Doctor G 3 のメディカル・ポプリ

地域医療とプライマリケア、総合診療などに関係したネット上のニュースを記録。医学教育、研修、卒後キャリア、一般診療の話題、政策、そしてたまたまG3が関心を持ったものまで。ときどき海外のニュースも。

3月20日 

https://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20160320_6
盛岡市立病院、黒字に 改善計画実行以降で初
(2016/03/20) 岩手日報

 盛岡市本宮の市立病院(加藤章信事業管理者、268床)は2015年度、6383万円の黒字を確保する見込みとなった。単年度収支均衡を図る経営改善計画に07年度から取り組んで以来、黒字は初めて。高度急性期病院と診療所の中間の役割が盛岡保健医療圏(39病院)で求められる中、回復期の対応を充実させた改革が実を結んだ。

 医業収益は33億419万円で前年度比4403万円増。入院患者数は6万5941人で前年度比460人増加。高度急性期病院からと、在宅や介護施設からの患者受け入れにより伸ばした。

 紹介率(初診患者数に占めるほかの医療機関などから紹介された患者の割合)は58・6%(1月までの月平均)で前年度比4・3ポイント高。15年度は紹介を依頼する訪問対象のメーンに介護施設を据え、診療所を含めて計56カ所を回った。

 昨年10月から地域包括ケア病棟を20床増やし、県内最大の計60床態勢を構築。リハビリテーションもスタッフを2人増の10人とし、診療報酬単価の引き上げや医業収益の底上げを図った。



https://www.m3.com/news/iryoishin/409059
2016年度本体改定財源、前回の5倍 - 宮嵜雅則・厚労省保険局医療課長に聞く◆Vol.1
中医協の議論、「本体改定率」がベース

2016年3月20日 (日)配信 橋本佳子(m3.com編集長)

 2025年の医療提供体制に向け、地域包括ケアシステムの構築が主眼となった2016年度診療報酬改定。7対1入院基本料の基準が見直されたほか、調剤報酬も「患者本位の医薬分業」を確実に推進する方針が打ち出された。今改定を踏まえ、医療を実践していくためには、各点数の根底にある改定趣旨を読み解くことが不可欠だ。
 診療報酬改定を担当する、厚労省保険局医療課長の宮嵜雅則氏に、2016年度改定の主たるポイントとその考え方などについてお聞きした(2016年3月9日にインタビュー。計8回の連載)。

――まず今改定の位置付けをお教えください。2014年10月の課長への取材では、2016年度改定は、2012年度と2014年度の改定の後段階である一方、2018年度の診療報酬と介護報酬の同時改定の前段階と位置付けられていました(『2016年度改定は同時改定の先鞭- 宮嵜雅則・厚労省医療課長に聞く◆Vol.3』を参照)。想定通りの改定が実施できたとお考えですか。

 2025年に向けて、地域包括ケアシステムを構築していく流れの中で、前回、前々回の改定で取り組んだことを今改定で一歩進めていく。あるいは前回改定の修正すべき点は修正し、次回2018年度の同時改定につなげていく。これらの点については、ある程度できたのではないかと思っています。

 具体的には後で触れることになると思いますが、入院関係では、7対1入院基本料や、前回改定で新設した地域包括ケア病棟入院料などの要件の見直し、外来ではかかりつけ機能の評価などを実施しました。前回改定で集合住宅等への点数を引き下げた在宅医療については、もう少しきめ細かに評価すべきとの意見があり、対応しています。

――改定率についてお聞きします。中医協総会でも、医薬品の「市場拡大再算定」のほか、今改定で導入された「特例再算定」による改定率は、なぜ「外枠」として扱うのか、といった議論がありました(『「極めて遺憾」、改定率決定で中川日医副会長』を参照)。

 薬価調査を実施し、薬価と市場実勢価格の乖離率を基に薬価算定を行うのは、これまで通りのやり方です。「市場拡大再算定」など、大きく制度として枠組みが変わるようなものは、過去にも予算上は別に計上していたことはあり、それほどおかしい話ではないと思います。

――「市場拡大再算定」については、従来は薬価改定率に含めて計算していたのでは。

 過去には全てを含めて薬価改定率を出していた時もあれば、個別に改定率を出していた時もあります。今回は、通常の薬価調査に基づく改定、市場拡大再算定や特例再算定に基づく改定について、それぞれ個別に改定率を示しているだけです。

――診療報酬本体と薬価等・材料の改定率はあくまで別々に扱うべきとお考えですか。

 中医協での診療報酬改定の議論は、本体改定財源が基となり、どこにどのように配分し、評価していくかについての検討がメーンです。したがって、中医協の議論としては、本体改定率が一番重要。前回はプラス0.1%、医療費ベースで約400億円、今回はプラス0.49%、医療費ベースでは約2100億円で、改定財源は約5倍です。結果的に、いろいろなところに、きめ細かい評価ができたと思っています。

――次回改定でも、「診療報酬本体がプラス0.49%」をベースに議論することになりますか。

 社会保障費に関する政府の予算編成過程では、「どの分野で効率化、適正化できるか」も論点となり、その議論は今回もあり、そして次回も行われると思います。ただし、中医協で改定の議論を行う際には、本体改定財源がどの程度あるかが重要な要素になります。

――「薬価の引き下げ財源は、診療報酬本体の財源に充てるべき」という議論は、中医協の議論とは別であるということですか。

 中医協の診療側に、そうした意見があることは承知していますが、改定率は、政府の予算編成過程で決定することとなっています。極論すると、薬価の財源だけではなく、他の財源が本体改定率に入ってくることもあり得ますので、予算編成過程でどう考えるかという問題です。



https://www.m3.com/news/iryoishin/409449
シリーズ: m3.com意識調査
「面接で人格も」×「学力試験で十分」、医学部入試を巡る意見◆Vol.1
理想の入学試験の在り方についての自由意見

2016年3月20日 (日)配信 高橋直純(m3.com編集部)

Q  ご自身の職種を養成する学校への入試として、理想的な選抜方法があれば教えてください。
意識調査「医学部入試、理想の選抜法は?」の結果はこちら⇒「医師の7割が、医学部入試に「面接必要」」

【面接試験についての賛否】
・まずは人格かと思います。面接はいかなる職種にも必要です。第2に専門各種に関連あるペーパーテスト、そして簡単な論文(何故その専門職を選ぶのか等)。【開業医】

・医師は必ずしも研究者になるわけではなく、卓越した特殊技能と記憶力・判断力が要求されるわけではない。奇抜な、非常に高度な入試問題を解く脳力は必要としない。つまり普通の常識的な脳力でよい。入試は共通一次で良い。必要なのは医師として、医療従事者としての適性を持つ学生を選ぶか、どのように見抜くかである。高校でトップであるから、東大理三に受かるから医者になる、のでは適性は判断できない。医師適性検査が必要である。入試の前に適性検査を受け、常識的な人間であり、反社会的な要素を持っていない、医師という職業に熱情をもち、そして、多少は成績もよい人物を選び、入試に臨む。それは面接を重視する。こんな学生に入学してほしいという判断を大学側がどの様に決定するかである。【勤務医】

・今の医学部試験に一次合格者に二次試験に面接とグループディスカッションは必修とすべきだ。高得点者だけで入学させるべきではない。人間性も見極めてほしい。より良き医療人を育てるために。【開業医】

・普段の実力(内申)と勝負強さ(試験)と人柄・アピール力(面接)に加え、総合点で少し劣ってもある教科に秀でていても若干名救うのが良いかと。【勤務医】

・ペーパーテストで学力を公平に判断し、面接で人間性を評価する。面接には大学教員より人事のプロが行うべきである。【開業医】

・試験の点数で2/3を選抜し、後は個性のある人を面接で選抜する。【開業医】

・やりたいことを考えて、自分の理想を面接で主張すべきと思います。【開業医】

・理系のトップクラスの学力を要求する医学部であるが、その割りには文系の要素、国語力、言語力や表現力など文系の要素が非常に大きな比重をしめる仕事である。患者さんに対する表現とカルテや文書に記載する簡潔明瞭な表現は違う。選抜する側の教授クラスにもそのような人間力が要求されるのだから、学生も同じやり方で選抜すべきで、面接は絶対に必要である。入学してから分かる本当の人間性はなかなか判断のしづらい項目ではあるが、医師になって30年近くなった今感じることは、医師に必要なものは学力よりも人間力のような気がします。【勤務医】

・面接担当者に面接法の研修を行い、十分な時間を取って面接する。【勤務医】

・人格障害など、実際の医療の場で問題行動を起こす可能性が高い人たちを面接でふるい落とすことが大事。【勤務医】

・医学部を臨床医学と基礎医学に分けた上で、臨床医学を志す場合、極めて特異な人格や精神障害を除外できるような心理面接、テストが必要だと考えます。【勤務医】

・薬剤師も面接試験を行った方が良いと思う。【薬剤師】

・これまで関心を持って取り組んで来たことを、自分の言葉で語って貰う場を持つことがかなり大切だと感じています。【開業医】

・研究者であれば一発勝負の試験で結果を出すことは意義があると思いますが、医学部で、臨床医を目指すのであれば、継続した実力や人柄、コミュニケーションの取り方などが必要です。複数回の試験を施して(センター+二次試験などの一連の試験ではなく、個々に独立した試験を複数回)、面接を行なうことは最低限必要と思います。面接も人柄がわかるような面接が必要でしょう。それでも医師向きでない学生が入ってくるでしょうが、かなり良くなると思います。【勤務医】

・短時間の面接で選抜は不可能。よっぽどの異常行動がなければ、意味がないでしょう。東大は、現在の学生さんにうんざりして、選抜方法を、試行錯誤しているのでしょうが、権威の象徴としての東大の存在そのものが、東大を目指す学生さんを形成しています。ブランド志向なんです。東大はそういう大学だと諦めてください。医学部の選抜方法に理想などありません。やはり、それなりに理論的に努力できる人間が必要ですし、受験勉強は、答えが必ず用意されていて本当の研究とは違うことを理解している人間が必要です。今まで通りの受験勉強と共に、どんな人間になりたいのかの人間とは何かを考える人が必要。おそらく大学側の面接官もそんなこと考えている人は少ない。【開業医】

【学力試験を重視すべき】
・一般入試オンリーにする。ゆとり世代を象徴する選抜方式である推薦やAOの増加で、医学部はチープな学部に転落した。一発勝負を回避するメンタルの弱い連中が医療現場に放たれる害悪は計り知れない。アスリートは、4年に1回のオリンピックを目指し、血の滲むような努力を重ねたとしても、やっと辿り着いた舞台で1秒に泣く、1回の判定に泣く。だが、その過程で鍛えられた強靭なメンタルには、誰もが敬意を表する。医師も同じだろう。推薦やAOで抜け駆けし、皆が全力で臨む一般入試を回避する弱い連中に敬意など抱けるわけなかろう。医師が患者に舐められるようになった理由の1つがここにある。【勤務医】

・医師は高度の判断力を求められます。馬鹿では務まりません。昔のように試験を厳しくすべきです。推薦枠で入る人は相対的に学力が落ちている人が多く、将来が心配です。医学部で人間形成の指導をすればよいと思います。【開業医】

・学力一本。駄目な医師は、卒後に淘汰される。【勤務医】

・4科目の一般入試のみ。【開業医】

・全国の国立大学医学部の入試はかつてのように学力のみで評価するべきである。推薦入学の枠が多すぎて、裏口入学まがいの低学力学生や親のコネで入学する無気力学生が増えている。勉学に真摯に向き合うポテンシャルの高い学生が入学するべきである。【開業医】

・あくまでも学力テストの一発勝負でするべきです。オリンピックでも私情の入る採点競技よりタイム差で争う試合のほうが 結果に納得できるのと同じだと思います。【勤務医】

・偏差値至上主義で結構。【勤務医】

・勉強もできないような自己鍛錬力のないものは入らないでほしい。【勤務医】

・ペーパーテストオンリーで良いです。制限するなら特定の高校からの入学者数を制限するべきでしょう。【勤務医】

・学力試験でいいと思いますが、進学校の生徒が有利であるようなシステムには疑問。もちろん彼ら彼女らは自らの努力で、その進学校に在籍しているわけですが、あまりに盲目的。【勤務医】



https://www.m3.com/research/polls/result/75
シリーズ: m3.com意識調査
結果医学部入試、理想の選抜法は?

カテゴリ: キャリア・働き方 回答期間: 2016年3月11日 (金)~16日 (水) 回答済み人数: 2392人

 東京大学の理科三類が、 2018年2月に実施する入試から、2次試験に面接を導入します(『東大、理3に面接導入へ 医師の資質、多面的に判断』を参照)。医師にふさわしいかどうかを多面的に選抜するためとしておりますが、短い面接時間で判断できるのかという疑問も寄せられています。医学部入試を巡っては、「生物」を義務付けないことが問題という指摘もあります。入学試験の在り方についてお聞きします。

医師の7割が、医学部入試に「面接必要」

 医学部など医療従事者を養成する学校への入学試験で面接が必要かどうか尋ねたところ、全体で69%が「必要」と回答。「必要ない」は9%に留まりました。

 試験科目については、「生物」で46%、「文系科目」で61%が「必要」と考えていました。

   自由意見で尋ねた「理想的な選抜方法」について、多数の意見が寄せられました。医療維新でご紹介いたします。

回答総数は2392人。内訳は開業医506人、勤務医1529人、歯科医師3人、看護師49人、薬剤師243人、その他の医療従事者 62人。

Q1 医療従事者を養成する学校への入試で、面接による選抜は必要でしょうか。

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開業医 : 506人 / 勤務医 : 1529人 / 歯科医師 : 3人 / 看護師 : 49人 / 薬剤師 : 243人 / その他の医療従事者 : 62人
※2016年3月16日 (水)時点の結果

Q2 医療従事者を養成する学校への入試科目として、「生物」は必要でしょうか。
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開業医 : 506人 / 勤務医 : 1529人 / 歯科医師 : 3人 / 看護師 : 49人 / 薬剤師 : 243人 / その他の医療従事者 : 62人
※2016年3月16日 (水)時点の結果

Q3 医療従事者を養成する学校への入試科目として、「文系科目」は必要でしょうか。
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開業医 : 506人 / 勤務医 : 1529人 / 歯科医師 : 3人 / 看護師 : 49人 / 薬剤師 : 243人 / その他の医療従事者 : 62人
※2016年3月16日 (水)時点の結果

Q4 ご自身の職種を養成する学校への入試として、理想的な選抜方法があれば教えてください。【任意】
回答を集計中です。



https://www.m3.com/news/iryoishin/409450
シリーズ: m3.com意識調査
「メディカルスクール制の導入を」「古典の教養必要」◆Vol.2
理想の入学試験の在り方についての自由意見

レポート 2016年3月20日 (日)配信 高橋直純(m3.com編集部)

Q  ご自身の職種を養成する学校への入試として、理想的な選抜方法があれば教えてください。
意識調査「医学部入試、理想の選抜法は?」の結果はこちら⇒「医師の7割が、医学部入試に「面接必要」」

【メディカルスクールの導入を】
・4年制大学修了者を入試対象者とする。【勤務医】

・医学部を大学院化、周囲一般住民の内申調書も合否判定に用いる。飛び級入学も容認する。【勤務医】

・米国式も良いかもしれません。他学部を一回卒業してからの入学。【勤務医】

・米国での医師養成課程を参考に医学部を大学院大学にする。すなわち、既に4年生大学を卒業し「学士」である者の中から、全国統一試験(*)を実施して選抜するのがよいと思います。(*); MCAT(Medical College Administration Test)に相当。【勤務医】

・高校卒業後に医学部に進学する現在の日本の制度よりも、米国のように人文系を含む学部修了者を、メディカルスクールで医師に養成する制度にすることが望ましい。その入試においては、(1)これからの医師にとって最新の科学としての生物学の知識は不可欠なので、ライフサイエンス、バイオテクノロジーを理解するのに必要な自然科学の関心、素養を持っていることを確認し、さらに(2)人間への関心、対人能力、医師を目指す理由、動機などを作文及び面接等の手段により綿密に確かめること。【その他の医療従事者】

・私自身は医学部学士編入制度入学者でした。海外の例の通り、他学科、社会人経験者の受験制度も有用と思われます。【開業医】

【実習や課外活動を評価】
・1週間程度の実習のようなものを評価対象とする。【勤務医】

・ボランティアなど社会経験をさせて様子を見ること。【薬剤師】

・チームワークを重視する必要があることから、スタンドプレーを行う者を排除する。全国の医学部志望者全体に対して、数日間のインターンシップを行い、合否判定に反映させる。いわば、宇宙飛行士が受ける閉鎖試験のようなものを行う。【勤務医】

・フランスのようにボランティア活動を評価するのも一考の価値がある。【勤務医】

・10人程度のグループで討論会を行い、言葉使い、他人への配慮、リーダーシップ、協調性、集団をまとめる能力などを確認する。【開業医】

・国立医学部入学希望者に1年間ないし半年の介護デューティーを課す。難関看護大学や補助金の多い私立大医学部入学希望者もこれに準ずる。【勤務医】

・何泊か合宿して有資格者になった時、耐えられるであろう課題を出して脱落しなかった人。【看護師】

・理想と言う前提で言うならば、2次試験で夜間救急を見学してもらいレポートを書く。レポート内容が、患者のことを第一に考えての内容なら合格というのはいかがでしょうか。【薬剤師】

【入学後が重要】
・入学試験だけで適性を判断しにくいし、学生の間に適正を欠く状態に陥る人もいます。最終的には資格試験があるのだから、入試制度で極端な不適格者を除外することは必要ですが、それよりも資格試験を厳重にすべきです。【開業医】

・教養課程を生命学科とし選抜し、研修履修の上、適性を見て、人間生命学としての医学部に進級する。【開業医】

・アメリカ並みに、定員の5倍くらい入学させて、適正を見ながら振り分ける。【開業医】

・ある程度希望者を入学させて、1年間かけて試験をして元の定員にする。例えば、1次選抜で300人くらい入学させて、数カ月に1回試験して、1年間の試験の合計点で100人に絞る。そうすれば、1年で留年する学生はなくなる。勉強のくせの付いた学生しか残らないので、より留年しなくなり、レベルも上がってくると思う。私学も国公立も同じだと思います。受験のテクニックばかり上達して、学問に対する姿勢がなくなってきています。偏差値だけ上げても意味がなく、適応能力が一番必要とされていると思います。【勤務医】

・医学部としては、学力のみで入学者を多めに決定し、医学部、そして医師になってからも不適格者を振り落としていくやり方が良いのではと思います。良い臨床医か否かを決めるのは最終的には患者さんだと思います。【勤務医】

・地域医療に従事することを条件にする。【勤務医】

・地方大学医学部に入学する場合に、必ずその地方で従事する縛りをつけて入試を実施。成績はそこまで良くなくても入学を許可する。勉強はそこまでできなくてもやる気があれば医者は務まると考えます。【勤務医】

【小論文】
・小論文:目標とする医師や医師像、テーマなど自由課題で。【勤務医】

・小論文を読んで回答、また作成する形式のテストに面接を併用する。5教科の試験は学力しか知ることができないと思う。【勤務医】

・その場で与えられた課題に対して、作文などを含む創意と常識を問うのが良いのではないか。作文としては800文字以上が望ましいと考える。【開業医】

・豊かな感性を持つことも大切かと。絵画や自然を撮影した写真など、また被災者・障碍者等の写真などを見せて、感じたことや思いを小論文として作成させることも良いのでは。【開業医】

・英、数、国語、理(生物+物理か化学)は必須と思います。客観的評価が難しくなりますが、面接よりも小論文書かせれば、思考力や遂行力が推し量れると思います。【勤務医】

・職種を選んだ動機の作文を課した上での面接の実施。【勤務医】

・医学部志望、医師志望理由、将来の自分の意思像についての作文。【勤務医】

・小論文は良いと思います。答えがある問題を解く能力と自ら問題点を見つけ出してその解決法を見出す力を問う形式も必要かと思います。【勤務医】

【文系科目も】
・人文科学の知識は不可欠。人の心の分からない医者は、百害あって一利なし。【勤務医】

・系統立てた考え方が必要なので、理科、数学を中心に、国語や英語を織り交ぜた医学論文を用いて、分析や考察をさせるような問題が必要だと思う。面接は必要。【開業医】

・四書五経などの古典の教養(古事記、風姿花伝など)。【勤務医】

・本人の資質を確認できる科目(哲学など)も盛り込む。【開業医】

・医学には物理・数学などの科学は必要ですが、医療には人間らしさ文系的教養も必要です。医学部入試では受験者を多角的に評価すべきです。【勤務医】

・理数系の知識も必要だが、論文や申請・報告書など英語・国語の知識も必要。研究では英語論文を沢山読む必要が有る。文系が嫌いで、理系を選んだのに。【勤務医】

・私大出身(3教科)の目から見て、国公立大出身者(5教科)のバランスの取れた思考には敬服するものがある。【薬剤師】



https://www.m3.com/news/iryoishin/409451
シリーズ: m3.com意識調査
「折り紙を折れるか」「順天堂の先駆的試験見習え」◆Vol.3
理想の入学試験の在り方についての自由意見

レポート 2016年3月20日 (日)配信 高橋直純(m3.com編集部)

Q ご自身の職種を養成する学校への入試として、理想的な選抜方法があれば教えてください。
意識調査「医学部入試、理想の選抜法は?」の結果はこちら⇒「医師の7割が、医学部入試に「面接必要」」

【その他】
・技術 音楽 体育などのある程度の実績の評価【勤務医】

・推薦入学だけはやめてほしい。金儲け医師の子弟が金儲け学校にはいるだけだが、国民や他の医師の迷惑。【開業医】

・医師の家系の人間は無条件で入れるべき。業務継承は大事。【開業医】

・折り紙をきちんと折れるか、チームでミッションをクリアできるか。【勤務医】

・高校の推薦状。【勤務医】

・親子面接。【開業医】

・わからない。基礎医学系と臨床医学系にわけてしまうのも一法か。【勤務医】

・第三者の推薦状。【勤務医】

・社会人経験ありを必須とする。【薬剤師】

・家族が医療関係者かどうかが重要と思います。【勤務医】

・複数回の受験【勤務医】

・薬学部は6年制になり、学習内容は臨床に近く卒後社会に結びつくことが約束された内容になり、学生にとっては恵まれているとは感じますが、人間としての余裕や幅が感じられないようにも思います。以前から薬学部は職業学校に近い位置にあったことで、大学に研究機関と感じる面は少なかったと言えますが、更に専門学校化していると思ってしまいます。時代とは逆行しているかもしれないですが、全人的な知識や関心を持ってほしいです。【薬剤師】

・まず(!)「医学部」の「教師(教授、准教授、助教など)」の試験官となり得る「方々の『試験官、適性試験』」を行ってはどうか?【開業医】

・なかなか理想的な方法はないと思います。心理試験などは活用すべきでしょう。大切なのは、過去の入試成績(面接を含め)と、その後の学生の成長、卒後の状態をデータ化して、何がポイントになるのかを検討することだと思っています。【勤務医】

・自分の職種は医師なのですが、周りを見ていると、全てがガイドライン、数字で判断。しかし何か一番大切な人間の命、尊厳を見失っているような気がする。ただ勉学ができるだけでなく、人格、資質の養成が一番必要だと思うのですが。それが見抜ける選抜方法が理想的だと思うのです。【勤務医】

・器用さが求められることが多いので、技術家庭や美術の点数が高いほうがよいと思う。体力も必要なので、年齢や体育の成績の考慮も必要だと思う。【開業医】

・学生時代に無遅刻無欠席であった学生は評価を上げる。【開業医】

【長文での回答】
・医学部は必ずしも理科系学部とは言えない。社会医学も含まれており、多様な人材が必要である。そういう意味で理科系に限った選抜には問題があると考えている。面接もそのための一つの選抜手段として必須のものと考えているが、限られた時間内で本当に医師としての適性を評価できるのかという疑問もないではない。2020年に大学センター入試がなくなり、入試選抜の方法が変更される。2015年の順天堂大学医学部のロンドン・キングクロス駅の階段の写真を見て800字で意見を述べるという先駆的試験問題を他の79の医学部でどう評価するのか選抜する側の考えが知りたい。多くの医学部はまだ何も準備していないのが実情だろうと推測されるが...。【開業医】

・入試の学科で満点が取れないようでは、臨床で満点を出し続ける(ミスをしないということ)ことは難しいです。記憶力を図るだけであれば、科目を増やした方がいでしょう。しかし、文系科目や生物を勉強すれば、人芸性が豊かになる訳ではありません。また、人間性はどんな尺度を持ってしても測定することができないので、面接による「印象診断」だけで淘汰するのは反対です。例えば、発達障害患者にとってコミュニケーションエラーは病気の症状かもしれません。「短時間の面接による」「印象診断」で「発達障害患者を差別、淘汰」する危険はあると思います。そんな奴は医学部に向いていない、というのであれば、水虫を抱えている人間は「医学部に向いている」とはいえない=淘汰、といった暴論まで認めなければならないのではないでしょうか。なので、とりあえず医学部に入りたい人は入れちゃって、ダメそうな奴は排除する後方視的対応のほうが有効かもしれません。(多分実際にはそうして淘汰されているような気がします…)【勤務医】

・(1)入試には、「保健体育」を入試科目に取り入れる。それにより、正しい動機の学生を選抜できる。さらに、高校までの課程で、「保健体育」を充実させて、教科として「医学医療基礎」とでもする。広く国民が医学医療知識を習得すれば、「クスリ好き」の国民性を正して、医療財政の破たんを防ぐことにもつながる。(2)医療専門職に就くための短期大学的な課程を設けて、進学振り分けによって、医師、歯科医師、薬剤師、看護師、臨床放射線技師、臨床検査技師等の専門課程へ進むための共通基礎課程とする。その中でも、病院実習等を取り入れて、自己適性を見極める機会とする。また、教科のみでなく、実技も取り入れて、進学振り分けをすることにより、医療への真剣な取り組みを促す。(3)看護師等の医療職からも、医師への道を開く。職歴や経験も評価し、医学の専門課程へ直接入学できるための特別な入学試験を設ける。【勤務医】

・医療人が自ら行う面接試験で医療人にふさわしい人物か否かの評価が可能だと考えることこそおこがましい。単なる拡大再生産だろうが。人間は自分自身の常識外にあるもの・ことを適切に評価することなどできやしない。であれば誰もが納得し得る安定した選抜方法を採用せざるを得ない。筆記試験が有史この方廃れぬ理由だ。問い方を変えよう。貴方は面接で落とされ「人間性」まで否定されたいのですか(笑)。閑話休題。面接で合格した人物がその後本当に相応しい職業人となったのか、改めて胸に手を当て思い返してもらいたい。厳密な追跡調査をする勇気がありますか(笑)。いわゆるAO入試の二度目のファルスそのものでしょ。さて、高等学校で教授される程度の生物が深奥に迫るものなのか、火を見るより明らか。有精卵を育てて親鶏を絞め喰らう方がどれだけ身に染みる生物学入門となることか。頭のいい医学生なら高校範囲の「生物」など1カ月でさらえますよ。さらに、文系科目の必要性など笑止。希羅原典にもあたらず(所謂オクスフォードラーメン本に苦しんだ御同輩も多いことでしょ?)、半世紀も昔の既に超克淘汰された「現代思想」をいまだ有り難がる「意識高い」系愚者の群れのお手軽さこそ、センター向け倫社攻略本に原点を求むるべきと考えるのです。要するに、お手軽すぎるんですよ。人文社会学をなめるな。MA、博士中退で学部入試に小指で引っかかった、できそこないMDの下らぬ呟きです。【開業医】

・面接は、問題が明らかに認められる(病的)以外は個性の多様性として入学許可。マークシート方式のみとして、記述式は排除して、試験官による評価のバラツキが入らないようにする。生物は当然人を科学的に診ることが必要な学科なのだから必須、文系は医療は学問でなく人を診る領域なので必須。面接は病的な人のみハネる(点数化しない)、点数はマークシ-ト方式の点数のみで、全ての領域に最低限(60点以上)は必要だが、全体の点数で高い人から機械的に合格とする。なお、一教科が100点を取るような極端に優秀だが偏った学生は全体の最低点(60点を30点にする)や合計点数にゲタをはかせる(100点取ったらそれのみ1.5倍=150点とする)ようにして変った学生も1%程度入れる。大学は、職業訓練のみをするところではなく教育機関なのだから、いろいろな学生を全人的な人間性や医療者としての心構えも含めて教育し、適正がないと判断されれば留年・退学・患者と接しない領域への誘導はやむを得ないし、必要(入学後の試験は基本的に記述式として普段接している教官の判断が最大限生かされるようにすべき)。国家試験後の質の確保のため、に、弁護士会のように、医師は全員医師会への所属が臨床医としての活動に必須とし、医師会は高い倫理感に基づいた相互自浄作用と卒後教育を責任を持ってかつ強力に発揮する。【開業医】

・残念ながら日本の医者は、医療行為だけしていればいい、という環境にはありません。各種の書類や、健保対応、どうでもいい地域の医師会などのからみあい、他院との連絡、患者の転出先の手配、院内の委員会など、本来医者がしなくてもいい雑用が山積です。日本の医療現場では、臨床医として無能なのに、こうした雑務にだけ熱心な医者が多く、むしろそんな医者のほうが評価されるという馬鹿げた現実があり、それはこの先も当面変わらないでしょう。で、あるなら、入試の段階でそのような資質を持った医者を選抜できるような方法をとるべきでしょう。そうしないと、せっかく医療/医学に燃えて大学に入って医者になったのに、来る日も来る日もくだらない雑務ばかり、という悲劇が続きます。そうした不幸を避けるため、たとえばワープロの資格があるとか、事務職の経験があるとか、そういう人材を優先して入学させればいいと思います。【勤務医】


  1. 2016/03/21(月) 06:41:55|
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