Doctor G 3 のメディカル・ポプリ

地域医療とプライマリケア、総合診療などに関係したネット上のニュースを記録。医学教育、研修、卒後キャリア、一般診療の話題、政策、そしてたまたまG3が関心を持ったものまで。ときどき海外のニュースも。

5月7日 

https://www.m3.com/news/iryoishin/420828?dcf_doctor=true&portalId=mailmag&mmp=MD160507&dcf_doctor=true&mc.l=156484979
シリーズ: m3.com意識調査
若手医師、勤務先への「満足」度、大幅上昇◆Vol.3
40%が大学病院勤務、病院勤務は計95%

医師調査 2016年5月7日 (土)配信高橋直純(m3.com編集部)

Q ご自身の勤務先の環境に満足していますか。
 勤務先の環境への満足度では、「大いに満足」が3%(2013年)から8%(2016年)に、「満足」が28%から42%へと大幅に増加。一方、「不満」は22%から12%に減少していた。 「大いに満足」「満足」を合わせた数値は31%から50%に大幅に増加。「大いに不満」「不満」は39%から18%へ減少した。
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■回答者の属性
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http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20160507-OYTNT50213.html
「震災直後に高齢者死亡率増」…相馬でシンポ
2016年05月08日 読売新聞

 復興のあり方や放射線から子供を守る方法などを考える「こどもと震災復興国際シンポジウム」が7日、相馬市の市民会館で始まった。これまで復興に関わってきた人や地元住民など約700人が出席した。

 相馬中央病院(相馬市)に勤務する森田知宏医師は、東日本大震災直後の1か月間、震災前と比較して75歳以上の高齢者の死亡率が約1・5倍に上っていたことを報告した。厚生労働省の人口動態統計を使い、相馬市と南相馬市の死亡者数などを比較した。死因は男女とも「肺炎」が約3割を占めており、森田医師は「高齢者の震災関連死が災害発生から1か月程度高まる可能性がある」と指摘し、口腔こうくうケアなど肺炎予防対策の必要性を訴えた。

 このほか、相馬、南相馬、新地、飯舘の4市町村長が復興の現状を報告した。8日は放射線の影響に関する研究報告などを行う。



http://www.sankei.com/life/news/160508/lif1605080012-n1.html
【花田紀凱の週刊誌ウォッチング〈564〉】
夢の薬=年間3500万円 国家財政が破綻を…新潮の対談は死生観にも

2016.5.8 01:00 産経ニュース

 前回、ゴールデンウィーク合併号の「ワイド特集」については次回、と書いた。

 合併号といえばスクープ+ワイド特集で、売りもののハズが、これが全くつまらない。

 『週刊文春』特大ワイドで「スキャンダルが止まらない」27本。『週刊新潮』、「淑女たちの疾風怒濤」で15本。

 本数は多いがヒネリもなければエスプリもない。

 で、方向を変える。

 合併号でぜひ読んでいただきたいのが、『新潮』の短期集中連載「医学の勝利が国家を亡ぼす」第1回、曽野綾子さんと里見清一さん(日赤医療センター化学療法科部長)の対談「『夢の薬』をみんなで使えば国が持たない」だ。

 「オプジーボ」という「夢の薬」がある。昨年12月、非小細胞肺がん向けにも保険適用が認められた。

 〈がん細胞は免疫細胞にブレーキをかけさせながら成長するが、オプジーボはそのブレーキを解除し、免疫細胞の攻撃力を取り戻させてくれる〉

 ところが、

 〈実は肺がん患者がオプジーボを使うと、年間3500万円かかる。費用の大半は国庫から供出されるため、“夢の薬”によって国家財政が破綻しかねないのだ〉

 対談の中で里見氏はこう言う。

 〈「肺がんの患者さんは13万人いると言われます。仮に5万人に使ったとして、1年間で1兆7500億円。日本の医療費は2013年度で40兆610億円。そのうち薬剤費が約10兆円ですが、そこにポンッと2兆円近くのしかかってきたら、国家財政がもちません」〉

 〈「100歳の人を101歳にするために、国が3500万円を支払う。人類史上、こんな贅沢があったでしょうか」〉

 曽野さん。

 〈「死ねないのは現世で最高の不幸です。人間の救いは死ねるってことで、永遠に死ねないという刑罰があったら最高刑ですよね」〉

 若い人にもぜひ読んでほしい対談だ。

(月刊『Hanada』編集長)



http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG07H5L_X00C16A5CR8000/
介護職員の精神疾患、労災申請5年で倍 厚労省集計
2016/5/7 20:52 日本経済新聞

 仕事のストレスが原因でうつ病などの精神疾患を発症したとして、労災を申請した介護職員が2014年度までの5年間で2倍以上に増えたことが7日、分かった。認定された人も3倍に増加し、業種別の順位もトップなどに上昇。慢性的な人手不足が続く介護業界の深刻な職場環境の悪化が浮き彫りになった。

 厚生労働省の集計によると、介護を含む「社会保険・社会福祉・介護事業」の精神疾患の労災申請は、09年度の66人が14年度に業種別トップの140人に増加した。この5年間の増加率は2.1倍で全業種の1.3倍を上回った。

 労災認定も09年度の10人から14年度には32人に増え、全業種の認定数(14年度は497人)の増加率(2.1倍)を超えた。業種別の順位でも、14年度は運転手が多い「道路貨物運送業」(41人)に次ぐ2位で、09年度は5位。10年度(20人)に1位となって以降は、1位か2位の状態が続き、「医療業」などと共に毎年上位を占めている。

 個々の労災申請と認定の時期は年度がずれるケースがあり、15年度の認定はさらに増える可能性がある。腰痛対策などを中心にしてきた介護の労災問題は対策の見直しが迫られそうだ。

 「社会保険・社会福祉・介護事業」には福祉施設などで働く人も含まれるが、厚労省によると、多くは介護の労働者としている。09年度から現在の分類方法に変わったため、08年度以前との比較はできない。

 うつ病などの精神疾患の労災は、認定基準に基づいて仕事の負荷との因果関係を判断。長時間の残業や仕事内容・量の大きな変化、休日のない長期の連続勤務、パワハラやセクハラなどがあった場合にストレスの程度を評価し、強いストレスがあれば認定される。

 厚労省は個別の認定事例を公表していないが、介護に関しても長時間の残業や不規則な交代制勤務などが認定の理由になったとみられる。〔共同〕



http://blogos.com/article/174581/
医療ミスで死亡第3位 米国における医療安全啓蒙でデータは今ひとつ飛躍?
中村ゆきつぐ2016年05月07日 11:46

ヤフーニュースにも取り上げられたニュースです。( 米国人の死因、第3位は「医療ミス」か 推計25万人が死亡)

すごいインパクトのタイトルで、論文(Medical error—the third leading cause of death in the US)も確認しましたが、少しニュアンスは違うようです。

この数字の根拠はTableに示されている選択された施設の医療安全におけるインシデント、アクシデント報告数から導き出されています。Medical error(医療ミスという日本語とは若干ニュアンスが違うのですが)が原因で死亡した入院患者、そのうちMedical errorが避けられるものだったと予想できるものの割合が出されており、この論文で出されたその割合を全米すべての入院患者に当てはめて人数を出し、その死亡者数をMedical errorを一つの病名とすると死因第3位になるというものです。実際の報告はもっと隠れているから大変なことだ、だからもっとケアしてFig 2のように対策をという主旨の論です。

実際の数字ではありませんし、すべてに当てはめるには病院の入院の質も違いますし、Medical errorが避けられるものという判定も難しいものです。それゆえこの数字はあくまでも仮説でどこまで真実なのかはまだわかりません。しかし人間はミスをする生き物だからこそ医療安全をしっかり進めようという啓蒙の論文です。

例示されている例は、移植後落ち着いていた患者さんが不定愁訴を訴え必要のない検査を行い、その中の一つ心嚢穿刺後の合併症により死亡した症例の提示です。そう下手な手技を行って合併症を作り管理を怠ったために死亡したというもので、これはあまり弁解の余地はありません。

しかし、不定愁訴にたくさんの検査という書き方にも少し悪意が感じられますし、これが本当に避けられたかどうかは少し詳細が不明です。本人が暴れて本来なら傷がつかないレベルで行えた検査が少し侵襲が加わった。正常な人間であればその傷は自然に修復し死亡には至らないものの、この患者は移植後で免疫抑制剤を飲んでいたため血管の脆弱性が生じ予想外の出血が起きたなどの可能性もあります。それこそ鑑定人が誰かで問題になるのは日本もよくありますし、病人ではなく正常を基準にMedical errorは防げたというのはよくありがちなミスリードです。

論文ではやや高めな数字が出ているのかもしれませんが(33.2%の副作用率!3人に1人!)危険なトライをするK病院の例と似ていたのでしょうか。一般的に日本ではさほどないのではと期待しています。(アクシデントで死亡した報告数は大きな病院では多くて年に1。ただもしかするとG大のようにアクシデントと報告していないだけかもしれませんが)

ただ医療費や医師、看護師などの医療者の数が日本とは比べものにならないくらい多い米国でこの数字はインパクトが確かにあります。労働基準違反の日本なら本当死亡率1位であってもおかしくないでしょう。(学会が要望する労働基準法違反の労働環境)しかし残念ながら正直避けられた死亡という事象については先ほど書いたように少し机上の空論ではないかと思えてしまいます。

CNNのニュースは冷静ですがこのタイトルを見てどれだけの日本人がどう判定したかは少し気になりました。もう一度書きますが、避けられるMedical errorの定義が曖昧で、しかも数字は仮説です。そして米国です。


  1. 2016/05/08(日) 05:44:55|
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