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4月24日 熊本震災関連 

http://mainichi.jp/articles/20160424/ddl/k18/040/159000c
熊本地震
支援届かぬ場所も 派遣の赤十字救護班帰還 心のケア、重要 /福井

毎日新聞2016年4月24日 地方版福井県

 熊本地震の被災地に派遣された日本赤十字社県支部の救護班第1班の医師ら10人が22日夜、福井市月見2の福井赤十字病院に帰還し、報道陣の取材に応じた。

 救護班は18〜21日、熊本県内で活動した。全国からさまざまな医療団体が応援に集まっており、班長を務めた白塚秀之・麻酔科部長(46)は主に派遣先などの調整役を担った。19、20日は熊本市などの避難所で診療し、慢性の腎不全を抱える50代の女性は血圧が高く、病院での受診を勧めた。「女性は精神的にも疲れ、ずっと泣いていた」という。

 一方、斎藤英貴医師らは19日夜〜20日朝、熊本赤十字病院の救急外来で治療にあたった。避難所で転倒し骨折した被災者らがいた。

 白塚医師らは21日、阿蘇市や南阿蘇村などで活動した。避難所の体育館で多くの人が生活し「かなり衛生状態が悪かった。一歩入ると、汚物のにおいがした」と振り返り「支援が届かない場所が他にもあるのでは」と話した。


熊本地震の被災地から戻った日本赤十字社県支部の救護班=福井市月見2の福井赤十字病院で、竹内望撮影
 勝木美奈子・看護師長(48)も避難所を巡り、被災者の心のケアを担当。「怖くて家で寝られない」と悩む人が多かったという。また、長時間同じ姿勢を続けることで血栓ができ、肺などの血管が詰まるエコノミークラス症候群について「避難所によって、予防の指導に差があると感じた」と話した。

 日赤県支部は30日〜来月4日、救護班第2班10人を被災地に派遣する予定。【竹内望】



http://www.yomiuri.co.jp/science/20160424-OYT1T50003.html
避難所での感染症懸念、大震災時1週間後から増
2016年04月24日 09時25分 読売新聞

 熊本地震の発生から1週間以上たち、避難所では感染性胃腸炎やインフルエンザなどの流行が懸念される。

 熊本県南阿蘇村では23日、南阿蘇中学校に避難した25人がノロウイルスに集団感染した疑いがあることが判明した。すでに熊本市内の避難所でも感染が確認されている。体の不調があれば、早めに医師や看護師らに相談することが感染症の拡大防止につながる。

 東北大学の賀来満夫教授(感染制御学)によると、東日本大震災では発生1週間後から感染症の患者が増え始めたという。避難生活が長びくと、子どもや高齢者は体力が低下し、症状が重くなりやすい。

 胃腸炎を起こすノロウイルスは極めて感染力が強く、ウイルスを吸い込んだり、付着した食べ物を口にしたりして感染する。症状は下痢や嘔吐おうとなどで、通常は1~2日で治るが、高齢者は嘔吐物を喉に詰まらせたり、肺に吸い込んで肺炎を起こしたりする恐れがある。脱水症状を防ぐため、水分補給が欠かせない。

 患者の嘔吐物やふん便の処理は、マスクや手袋、エプロンを着用し、新聞紙などで包みとり、ビニール袋に密封して捨てる。汚れた床は漂白剤を100倍に薄めたもので拭き取る。

 予防の基本は、食事前やトイレ後のせっけんでの手洗い。水が使えない場合は、ウェットティッシュなどで手指を丁寧に拭くとよい。調理器具や食器、ふきんを洗う際は、漂白剤での消毒や85度以上の熱湯に1分以上漬けることも有効だ。

 風邪やインフルエンザは、周囲に広げないように、せきやくしゃみが出る時は口を腕で覆ったり、マスクを着用したりすることが大切。高齢者は、不調を我慢しがちなのに加え、明らかな症状が出ないこともあり、周囲の見守りも大切だ。


  1. 2016/04/25(月) 05:30:44|
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