Doctor G 3 のメディカル・ポプリ

地域医療とプライマリケア、総合診療などに関係したネット上のニュースを記録。医学教育、研修、卒後キャリア、一般診療の話題、政策、そしてたまたまG3が関心を持ったものまで。ときどき海外のニュースも。

2月7日 

http://mainichi.jp/articles/20160208/k00/00m/040/063000c
岩手県
高校に「ドクターヘリ」のヘリポート 割れる賛否

毎日新聞2016年2月7日 21時39分(最終更新 2月7日 22時32分)

 救急患者を搬送する「ドクターヘリ」のヘリポートの整備を巡り、岩手県が病院に近い県立高校の敷地内に設置する方針を示し、論議を呼んでいる。ヘリの効率的な運用につながる一方、騒音や事故を不安視する声も根強い。学校敷地内に設置された例は全国でもなく、保護者の賛否も割れている。

<解説>ドクターヘリって?
 ドクターヘリは、医師や看護師が同乗して出動。診断や治療をしながら医療機関に搬送し「空飛ぶ救命室」と呼ばれている。昨年8月現在で、全国38道府県の46機が運航。四国4県分の広さに匹敵する岩手では、約30分以内で現場に到着できるため、救命率の向上や後遺症の軽減に役立っている。

 新たに設置が検討されているのは盛岡市中心部にある県立杜陵(とりょう)高校。約50メートルの距離に県立中央病院があり、これまで通常は約2.2キロ離れた県警盛岡東署(地上10階建て)の屋上ヘリポートを使用。冬場は凍結などで使えなくなるため、約2.5キロ先の県営野球場の駐車場を利用している。

 県は「年間を通して安定的な救急搬送体制を確保する必要がある」として、2013年から新たな候補地を模索。中央病院の屋上など病院敷地内の11カ所を調査したが、建物の強度不足や十分な広さが確保できないなどの問題があり、杜陵高校の敷地内に設置する方向で検討を始めた。

 計画では同校の格技場を移転し、跡地に高さ約15メートルの高架式ヘリポートを建設。融雪装置を設置するほか、教室の窓を二重サッシにするなど、騒音や風圧を防止するための対策を講じる。17年度下半期での完成を目指す。

 県は昨年9月、同校に設置を打診。今年1月31日に、同校で初めて保護者らに説明会を開いた。県側は「中央病院への搬送は、10日に1回程度」などと説明。約40人の出席者からは賛成意見もあったが、「うるさくて授業に集中できなくなることが心配」「教育目的以外の施設ができることに違和感を感じる」などの反対のほか、計画の白紙撤回を求める声も上がった。

 文部科学省の学校環境衛生基準は、教室内の騒音レベルを「窓を閉めた状態で50デシベル以下」などと定めている。県によると、ヘリの騒音は周囲100〜150メートルで80〜90デシベル。バスや電車の乗車時と同程度で、県の担当者は「窓を閉めた状態で、国の基準まで限りなく近づけられる」と説明する。

 同校の佐々木和哉校長は「ドクターヘリの重要性は理解する」としつつ、「心配や疑問はある。県に丁寧に対応してほしい」と話し、保護者らへの説明会をさらに開くよう求めている。

 達増拓也知事は今月1日の記者会見で「教育を守るのも、命を守るのも県。教育、医療担当が現場に根差しながら調整を進める」と話し、保護者らの理解を求めていく考えだ。【近藤綾加】
0207_20160208053744966.jpg



http://economic.jp/?p=58211
後発医薬品の普及は医療経済を救うか
2016年02月07日 19:49 ECONOMIC NEWS

 医師専用サイト「MedPeer(メドピア)」は、会員医師を対象に、「後発医薬品を使用する割合を引き上げることは可能か?」というアンケート調査を行った。その結果、74%が「増やせる」と答えたことが分かった。

 後発医薬品はジェネリック医薬品ともいわれ、新薬として流通していた先発医薬品の特許期限が切れた後に同じ成分で作られたもの。開発費用が抑えられているために薬価は安くなっている。政府は国としての医療費削減につなげようと後発医薬品の使用を推奨しており、数量ベースでの使用割合の目標値を2017年度に70%以上、さらに2020年度末までに80%以上とすると設定している。ちなみに、現在の後発医薬品の数量シェアは、50%ほどにとどまっているという。

 今回の調査は、2015年10月から11月にかけて行われ、3,740人の医師から回答を得た。「後発医薬品の使用割合は増やせるか?」の質問に対しては、「どちらかといえば増やせる」が51.0%、「まだまだ増やせる」が23.0%と、合わせて74.0%が「後発医薬品の使用割合を増やせる」と回答した。逆に「増やすのは難しい」と回答したのは21.4%だった。「後発医薬品は使用しない」と回答した医師も4.6%あった。

 勤務医と開業医に分けて回答をみてみると、勤務医は「増やすのは難しい」が19.9%だったが、開業医では28.1%だった。勤務医のほうが後発医薬品の使用割合を増やす余地が大きいと考えていることが分かった。

 回答した医師のコメントとしては、「これまであまり処方してこなかったので、まだまだ増やすことができる」(泌尿器科、勤務医)、「小児は公費負担が多いので、親は先発品を希望する。(後発品は)まだまだ増やせる」(小児科、開業医)、「医学的に増やせる、増やせないでなく、医療経済的には増やさなければいけない」(麻酔科、開業医)といった前向きな発言から、「効果や安全性が明確でない後発品は医師として使いにくい。経営としては必要なのかもしれないが、私は医師」(小児科、勤務医)、「60%引きなどの価格戦争でいったいどうなるのか」(一般内科、開業医)「臨床試験をしておらず、主成分が本物の薬と同じというだけの化合物は責任をもって投薬できない」(一般内科、 勤務医)などがあった。

 医薬品の販売ルートは独特で、後発医薬品が入り込みにくいという指摘もある。一方で「安かろう、悪かろう」では命にかかわる薬は受け入れられない。患者が薬を選択できる治療過程が必要ではないだろうか。(編集担当:城西泰)



http://news.ameba.jp/20160207-651/
何科の医者が一番儲かるの?最も「給料が高い」専門医トップ19  (アメリカの話し)
2016年02月07日 18時00分 日刊アメーバニュース
提供:Suzie

「お医者さんはお金持ち」というイメージが根強いですが、実際はどうなのでしょうか?

日本経済新聞の調査によると、日本では医師の平均年収は1,477万円となっています。しかしこれはあくまで平均なので、これより多い医師も少ない医師もいるはず。それでは、高給なのは何科の医師なのでしょう?

今回、『InsiderMonkey』がアメリカの高収入の専門医トップ19を選び出しました。

医者として患者の命を救おうとする気持ちは大事ですが、現実は想像を絶するハードワーク。高収入を望むのは当然ともいえますが、実はかなり収入には違いがあるんです。

■19位:病理学者(年収約3,400万円)284,805ドル
 実験室での仕事が主で、患者との交流はほとんどありません。細胞レベルで、病気の原因を探し出す仕事です。専門性が高いので収入もよくなります。

■18位:核医学専門医(年収約3,500万円)296,381ドル
 病気の診療のために利用する放射線のスペシャリストです。癌や甲状腺の病気を治療するための放射性物質を管理する重大な職務でもあります。この分野の医師は不足しているため高収入が得られます。

■17位:呼吸器科医(年収約3,780万円)314,774ドル
 呼吸器科では、肺の病気をはじめ、ぜんそく、慢性閉塞性肺疾患などを診療します。アメリカの呼吸器科医はかなりの高収入といわれています。

■16位:眼科医(年収約3,800万円)317,572ドル
 老眼や近眼など身近なトラブル以外に、網膜芽細胞腫のような眼の癌まで、幅広い眼の病気を診療していて、最近ではレーシック手術ができる医師なら、かなりの高収入が期待できます。

■15位:癌専門医(年収約3,860万円)321,851ドル
 癌治療の専門医。外科治療、薬物療法、放射線療法を熟知し、癌の名医と評判になると、全国各地から患者が殺到するので、収入は相当なものになります。

■14位:救急医(年収約3,885万円)323,806ドル
 救急医は、救急車で運び込まれた人を診療します。技術面では小手術ができ、災害時に多くの患者が運ばれれば、迅速な決断を迫られる重要な職務。日本では平均的な収入といわれる救急医ですが、アメリカでは高給取りです。

■13位:一般外科医(年収約4,000万円)338,978ドル
 外科には整形外科や脳外科などいろいろありますが、どの外科医を目指すにしても、まず一般外科医の研修を受けます。手先が器用でなければ、患部を除去する手術はできませんし神経も使うので、その分報酬もよくなります。

■12位:血液内科医(年収約4,100万円)346,830ドル
 鎌状赤血球病、血友病、白血病といった血液の病気を診療します。難病の治療にあたることと専門医が少ないことから、報酬も良くなります。

■11位:耳鼻咽喉科医(年収約4,200万円)351,895ドル
 耳、鼻、のどに関する病気を診療します。患者の年齢層が幅広いことと、日常的にかかりやすい病気を診るため、開業医で成功すれば相当な収入を得られます。

■10位:麻酔科医(年収約4,300万円)357,558ドル
 手術で苦痛を感じないようにする麻酔。手術には必ず麻酔科医が必要なので、重要な存在です。日本でも最近は美容整形手術の需要が増えているため、フリーランスで働いて高収入という麻酔科医もいるようです。

■9位:放射線科医(年収約4,500万円)377,651ドル
 X線やCTスキャンの画像解析をするのが専門です。かなりの専門分野なので、報酬も期待できます。

■8位:泌尿器科医(年収約4,500万円)379,010ドル
 腎臓結石や前立腺肥大、膀胱の病気を診療します。専門性の高い分野で、高齢者の患者も多いため、日本では特に需要の高い分野です。

■7位:皮膚科医(年収約4,550万円)379,299ドル
 近年、若返り美容など美容面で皮膚科を訪れる人が多くなりました。もちろん、ニキビや皮膚炎の治療が主ですが、美容皮膚科の治療もすると、収入はかなり期待できるようです。

■6位:形成外科医(年収約4,570万円)380,855ドル
 体の形を再建することが専門で、美容整形外科も含まれます。日本でも、保険診療でない自由診療の美容整形を行う形成外科医はかなりの高収入だといいます。

■5位:胃腸科医(年収約4,800万円)401,487ドル
 食道から大腸までの胃腸の病気を専門にしています。アメリカではかなりの高収入と言われていますが、日本では医師としては平均的な収入のようです。

■4位:循環器内科医(年収約4,880万円)407,212ドル
 先天性心疾患、心不全といった心臓病や、高血圧などの血管の病気が専門です。日本でも高齢化や生活習慣病の増加によって、ニーズが高くなっています。

■3位:胸部血管外科医(年収約5,400万円)450,040ドル
 胸部外科は胸の大血管を、血管外科では体の動脈や静脈を診ます。経験やスキルに応じて、高収入が期待できます。

■2位:整形外科医(年収約5,800万円)484,556ドル
 整形外科では、骨、軟骨、筋、靭帯、神経などの疾病・外傷を対象に診療しています。高齢者のリハビリテーションの増加などで、収入は伸びています。

■1位:脳神経外科(年収約6,900万円)574,820ドル
 おもに、脳と脊髄を診療します。脳神経外科の手術は、患者の生死を分ける重大な手術なので失敗が許されず、非常に神経を使います。そのため、ずば抜けて報酬が高いのは当然のことです。


やはり、非常に難しい技術を必要とする専門医が上位に来ています。また美容に関わる診療科は高給な傾向にあるのも興味深いですね。
(文/スケルトンワークス)

【参考】
※19HighestPayingJobsforDoctors-InsiderMonkey
http://www.insidermonkey.com/blog/19-highest-paying-jobs-for-doctors-409047/?singlepage=1


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160207-00050001-yom-soci
必ず1回は通院しろ…診療報酬不正、組長ら指示
読売新聞 2月7日(日) 9時9分配信

 住吉会系暴力団組長らによる療養費や診療報酬の不正請求事件で、千葉県船橋市の「重松歯科医院」(閉院)では2011年以降、数百人の患者の名義で、診療報酬の不正請求が行われていたことが捜査関係者への取材でわかった。

 組長の三戸慶太郎被告(50)(詐欺容疑で再逮捕)らは名義人に「必ず1回は通院しろ」と指示しており、カルテを作成した上で診察回数を水増しする手口で、総額1億円以上をだまし取っていたという。

 警視庁は6日、同歯科医院を経営していた歯科医・重松武容疑者(58)(東京都渋谷区)ら3人を新たに詐欺容疑で逮捕するとともに、三戸被告ら8人を同容疑で再逮捕。重松容疑者は容疑を認め、三戸被告は否認しているという。



https://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/53711/Default.aspx
厚労省 電子処方せんを4月にも導入 電子版お薬手帳と連携でかかりつけ薬剤師の服薬管理後押し
2016/02/08 03:52 ミクスオンライン

厚生労働省は2月5日までに、電子処方せんを4月にも導入する方針を固めた。各地域で構築が進む地域医療連携ネットワークを基盤に、電子処方せんを介して医療機関と保険薬局で患者情報や後発医薬品などの調剤情報などを相互に共有することで、医薬品の適正使用、医療の質が期待される。電子版お薬手帳と連携させる仕組みも構築し、かかりつけ薬剤師が行う一元的な服薬管理を後押しする。患者にとっては、旅行や引っ越しなど、かかりつけ医、かかりつけ薬局を受診できない場合も服薬管理が容易になる。実証事業を行った大分県別府市など地域医療連携ネットワークが構築された地域での導入を進め、全国的な浸透を目指す。同省は、導入に向けて電子処方せんの運用ガイドラインの策定、e-文書法に基づく厚生労働省令改正を行う。運用ガイドライン案は2月10日に開かれる「第29回医療情報ネットワーク基盤検討会」(大山永昭座長・東京工業大学像情報工学研究施設教授)で提示される予定だ。

電子処方せんをめぐっては、昨年6月に日本の成長戦略として閣議決定された「日本再興戦略改訂2015」の中短期工程表で、2015年度末までに電子処方せんの運用のためのガイドラインを策定することが明記されていた。

電子処方せんは、アプリケーションサービスプロバイダ(ASP)が提供するサーバが発行する「処方せんID」と「確認番号」をカギに運用される。医療機関が処方内容や処方せんIDなどが記載された「電子処方せん引換証」を発行し、患者が薬局に提出。薬局では、処方せんIDにより、サーバにある「電子処方せん」を確認し、調剤する。調剤データは、患者の依頼に基づき、電子版お薬手帳の運営主体に送信される仕組みだ。セキュリティーの観点から電子メールでのやり取りはガイドラインでは採用されなかった。

◎後発医薬品などの調剤情報 保険薬局と医療機関で共有

仕組みの構築により、保険薬局は電子処方せんとともに、患者の診療情報やアレルギー歴などを把握することで、適切な服薬指導を行うことが可能になる。一方で、医療機関にとっては、これまで少なかった保険薬局から調剤情報のフィードバックを受けることとなり、患者の服薬アドヒアランスなどを踏まえた処方などを行うことも可能になる。後発医薬品について「一般名処方や後発品への変更調剤が今後も増加することを踏まえれば、処方した医師への調剤結果の伝達が容易になることは、重要である」とGL案にも明記し、後発医薬品使用促進の観点からもメリットががあるとしている。そのほか、保険薬局にとっては、紙の処方せんの印刷や管理コストの削減、処方せんの偽造や再利用を防止できるメリットもある。

一方で、電子処方せんに対応できない保険薬局では、「電子処方せん引換証」を無効化し、紙に転換することで、調剤できることも明記した。具体的には、患者の了承を得た上で、「電子処方せん引換証」のタイトル部分の「電子」「引換証」を二重線で抹消し、抹消した部分に薬剤師が押印する。ただ、地域医療連携ネットワークの広まりで、「医療機関と薬局との情報連携や患者自らによる服薬情報の管理が一層進んでいく。全国でそうした取組が進んでいくことで、電子処方せんが普及し、一般的になっていくと考えられる」としており、電子化の流れは避けられないとの見方も示した。

そのほか、分割調剤の際は、現行の運用では患者に紙の処方せんを返却する必要があり、紙の処方せんに転換した上で、電子処方せんを削除するなどの対応も求めている。


  1. 2016/02/08(月) 05:40:53|
  2. 未分類
  3. | コメント:0
<<2月8日  | ホーム | 2月6日 >>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する