Doctor G 3 のメディカル・ポプリ

地域医療とプライマリケア、総合診療などに関係したネット上のニュースを記録。医学教育、研修、卒後キャリア、一般診療の話題、政策、そしてたまたまG3が関心を持ったものまで。ときどき海外のニュースも。

4月3日 

https://www.m3.com/research/polls/result/78?dcf_doctor=true&portalId=mailmag&mmp=MD160403&dcf_doctor=true&mc.l=150944302
意識調査
結果国試、大変だった?

回答期間: 2016年3月20日 (日)~28日 (月) 回答済み人数: 3115人

 3月18日は医師国家試験の合格発表日でした(『合格率91.5%、過去10年で最高、2016年医師国試』を参照)。試験内容がその職種に求められる能力を示す基準の一つになります。国家試験の在り方、そしてご自身の体験についてお尋ねします。

国試に「面接」、43%が賛成

 医療従事者の国家試験の在り方について質問したところ、「面接」については、43%が「すべき」、30%が「必要ない」となりました。一方で、「実技」は「すべき」が31%、「必要ない」が41%と反対の結果になりました。

 国試の合格率の水準については、「現状の水準で良い」が41%、「現状より水準を上げるべき」が18%、「現状より水準を下げるべき」が10%となりました。「意図的に合格率を変動させるべきではない」は28%でした。

 回答総数は3115人。内訳は開業医647人、勤務医1953人、歯科医師9人、看護師28人、薬剤師387人、その他の医療従事者91人でした。

   国試の思い出や在り方についての考えを尋ねたところ、多数の意見が寄せられました。医療維新でご紹介します。

Q1 医療関係の国家資格取得のための試験、面接を導入すべき?

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開業医 : 647人 / 勤務医 : 1953人 / 歯科医師 : 9人 / 看護師 : 28人 / 薬剤師 : 387人 / その他の医療従事者 : 91人

※2016年3月28日 (月)時点の結果

Q2 医療関係の国家資格取得のための試験、実技を導入すべき?

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開業医 : 647人 / 勤務医 : 1953人 / 歯科医師 : 9人 / 看護師 : 28人 / 薬剤師 : 387人 / その他の医療従事者 : 91人
※2016年3月28日 (月)時点の結果

Q3 ご自身の職種に関する国家試験の合格率(医師・看護師9割前後、歯科医師・薬剤師6割前後)の水準はどうあるべきでしょうか。

04033.jpg

開業医 : 647人 / 勤務医 : 1953人 / 歯科医師 : 9人 / 看護師 : 28人 / 薬剤師 : 387人 / その他の医療従事者 : 91人
※2016年3月28日 (月)時点の結果

Q4 国家試験に関わる思い出やお考えがあれば、ご記入ください。【任意】

回答を集計中です。



https://www.m3.com/news/iryoishin/413055?dcf_doctor=true&portalId=mailmag&mmp=MD160403&dcf_doctor=true&mc.l=150944308
シリーズ: m3.com意識調査
国試「試験前夜、国試担当委員が」「友人落ちて疎遠に」◆Vol.1
国家試験への提言や思い出【医師編】

レポート 2016年4月3日 (日)配信 高橋直純(m3.com編集部)

調査結果はこちら⇒国試、大変だった?

【試験前の思い出】
・約40年前、内容もシンプルで現在の国試と比較すると楽だったと思います。試験前夜、国試担当委員が全国の各大学担当委員からの情報(予想問題)を配布していましたが、結局外れていたのが印象に残っています。【勤務医】

・国試前泊のホテルのドアから差し込まれる、国対委員提供の「予想問題」のコピーの山が懐かしい…。国試当日の昼休み、会場の拓大中庭で友人と弁当を食べている姿の写真が、ノーテンキ代表でKOKUTAIに載ったのも懐かしい。【勤務医】

・試験前の夏頃から、夜食にサッポロ一番塩ラーメンにバターをたくさん載せて食べ、毎朝4時まで勉強し、寝る前にサントリーホワイトの水割りを飲んで寝るのがルーチンでした。あと、医者になってからも10年位は、自分はまだ学生で国家試験の勉強をしている夢を見ることがありました。【開業医】

・卒業試験の2カ月後に国家試験があり、卒試が担当教官の専門分野に偏っていて困ったことがあった。学会の専門医しか知らない問題は卒試に出さないでほしいと思ったものでした。【勤務医】

・昔、昔は国試対策委員会の集まりがあって、それはそれは楽しい会でした。今でも年賀状のやり取りのある方もいます。国試本番はストレスで食欲がなく3日前からカロリーメートだけで生き抜いた。今でもカロリーメートは好きです。【開業医】

・親しい友人と二人で深夜まで連日のように受験勉強したことが懐かしい思い出です。一方、苦い思い出として、お風呂嫌いな私が、試験前日お風呂に入ったためでもないでしょうが、当日朝から38度を超える発熱をしました。当時、解熱剤でしのぐという発想が無く、そのまま試験会場に行き、受験しました。体調不良この上なく、見直しする気力なく、早く試験が終わることだけを祈っていました。【勤務医】

・数日間ホテル住まいになるため、日常生活と同じように過ごしたかったので、オーディオ機器・コーヒーセットを持参しました。【勤務医】

・試験の朝が早かったため、友人とホテルに宿泊した。一応、試験前なので、部屋は1人ずつにしたが、食事を一緒に食べたり、直前の試験勉強を一緒にしたりと、ちょっと修学旅行気分で楽しかった。【勤務医】

・前日は会場近くのホテルに全員が宿泊。ちょっとした修学旅行気分だった。周囲の受験生が同じ大学出身者でないように座席が指定されていたのが、一番印象に残っている。【勤務医】

・国家試験会場が郊外にあったので、クラス有志でバスをチャーターして、医学部から会場へ向かったのですが、どこをどう間違ったのか、ガイドさんが付いてしまいました。こっちは「直前情報」に目を通すのに懸命なのに、ガイドさんは要所要所で話しかけてきます(^^;;。仕事なので悪気はないのですが…。と、突然、一番前の席のクラスメイトの前で大声をあげて、「みなさん、経済学部なのにAIDSの問題が出るんですか!?」一同「??」。なんと、ガイドさんは、会場が別大学の経済学部だったため、その学部を受験する学生の一行だと思っていたようです(^^;;。おかげで場も和み、気楽に試験に臨むことができました。【勤務医】

・国試対策委員会が前の晩ホテルの部屋に予想問題のコピーを配達したが、何の役にも立たなかった。【開業医】

・テストの夜にホテルの部屋でみんなと集まって答え合わせを行い、合っている間違っていると盛んに議論を行ったのが懐かしく感じます。幸い、ホテルの部屋で集まった全員合格しました。【勤務医】

・全然眠れなくて、飲めない酒を飲みすぎて2日酔いで、受験した。【開業医】

・試験前夜まで、ホテルの部屋に次々と情報が届き、焦って目を通していました。当日の試験、だめかなあとあきらめの気持ちも。ぎりぎりでも、合格できて良かったです。【勤務医】

【試験中の思い出】

・休憩時間ごとに、大学ごとに集まるのはやめてほしかった。気が散りました。【勤務医】

・約30年も前の国家試験。今とは違い、4月近くに試験があったように思いますが、花粉症の時期と重なり、当時の抗アレルギー薬は眠くなり、テスト中がとても眠かった。合格はしたものの、眠くてボーとしていた思い出があります。【開業医】

・もともと緊張しやすい性格で、国家試験のときは緊張から尿意を感じて、A問題からI問題まで全てで途中にトイレに行きました(笑)。でも試験には合格しました。【勤務医】

・花粉症でズルズル。思考もへったくれもない状態でした。大学入試も国家試験も秋にしてほしいと今でも思います。【開業医】

・会場で気がふれて叫び出した人がいた。それくらい追い詰める試験ではある。【開業医】

・試験中、他大の学生が(こんなもん、やっとれるか!!!)と叫びながら試験場を後にした。プレッシャーが、すごかったのか?【開業医】

・前年度にカンニングの話があり、試験は異常に監視が強い状態で行われたのが印象に残っている。【開業医】

・試験会場で不正行為をした学生が退場させられたとき、その試験会場が一瞬凍りついてしまった。【勤務医】

・医学部時代に堂々とカンニングばかりしている学生がいました。いつも不愉快に思っていましたが、その学生は国家試験は落ちました。近くの席に座っていた友達の話だと、国家試験でもカンニングしようとして試験監督に徹底的にマークされていたそうです。【開業医】

【試験後の思い出】

・数十年前ですが、とても大変だった思い出があります。発表が5月だったのでそれまでヒヤヒヤしながら入局して、仕事してました。【開業医】

・医学部入学までには、2浪しましたが、入学後から国家試験までは、全て寄り道することがなく順調でした。26歳になっていましたが、厚生省まで母と一緒に合格発表を見に行きました。良い親孝行になりました。【開業医】

・国家試験を終えた勢いで嫁さんを口説いた。【勤務医】

・友達が落ちてしまい、その後、付き合いにくくなった。【勤務医】

【落ちた経験】

・1回落ちました。お仲間20人くらい。1名再起不能。2名翌年もダメでしたが、その後順調。合格後20余年。なんら影響なしです。【勤務医】

・自分が医師になるのに不適切な人間で学校やめたいと思ったのに、学校がやめさせてくれなかった。正直、こんなのが医者をしてるのかと思った。やる気がないのでもちろん、国家試験落ちました。大学病院はろくでもない医者の集まりなんだなと悟った。【勤務医】

・遊びすぎて一度失敗しているので大きなことは言えないが、根本は合格してからの努力では?適正のない学力だけの者が多すぎる。【開業医】



https://www.m3.com/news/iryoishin/413056
シリーズ: m3.com意識調査
国試「協調性ない人が落ちる」「専門医の方が100倍大変」◆Vol.2
国家試験への提言や思い出【医師編】

2016年4月3日 (日)配信 高橋直純(m3.com編集部)

Q 国家試験に関わる思い出やお考えがあれば、ご記入ください。

【試験とは】

・6年間勉強すれば難しくありません、6年生の時だけの勉強では大変だと思います。【勤務医】

・国家試験より卒業試験のほうがつらかった…。【勤務医】

・特に対策を大学はしてくれませんでしたが、問題はありませんでした。グリーン本?の存在を当日知りそんなものがあることにびっくりしましたが、普通に合格しました。今は難しいのかもしれませんが、私も勉強はできる方ではありませんでしたので、合格できない方は問題なのかも?【開業医】

・皆と同じような勉強をし、足並みをそろえた人たちが合格している。独りよがりに勉強した者は落ちている場合が多い。医師も看護師もチームで仕事をするものだから、それでいいのでしょう。【勤務医】

・よく言われることですが、周りとの協調性がない人間、というよりも独断を曲げられないタイプが落ちていたイメージです。【勤務医】

・試験をたくさん受けましたが、緊張して眠れなかったのは国家試験のみでした。【開業医】

・簡単すぎてこんな内容で医師になれるとはふざけていると思った。全く試験勉強しなかったが、ほぼ満点だったと思う。医師の世界で6割だと患者は死にます。せめて9割を合格点にすべきで、難易度も上げるべき。【勤務医】

・脳外の専門医の方が100倍大変だった。【勤務医】

・今の私の臨床医としての知識は、授業で教わった基礎医学と国試勉強の臨床医学で成り立っている。【開業医】

・医学部の授業は各教授が自分の得意分野のマニアックな疾患を語るばかりで実地には役立たないものばかりだったので、「卒試対策を真面目にやると国試に落ちる」というのがうちの大学の常識でした。だから授業中も国試の過去問を解いてました。実際、卒試で私よりも上位だった人が、何人か国試に落ちました。【開業医】

・現在、インターネットで全国区の講師の授業を受けて、国家試験対策を行っている世代は、非常によく勉強していると思う。知識のムラや地域差が改善されており、良い傾向と考えている。【勤務医】

・6年の秋になるまで、いい加減に考えていた。残りざっと3か月になった、12月25日に模擬試験の結果が返ってきて、驚愕した。それからは1日18時間は勉強した。終わった後は、頭が真っ白になった感じがした。【勤務医】

・国家試験の成績と医師個人の能力とはあまり相関しないように思う。例えば医療費の不正請求とかの問題を起こした医師の国家試験の成績がどうだったかを調べてみればいい。明らかに成績が悪かった(ぎりぎりで合格した)のなら国家試験である程度選別できるかもしれないが、国家試験は基本的な知識があるかどうかの確認の位置づけでいいのだろう。医師としての素質、性格などが適正かどうかは学生の6年間の中でじっくり判断し適性が無いと判断できるのなら卒業させないというくらいの権限が大学にあってもいいのかもしれない。しかし、大学としても卒業生の国家試験合格率も重要でしょうし、人間の素質を見抜くことは非常に難しいので、たとえ年数をかけたとしてもそう簡単にはいかないだろうと思います。国家試験の思い出としては、合格しなければいけないというプレッシャーは強かったですが、基本的に医学、医療で大事なことはそう変わらないので、国家試験の過去問を繰り返し学べば大丈夫なはずと自分に言い聞かせ一日中過去問集をやっていました。6年生の後半は実習なども終わっており自由に時間を使えたので、国家試験対策中は本当に規則正しい生活ができました。そういう意味では楽しく充実していた時期でした。【勤務医】

・医師国試も専門医も指定医にしても、試験の内容が年々難しくなるようだ。医学は時代とともに発展し、それだけ内容も複雑化する傾向があることは否めないので選考してふるい落とすには難しい試験も必要だが、もう少し窓口を広げてもいいのではないか。聞いた話だが、精神科の専門医ではICD-10のF0からF9の10症例を全て経験していることが条件だとか、何十年精神科医をやっていてもこの条件を満たしている人は沢山はいないだろう。広く浅くであればいるかもしれないが、これは専門医か?何でも屋か?【勤務医】

【公平性への疑問?】

・30年前ですが試験問題が漏れました。【勤務医】

・試験問題作成にかかわる委員のいる大学の卒業試験などに類題が出る傾向がある、という噂は何十年前から聞いているが、それとは別に二度と受けたくはない。【勤務医】

・その昔、小生の国試の時に、試験問題が漏れていたようで、私立大卒の受験生が事前に問題と答えを教え合っていた。【勤務医】

・国試に前骨髄性白血病が出題されるなどの具体的な噂が回覧されていた。【開業医】

・公衆衛生の勉強をしていたら、私立医大の学生連中が「そこらは試験には出ませんよ」と言われたのが記憶にある。国試前にはいろんな情報が飛び回っているんだなと思った。【勤務医】



https://www.m3.com/news/iryoishin/413057
シリーズ: m3.com意識調査
国試「薬学部レベルの低下で国試合格率も低下」◆Vol.3
国家試験への提言や思い出【薬剤師・看護師・歯科医師編】

2016年4月3日 (日)配信 高橋直純(m3.com編集部)

【薬剤師】

・大学で国試対策授業と称して、約2カ月で国試の問題を解くためのテクニック(マークシートの問題は、キーワードを知っていれば解けるため)を教えられた。国試を通るためには役に立っても、その後の仕事の中では役に立たない授業でした。【薬剤師】

・人生であれほど必死に勉強することは、もう二度とない。【薬剤師】

・物理などの基礎分野の必要性が分からない。薬学的知識を中心とした実臨床に沿った内容にすべき。【薬剤師】

・学力低下が心配です。入りやすい大学があり、国試の合格率を合格者の割合で考えると的確な資質がない人も多そうで怖い。しっかり学んだ人だけに資格を与えてください。そういう私に資質があるかは不明ですが。【薬剤師】

・不合格だったら就職がパーになるので、大学受験よりも一生懸命勉強しました。今は、国試のために予備校まで行くらしいので大変ですね。【薬剤師】

・6年制になってから国試は難易度を上げている。薬学部の入試の偏差値は下がっている。資質に劣る者に資格を与えないという役目?も強化している気がする。良い傾向と言えるのでは?【薬剤師】

・経験を積むことで成長する人もいるので現時点の判断のみでふるいにかけない方が良いと思います。経験者でも全くどうにもならない人はいます。【薬剤師】

・3月に試験が終わり、4月からは就職していたので、合格発表があるまでの1カ月間は気が気ではなかった。当時は新聞に合格者が載せられていたので、当日の朝紙面で名前を確認し、ほっとしたことを思い出す。【薬剤師】

・大学の薬学部のレベルがあまりにも低く、大学合格レベルを低下させたことが総じて薬剤師国家試験の合格率も低下させているように思える。入学はやさしく、卒業・国家試験で淘汰されることはアメリカ的でもあるのかな。とにかく頑張ってほしい。【薬剤師】

・薬剤師国家試験は、新制度導入後、まだ落ち着いておらず、誘導的に水準が変化している。免許に関わる国家試験として、このような状況は望ましいものではない。【薬剤師】

・同級生が優秀だったのにマークシートを一段間違え回答して終わりごろ気がついたが、間に合わず、落ちた。【薬剤師】

・今ほど実習もなかった当時、私のいた国立大学は一切の国試対策をしていなかった。対し、私大は対策が十分で、かつ、卒業後薬局勤務にすぐ対応できていた。国立大学は、研究者を育てることを目的としている、と言い切って、授業も各教授が自分の専門研究内容について話を進めるだけといったものが多く、授業の価値がなかった。【薬剤師】

・私学だったので、国試の合格率を上げるため、レベルの比較的低い学生は、4回生の1年間のほとんどを国試の勉強にあてがわれた。実習なし、講義のみ。【薬剤師】

・記念すべき第100回国試、過去最強に難しいと予想され死ぬほど勉強して無事合格。もうあの日々には戻りたくない。初めてうれし泣きをしたかもしれない。こんなに年度によって難易度が変わる国試はおかしい。名札に第100回国試合格者とでも書いてほしいくらい。臨床の現場で国試の勉強で生かせているものはほとんどないけれど。結局 国試に受かって就職してからが本当の勉強なんやろなと思う。【薬剤師】

・今より難易度はずっと低いと思うが、当時の大学で習ったことが身についていれば受かるものだったと思う。直前の1カ月はみんな集中して過去問題を解いていたと記憶している。予備校があることさえも知らなかった。ただ、現場に入ってすぐに役立つような問題はなかった。今も続けていられるのは現場で多くを学んだからだと思う。今の薬剤師国家試験は、年度により問題の質も基準もちがい薬剤師として一定の力量があるなしで判断されているように思えず、免許持っていることが一般からの信頼に値しないようにも感じる。【薬剤師】

・国試から入社式まで1日しか休みがなく、バタバタと引越しして休む間も無く社会人になった。今は試験も結果も前倒しになっていて余裕を持って仕事に臨めるようになっていて羨ましい。【薬剤師】

【歯科医師】

・毎年継続している歯科医師国家試験の合格者数削減はプレッシャーでした。【歯科医師】

・歯科医師の6割は明らかに異常。こうなると資格試験というよりは選抜試験ということになる。【勤務医】

【看護師】

・学校入学時から過去問ばかり解いていたので定期試験はいまいちだったが、模試や国試は点取れた。でも資格者だけでは、何もできない人だった。そんな私を一番育ててくれたのは患者です。【看護師】

・看護師国試も徐々に必修問題が増え今や50問と難しくなって来ていますが、看護の質やレベルUPのためには必要ではないかと感じます。それだけの資格であるからこそ皆さんが責任を持ちまた自覚が持てるものではないかと思います。【看護師】

【医学部生の意見】

・これから国家試験を受ける身ですが、操作された合格率の中で受かってもそれは自分達のためになりませんし、巡り巡って患者さんへ大きな不利益としてその影響が現れてくると思います。要求水準に到達しなければ、はっきり不合格とした方が受験者側としても良いのではないかと考えています。正直な結果を受け止めたいです。【その他の医療従事者】



https://www.m3.com/news/iryoishin/413058
シリーズ: m3.com意識調査
国試「S46、X線写真を見て所見を説明」「実技は医師になってから」◆Vol.4
国家試験への提言や思い出

レポート 2016年4月3日 (日)配信高橋直純(m3.com編集部)

【面接の是非】

・面接官の選定は誰がやるの。狂った教授も多いのに。【勤務医】

・知識だけではだめだと思います。人となりが分かるような試験が必要であると、世の中には善人と悪人の二種類しかいないと思います。善人だけを選ぶ試験があれば。【その他の医療従事者】

・臨床医は人間関係を築く必要がある。面接は必用。【勤務医】

・実技は少しずつ付いていくもの、個々の大学でヤバイ奴は卒業させなければいいのだが、判定する教員もヤバイかもしれない。国試で面接しても、面接官がヤバイかもしれない。20%ぐらいは変な奴がグループに入るのは仕方ない。変な奴は静かに、消える方向に誘導するしかない。【開業医】

【医師国試験で面接があったころ】

・もう60年ほど前でほとんど忘れてしまいましたが、一生懸命勉強勉したことは覚えています。試験は他学の有名な教授の口頭試問だったと思います。【勤務医】

・その昔、面接があった頃の話、2人の面接官からの質問を受けるのだが、もう一人の質問間の手元をみたら答えを書いていた。それを見て答えたわけでないが、面白かった。【開業医】

・バスを乗り間違えて面接に遅刻した。【開業医】

・昭和46年当時、面接では内科系と外科系の試験官が、それぞれX線写真を提示しながら所見や診断について聞かれたことが懐かしい。【勤務医】

・私の時代は医師国家試験で面接試験もありました。優秀な後輩(後に教授になりました)が面接で不合格とされ憤慨した記憶があります。面接する側のレベルが高いとは限りません。面接は不要と思います。【開業医】

【試験のあり方への意見】

・覚える内容が他職種と比較して非常に多いことから、その記憶力を試すテストとしては問題ないと思う。医師が他職種の試験を受けたら、もっと合格率が良いのではないかと思う。面接はその場で何とでも取り繕えるので、しても意味がない。実技は就職してからでないと本当には身に付かないと思うので不要。【勤務医】

・試験勉強を、もっと現場で使える知識を学べる機会にしてほしい。なぜ現場と試験がかけ離れた状態が何十年も続くのでしょうか。【勤務医】

・維持すべきなのは合格率ではなく、知識(+技能)水準を維持すべきだと思います。【勤務医】

・実技は医師になってから取得すれば良いものだと思います。【勤務医】

・希少疾患の存在は知らなければならないと思うが、試験として必要かどうか?【勤務医】

・国家試験は特別に優秀な人材を選別することではなく、一定のレベルに達していることをチェックするものだから、それぞれの職種で、現状に問題がなければ、現状の水準でよいということかな。【勤務医】

・人の命に関係する職種なので、人数で合格・不合格を決めるのではなく、例えば8割以上問題が解けなければ不合格というようにすべき。【薬剤師】

・医療関係者の業務は、ヒューマニズムの心が無くてはならないところが、経済(自分の生活)のみで考えている方が増えてきている。それでしたら国家資格は必要がない。その意味から面接や米国のようなストーリーが定められていない患者対応の実技試験は必要である。【薬剤師】

・国家試験の得点率で後付けの合否操作をするのは良くない。2015年3月の薬剤師国家試験は典型例。2016年3月には問題が簡単になり、傍目から見ても明らかにおかしい。もっとポリシーや軸を持って問題作成や合否判定をしてほしい。【薬剤師】

・通常の大学よりも長く濃い6年という大学生活を普通に努力した人は合格できるものにすべき。6年間努力して医師になれない人が大量に出るのは問題と思う。ちなみに私は最初経済学部を出て、社会人をしてから医学部に入りましたが、経済学部で勉強を」頑張っている人はほとんどいない(数%)くらいの印象でしたが、医学部では逆に数%の人がほとんど勉強をしていないという状況でした。(少なくとも私の大学では…)【勤務医】

・国家試験は全国規模で行うものであり、実技試験を必修の内容に含めると試験会場による偏りが必ずおこります。また大まかな知識は必要ですが、点滴一つとるにも、実際に研修医になってから身に付く場合も多いと思います。実際の臨床にほとんど出ていないのにもかかわらず、その点を評価する必要はないではないでしょうか。現場に出る前に身に付けるべきことと、現場に出ればすぐ身に付くことは区別すべきと思います。【勤務医】

・禁忌肢ばかりに拘るのはやめるべきだ。正当な治療でも医療事故は起こり得る。【開業医】



https://www.m3.com/news/iryoishin/413531
シリーズ: 始動する“医療事故調”
「“事故調”、見直しは時期尚早」四病協
自民党に要望、21条改正求める日医と相違

2016年4月3日 (日)配信 橋本佳子(m3.com編集長)

 日本医療法人協会常務理事の小田原良治氏は、4月2月に開催されたシンポジウム「医師法21条と医療事故調を考える」で、四病院団体協議会が、医療事故調査制度を今年6月末に見直すことは「時期尚早である」との見解をまとめたことを明かした。近く開催される自民党の「医療事故調査制度の見直し等に関するワーキングチーム」(座長:後藤茂之氏)で説明するという。

 四病協の見解は、「医師法21条と医療事故調査制度は別の問題であり、切り分けて議論すべき」が前提で、(1)異状死体の届出を定めた21条は、「外表異状説」の運用を徹底する、(2)医療事故調査制度の見直しとは別に、今後21条についての検討の場を設ける、(3)医療事故調査制度は2015年10月の開始から間もないことから、現時点での見直しは「時期尚早」であり、今後報告例を積み重ねて、経過を見てから検討すべき――という内容だ。

 小田原氏は、「改正ありきの話ではない。まだ始まって間もなく、制度の正しい理解が周知されず混乱もある」と話し、当分の間は運用の徹底を進めることが重要だとした。

 医師法21条については、日本医師会が、医療事故調査制度の見直しと合わせて、「死体を検案して犯罪と関係ある異状があると認めたとき」に変更し、罰則規定を削除するよう求める方針(『医師法21条の届出、「犯罪と関係ある異状」に変更を』を参照)。この動きを問題視していた日本医療法人協会の基本的考えが、四病協の総意となった(『日医の21条改正案に異議、医療法人協会』を参照)。

 シンポジウムには、弁護士・医師の田邉昇氏、弁護士の井上清成氏、いつき会ハートクリニック(東京都葛飾区)院長の佐藤一樹氏も出席。四病協の見解と同様に、医師法21条については「外表異状説」の徹底を求め、日医の改正案を批判した。

 田邉氏は、2004年の東京都立広尾病院事件の最高裁判決で、医師法21条は「外表異状説」で解釈が確定しており、「この解釈は厚生労働大臣も認めている。医師法21条を改正する必要はない」と説明。その上で、「日医改正案は、広尾病院事件の判例を引用していない。医師法21条をめぐる混乱は、厚労省ではなく、日医によるものであることを自覚していない」と述べ、日医改正案が届出を求める「犯罪の疑い」には、業務上過失致死罪も含まれるため、自ら診療していた患者が死亡した場合なども届出対象になり得るため、黙秘権侵害に当たる点などを問題視した。医療への刑事司法の介入を避けるのであれば、刑法そのものの改正を求めるべきとした。

 井上氏も、「外表異状説に立つと、届出数は1990年代前半くらいの少なさになり、実害はなくなる」と指摘、にもかかわらず、日医が医師法21条の改正を求めるのは、「頓珍漢な話」と切り捨てた。「医師法21条を炯々に改正する必要はない。それよりも業務上過失致死罪の医療への適用について検討すべき。行政指導を連想するような副作用がない形を想定して、行政、民事、刑事処分の在り方をトータルにじっくり考えるべき」(井上氏)。さらに、「異状な死体」と「異状な死亡」は意味が違うものの、両者を混同したために医師法21条をめぐる混乱が生じたとし、同じ轍を踏まないように、今回の医療事故調査制度が設計されたと説明した。

 佐藤氏も、日医の改正案について、「外表異状の有無で、医師法21条の届出要件が決まる。医療過誤や過失の有無とは関係ないというのが本来の趣旨」と説明。田邉氏と同様の考えで、日医案では、医療過誤や過失がある場合にも届出要件になるので、届出範囲が拡大する懸念から、「日医は根本的に考え方を変えなければいけない」と指摘した。

 「外表異状説」は「the 法律」

 医師法21条の解釈を詳しく解説したのは、田邉氏。

 医師法21条が規定する異状死体の届出は、警察が捜査を始める端緒となると説明。さまざまな誤解があるものの、その解釈は、「外表異状説」を採用した東京高裁判決を支持した、2004年の東京都立広尾病院事件の最高裁判決で確定したと説明。田邉氏は、「死体を検案して、外表に異状がなければ、届出をすべきか否かの判断における“入口”には入れない」と語る。憲法38条には、「自己に不利益な供述を強要されない」と規定されている。この黙秘権侵害を回避するために、採用されたのが「外表異状説」だ。「外表異状説」では、医療過誤・過失等の有無を問わない。

 この最高裁判決について、「法律ではない」との批判がある点について、田邉氏は、「刑集に掲載され、下級審に拘束力を有している」と述べ、外表異状説は「the 法律」と説明。前田村憲久厚労大臣も、2014年6月の参議院厚生労働委員会で「外表異状説」を支持する答弁をしていることを挙げた(『医師法21条、「医療事故の届出想定せず」、厚労相』を参照)。

 さらに田邉氏は、医療と刑事司法との関連にも触れた。業務上過失致死罪の適用対象から、診療関連死を除外することに関しては、「医療だけ特別扱いするのか」との指摘もある。これに対し、田邉氏は、国家賠償法では、「公務員が職務において、故意・過失によって違法に他人に損害を加えたときは、国・公共団体がその責任を負う」と規定されている例などを紹介、他の業種を参考に検討の余地があるとした。

 「異状な死亡」と「異状な死体」は異なる

 井上氏は、医師法21条と同様の混乱を招かないために、制度設計されたのが医療事故調査制度であるという視点から解説した。

 まず医師法21条の解釈について説明。「医師法21条が警察への届出を定めるのは、あくまで『異状な死体』であり、『異状な死亡』ではないと」と井上氏は釘を刺す。「『異状な死亡』と言うと、医療の素人にとっては、『過誤による死亡、あってはならない死亡』が想起される。『なぜ死亡したか、分からないものも、おかしな死亡だ』などとされ、死因不明、死因不詳なものは警察に届けようと話が広がってきた」(井上氏)。「異状な死体」は、「外表異状説」、あくまで外見を見て判断するものであり、死亡に至る経過や、医療過誤の有無などは関係しない。

 次に、医療事故調査制度について説明。井上氏は、「今回の制度では、医療過誤であっても、医療事故でない場合もあり得る」「医療事故であっても、医療過誤でない場合もある」と謎解きのような問いかけをし、今回の制度では、「医療に起因した」「予期しない死亡」という二つの軸から、医療事故が定義されていると説明した。医療過誤の有無などを問わないのは、医師法21条をめぐる混乱の教訓を踏まえたものだ。

 さらに井上氏は、医療事故調査制度の趣旨について、大学病院をはじめとする大病院だけでなく、中小病院や診療所なども含め、「全国津々浦々行き渡る制度にする。国家的な制度として医療安全への注意喚起するのが狙い」と見る。「管理者が全ての死亡症例を一元的にチェックするようになる。それが制度の狙い」と述べ、医療事故調査・支援センターに報告する医療事故には当たらない場合でも、医療安全の視点から検討の余地がある事例については院内で議論し、体制を見直すといった取り組みを通じて、医療安全の向上を図るのが「裏の狙い」(井上氏)。

 井上氏は「医療安全と医療の質向上は、重なり合うところはあるが、本来は別の話。質は向上しても、医療事故はなくならない」とも指摘。腹腔鏡下手術を例に挙げ、開腹手術よりも、侵襲性が少なく、治療成績なども上がれば、医療の質は向上するものの、医療事故は起き得るとした。さらに、研修医などは、経験や知識の不足などの理由から事故を起こしやすい現状があるとし、「個人の行為を『不可』などと評価するのではなく、いかにカバーするかを考えなければいけない」と述べ、医療安全を教育・支援体制などのシステムの問題として捉える必要性を指摘した。


  1. 2016/04/04(月) 05:41:08|
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