Doctor G 3 のメディカル・ポプリ

地域医療とプライマリケア、総合診療などに関係したネット上のニュースを記録。医学教育、研修、卒後キャリア、一般診療の話題、政策、そしてたまたまG3が関心を持ったものまで。ときどき海外のニュースも。

4月9日 

https://www.m3.com/news/iryoishin/409615
シリーズ: m3.com×『週刊ダイヤモンド』共同企画「医師&一般人 緊急アンケート」
小児医療の無料化、コンビニ受診招く◆Vol.13
m3.com医師会員【自由意見5】

スペシャル企画 2016年4月9日 (土)配信橋本佳子(m3.com編集長)

◆保険料、窓口負担:見直しの余地あり

【所得・資産に応じた負担】
・(高収入・高資産の人の)自己負担が増えるのは仕方のないことだと思います(40代、500床以上)
・医療費削減は、税の徴収と同じように「広く薄く」実施するのがいいと思います。高額納税者の自己負担割合を増やしても削減できる医療費はタカが知れています。それと生活保護世帯も、同様に3割の医療費を徴収すべきです。そこは、みんな平等、でいいのではないでしょうか?批判も出るとは思いますが、国民皆保険制度の破綻よりは、よほどマシだと思います(40代、200床~500床未満)
・コンビニ受診を減らす。そのためには窓口負担を増やす、ただし、低所得者の負担は減らす。高所得者や資産保持者のみが負担をするというのは間違いだと思う(50代、診療所)
・健康保険も全員が自己負担3割とするのではなく、「自分は何かあったら5割負担でいいから,保険料を安くして」というシステムがあってもいいと思います(50代、200床~500床未満)
・まずいつも思うのですが、高額所得者に負担を増やす発想は違うと思われ、根本的に増やすなら税金で取ればいいと思います。医療保険についても、徴収法や個別保険に流れる資金を医療保険に取り込むような方法を考えれば資金的には賄えるはずで、財界やアメリカの考えに迎合するより、国民皆保険を守っていただきたいですが…(50代、診療所)
・医療費負担増加は不安につながるが、相続税増加は不満にはつながっても、不安にはつながらない。この分を医療費に(60代、200床~500床未満)
・所得に応じて医療負担に格差を設けるのであれば、現状の医療保険は不要と考えます。「平等」が原則である以上は、順守していただきたいものです。少なくとも働く気がなくて所得のない人々の分を負担したいとは思わない。医師の間でも地域医療について「田舎に暮らす必要はない」などという過激な発言があるが、これについては猛反対します。全ての地域である程度の医療を受けることができる体制を整備すべきと考えます(60代、診療所)

【年齢に応じた負担】
・老若男女貧富の違いなく、全ての患者の自己負担率を一律(3割等)にするべき。医師看護師不足、医療財源不足の根本原因は、高齢者をはじめとする一部患者の「予算制約」が実質的にないことが最大の原因。予算制約がないから需要がいくらでも増えてしまう。消費税もかけるべき(40代、500床)
・高齢者1割負担は、すぐに現役世代と同じように3割にすべきである。漢方薬や湿布などは、全て自費負担。また、消炎鎮痛処置も全て自費負担にすべきである。先発品を使用する場合も、一部自費負担にすべきである。医院、病院へのフリーアクセスは制限すべきであり、かかりつけ医が紹介しないと、受診できないようにすべきである(50代、200床未満)
・生保、休日、夜間、小児、全て無料をやめる。100円でもいいからお金を取る。医療にはお金がかかるということを教える(50代、診療所)
・選挙時の票を目的とした小児医療費の無料化は問題が多いと考えます。親がタダだから自分の仕事が終わる時間外に受診。これに慣れた子供は、独立後も当たり前のように、時間外にコンビ二受診する。これがどれだけ現場の疲弊化を招いているか。医療費は削減、一方で災害時には、例えば自己責任であるべき山岳事故の際、自己負担なしで一人数億円の捜索費用(御嶽山の費用収支を公表すべき)が当たり前のように支払われていることに大きな違和感を感じています。命は平等ではないのですか?(50代、200床未満)
・80歳以上の高齢者の自己負担を50%以上にする。院外処方をやめる方向にすべき。柔道整復師の保険医療を辞める(60代、診療所)

【その他】
・何もかも、腹腔鏡・ダヴィンチではなく、QOLに差が出ても、救命率に差がないのであれば、安い手段を標準医療として全国民が自己負担なしで受けられるようにする。高度な医療に関しては高率な負担割合であっても自己負担させる。生保だけが医療費の心配なく、高度医療を享受できる現状は間違っている(40代、200床~500床未満)
・国民健康保険の加入者であっても、定期的な健診を受けていない人は窓口負担を増やすべき。在院日数短縮のために不要な胃瘻や処置が増えている事実も明らかにすべき。死生観の問題:誤嚥は加齢現象であるという認識。急変時蘇生術および延命処置を希望しない人は保険負担もしくは窓口負担は軽減すべきだが、希望する人は保険負担・窓口負担を求めるべき。生活保護と言えど、ある程度の窓口負担を設けるか、登録病院以外では医療費負担が生じる仕組みを(40代、200床未満)
・供給される医療サービスの質を低下させず、受益者負担を増やすべきと思います。あるいは、負担を増やせば、高い質の医療が受けられる一部自由診療の導入(50代、500床以上)
・保険診療に関わる自己負担率を50%程度まで引き上げる。その上で高額療養費に関しては,財源に無理のない範囲で、還付制度を充実させる(50代、200床未満)
・医療費自己負担額の免責を設けて、国民が自分の症状を自己評価した上で、受診できるようにする。むやみに受診しなくなる(60代、診療所)

【疾患別の給付】
・韓国では癌治療の自己負担率が他の疾患と比べて低いと聞きました。疾患の重症度や重要度に応じて変化するのはありと思います(30代、500床以上)
・疾患の種類によって自己負担率を定めればよいと思う(50代、200床~500床未満)
・自己責任の糖尿病、高血圧、肥満などの生活習慣病や生活習慣病からのさまざまな病気(心筋梗塞、脳卒中、透析、癌など)は自己負担割合を増やすべき。保険診療は不可抗力の病気に限るべき(40代、200床~500床未満)
・年間の保険対象医療費に上限を設ける。医療保険対象疾患を設定し、糖尿病による透析など、明らかな自己責任の病気は全額自己負担。最近開発された高価な薬剤を生活保護の方に処方する場合 、最低3割程度の負担をしてもらわないと、一般の人との 不公平感が生じている。言葉にしてはいけませんが 、生活保護の方の医療制限が必要と思います。政治家は誰も口にできないと思いますが(40代、500床)
・医療費を増大する余地の乏しい現状を考えれば、医療に費用対効果を導入すべきであり、国は標準レベルの医療を国民皆保険の中で保証すれば良い。もはや医療を聖域視する余裕はなくなった〈70代以上、診療所〉

【混合診療】
・保険診療から、一部自由診療への移行を進めて、ある程度は市場原理に委ねるべきだと思います(50代、200床~500床未満)
・オプションという制度を作って、これ以上は自費負担とする領域を定めるのはいかが(50代、200床~500床未満)
・保険給付制度の2階建てへの変更。指定された標準治療は従来型の保険対象とし、高度な医療は民間の任意保険での給付へ移行させる(50代、200床~500床未満)
・自由診療と保険診療との併用が可能になれば良い(60代、200床~500床未満)



https://www.m3.com/news/general/415307
63歳の元漁師、准看護師の道へ…地域の役に立ちたい
2016年4月9日 (土) 読売新聞

 遠洋マグロ船に約40年間乗り続けてきた宮城県気仙沼市唐桑町の鈴木 英一さん(63)が7日、気仙沼市医師会付属准看護学校に最高齢の新入生として入学した。人生の大半を洋上で過ごしてきた鈴木さんは、船員を辞めた2010年から「地域の役に立ちたい」と介護施設に勤務。さらに「スキルアップをして高齢社会を支えたい」と准看護師を目指すことにした。

 真新しい白のスニーカーにスーツ姿の鈴木さんは、緊張した面持ちで20歳前後が中心の同級生34人(女性27人、男性7人)と共に入学式に臨んだ。同校の開校(1953年)以来、最高齢の新入生となった。

 眉間に刻まれたしわに、ごつごつした指。漁業が盛んな唐桑町に生まれた鈴木さんは中学を卒業すると400トン級の大型船に乗り、世界中でマグロを追った。地元で暮らすのは、年に1か月という生活が続いた。

 船を降りたのは2010年8月。「残りの人生は地域に尽くしたい」と、その3か月後にホームヘルパー2級(現・介護職員初任者研修)を取得。地元の介護施設で働き始めた。

 東日本大震災が起きたのは、仕事に慣れた頃だった。高台にあった施設は無事だったが、沿岸部は壊滅。被災した施設からお年寄りが20人ほど運ばれてきた。電気や水道が止まる中、鈴木さんらは不眠不休で対応した。「介護の仕事のやりがいを感じた」と振り返る。

 施設では、演歌を歌ったり獅子踊りを披露したりして、高齢者の心をつかんだ。「えいいっつぁんが当直の日は本当に安心」と、利用者からの信頼も厚い。

 鈴木さんは「もっと現場で役立ちたい」と准看護学校への入学を決意。願書を出しに行った窓口では「お子さんの受験ですか」と尋ねられたが、施設で働きながら、数学や国語を学び直し、昨年12月、学生服姿の高校生に交じって受験し、合格した。2年間学び、資格を取得した後は、元の介護施設に戻るつもりだ。

 厚生労働省が昨年6月に公表した推計によると、2025年度に必要な介護職員数に対し、確保できる人数の割合を示す充足率は、宮城県が69%と全国最低。鈴木さんは新たな船出に、「卒業したら『老々介護』になっけど、若い者に負けず体が続く限り頑張りたいね」と笑顔を見せた。



https://www.m3.com/news/iryoishin/410874?dcf_doctor=true&portalId=mailmag&mmp=MD160409&dcf_doctor=true&mc.l=151947962
「今の医療に疑問」、キャリア捨てへき地医療へ◆Vol.2
地域医療振興協会の再研修プログラム

2016年4月9日 (土) 聞き手・まとめ:成相通子(m3.com編集部)

 地域医療振興協会の再研修プログラムを経て、へき地医療に従事する医師を紹介する。元・公立病院の泌尿器科部長、岡裕也氏は53歳で2015年4月に岐阜県揖斐川町の春日診療所所長に就任した。岡氏に、へき地医療を志した理由についてインタビューした(2016年3月5日に実施。計2回の連載)。

――泌尿器科の専門医からキャリアチェンジを考えたきっかけを教えてください。

 私は、1986年に愛媛大学医学部を卒業し、奈良県の天理よろづ相談所病院でレジデント医をしていた時に、泌尿器科が専門の吉田修先生(編集部注:京都大学名誉教授)に出会い、泌尿器科医になりました。京都大学大学院では最近の腎細胞がんの分子標的薬治療の基礎となるMAPキナーゼ(分裂促進因子活性化タンパク質キナーゼ)薬の研究で医学博士を取得し、臨床でもがん治療を専門にしてきました。

 神戸市立中央市民病院、京都市立病院、奈良社会保険病院などで勤務し、腎臓がんや前立腺がんなど中心に5000例以上の手術を経験しました。奈良社会保険病院では泌尿器科部長を務め、奈良県で初めての泌尿器腹腔鏡技術認定なども受けました。専門医として貢献してきた、という自負はあり、忙しい中でもできるだけ誠実に医療してきたつもりで、それなりに充実感や喜びも多く経験することができました。ただ、その中で今の日本の医療や細分化された専門診療のひずみや問題点も肌で感じ、このまま医者人生を終えていいのかと色々と考えるようになりました。

――なぜ、へき地医療を志すようになったのでしょうか。

 一つには、これまでの専門医としての医療に疑問を持つようになったからです。極端に専門化・細分化された今の医療では、患者さんを一人の人間として診るのではなく病気だけを診る、流れ作業的な医療が行われている現状があります。

 また、過剰診療の問題もあります。治療の必要のない高齢者に過剰な検査や侵襲的な治療をしたり、治る見込みのない末期患者さんに1週間の延命治療をするために何百万円もかけたりしています。億単位の手術機器を購入したために、手術件数を増やすようにプレッシャーを感じ、前立腺がんなどでinsignificant cancerにも手術適応を広めるケースもあります。そのような医療を国として続けていいのかと強く疑問を抱きました。

 もう一つは、がんの専門医として、「治療の限界」を感じたことです。がんの治療では、どれだけ頑張っても治らない患者が多くいます。以前“神様のカルテ”という映画で“患者さんの命が両手からポロポロ落ちていく”というセリフがありましたが、専門医は、病気を治すことが目標で、それができないというのは、非常にむなしいです。手術をして、自分の方は忘れているのにいつまでも年賀状をいただくなど感謝されることも多々ありましたが、患者さんが亡くなって落ち込むことや無力さを感じることもありました。

 また、自分自身は以前から外科医としてのピークは50歳頃に持っていきたいと考えていました。年を取って体力がなくなり、目が悪くなって自分の納得できる手術ができなくなってまでも肩書にしがみつきたくないし、部長としてふんぞり返って医療をしても楽しくないと思っていました。そんな部長や教授もたくさん見てきました。60歳過ぎで亡くなった父親の影響もあり、50歳を過ぎて将来を考えるようになりました。

 今思えば、天理よろづ相談所病院でレジデントをしたことが大きかったかもしれません。卒後すぐに専門は選べないと思い、幅広く総合診療科を学べる天理よろづ病院を選んだのですが、そこで「人間をまるごと診る全人医療」を恩師の一人である今中孝信先生(元総合診療科部長、副院長)やその当時の優秀な諸先輩方に叩きこまれました。専門医の道を歩みながらも、最初に叩きこまれたことは忘れずに、意識して努力してきたつもりです。しかし、専門医としてのがん治療では、時間的な余裕もなく、先ほども言いましたが、細分化され、まるごと人を診るのではなく、手術や治療も流れ作業のようになっており、業績や症例数を強く意識させられるようになっていました。

 原点に戻って、1人1人の患者と向き合って、喜び、悲しみを感じたい。それが自分にとっての医療をするやりがいではないかと思い、もう一度初心に立ち戻ろうと思いました。

――家族や周りの反対はありませんでしたか。

 同僚や先輩らにはキャリアを捨ててもったいないと反対されましたが、恩師も含めて最後は頑張れと言ってくれました。家族は子どもも大きくなっており、大きな反対はありませんでした。



https://www.m3.com/research/polls/result/80
意識調査
結果医療従事者の資格証、必要?

カテゴリ: 医療 回答期間: 2016年3月29日 (火)~4月5日 (火) 回答済み人数: 3801人

 日本医師会が発行している医師資格証について、この4月から 会員は無料で取得できるようになりました(『医師資格証、日医会員は年会費無料化』を参照。※5年ごとに発行手数料が5000円)。日医は、会員と非会員で年間利用料に差を付けることで、「組織強化ツール」にする考えです。

 資格取得を証明する医師免許証は紙で大きいこともあり、携帯には適していません。国家資格によっては、業務において免許証の携帯が義務付けられており、資格取得時に写真入りの免許証が送られてくるものもあります。皆様は医療従事者用でも、携帯できる資格証が必要とお考えでしょうか。

医療従事者の「資格証」、賛否が拮抗

 日本医師会が発行している医師資格証の料金引き下げをきっかけに設定した本調査。「公的機関が発行する日常的に携帯しやすいサイズの資格証」が必要かどうかを尋ねたところ、「必要」が38%、「必要ない」が36%と拮抗しました。「どちらとも言えない」も25%でした。医師で「必要ない」という意見が多かったです。

 国家資格の資格証を作る場合の発行主体については、「国」が70%で圧倒的でした。日本医師会などの「職能団体」は6%に留まりました。

 身分確認に関するトラブルについてお尋ねしたところ、一番多かったのは事故やドクターコール対応など、緊急時に身分を証明できなかったというもの。特に国際線で多いようです。現在の紙の免許証につては「サイズが大きく不便」という声が多数寄せられました。医療維新でご紹介します。

ご自身の職業に関して、身分確認に関連するトラブルが起きた経験があれば教えてください。

Q1 ご自身の職種に関して、公的機関が発行する日常的に携帯しやすいサイズの資格証は必要でしょうか?
04091_20160410054339081.jpg
開業医 : 818人 / 勤務医 : 2440人 / 歯科医師 : 10人 / 看護師 : 58人 / 薬剤師 : 390人 / その他の医療従事者 : 85人
※2016年4月5日 (火)時点の結果

Q2 資格証を発行する主体として望ましいのは?
04092_2016041005433894d.jpg
開業医 : 818人 / 勤務医 : 2440人 / 歯科医師 : 10人 / 看護師 : 58人 / 薬剤師 : 390人 / その他の医療従事者 : 85人
※2016年4月5日 (火)時点の結果

Q3 ご自身の職業に関して、身分確認に関連するトラブルが起きた経験があれば教えてください【任意】
 (下記)



https://www.m3.com/news/iryoishin/414798
シリーズ: m3.com意識調査
「ドクターコールにちゅうちょ」「合コン時、信じてもらえず」◆Vol.1
医療従事者の資格証を巡るトラブル

2016年4月10日 (日) 高橋直純(m3.com編集部)

【困った経験】
・ドクターコールの際に、医師の証明を求められて、名刺がすぐ出てこずに、無駄な時間を使ったことがあった。【開業医】

・学会会場で身分証明書の提示を求められたことがあった。【勤務医】

・通りがかりの交通事故で、診察の援助をしようとしたら、警察官に聞かれました。【勤務医】

・被災地での診療で、少し支障を来した。医師と偽って自宅に入り、その間に別の仲間がタンク内の灯油を盗んだなどの被害があったらしい。説明して理解してもらったが、最初は疑心暗鬼というか、信用されてない感が一杯だった。【開業医】

・海外のエアラインで国際線搭乗客の発病に対処した際に、提示を求められた。【勤務医】

・通りがかりで救急車を見つけても、医師であることを証明できないので、救命処置を手伝えず、がゆい思いをしている。高度の信頼が必要となるので、職能団体による発行は望ましくない。【勤務医】

・深夜の緊急呼び出しで、走行中に警察に止められ、身分証明の提示を求められたが、それに値するものが全く無かった。名刺しかなかったが、結構不審がられた。結局、病院までかなり後ろを追尾されたような雰囲気だった。【開業医】

・新幹線等で患者診察を頼まれたときに、身分証明がない。トラブルではないのですが。【勤務医】

・普段着がひどいので、街中での応急処置にあたるとき、信じてもらえませんでした。【開業医】

・職務質問されたときに、医師であると答えても警官に信じてもらえなかった。【勤務医】

・外国での飛行機内でアナウンスで医師を求めていたため名乗り出たところ、身分証の提示を求められた。【開業医】

・空港、飛行機内で急患が発生し、医師の応召を求められた際、資格を疑われたような気分でした。現在は医師資格症を携行しています。【開業医】

・阪神大震災のボランティア時。医師免許のコピーが必要だった。【勤務医】

・予備的に薬を持っている場合など、海外の出入国時に医師であることを証明できるとありがたい場面がいくつかありました。【開業医】

・超緊急帝王切開の麻酔で呼ばれていたので、高速でスピード超過でつかまった。事情を話しスピード違反も認め、減点や違反金の支払いも納得するから早く開放されたかったが、警官は怪しく思ったのか、「医師なら資格証明を見せろ」と言われた。医師免許証は常時携帯してないと言うと勤務先に連絡した。結局普通に対応していれば30分以内だったのが小1時間かかり、医師と納得したのか、その後は「パトカーで先導します」と言われ先導してもらった。小型の医師免許証があれば社会的所属がすぐ分かってもらえたと思っている。結局、その患者には別の上司が対応して事なきを得たが苦い経験をした。発行元として「国」を選んだのは医師免許そのものが国家資格であり、自治体や学会、医師会などとは重みが違うと思ったから。国家資格(免許)であるために一刻も争うような緊急時、災害時には公的な各関連部署(自治体、警察、自衛隊など)と迅速に連携することが必要であり、その際の身分証明とも言える。【勤務医】

・海外に行った際、税関で職業を問われた際に、医師と言っても信じてもらえなかった。逆に海外では免許証がないこと自体が不自然であり、怪しまれた。【勤務医】

・海外旅行時、外国航空会社の機内で、「医師はいませんか」と言われたので名乗り出たときに、「医師であることを証明しろ」と言われた。にせ医者もいるので仕方がないかも知れないが、善意で出たのにちょっといやな感じがした。【勤務医】

・健康相談していたら、保健婦に間違えられ、医師と説明したら、「詐欺だ!」 ??? とかなり怒られたことがありました あとで聞いたら看護職相手の「セクハラジイサン」とのことでしたが。【開業医】

・サリン事件の時に、通勤電車内でパンと牛乳を食べていたら、怪しい人物だと言うことで駅の職員に公安に通報されて大学病院の専門医であると言っても信じてもらえなくて困った。【勤務医】

・事故現場で救急隊に医師である事を信じてもらえなかった【勤務医】

・信号無視疑いで警察に止められて、名刺を出しても「どこの医者?」と逆に怪しまれた。【勤務医】

・医師と名乗らずに電車で失神した人を介助しようとしたら、不審な目で見られた。【開業医】

・処方せん医薬品の分譲で、窓口に来た相手の身元がはっきりしないことがあった。【薬剤師】

・若いときは医者に見えないため、あまり信用されなかった。【勤務医】

・国際線飛行機の中でドクターコールがあった時、資格証がないという理由で診察キットを開けてもらえなかった。【勤務医】

・在宅の患者様に対して身分を証明するものを提示できなかったことがある。【薬剤師】

・呑み屋で医者だと説明すると、「またまた〜〜」てな感じで信じてもらえない。トラブルというほどではないですが。【勤務医】

・合コンで医者であることを証明できなかったくらいです。【勤務医】

・日臨技に入会していない時に、名刺もなく、検査技師と名乗っても怪しまれてしまいました。【その他の医療従事者】

【あった方がいい】
・アメリカの州免許を持っているのですが、それはカードサイズで外国に行くときは念のために携帯しています。【開業医】

・(トラブルは)特にありませんが、資格証を提示して相手が納得してとても丁寧な対応に変化したことがあり、やはり資格をしっかり提示することは信用されるためにとても大事だと再認識をしました。【開業医】

・最近、全員が白衣を着用して、それなりの医学的知識がある。院内職員であればカラーで識別されているが、問い合わせと称して訪問もあり、混乱するときもある。誰が医師で、どの専門かを識別しやすくするのは、患者やスタッフにとっても大切。【開業医】

・運転免許証の代わりに身分を証明できる。【勤務医】

・ICT、医療と介護、診療、検査が個人番号で統一されますから、その際のアクセスカードとしての一機能として付加されるでしょう。【開業医】

・開業医さんは、何らか身分証も必要と思います。【勤務医】

・薬局間での近隣薬局との医薬品小分け販売などの際には、名刺以外に提示出来るものが無いためあると便利かと。災害時にも応用が効くのでは?【薬剤師】

・災害時や合同研修時に、誰が何の医療職なのかが分からず、前提知識の差でタイムラグや誤解が生じてしまうことがあり、名札にも使えるような資格証があれば、と思う。【薬剤師】

・トラブルの経験は無い。ただ、医療機関や薬局以外の場所で公的資格を生かして仕事を行う機会が増えており、資格証明証の提示が必要となると思う。【薬剤師】

・現在まで幸いトラブルはないが、公共交通機関などの利用中に事故等に遭遇した場合、身分確認なしで救助活動など行うのに抵抗がある。【勤務医】

・トラブルはないが、緊急時に医師または看護師の協力が求められた時、口頭よりも免許証が提示できれば良いと思う。【看護師】



https://www.m3.com/news/iryoishin/414799
シリーズ: m3.com意識調査
「日医資格証は相手にしてもらえず」「医師免許以外は不要」◆Vol.2
医療従事者の資格証を巡るトラブル

2016年4月10日 (日) 高橋直純(m3.com編集部)

【発行主体は?】
・資格証の発行は日医ではなく、国がすべきである。【勤務医】

・手数料5000円は止めてほしい。【勤務医】

・任意の団体が有料の資格証って、冗談にしか思えません。【勤務医】

・以前に日本医師会発行の写真付き身分証明証をどこかで出したら「公的機関発行の身分証明証ではない」と断られた。【開業医】

・国が行うべきであり、医師会が会員囲い込みの手段として行うべきではない。【勤務医】

・医師免許証の代わりという意味があるのであれば、厚生労働省が発行すべき。全医師が所属しない医師会の横暴は許されない。【勤務医】

・金融機関で日本医師会の会員証は相手にしてもらえなかった。【勤務医】

【必要ない】
・医師免許で十分。いちいち見せる物ではない。誰に見せるのか?警察官か?スピード違反じゃあるまいし。【勤務医】

・特になし。 日本医師会の会員でもないし、JALやANAに搭乗中に呼び出される場合は、資格証の提示を求められれば断るまでだし。【開業医】

・田舎なので顔パス。【開業医】

・診療場面では、病院あるいは診療所の責任なので医師免許確認で良い。それ以外に身分確認がないと困ることはないと思う。【勤務医】

・運転免許証で事足りるので、職業が問題となる事案は経験しておりません。【勤務医】

・ない。医師と説明するとすんなり周りは受け止める。【勤務医】

・葛飾北斎が資格証を持っていたか?運慶が身分証を持っていたか?資格や身分証は、仕事のできない人を守るだけで、社会を豊かにはしない。医師に医師免許証以外のものは不要と考えます。【勤務医】

・何回か飛行機、新幹線で診療をしたが、問題なしであった。【勤務医】

・医師免許は職場の移動時程度で頻回に使うものでもない。現在のままで特に不自由は感じない。【勤務医】

【その他の資格証】
・身分確認なら精神保健指定医証でできます。【勤務医】

・既に持っている。精神保健指定医証。【勤務医】



https://www.m3.com/news/iryoishin/414800
シリーズ: m3.com意識調査
「病院保管で全職種分が盗難に」「免許証を5回再発行」◆Vol.3
医療従事者の資格証を巡るトラブル

レポート 2016年4月10日 (日)配信高橋直純(m3.com編集部)

【今の免許証の問題】
・保健所の指示により、勤務する病院に医師免許証の原本を保管するように指示されて金庫に、全職種の免許証を入れてあったが、盗難に遭い、全て盗まれてしまった。保健所を通じて再発行を依頼しコピーで良いとのことであったが、全員の免許証が揃うには6カ月以上かかった。その後は各自己保管としている。【勤務医】

・医師免許証を紛失したことが二回ある。【勤務医】

・バイトに行くと免許証では大変である。同僚は5回再発行してもらった。【開業医】

・医師免許証がでかすぎる。預けたら鉛筆でメモ書きされた。【勤務医】

・ほとんど医局人事での転勤だったので、トラブルはありませんでした。医師免許証を行方不明にした先輩がいたが、以前の勤め先に残っていた医師免許証のコピーをコピーして提出することでOKでした。医局人事だったので、信用があり問題なしだったのでしょう。【勤務医】

・トラブルはないが、医師・薬剤師・看護師等の免許証(免許状)は大きくて、保管が大変、携行が困難。今の技術なら偽造も簡単にできるのでは? 免許証自体を何とかしてほしい。【開業医】

・引っ越しで医師免許証をどこに置いたか分からなくて、苦労した。病院では前病院に確認してくれたので、見つからなくても正規に採用してくれた。【勤務医】

・最近は、新しい職場で原本の提出を求められるのがうっとうしい【勤務医】

・毎回バイト先に免許証が大変!【勤務医】

・免許証の原本提示を求められることがあるが、発行後30年以上経ち、持ち運ぶとボロボロになりそうで、いつも心配していたが、今後は、少しでも持ち運ぶ機会が減るように期待する。【開業医】

・病院の異動や外勤先に行くのに、いちいち賞状サイズの医師免許証の縮小コピーを持っていくのが以前から疑問だった。【勤務医】

・医師免許の現物が見つからず、ずっとコピーのコピーで済ましてきました。【勤務医】

・医師免許証は大きくて、うちのコピー機でコピーできません。【開業医】

・特にないが、現行の医師免許証は資格証明書としては大きすぎると思う。常勤先ならまだしも、バイト先にも持参するのは面倒くさい。【勤務医】

・勤務先に医師免許証を一時預けなくてはいけなかった。【開業医】

・特にないが、何かに記入が必要な時などにいちいち大きな免許証を確認する手間が省ける。【薬剤師】

・看護師ですが、仕事を退職し大学院へ。修了後、新たに就職しました。引っ越しを繰り返すと賞状型の資格証は持ち歩くことも難しく、毎回どこに保管しているか忘れて大変でした。【看護師】

・トラブルというほどのものはない。B4サイズで大きいので、破損等が起こった人もいる。

定期的に資格証の提示が必要であれば、持ち運びしやすいサイズにしてほしい。【看護師】

・転職の際、毎回、免許のコピーをするのはとても面倒。【看護師】

・資格の証書の所在が分からなくなった。【その他の医療従事者】

・医師国家資格証明書の発行に時間がかかり、就職先で不便であった【その他の医療従事者】

【その他】
・私が厚労省のサイトに医師登録することを忘れていたため、猜疑心の強い女性患者より私が偽医者ではないかと疑われました。慌てて厚労省のサイトに正式に登録し、誤解は解かれました。【勤務医】

・免許更新制度の契機となるか?発行するとしたら、偽造困難なものを。【開業医】

・資格証明を作るなら運転免許や保険証程度に世間に認知された物で、役に立つ物でなければ意味が無い。国会議員バッチ程度の物では本人の自己満足にすぎない。【開業医】

・昔々の話し…仕事帰りに彼女宅に寄って車のワイパーにメッセージを残そうと自分の車中でメモを書いていたら、窓をトントン…パトロール中の警察官が不振に思って職務質問♪遅くまで仕事をせねばならなかった研修医…今の研修中の皆さんに話して共感得られるかなぁと思い出すエピソードでした。【勤務医】

・話がそれますが、昔飲み屋さんで、自称医師、実は薬剤師という方と鉢合わせしたことがあります。根が阿保なものだから、疑うことなく出身大学、卒業年度、所属医局など自己紹介したところ、正直に医師ではないと話されたのを思い出しだしました。【開業医】

・ないが、障害年金診断書など、指定医を専門医扱いしているが、専門医制度ができて専門医を持っていても専門扱いされないなど、役所の解釈の問題が残っている。【勤務医】

・東日本大震災の際に給油する際に医師の資格が役に立った。【勤務医】

・不必要に、周囲に医師だと知られない方がいい場合もあると思います。【勤務医】

・知っている病院で医師免許証の偽造例があったのを聞きました。偽造されてしまえば資格証も医師免許証も同じことですし、資格証は落としたりして第三者に悪用されるリスクもあります。資格証を作ること自体が、新たななりすましを生むのではないでしょうか?【開業医】

・患者から「人相が気に入らない。薬剤師の顔つきでない。信用できない」と言われたことがある。【薬剤師】

・自分自身ではありませんが、ずっと昔、勤務していた病院で偽医者騒ぎがあり、病院がつぶれました。プライベートでは、ますます偽○○ありそうですよね。【薬剤師】


  1. 2016/04/10(日) 05:50:23|
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