後の生活、医療者の定年などについてのお考え、不安、他の医療者に聞いてみたいことなどがあれば、お書きください。

◆m3.com意識調査「何歳まで現役で仕事を続ける?」の結果はこちら ⇒ 
医師「70歳まで現役」が最多、薬剤師は「65歳」

【勤務医】
◆勤務医の悲哀?さまざまな不安

・ 医局ローテで転職を繰り返していた結果、退職金が雀の涙……。なんだか意外と損してるなぁ。
・ 3年ごとくらいに職場が変わるので、退職金も期待できないし、年取って突然辞めさせられたらと思うと金銭面で不安です。
・ 公的医療機関では、65歳になっています。勤務医の場合、十分な年金や退職金も通常ありませんから、何らかの形で「医師」で稼なければなりません。その土地の事情(東京、地方都市、政令市、離島 etc)、診療科目で再就職状況は異なると思います。実際に探すと、大変です。内科の場合、老体には無理な要求をされます。
・ 国全体が不安なので、医師だけ言っていても無理でしょう。ただ、勤務医で一生懸命がんばった人をのんびりやっている人と差を付けて、老後を楽させてあげたいと思います。
・ 金がないから働き続けるしかない。看護師の方が、よほど老後は金持ちだ。「無給医局員なんかしないで、開業しておけばよかった」と、考えるドクターは、多いのではないだろうか?結局、身を粉にして働いても、病気になって入院して、何もなくなるのだから。
・ 現在勤務医なのですが、開業医に比べて、現役でいられる年齢が低いと思います。この点を公平にしてもらいたいと思います。
・ 勤務医の場合は経済的な面での不安要素は大きいと思います。転勤が多いので退職金も期待できませんので。
・ 開業医は老後金銭的な心配はないが、勤務医は年金なども少なく金銭的に不安がある。
・ 医師は、勤務先の変動の多い仕事ですので、会社員や公務員と比べて、現行の年金制度では不利になります。
・ 年金があまりにも少なくてリタイアできない。
・ 年金が期待できないので、死ぬまで働くしかない。

◆高齢医師、活躍に期待?それとも?
・ 私は医師は10年単位で時代に遅れて行き、その時代に合った仕事ができない年代になれば退役すべきだと思います。もちとん、その医師の本来の能力にもよると思いますが、ある市役所の人から、「集団予防接種を依頼しに行った先の先生の手が震えていて、そんな方に頼んでも良いのだろうか」と相談されました。運転免許にも認知症のテストがあります。医師なのですから自分で判断して決めるべきです。

・ 医師にも(保険医として労働可能な)定年を設けるべきであると考える。高齢の医師(特に開業医)が知識・技術のup dateを行わず、不要かつ大量な薬剤を処方している現状は医療経済上、好ましくないと考えるからである。検診や人間ドッグなど保険診療外の労働は問題ないと考える。

・ 記憶力が悪くなって、今まで覚えていたことを思い出せなくなって、誤診をしている高齢の先生を拝見します。老眼で私も手術に手間取るようになりましたが、私よりも老眼がひどく皮膚もきれいに縫合できない先生を拝見します。また、医学医療は進歩していますが、それを理解できず「僕の言っていることが、誰の言っていることよりも正しいんです」と時代についてゆけない医師を拝見します。どんな患者さんに対しても、目ざとく老化現象を見つけ「老化現象、老化現象によるものです」と全ての患者さんの診断が老化現象になっていて、それ以上は診察しない先生を拝見します。患者さんの話が聞えていないのに聞えているふりをする先生を拝見します。そんなふうになってもお金儲けのために医者を続けたいですか?

・ いつまで経っても、自分が必要とされていると思い込んでいる老害は、患者の命を蝕むだけで何ら有益ではありません。新しい知識は学ばない上に、禁忌薬を平気で使って死亡症例が発生しているのに、全く自分の責任と捉えず、のほほんとしている姿を見ていると、こんな人間にはなりたくないと日々痛感しています。自分は、周囲に言われる前に早期に現場を離れるつもりです。それが、最も患者や現場に良いことであることは、悪しき事例を数々見てきた答えです。

・ 周囲、患者に迷惑をかける前に、引き際が重要。自分の衰えを自覚せずに医療事故を起こし、晩節をけがすのは愚の骨頂。
・ 医療のやり方が変わってしまって、自分が老後の時には対応できない社会になってしまっている気がします。現在の70代の方からみてどのように感じているでしょうか。
・ 教授を定年後、ろくに仕事もしないのに、天下り的に民間病院の重要ポストにつき、給料だけもらっている医者があまりにも多すぎる。
・ 70歳以降、毎年の資格更新試験、健康診断を認知機能まで精査し就労可能と認定できれば、勤務可能とする、などを検討せざるを得ない。
・ 80過ぎた老医が働いているのを見ると、かわいそうになってくる。

◆知り合いのケース
・ 昨年、うちの病院の理事長が84歳で亡くなった。前の日までお産でこどもを取り上げていた。生涯現役かっこいいと思った。
・ 高齢医師でも、指導者としてあるいは介護施設等の担当医など、役割はあると思います。
・ 高齢の先輩医師が、まだ現役の方が多い。仕事しないでいると、むしろ健康を損う方も結構みておりますので。
・ 早期リタイアがちらほらいらっしゃいますが、この先の生活費はどうするんだろうと考えます。子供が独立したり、子供のいない先生に見られます。あとは山登りや趣味に生きると伝え聞きますが。株か家賃収入など副業がおありなのでしょうか。うちは貧乏なのでまだまだ働かないとです。

◆リタイア医師の活躍の場を!
・ 働き方の質の変換がある年齢を超えていく場合には必要ですが、そのような問題は現在は個人的な範囲でしか行われていない。もっと制度的、システム的に組織化され、経験的な知恵が若い世代にフィードバックされ、高齢的な世代にも知的刺激となるようなシステムが医師の世界にも必要だろう。デニーロの出演していた映画「インターン」のように。
・ 他業種では再雇用制度なるものがあり、年配となっても体力などの衰えがあっても経験があるので必ずしも完全に役立たないわけでもない。かと言って、一線でバリバリ勤務するには限界がある。能力的には限界が生じてくる高齢医師でも、医師の労働力不足を補う上で貴重な戦力となり得るので、高齢医師が社会に貢献できるようなシステムを構築できればと思う。
・ 地方の医療過疎に最適ではないでしょうか。仕事できる医師は積極的に地方に勤務すべきです。
・ 定年後の医師の再利用のより良い方法はないものか。



http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS18H1I_Y6A810C1SHA000/
日本の医療費は高額 新基準で世界3位
対GDP、OECDまとめ

2016/8/21 21:40日本経済新聞 電子版

 日本の医療や介護は諸外国と比べて安いのか。経済協力開発機構(OECD)がまとめた2015年の国内総生産(GDP)比の保健医療支出の推計値では、日本が順位を一気に上げて3位となった。厚生労働省や医療関係者は「低費用で上質なサービスを提供している」と主張してきたが、少なくともコストの面では疑ってみる必要がある。(中島裕介)

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 55兆9354億円、GDP比11.2%――。日本の保健医療支出のGDP比はOECD加盟国で米国、スイスに次ぐ3位となった。近年は10位前後で推移していたが、15年の統計で急上昇した。安価な公的医療保険制度が発達せず薬剤費なども高い米国の16.9%は別格とはいえ「福祉国家」のフランスやスウェーデンより上位。このため一部の医療関係者などの間で話題になっている。

 OECDの「保健医療支出」は公共・民間の両部門が医療や介護などに投じた総費用を示す。厚労省が公表している「国民医療費」に介護関係や市販薬の売り上げ、健康診査などの費用を加えた概念だ。

 GDP比は医療費の水準を国際的に比べる重要な指標。厚労白書などで「日本の医療費は先進国の中で低水準で推移している」と説明する際の数字的な裏付けとなってきた。厚労省が政府の医療関係予算の増額を求める根拠にもなってきた。

 日本の医療費や介護費が伸びている要因の一つは高齢化の進展だ。05年のGDP比は8.1%。OECD35カ国中17番目で、主要7カ国(G7)でも6番目だった。この間に65歳以上の人口比率は約7%上がっており、医療費などの拡大につながった。高齢化によって医療費や介護費が伸びるのは避けがたい。

 ただ15年に順位が急上昇した大きな要因は別のところにある。OECDが求める最新基準に合わせて「通所介護」や「認知症向けの生活介護」など介護関係の費用の一部が今回から新たに算入された影響が大きい。これで6兆円ほど費用が膨らみ、GDP比が1ポイント強も押し上げられた。

 基準変更が特に日本に大きく影響した理由について、日本総合研究所の西沢和彦主席研究員は「多くの主要国は既に介護関係の費用を数字に含めていた可能性が高い」と指摘する。これまでの日本の順位も実態より低めに出ていた公算が大きく「精緻でない統計を根拠に日本の医療費の効率の良さを主張してきたのは問題だ」(西沢氏)。

 別のOECDの統計をみると、日本の医療現場での過剰な診療や投薬をうかがわせるデータがある。13年の患者1人あたりの診察回数は年間12.9回で韓国(14.6回)に次いで2位。1人あたりの薬剤費も年752ドル(約7万5千円)で米国の1026ドルに続く2位に位置する。ともに医療費を膨らませる大きな要因だ。

 日本で保健医療支出を算出している医療経済研究機構は「各国の制度は多様なので、国同士の比較は慎重にすべきだ」とクギを刺す。日本の上昇ペースが速いのは、分母のGDPの伸びの低迷も響いている。一方、ドルベースで見た1人当たり保健医療支出は14年にOECDで15位。首位の米国の5割弱だが、円安・ドル高の影響もある。


  1. 2016/08/22(月) 06:03:43|
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