Doctor G 3 のメディカル・ポプリ

地域医療とプライマリケア、総合診療などに関係したネット上のニュースを記録。医学教育、研修、卒後キャリア、一般診療の話題、政策、そしてたまたまG3が関心を持ったものまで。ときどき海外のニュースも。

2月23日 

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0238193.html
容疑の技師、PC受領 美瑛談合、癒着常態化か
02/23 19:00 北海道新聞

 【美瑛】上川管内美瑛町の町立病院発注の磁気共鳴画像装置(MRI)をめぐる入札妨害事件で、官製談合防止法違反容疑で逮捕された同病院放射線技師矢野雅人容疑者(48)が、この入札で導入したMRIのメーカーから、パソコンやソファベッドなどを受け取っていたことが23日、関係者への取材で分かった。道警は矢野容疑者とメーカーとの癒着が常態化していたとみて、両者が関係を深めた経緯など解明を進めている。道警は23日午後、同容疑で矢野容疑者を送検した。

 2014年12月の町懲罰委員会議事録によると、矢野容疑者はこの医療機器メーカーのMRIを発注した11年以前から、メーカーからソファベッドやテレビ、椅子などを受け取り、技師室などに設置していたという。これらの備品は、同容疑者が医療機器発注時にメーカーに要求していたとみられ、メーカーが作成した見積書には記載されていなかった。同容疑者は周囲に「ソファベッドなどは患者さんが使うことにしたらいい」と説明していたという。椅子が矢野容疑者が勤務する放射線科ではなく、病院事務局に届いたことから発覚した。



http://www.huffingtonpost.jp/masahiro-kami/iwaki-kyoritsu-hosipital-recostruction_b_9296822.html
いわき共立病院の建て替え
上昌広
東京大学医科学研究所 先端医療社会コミュニケーションシステム社会連携研究部門 特任教授
2016年02月23日 21時03分 JST ハフィントンポスト

「なぜ、いわきには研修医が来てくれないのでしょう」

いわき市関係者から相談を受けることが多い。私は「リーダーの問題です」と答えることにしている。

いわき市の医療の迷走を象徴するのが、いわき市立総合磐城共立病院(以下、共立病院)だ。病床数761、地域最大の病院である。

この病院が抱える問題は医師不足だ。ホームページには「医師の退職等によりこれまでの医療水準を維持することが極めて困難な診療科においては、診療体制を変更して診療しています。」と書かれ、整形外科以下、11の診療科の名が挙がっている。多くの医師が去っているようだ。

若手医師からの評価も低い。2015年度の研修医のマッチングでは、14人の応募に対し、2人しかマッチしなかった。

これは合計8人の募集枠がフルマッチした公立相馬病院、南相馬市立総合病院とは対照的だ。前出のいわき市関係者は「(医師が集まらない理由として)原発事故は言い訳にならない」という。なぜなら、放射性物質による汚染は、いわきより南相馬の方がはるかに深刻だからだ。

いわき市の人口1000人あたりの医師数は1.5人。全国平均(2.4人)は勿論、中国(1.7人)、コロンビア(1.8人)、チリ(1.9人)にも及ばない。

ところが、共立病院の一日の平均入院患者数は573人。病床稼動率は75%ということになる。潜在的な患者はいるのに、治療できていない。勿論、医師がいないからだ。なぜ、共立病院に医師がこないのだろう。

私は、市長をはじめとした病院経営者の問題だと思う。あえて医師を減らそうとしているとしか思えない悪手を打ち続けている。

最近、共立病院の存続を脅かす問題が持ち上がった。それは、病院の建て替えだ。いわき市は、14年2月に新病院基本設計を作成し、同年9月に公募によって事業者を選定した。18年12月の開院を目指し、既に工事が進んでいる。

問題は工費だ。いわき市は建設コストを402億円と見込んでいる。一床あたり5743万円。公立病院の平均3300万円、民間病院の平均1600万円を大きく上回る。実際は、医療機器のリース料やエネルギーサービスプロバイダーの初期コストとして、これに約40億円が上乗せされるという。

自治体病院なので、国や県からの補助金が出る。公認会計士でいわき市議である吉田みきと氏は「自治体病院の借入金の一定割合が、国から自治体に税金投入される」という。具体的には、病院債の毎年の元利償還金額の半額が、自治体の基準財政需要額に算入され、普通地方交付税の算定根拠となる。

ただ、多少補助金が出ようが、高額な病院を建てれば、維持費は高くなるし、減価償却も膨れる。病院は経営改善のために、コストカットせざるを得ない。人件費を切り詰め、将来投資を減らすことになる。

この状況は、年収500万円の若夫婦が億ションに住むようなものだ。頭金は親が出してくれても、共益費・維持費・修繕積立金は自らが支払わねばならない。生活は極貧となる。そんなところには、誰も行きたがらない。

医師が病院を選ぶ際に重視するのは、建物の壮麗さや目新しい医療機器があることではない。多くの症例を経験し、実力がつくことと、給与を含めた待遇だ。おそらく、このまま共立病院の建て替えが進めば、益々、医師は来なくなるだろう。

過剰投資は企業が倒産する最大の理由だ。医療も例外ではない。今からでも遅くはない。どうすれば、共立病院が「倒産」せずに済むか、情報公開を進め、市民目線で議論すべきである。

* 本稿は「医療タイムス」での筆者の連載に加筆したものです。



http://www.sankei.com/life/news/160223/lif1602230019-n1.html
がん退職防止指針を初策定 企業と医師連携、厚労省
2016.2.23 22:13 産経ニュース

 厚生労働省は23日、がん患者らが治療と仕事を両立できるよう支援する企業向けガイドライン(指針)を公表した。病気による退職を防ぎ、仕事優先で治療をおろそかにしないようにするのが狙い。企業側に対し、働き手である患者の情報を医療機関と共有し、勤務時間の配慮など適切な措置を取るよう求めた。

 がん対策基本法に基づく就労支援策の一環で、こうした指針は初めて。がんだけでなく、脳卒中など継続して治療が必要な病気も対象となる。厚労省のウェブサイトで閲覧できる。

 指針によると、日本人の2人に1人が生涯のうちにがんにかかる。働きながらがんで通院している人は約32・5万人と推計され、対策が急務となっている。



http://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=224261&comment_sub_id=0&category_id=256
がん患者の勤務に配慮を 厚労省指針、医師と情報共有促す
2016/2/24 中国新聞

 厚生労働省は23日、がん患者らが治療と仕事を両立できるよう支援する企業向けガイドライン(指針)を公表した。病気による退職 を防ぎ、仕事優先で治療をおろそかにしないようにするのが狙い。企業側に対し、働き手である患者の情報を医療機関と共有し、勤務時間の配慮など適切な措置 を取るよう求めた。
 がん対策基本法に基づく就労支援策の一環で、こうした指針は初めて。がんだけでなく、脳卒中など継続して治療が必要な病気も対象となる。厚労省のウェブサイトで閲覧できる。
 指針によると、日本人の2人に1人が生涯のうちにがんにかかる。働きながらがんで通院している人は約32・5万人と推計され、対策が急務となっている。
 指針は、情報共有を促すため (1)企業側から主治医に業務内容を伝える文書 (2)病状や就業上望ましい配慮を主治医が意見する文書―などの「ひな型」を示し、これらの文書を用意するよう要請。
 企業はこれらを通じて仕事を続けられるかどうか判断し、働き続ける場合は、休暇や勤務時間について配慮する内容を決める。必要に応じ、それらをまとめた「両立支援プラン」を定める。
 休業が必要な場合でも、労働者と連絡を取って治療の経過や今後の見通しを確認し、「職場復帰支援プラン」を策定することが望ましいとした。



https://www.m3.com/news/iryoishin/401999
シリーズ: 降圧剤論文問題と研究不正
男性医師から白橋被告への解析用データ提供を示唆、ノバ社側
ノバ社・府立医大論文改ざん事件、第10-11回公判

2016年2月23日 (火)配信 高橋直純(m3.com編集部)

 ノバルティスファーマ社の降圧剤を巡る京都府立医科大学での医師主導臨床試験の論文データ改ざん事件で、薬事法(現医薬品医療機器法)違反(虚偽広告)に問われた元社員とノバ社に対する第11回公判が、2月22日に東京地裁(辻川靖夫裁判長)で開かれ、KHS(Kyoto HEART Study)の事務局を務めた男性医師への弁護側による反対尋問が行われ、弁護側は男性医師のエンドポイント委員会への関与や解析データの管理などについて質問、今後、白橋伸雄被告の証言との整合性を追及するとみられる。また、KHSのサブ解析論文での筆頭著者の「名義貸し」の実態などが明らかになった。

 弁護側の男性医師への反対尋問では、検察側主尋問で出てきたデータの管理やエンドポイント委員会の在り方などについて、細かい確認が続いた。データ改ざんがあったとされるCCB論文の解析用データ「SUB_CCB(version1)(自動保存済み).xls」については、男性医師のパソコン内に保存されていたことが判明している(『KHS主論文、白橋被告が「手法」「結論」「図表」を作成』を参照)。男性医師は白橋被告から渡されたものとしているが、「どのようにもらったかは分からない」と証言している。

 弁護側は、ファイル名に含まれる「(version1)(自動保存済み)」は男性医師が使っていたMac固有の自動保存機能によるものでは、と指摘。これまで、男性医師から白橋被告にデータを提供したことはないとしているが、このファイルのプロパティで作成日時とされる2010年1月6日に、京都市内のホテルのスイートルームで男性医師と白橋被告が会っているとし、その時に男性医師から白橋被告にデータを提供したのではと質問。「それはない」と答えた。弁護側は2人がスイートルームであったのはこの日だけと説明したが、男性医師は詳細は覚えていないとした。

 また、弁護側は同ファイルは自動保存されたもので、本来ならばオリジナルのファイルがパソコン内にあるはずと指摘。なぜ残っていないのかと尋ねられると「分からないので答えようがない。オリジナルがあれば残しているはず」と答えた。論文に疑義が呈された後、京都府立医大の調査委員会に対して、男性医師は各種データを提出したが、同ファイルについては提出していなかった。「故意に提出しなかったのでは」という問いに対しては「それはない」と述べた。

 検察側尋問で、KHSにおいて症例を判定する「エンドポイント委員会」では、男性医師は委員会の場には同席しつつ、離れた位置で自身の仕事をするなどし、話し合いの内容を聞かないようにしていたと説明している。白橋被告から「本来なら事務局はエンドポイント委員会に参加してはいけないが、それは委員の先生に失礼なので同席するように」という指示があったためとしているが、弁護側は男性医師が話し合いの内容を聞いており、判定結果を知っていたのではと尋ねた。男性医師は否定した。

教授命令で筆頭著者を「名義貸し」


 KHSではデザイン論文1本、主論文1本、サブ解析論文6本が作成されている。サブ解析論文では、本件対象となるCCB(カルシウム拮抗薬)論文、CAD(冠動脈疾患) 論文のほか、DM(糖尿病)、CKD(慢性腎臓病)、LVH(左室肥大)、肥満に関する論文がある。弁護側の質問に答える形で男性医師は、LVH論文の筆頭著者はほぼ論文に関与せず、セカンドオーサーとなっている医師が執筆したと証言。京都府立医大元教授の松原弘明氏の指示によるもので「筆頭著者は(松原氏が京都府立医大に着任する前の)関西医大から来ていた。開業される時期で、立派な論文が必要ということで、松原教授の命令で筆頭著者にした」とし、弁護側の弁護士から「単なる名義貸しか」と問われると「そうなる」と答えた。CKD論文でも同様のことが行われていると答えた。

 論文著者の名義貸しの実態について「できの悪い大学院生に学位を取らせる時など、中堅ボスの先生が論文を書いて、大学院生で投稿して、学位請求論文にすることはよくあること」と答えた。

 また、KHS主論文では統計解析責任者となっている京都府立医大の統計学の教員は実質的に関与してないと述べた。ノバ社の社員だった白橋被告が実質的に担当することに対しては「大規模臨床試験は初めてのことなので、問題があるとは思わなかった」と答えた。1990年代ごろまでは、臨床試験に際して製薬会社のMRがカルテを転記するなどの作業を担うことが多く、同様のことと考えていたと述べた。

 利益相反の観点から問題があると思うようになったのは、論文に疑義が示されるようになった2012年ごろとしている。その際、白橋被告に尋ねたところ、文部科学省が2010年に出した「臨床研究に関する倫理指針」以前の研究であり、「問題ないと言われた」と説明した。

 2月16日に開かれた第10回公判では、弁護側の証拠調べが行われ、事件後のノバ社の体制やMRへの倫理研修の内容などが示された。



https://www.m3.com/news/iryoishin/401027
シリーズ: 大学・医学教育を考える
国試受験生の親にお願いしたいこと、第110回医師国家試験総評 - 李権二・TECOM講師に聞く◆Vol.2 「なぜできないんだ」と責めないで

2016年2月23日 (火)配信 聞き手・まとめ:森圭吾(m3.com編集部)

CBTの段階から対策を立てることが大切と話す李権二氏

――難易度が例年並みと予測される「必修問題」には、どのような落とし穴がありましたか。

 面白いと感じた問題の一つに、複数の医師と看護師で患者に電気除細動を行うというシチュエーションがありました。患者にショックを与えたところ、そばにいた看護師が倒れたため、何を来しているのかを問う選択肢が並べられているのです。「なぜ心臓が止まったのか」と状況を整理して理解しておかなければ、迷ってしまうところでしょう。

――「一般問題」は臨床問題と並んで難化が指摘されています。

 特に難しかったと感じるのは、例年の傾向でもそうですが公衆衛生に関する問題でした。災害時医療時の対応で、誤っている選択肢を1つだけ選ばせる問いは、頭を悩ませた受験生が少なくなかったと思います。選択肢には、われわれが国試の直前講座で重要と指摘していた災害派遣医療チーム(DMAT)に関する記載もあったのですが、付け焼刃で焦ってしまった受験生もいたようです。

 平均寿命に関する問題も印象的でした。数字の答えを問うのではなく、計算式を求められたので面食らった医学生もいたでしょう。得点の差は、こうした問題で付きやすいものです。

――今年は医師国家試験出題基準が改訂されます。受験生はどのように備えておけばいいのでしょうか。

 われわれが指導する時に言うのは「平均点を目指そう」です。必修問題に関しては満点を目指して勉強すべきだと思いますが、一方で一般問題と臨床問題は偏差値50あればいい。専門家でも意見が割れる問題が少なくないのだから、現実的な目標を掲げて最低限の守備範囲の空白を塗りつぶしていくことが確実です。

 医学部の4年時に行うCBT(Computer Based Test)の結果と医師国家試験の結果には相関関係が指摘されています。つまり4年時のCBTである程度の成績を残せていなければ、病院実習などその後の学習に付いていけなくなる恐れが出てきます。国試が最重要なのは言うまでもありませんが、CBTの段階からしっかりと対策を練っておくことが大切です。

――受験生の約9割が毎年合格していますが、一方で落ちる人もいます。

 最後に、医学生の親御さんにお願いがあります。試験が残念な結果に終わっても、お子さんを責めないでほしいのです。受験した本人が一番傷ついているところに、特に医師の親から「なぜできないんだ」「お前は駄目だ」と心ない言葉を浴びせられ、「自分はバカじゃないだろうか」と相談に来る受験生はこれまで何人もいました。

 失敗し、挫折を味わった経験は、良医になるためにきっと生きてくるはずです。それに受験生の親が受けた時代の国試に比べ、今は圧倒的に難易度も高まり、出題範囲は拡大しています。実際に大学や予備校の指導に疑問を感じる医学生の医師の親とお話したこともありますが、現在の国試の問題を見せてその難しさに納得いただいたことも1度や2度ではありません。受験生たちは、そのような大変な状況下で励んでいることを、ぜひ心に留めておいてください。



https://www.m3.com/news/general/402014
10歳男児死亡で和解 愛知・一宮、医療ミス認め
2016年2月23日 (火)配信 共同通信社

 愛知県一宮市が運営する一宮市民病院で2010年、県内在住の男児=当時(10)=が急性虫垂炎の手術後に死亡したことについて、市は23日までに医療過誤を認め、両親に5千万円を支払うことで和解した。

 病院によると、男児は10年4月22日、虫垂を切除する緊急手術を受け成功した。しかし手術中に原因不明の大量の腹水が見つかり、24日朝から嘔吐(おうと)するようになり、25日に死亡した。

 12年、早期に血液検査をして適切な処置を取らなかったとして、両親が市に約7千万円の損害賠償を求め名古屋地裁に提訴。

 和解に向けた協議の結果、市は、嘔吐が始まった24日朝以降に血液検査をせずに点滴をした過失を認めた。



https://www.m3.com/news/general/402040
県立総合病院前の渋滞深刻 静岡、苦情相次ぐも解決めど立たず
2016年2月23日 (火)配信 静岡新聞

 県立総合病院(静岡市葵区北安東)周辺で平日日中の車の渋滞が悪化し、利用者や住民から苦情が相次いでいる。病院の利用者の増加に駐車場確保が追い付いていないことなどが要因とみられる。病院を経由する路線バスが到着予定時刻より1時間以上遅れるケースもあり、関係者を悩ませている。

 関係者によると、同病院の駐車場は以前から混雑しやすかった。病院側は収容台数を増やすため、昨年7月に90台分の院外駐車場を整備したが、12月ごろから駐車場の空きの待ち時間や渋滞の発生頻度が増えてきたという。

 3路線で病院を往来するバスを運行しているしずてつジャストラインによると、雨の日には午前9時ごろから午後4時ごろまで渋滞が続くこともあるという。以前は15分ほどだったバスの遅れも、最大1時間半に拡大した。同社は今月中旬、迂回(うかい)路を設定したが「これ以上は手の打ちようがない」と頭を抱える。近隣店舗や病院利用者以外のドライバーからも戸惑いの声が上がっている。

 病院によると、ここ数年、医師不足や都市部への医師の偏在などを背景に、同病院を受診する外来患者数は年々増えている。本年度(4~12月)は31万9524人で、前年度(同)と比べ9608人増えた。1日平均1600人ほどだった外来患者数は、12月には2千人を超える日も。駐車場の収容台数は607台分を確保しているが、間に合っていない。

 病院側は駐車場の拡充を検討しているが、完成までに数年はかかるという。松浦康夫事務部長は「病院の予約制の厳守や公共交通の利用を来院者に呼び掛けたい」と現状の対策を挙げるが、解決のめどは立っていない。



https://www.m3.com/news/general/402033
【山形】こわくないよ「ぬいぐるみ病院」 園児向けに山大医学部生が初企画
地域 2016年2月23日 (火)配信 山形新聞

 縫いぐるみを患者に見立てた模擬診察で、子どもたちの医療への恐怖心を和らげようという「ぬいぐるみ病院」が22日、山形市の平塚保育園で行われた。山形大医学部の学生有志が初めて企画。診察ごっこを通して子どもたちに医療を身近に感じてもらうとともに、うがいや手洗いなど公衆衛生の大切さも伝えた。

 ぬいぐるみ病院は、子どもたちの医療への恐怖を緩和し、将来医療従事者となる学生も子どもたちの考え方を学ぼうと、全国約40大学で行われている。本県で初めてとなる今回は同大医学部医学科の1、3年生13人が企画した。

 園児がお気に入りの縫いぐるみを「患者」として持参し、「インフルエンザにかかったみたい」「せきと鼻水が出る」といった症状を申告。白衣姿で医師役などを務めた学生は「体温を計ってみましょう」などと優しく語り掛けながら、体温計や聴診器を使って縫いぐるみを診察した。薬を処方した後には「風邪をひかないように、うがいと手洗いをしっかりしようね」と約束した。

 中心メンバーの一人で医学部1年の吉田日向子さん(20)は「本物の聴診器を取り出すと緊張する子どももいる。どうすれば子どもたちが話を聞いてくれるのか、私たちも学ばせてもらった」と語った。



http://www.yomiuri.co.jp/national/20160223-OYT1T50002.html?from=ycont_latest手術室で衣服干していた病院、市が改善指導
(2016年2月23日 読売新聞)

 京都四条病院(京都市下京区)が数年前から、手術室を医師の衣服干しや入院患者の着替えなどに使っていたことがわかった。手術があるたび、事前に消毒を行っていたといい、同病院は「衛生面に問題はなく、患者が感染症になるなどの事例はなかった」としている。

 同病院によると、以前は同室で全身麻酔による外科手術を行っていたが、15年前に常勤の麻酔科医が退職して以降、手術件数が減少。5年ほど前からは緊急性のない局部麻酔手術を月1、2回行うだけとなり、目的外使用を繰り返していたという。

 外部からの指摘を受け、京都市は20日に病院を立ち入り調査。目的外使用の状況を聞き取り、医療法に基づいて改善を指導した。

 中野昌彦院長は、「不適切な使用で、反省している」と話している。

G3註:京都四条病院 60床 8診療科



http://www.sankei.com/west/news/160223/wst1602230037-n1.html
「患者紹介で受け取った金はバンド活動に」検察側指摘 人工透析汚職初公判 医師ら贈収賄罪認める
2016.2.23 12:27 産経ニュース

 人工透析患者転院をめぐる汚職事件で、収賄罪に問われた医師、赤沢貴洋被告(41)と、贈賄罪に問われた医療法人光寿会の実質経営者、多和田英夫被告(64)の初公判が23日、名古屋地裁(神田温子裁判官)で開かれ、両被告はいずれも「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で「赤沢被告は年に20人以上を光寿会傘下の病院に紹介し、1人につき10万円を受け取った。金はバンド活動に使った」と指摘。多和田被告については「生涯にわたって治療が必要な人工透析患者を増やせば高収入が期待できると思い、赤沢被告を接待し紹介を依頼した」と述べた。

 さらに証拠調べで、赤沢被告が時効になった分を含め1千万円以上を受け取っていたことを明らかにした。

 起訴状によると、赤沢被告は国家公務員共済組合連合会名城病院(名古屋市)で働いていた平成25年4月~昨年10月、光寿会の病院に人工透析が必要な患者を紹介する見返りとして、多和田被告から計約264万円を受け取ったとしている。

 捜査関係者によると、非常勤で勤めていた光寿会傘下の診療所のアルバイト代名目で入金させていた。2人が知り合った16年から百数十人を光寿会側に転院させていたとみられる。



http://www.medwatch.jp/?p=7742
2016年度診療報酬改定の影響を無料で見える化! 
DPC検索ソフト「ぽんすけ2016」(β版)

2016年2月23日 | 2016診療報酬改定ウォッチ  MediWatch

 2016年度診療報酬改定で、改定前と比べて、具体的に自病院の医業収益の増減にどれくらいの影響を及ぼすのかシミュレーションしてみたい――。

 貴院にも、こうしたご要望があるのではないでしょうか。こうしたご要望にお答えするのが、GHCが本日、リリースしましたDPC検索ソフト「ぽんすけ2016」(β版)です。

「ぽんすけ 2016」(β版)のここがスゴイ!!

★ポイント1 表やグラフで視覚的にわかりやすく旧制度と新制度を比較
★ポイント2 医療現場の実情を考慮し、非インターネットの環境でも利用可能
★ポイント3 情報漏えいが社会問題化する現状を考慮し、セキュリティ面を重視
★ポイント4 「病名」からもDPCコードの検索が可能
★ポイント5 DPC病院のカイゼンを手がけてきたコンサルタントが開発をサポート
★ポイント6 アイコンがかわいい


2016年度診療報酬改定に対応したDPC点数シミュレーションが可能に

 「ぽんすけ2016」(β版)はDPCコードごとに、2016年度診療報酬改定前後の点数比較や、点数の増減を貴院の病院係数を加味してシミュレーションすることができる無料のシミュレーションソフトです。「ぽんすけ」は2012年診療報酬改定時、GHCが完全自社開発したソフトで、これまでに「ぽんすけ2012」「ぽんすけ2014」をリリースしました。こうした無料のDPC点数シミュレーションソフトは、GHCが業界で初めて実現しました。2012年版、2014年版の合計ダウンロード者数は2000人を超えており、実績と経験に裏打ちされた使いやすさ、見やすさに絶対の自信を持っています。

医療現場の実情を考慮し、非インターネットの環境でもご利用いただけます!


「ぽんすけ」は、弊社の製品ページからインターネット経由でダウンロードしていただき、パソコン上で動作するデスクトップアプリケーションソフトです。情報セキュリティの観点などから、職員の個々のパソコンからは院内のイントラネットにしかつなげることができず、インターネットに接続して使用するオンラインソフトが利用できない病院もあるかと思います。「ぽんすけ」はこうした医療現場の実情を十二分に考慮しているため、多くの病院の職員の方々が不自由なくご利用いただけます。

 ちなみに「ぽんすけ」のネーミングは、弊社の渡辺の愛犬である「メアリ・ポンポン」(女の子)が由来です(メアリ・ポンポンの紹介はこちら)。なぜ「ぽんすけ」になったのかは関係者が固く口を閉ざしているのでよく分かりませんが、GHCのカンパニードックとして、GHC陰の取締役会のリーダーとして日々、活躍(暗躍?)中です。

 是非、改定後の影響をいち早く、手軽にシミュレーションできるツールとして、その後のDPCコードの検索ツールとして、「ぽんすけ」を末永くご活用ください。



http://www.asahi.com/articles/ASJ2R3QJYJ2RUBQU00P.html?iref=com_apitop
認知症外来閉鎖、患者500人影響、秋田県立脳血管研究センター
2016年2月23日11時14分 朝日新聞 秋田

 秋田市千秋久保田町の秋田県立脳血管研究センター(鈴木明文センター長)が年度内に、認知症患者を診察する「もの忘れ外来」を閉鎖することがわかった。担当医師3人が3月末までに退職するため。かかりつけの患者約500人は、県内の別病院に順次引き継ぎするという。

 鈴木センター長によると、同外来を担当していた認知症専門医2人を含む医師3人が県外病院に移るため退職するという。

 もの忘れ外来は、2004年に開設。画像診断や記憶力テストなどで認知症の有無を調べる「鑑別診断」を実施し、入院設備はないものの、かかりつけの医療機関として、その後のケアも行ってきた。

 鈴木センター長は「医師数が減り、かかりつけ医の機能を維持するのは不可能になった。なんとか、ほかの病院で患者を受けていただきたい」と話した。同センターはもの忘れ外来を年度内に閉鎖し、4月からは、鑑別診断に特化した専門外来を開設するという。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160222-00000576-san-soci
病院待合室でゲーム 「音消して」と注意した男性に逆ギレ平手打ち、仲裁の女性には頭突き 暴行容疑で男逮捕
産経新聞 2月22日(月)23時3分配信

 病院の待合室でゲームしていたのを注意した男性らに腹を立て暴行を加えたとして、京都府警西京署は22日、暴行の疑いで、京都市西京区の無職の男(34)を現行犯逮捕した。同署によると、容疑を認めている。

 逮捕容疑は22日午後6時ごろ、京都市西京区の病院の待合室で、スマートフォンでゲームをしていたことを同区のアルバイト男性(55)に注意されて腹を立て、男性の顔面を平手打ちし、さらに仲裁に入った女性(59)の頭に頭突きをしたとしている。

 同署によると、3人はいずれも病院で診察待ちをしていた。ゲームをしていた男に対し男性が「音を消して」と注意したところ、「音出してへんやろ」と怒りだし、平手打ちをしたという。

 その後、容疑者の男と男性が口論になったため、女性が「外でやり」などといって仲裁。110番しようとしたところ、男が「おばはんは口出すな」などといって、女性の頭に頭突きしたという。現場に駆けつけた同署員が、現行犯逮捕した。

 容疑者の男は水虫の治療のため、病院を訪れていたという。



http://www.sanyonews.jp/article/304301/1/?rct=iryo_fukushi
岡山大生ら地域医療の実情学ぶ 哲西町診療所で血圧測定や講義
(2016年02月23日 19時28分 更新) 山陽新聞

 新見市内の医療機関で岡山大医学部生ら9人が実習に取り組んでいる。26日までの予定で、訪問診療に同行するなどして地域医療の実情を学んでいる。

 哲西町地区唯一の医療機関・哲西町診療所(哲西町矢田)には、岡山大医学部でいずれも2年生の曽田祐民さん(28)と師岡和輝さん(20)、島根大医学部1年村上航太朗さん(19)が訪れた。

 初日の22日は哲西町診療所で、佐藤勝医師の指示の下、患者に話しかけながら血圧測定をしたり、研修に訪れていた和歌山県立医大の学生とともに医師や看護師らから講義を受けたりした。今後は訪問診療への同行や内視鏡検査の見学などを行う。

 佐藤医師は「地域医療の現場は医者としての基本を学ぶ絶好の環境。患者の気持ちが分かる医師になって将来、リーダーとして地域を引っ張ってほしい」と話していた。



https://www.m3.com/news/iryoishin/399561
シリーズ: 若手・中堅座談会:「2035年の医療を語る」
90歳の患者にTAVIをやるべきか?◆Vol.6
目前の課題、お金で差別化は可能か

2016年2月24日 (水)配信 聞き手:橋本佳子(m3.com編集長)、まとめ:成相通子(m3.com編集部)

渋谷 こういうのは許せないとか、直面している問題、課題はありますか?

伊藤 目の前の課題では、経カテーテル的大動脈弁植え込み術(TAVI)をやる人たち。

渋谷 (手術支援ロボットの)ダヴィンチも?

伊藤 はい。技術はどんどん進歩して、やろうと思えば何でもできてしまう。目の前の患者に、技術的にできるからやるのではなくて、医療経済面から見てもその患者に一番適切な治療を選択しないといけないのではないか。

渋谷 伊藤先生は、90歳を超えた方にはTAVIをやることに、懐疑的だと言っていましたね(『「20年後のドクター像を描く」、座談会◆Vol.1を参照』。何をしたらいいと思いますか。

伊藤 僕の両親だったら、「寿命でいいじゃない」と思います。治療を続けるのではなく、緩和ケアが重要だと思います。

吉野 何歳までやるのだろう、とは思いますよね。

伊藤 何のために生きるのかと。

公平 上限が無いですよね。

伊藤 手術の同意を取る時ですよね。本当に本人が望んでいるのか、いつも疑問に思う。家族がやってほしいからということでやっている。

渋谷 分子標的薬などもそうですね。

森田 保険が効く以上は、患者が押し寄せるのは仕方がない。ある程度、何歳以上は効きません、という形にしないと、現場にしわ寄せが来る。結局、「胃ろうは必要ないと思う」と僕が言っても、患者の家族から「やってください」と言われたらどうしようもない。

渋谷 ダヴィンチは、医師にとっては楽と言っていたが、社会的な観点からどう思う?

杉原 僕は贅沢手術だと思っています。開腹手術という代替があるので、お金がある人が自費でオプションで使う混合診療などの形でやってもいいのではないかと思います。

渋谷 贅沢手術だと言って、金持ちだけできる、という医療が日本でできるのか?

森田 金持ちが優遇される医療が、どのように悪いのかを考えないといけないと思う。やはりお金を出してくれる人がいるからこそ回る、というのもある。

渋谷 公的保険で全てをカバーするのか、プラスアルファの部分で、支払える人だけがやる方がいいのか。

岡崎 医師が提供した医療の負担を、国全体が負わないといけないというコスト感覚に向き合う必要が今後出てくると思う。今までは、やれることはやる、目の前の患者に対して全力を尽くすというのがあった。「お金のことを考えない」と言う人は多いと思うが、今の保険制度が破たんする目前になって、無駄とも思えるような医療を提供したり、切れる抗菌薬を全然切らないとか。知らない間に全体に負担をかけているというコスト感覚の無さがある。

渋谷 医療技術が進歩し、一見ハイテクだけれども、実は費用対効果が悪い治療は山ほどある。

 社会保障費抑制の中で医療を保つには、どうしたらいいのか。現場の声を聞きたい。自分に何ができるのか。 /p>

岡崎 治療薬の値段を全部調べます。

森田 それは医師がやらないといけないのかと思う。

伊藤 医師は患者を目の前にすると治療をやります。絶対やる。


渋谷 コスト感覚で判定するのは、医師がやるのか保険者がやるのか。そもそもそういう情報がない。

岡崎 なので、調べます。

渋谷 90歳の患者がTAVIをやってくれと来たら、今のところやりますか?TAVIも進歩して激安になれば別ですが。

伊藤 自分が上の立場で決められるなら、やらない方向に話を進めるかもしれません。

渋谷 吉野先生が行くMSFのフィールドでは、むしろ何もない状態で助けたいわけですよね。日本に帰って来ると山ほど薬もあるし、要らないほどのインターベンションをする。そういうのを見て、どう思う?

吉野 向こうでは平均寿命が60歳ぐらいで、80歳なんて、とんでもないという感じ。向こうでずっと生活していて、こちらに戻ってくると、100歳になってもまだ胃ろうを入れよう、CVを入れようとなり、「どこまで、何歳まで生きるんだろう」と思う。日本の寿命が長いのはいいことだが、どこまでやればいいのかはすごく疑問を感じる。でも、「やってくれ」と言われた場合は断れない、やってしまうのは確か。それが医療費を圧迫しているのも確か。

渋谷 医師に聞くと、「無駄なことはやりたくない」という声が圧倒的に多い。でも家族の希望でやらざるを得ない状況や収益構造の問題もある 。

公平 日本の保険診療のシステム自体が崩壊に向かっていて、アメリカとよく比較されますが、アメリカとは完全に別物です。原型となったドイツのビスマルクタイプの保険の進化過程を見ると、ドイツでは公的保険以外に高額所得者など10%ぐらいの人は民間保険を使っているようです。富める者は色々なものが選べ、そうでない者も、選べないけども最低限のものは保証されるという制度。

渋谷 日本では、そのような制度はなじみますかね。

公平 なじまない。ドイツの民間保険を導入した時の反応と対応をが知りたいです。日本でそれを導入すると、貧富の差で区別することに対してのマスメディアの強い批判が予想されます。

渋谷 ただ、現実を見れば、色々なチョイスがあるのは悪いことではないと思いますよね。

公平 良いことだと思います。

渋谷 しかし、お金を払える人はダヴィンチによる手術を自費で受けられて、傷も少なくて、入院期間も短い。お金がない人は保険適用される開腹手術をやる、というのは日本でできるでしょうか。

公平 なかなか、その体制に持ち込むのが難しい。でも、今の状態を改善するには、少しシステマティックに差別化するしか、もう方法はないでしょう。

渋谷 後は、現状では費用対効果が悪いものやOTC類似薬を保険から外すなど給付を減らすか、負担を上げるかのどちらかしかない。

公平 高いTAVIみたいな医療は、制限を付ける。先進的な技術や高い薬も差別化。DPCは10年ぐらい前からやっているが、結局病院ベースでは上手く稼働できていないのが問題。

渋谷 DPCも(包括外の)例外が多すぎて、(出来高の)診療報酬みたいになってしまった。

公平 そうです。もともとのタイプと全然違うことになっている。

渋谷 だから現状の制度を保つために負担を上げて給付を下げる議論ばかりではダメで、社会システムとしての保健医療は20年後にどうあるべきか、どうしていくべきか、現場からの議論が必要だと思います。


  1. 2016/02/24(水) 05:45:35|
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