Doctor G 3 のメディカル・ポプリ

地域医療とプライマリケア、総合診療などに関係したネット上のニュースを記録。医学教育、研修、卒後キャリア、一般診療の話題、政策、そしてたまたまG3が関心を持ったものまで。ときどき海外のニュースも。

10月24日 

http://www.j-cast.com/tv/2015/10/24248756.html
なぜなくならないのか大病院の『医療事故』年間1300~2000人死亡!とにかく隠せの閉鎖体質
2015/10/24 12:00    J-CASTニュース>テレビウォッチ>私見「クローズアップ現代」

千葉県がんセンターで7年前に父親を亡くした渋谷春樹さん(仮名)の自宅の留守電には、手術前日の父の元気な声が残っている。初期の胃がんですぐ退院できると楽観していた。ところが、腹腔鏡手術のあと容態が急変して死亡した。病院は「傷口が開いた」「一定の確率で起こる合併症で仕方がなかった」と説明した。納得するしかなかった。
この3月(2015年)、信じられないニュースを見た。がんセンターではその後も腹腔鏡手術が続けられ、11人の患者が亡くなっていた。いずれも、父の時と同じ消化器外科のチームによるものだった。渋谷さんはいま、「父の死がムダになってほしくない」という。

現場からの指摘「何かおかしい」耳貸さなかった千葉県がんセンター

渋谷さんの死亡を医療チームは「避け難い合併症」「再発防止は困難」で通してきたが、第三者委員会は渋谷さんのケースを医師の技量不足とした。他にも、止血が遅れたなど「何例かは発生を予防できた可能性がある」と断じた。
実は、内部で声をあげていた人がいた。麻酔科の志村福子医師は手術のやり直しが多いことに気付いた。「手術時間は長いし、出血は多いし・・・。それが翌日、翌々日に縫合不全とか出血で戻ってくる」
幹部に訴えたが、組織としてとりあげられなかった。どんな場合に調査するかのルールもなかった。「一例 一例向き合っていれば、そこで終わっていたかもしれない」
調査が行われたのは外部への告発があってからだった。がんセンターはいま調査部門の権限強化や安全スタッフの増員、聞き取りなど、改革に取り組んでいる。ようやくといったところだ。
順天堂医院副院長で天皇の手術も担当した天野篤さんは「麻酔科の医師の訴えに対応しなかった。組織のガバナンスの欠如です。医療安全の文化が欠けて いた。基幹病院ではあってはならないことです」という。



http://apital.asahi.com/article/news/2015102400004.html
看護師による死亡確認可能に 在宅、医師到着待たず 規制緩和検討
(朝日新聞 2015年10月24日掲載)

 みとりを在宅でしやすくするため、政府の規制改革会議は、医師が行う死亡確認を看護師にもできるようにする検討を始めている。23日の会合では、規制の緩和を求める日本看護協会から、可能にするための条件案が示された。

 現在、医師の最後の診察から24時間以内に死亡した場合は、現場から看護師が死亡を伝えることで医師は死亡診断書を交付できるが、24時間を超えると医師は改めて診察しなければ死亡診断書を出せない。医師が少ない地域などでは、到着するまでに時間がかかるため、死亡に備えて入院することもあるという。

 規制改革会議は、24時間を超えても医師の指示のもとで看護師が死亡確認することで、医師が直接診察をしなくても死亡診断書を交付できるようにすることを検討している。死亡診断書が速やかに出れば、家族は死亡届の提出や火葬などの手続きに入れる。一方、看護師の死亡確認では、犯罪などによる死亡を見逃す恐れも指摘されている。

 この日の会合で日本看護協会は、看護師による死亡確認で医師が死亡診断書を交付できる条件案として「患者や家族と事前の取り決めがある」「終末期と判断された後の死亡」「医師の速やかな死亡診断が困難」などを挙げた。

 規制改革会議は来年6月までに提言をまとめる予定。

 横浜市で在宅医療をしている西川真人医師は「みとりを重ねた看護師ならば、(24時間過ぎた後でも)死亡確認ができるのではないか。ただ、家族に事前に納得してもらうことが重要だ」と話す。

(竹野内崇宏)



http://www.m3.com/news/iryoishin/367040
国立国際医療研究センター、誤投与事故「10の疑問に回答」◆Vol.3
以前の医療安全体制は十分だったのか?どんな改善を進めたのか?

2015年10月24日 (土)配信 橋本佳子(m3.com編集長)

Q8:いくら「禁忌」などの注意書きがあっても、ヒューマンエラーは起き得る。その防止に向け、事故後、ウログラフインをはじめ、危険薬の取り扱いをどう変更したのか。1本ずつ払い出しを行うなどの対策は実施したのか。

 ウログラフインをはじめ、検査室におけるハイアラート薬の管理を見直し、実施した。X線透視室では、必要な時にすぐに撮影ができるよう、棚に複数の造影剤を置いていたが、事故後は、ウログラフインを「ハイアラート薬」として扱い、(1)1本ずつ薬剤部から払い出しを行う、(2)警告用の赤いシールを箱とアンプルに貼るなどの対応をした。薬剤部をはじめ、現場に必要性を説明し、職員の理解を得て進めた。なお、病棟についても、医薬品を管理するために病棟薬剤師を配置し、今年の6月から、「病棟薬剤業務実施加算」を算定できるだけの体制を整えた。


【事故後の造影剤使用に関する改善点(概要)】
1.レジデントや研修医の基本的な知識や手技の確認と研修
 指導医がレジデントと研修の基本的な知識を確認した後に、指導医の監視下で手技に参加させることを徹底する、など。
2.脊髄造影検査のマニュアルの整備など
 従来のクリニカルパスに加え、マニュアルや医薬品の安全使用のための業務手順書を改定した、など。
3.チーム医療における相互チェックの実践
 (1)X線透視室に、常勤看護師1人を配置、(2)同室で行う検査は、医師・診療放射線技師・看護師がチームとなって実施、(3)患者、ハイアラート薬・造影剤の確認は、全ての職場で医師を含む二職種者によるダブル・チェックを行うことを徹底、(4)全ての侵襲的検査、治療において、複数職種によるタイムアウトの体制を整備した。
4.ハイアラート薬の管理の徹底
 ウログラフインをハイアラート薬に追加。全てのハイアラート薬には、箱と本体に警告用の赤いシールを貼付した。
5.造影剤の配置と管理の見直し
 (1)経口以外の造影剤は、薬剤部の直接管理とし、検査ごとに処方オーダーして、薬剤師が払い出す、(2)経口以外の造影剤を電子カルテで処方オーダーした際、造影剤ごとに使用用途を表示できるように、システムを変更、(3)管理棚の経口の造影剤は、台帳記入の上で持ち出し、多職種によるダブル・チェックの上、使用することとした。


Q9:事故当時の医療安全管理体制は、十分だったのか。事故後、医療安全管理体制をどのように見直したのか。

 2014年4月の時点でも、医療安全について、医療安全推進室と医療安全管理室の二つがあったが、その役割が曖昧な点があったため、2014年5月から、「医療安全管理室」として統合し、担当職員も増員した。並行して、医療安全の各種委員会も見直し、人数、開催頻度を増やしたほか、役割も充実させた。2014年度内には、見直しを一通り終えており、「5.デスカンファレンス」については、他病院などでの事件を機に、2015年5月から開始した。

 医療安全体制の向上に向けてこれで良いということはなく、今後も各種研修やe-ラーニングなども実施しつつ、不断の見直しを行っていく。


【事故後の医療安全管理体制の見直し(概要)】
1.医療安全管理室
 室長に加え、3人を新規に任命し、所属医師を計4人とした。専従の看護師も、1人から2人に増員した。
2.リスクマネジメント委員会
 院内全部門の責任者を参加させ、人数を13人から23人とした。
3.リスクマネージャー会議
 各部門からのリスクマネージャー(RM)69人に加え、より臨床現場に近い若手104人をジュニアリスクマネージャー(JRM)とし、従来は、全職員の4、5%が参加する会議だったが、12-13%にまで増えた。開催頻度も3カ月に1回から、毎月開催にし、医療安全情報をメール等以外に、直接的に伝達する機会を増やした。
4.リスク分析小委員会
 事例分析の回数を月1回から2回に増やし、それ以外に必要があれば随時行うなど、迅速に分析できる体制に変更した。
5.デスカンファレンス
 全死亡例について、診療科内でデスカンファレンスを実施し、カルテに記載、退院時サマリを医療安全管理室に提出する体制に変更した。
6.インシデント報告の推進
 ヒヤリハットの事例報告は、月に400~500件。件数は、従来とは変わっていないが、医師からの報告が、以前は全体の1、2%だったが、今は5-10%に増えるなど、職員の意識は、今回の医療事故を契機に、変わってきたと考えている。「患者影響度レベル」で3a以上の事例は、1カ月当たり10件未満だったが、今は20件弱に増えた。これは事故が増えたのではなく、確実に報告されるようになった結果と見ている。
7.医療安全パトロールの強化
 毎日の巡視は、医療安全管理室の専従看護師が実施、従来の1人から2人体制に変更。それ以外に、年に2回実施する大規模のパトロールのメンバーも、173人に大幅増員、16チーム(1チーム約12人、医師、看護師、メディカルスタッフで構成)体制で、従来は一部の病棟のみだったが、全病棟、手術室、各種検査室などまで拡大。検査項目も、従来の約4倍の16項目に増やした。
8.指差し声出し復唱ルールの確認
 以前から実施していた「指差し声だし復唱」を、自己評価だけでなく、他者評価(リスクマネージャーなどによる抜き打ち評価)を導入した。



Q10:10月からの医療事故調査制度のスタートに当たって、見直した点は何か。今回と同じような事故が起きた場合、医療事故調査・支援センターへの報告対象になり得るのか、記者会見等で公表するのか。

 医療安全への取り組みに全力を尽くし、今回のような事故を二度と起こさないということが大前提であるが、質問に対し答えるのであれば、医療事故調査・支援センターへの報告等についても法令の規程に則り適切に対応する。

 事故報告書を遺族側に渡す場合には、匿名化は必須である。また記者会見を行うかどうかは、個別判断となる。対応に当たっては、患者や国民の理解と支持が得られるかどうかが重要である。

※取材は、副院長の大西真氏、医療安全管理室長、医療安全管理者が対応。各者の発言をまとめた。



http://www.m3.com/news/iryoishin/368863
シリーズ: The Voice(医療)
がん治療の“トレードオフ”と報道
がんを克服するための覚悟

2015年10月24日 (土)配信 渡辺亨(浜松オンコロジーセンター院長)

 芸能人のがん体験がワイドショーで連日報道され、それを見た人たちが「がんが心配」「しこりがある」「ちくちくいたい」などと、外来に殺到しています。医療機関としては極限の状況の中で精一杯対応しており、結果、ほとんどの受診者は、大丈夫、心配ないですよ、何かあればいつでも来て下さいね、という対応で終わっています。

 有名人のブログには闘病日記が克明に書き綴られ、ワイドショーのコーナーで毎日、詳細に伝えられていています。特に取材努力はしなくていいわけですから、楽なものです。本人がブログを書く心境は、私がこのブログを書いているのと同じだろうし、芸能人だからと言って特別な思惑があるわけではないでしょう。受け取る側の一般ピープルは、冒頭のような「行列のできる診療所」状態をもたらしています。一方、がん治療を専門とする我々は、宮良通信からのコメントにもあったように、なんでそんな治療になるの??

 うちでははそんな対応はしないよ、当然術前ケモだろ!、余命云々なんて論じる時期じゃないだろう!!!、など感じることは山ほどあります。また、今後抗がん剤治療が始まると、副作用のこと、脱毛だ、悪心嘔吐だ、体が日増しに弱っていくだのと、ワイドショーで「地獄の苦しみ」みたいに報道されるに決まっていて、予想される世の中のネガティブな反応には今からうんざりしています。がんの状態、治療の選択肢、治療の目的、治療をうけるに当たっての「得るもの」と「失うもの」のバランス、つまりトレードオフの考え方、などが、わかって報道するワイドショーなどはありっこありません。

 大根を買ってサンマを買って秋の味覚を味わいたければ、その代償として多少高かろうが、サンマ一匹300円でもお金を払うでしょう。それと同じで、がんを治したいのならば、その代償として多少の副作用は、耐えて、忍んで、乗り切って行かなければいけないものなのです。その覚悟がなければがんを克服することはできません。

※本記事は、2015年10月7日にオンコロジストの独り言―腫瘍内科医が本音で語る過去、現在、近未来のがん医療―で掲載した内容を、編集部でタイトルとレイアウトのみ変更したものです。



http://www.m3.com/news/general/368808
損賠訴訟:春日部市立病院で患者死亡 過失一部認め賠償命令 地裁判決 /埼玉
2015年10月23日 (金)配信 毎日新聞社

 春日部市立病院で2011年9月、関節リウマチで入院中の男性(当時75歳)が死亡したのは、副作用のある薬剤を使った後に適切な治療を怠ったためとして、同市の遺族3人が同市に計約6250万円の賠償を求めた訴訟で、さいたま地裁(高野輝久裁判長)は22日、病院側の過失を一部認め、660万円の支払いを命じた。

 高野裁判長は判決で、副作用の症状が出た後も薬剤の投与を続けたことについて「中止する判断をすべきだった」とした。男性の死亡と過失との因果関係については否定したが、「(男性は)被告の注意義務違反により生存可能性が侵害され、精神的苦痛を受けた」と結論付けた。

 判決によると、男性は11年3月、右肩の痛みを訴え同病院を受診。関節リウマチなどと診断された。同5月に同病院に入院。薬剤の副作用が出ていたが投与は続き、同9月6日に間質性肺炎で死亡した。判決を受け、男性の妻(78)は「病院の問題点を適切に判断してくれ、ありがたく思う。病院には、今後このようなことが起こらないようしっかりと改善してほしい」とコメントを出した。小谷昭夫病院事業管理者は「判決文が届き次第対応を検討したい」としている。【山寺香】



http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151024_63010.html
<福島医大>女性・小児医療の人材育成拠点開設
2015年10月24日土曜日 河北新報

 福島県立医大(福島市)は、女性や小児医療に携わる人材育成の拠点となる「ふくしま子ども・女性医療支援センター」を開設する。妊娠や出産のほか、子どもの成長も含め、女性の健康を生涯にわたって支援する先進的な医療体制の構築を進めながら、東京電力福島第1原発事故で減少した県内の産婦人科医らの確保を目指す。
 センターは2016年4月に開所予定で、産婦人科医や小児科医ら5人で構成。高い技術を持った医師らを全国から招き、付属病院で高度診療の実践・指導を行う。県内の拠点病院への医師派遣や技術向上のための研修会なども行う。
 11月1日に設立する準備室の室長には日本女性医学学会理事長の水沼英樹弘前大大学院教授が就任。内閣官房参与で日本産婦人科学会顧問の吉村泰典副学長がスーパーバイザーに就いた。
 開設に先立ち、付属病院に小児集中治療室(8床)を新設し、新生児集中治療室(15床)を6床増やすなど、周産期と小児救急の受け入れ機能を強化する。魅力ある研修体制を整備することで、産婦人科医らの県内定着を図る。
 水沼教授は20日に県庁であった記者会見で「福島で女性が安心して子どもを生み、はぐくみ、健やかな一生を送れるようにするのが役目だ」と語った。
 福島県内の勤務医は、新たな臨床研修制度が導入された04年以降、減少傾向が続いていたが、原発事故でさらに減った。人口10万人当たりの小児科医は全国38位、産科婦人科医は46位と低迷している。



http://www.m3.com/news/iryoishin/368872
「クラークの一言で確定診断」、チーム医療の成果
意識調査「チーム医療、相談しやすい職種は?」自由記述1

2015年10月25日 (日)配信 高橋直純(m3.com編集部)

 10月15日から22日にかけて、m3.com意識調査で実施した「【医師会員からの質問】チーム医療、相談しやすい職種は?」において、 Q3「チーム医療にまつわる良いこと、悪いことどちらでも構わないので具体的な思い出をお書きください」 には非常に多くの回答が寄せられました。

 貴重なご意見を、医療維新内で2回に分けてご紹介します。たくさんのご回答ありがとうございました。

調査結果はこちら⇒「【医師会員からの質問】チーム医療、相談しやすい職種は?」
https://www.m3.com/research/polls/result/15
自由記述2はこちら⇒『チーム医療「伝言ゲームで大変」「看護師がいじめる」』
http://www.m3.com/news/iryoishin/368873

【チーム医療の成果】

・技師の協力で検査がスムーズに施行できた。【医師】
・気管支喘息の患者に対して、多職種とチームを組んで教育プログラムを実践できたことは良い思い出になっている。【医師】
・チーム医療が進められるようになり、圧倒的に医療関係者の患者に対する態度は変わったと感じる。医療者同士は???【その他医療従事者】
・多職種で NST(栄養サポートチーム)や褥瘡などの話をすると、より良い方向性が見つけ易くなる。【薬剤師】
・公立のリハビリテーションセンターにいたころ、クラークさんが「●●さんは、前にいた◆◆さんとしゃべり方が似ているネ」という一言で神経難病の確定診断に至ったことがあります。【医師】
・担当医だけでは聞き取りきれない部分を、チームのスタッフが聞いてくれて新しい気付きにつながることが多いです。【医師】
・感染症のICTチームに所属しているので、検査方法などで臨床検査技師に聞いて、理解できた。【薬剤師】
・病院機能評価の受審で、対応は大変なのですが、職種を越えて協力し合え、良い評価を得られると大きな喜びを感じられました。【薬剤師】
・看護師が適切に患者対応をしてもらえるので、多少はスムーズに診察が可能である。【医師】
・手術中に、高齢の患者さまの不安を緩和するため、看護師がずっと、手をにぎっている場合があるのですが、術後、本当に感謝されました。謙虚に他職種の意見を聞く姿勢が必要。【医師】
・知り合いが増える。【医師】
・チ-ム医療は、1人のスタッフに全ての責任を負わせない、またダブルチェック機構としての人的ミスを減らすのが最大の目的だと思います。チームで取り組んでいると、誰かがお休みの日であっても他のメンバーが情報を吸い上げてくれて、24時間・365日、患者さんや病院内での事象をチーム内で共有できます(休みでも、連絡が入りますが...)。ずっと休みなく、感染対策などを1人で担っていると疲弊してきますが、お互いにお休みを取ってリフレッシュしながらだと疲弊せず、潰れずに任務を遂行できるようになります。【医師】
・看護師のリーダーがいなくて指示出しができない時に、笑顔で、「私が代わりに聞いておきます」と言ってきたり、耳の聞こえない患者にボードで会話するため、ペンを探している時に、「先生何かお探しですか?ペン?すみません、そんなことまでしていただいて」と言ってくれたこと。早く帰りたいからと医師を攻撃する看護師さんもいる中、優しさが伝わってきた。【医師】
・片麻痺の患者へのインスリン指導。医師・作業療法士・薬剤師で自己注射可能にし、退院まで持って行けた。【薬剤師】
・薬剤師さんの、薬品に関する情報で何度も助けてもらいました。【医師】
・複数の目が入るので安全性、妥当性が高められた。典型的な例では、ICTにおける過剰スペクトラム抗菌薬使用など。【医師】

【医師に言いたい】

・医師がコミュニケーションを取るのが下手な人であると、何も話が進まない【看護師】
・自分も医師ですが、医師が一番えらそうで、生意気で、いらっときます。【医師】
・他科にコンサルトするときに、専門外の分からないことを聞くと不快感を表されることが多々ある。【医師】
・医師は周りが見えていない。協調性がない。【医師】
・医師主導すぎるのに、忙しすぎてカンファレンスなど十分にできていない。【薬剤師】 ・独特の感性で治療する上司がいて、しかも人の治療は否定してくるため、ものすごく仕事がしづらい。【医師】
・医師、コメディカルの関係は改善しやすいが、個性的な医師に対する対応がいつも一番苦労する。【医師】
・自分勝手な医者が多い。【医師】
・偉そうな医者はチームに入らないのがベスト。【医師】
・お互い忙しいのに、医師の機嫌を見ながら声をかけないといけない時。ある程度の関係性ができても、医師は気を使います。【看護師】
・表向き上は「チーム医療」を公言しているが、裏では「チーム医療なんて無理、お前たちコメディカルの力は必要ない」と言う医師が、実際にいる。日本の医療制度ではチーム利用なんてものは夢のまた夢なんでしょう。チーム医療推進の前に、コミュニケーションスキル習得について推進してはいかがでしょうか?【薬剤師】
・医師の中には自分の概念で物事を考える方が多く、患者の考えに共感したり、認めることが少ない。患者が納得して治療を受けられることが重要。【看護師】
・Drはプライドが高く、意見を否定されたり、上からかぶせた物の言い方をすると、あからさまに気分を害するので、とても難しい。言葉を選ばなくてはならないと多くの場面で感じた。【薬剤師】
・医師が他職種に対して尊敬の念を持っていない。自分が一番だと思っているので、連携が進まない。【薬剤師】
・医師に疑義照会した時に、詳しく知らない薬剤のことでも自分の主張を押し通す場合がある。明らかにおかしいと思っても、医師に処方権があるので、処方せんにその旨を記入するだけで折れざるを得ないことがある。また、医師の業務負担を軽減しなければならないとのことで、他のスタッフの負担が増えている。【薬剤師】
・医師から、他の職種に具体的表現で、チームだ。助かっていると言われると、モチベーションが上がる。「それは私たちの仕事ではない」と返されることが多いので看護師には伝えず、直接担当医に伝えることが多い。【その他医療従事者】
・医師が「俺が俺が・・・」というタイプのチーム医療は見せかけのチーム医療。どちらかというと弱くても、コメディカル等がばんばん意見できるチーム医療は本格的のような・・・。そういうチームのコメディカルは皆さん医師を愛し信頼している方が多く患者の前では医師の自慢話をしている。「俺が俺が」のタイプのチームのコメディカルは「先生に聞いてください」「医師じゃないと答えられない」と言う。要はあとで医師に叱られるからであって、こんな北朝鮮的なチーム医療はチーム医療とは言わないと思います。【その他医療従事者】

【看護師に言いたい】

・看護師は看護をしてほしい。【医師】
・看護師、事務員の仕事の手際の悪さやいい加減さ、マニュアル化して応用が利かないところ、自分ができないことをそのままできないままにしておくことに対してプロ意識の薄さを感じる。責任感がないと感じ温度差がある。患者がどうなっていようとただ患者に何か起きたことでも伝書鳩のように伝えるだけのため、機械的な作業をしているロボットのよう。【医師】
・看護師が病気に興味がなさすぎる。【医師】
・初めて在宅医療に取り組む医師の診療所に電話をした。応対は看護師で、その人が期待した答えをすばやく返答しなかったため電話越しに聞こえるように診療所の同僚に「この人何言っているか全く分からへんわ~」と叫ばれた。あとから悪評高い看護師だったと知ってやはりと思ったがそういう看護師しか雇えない医師が気の毒だと感じた。【薬剤師】
・攻撃的な表現をする看護師により、医師、看護師全体が発言できなくなる。このため、チームとしての機能が果たせなくなる。この攻撃的な表現の看護師は、ベテラン看護師であることが多く、誰もこの看護師を修正することができず、チーム医療のボトルネックとなる。【看護師】
・まずは看護が重要です。治療方針も看護の具合で変わってきます。【医師】
・何でも医師に任せてしまおうと、個人のモチベーションが低い指導者クラスの看護師が複数いる。【医師】
・チーム医療といいながら、自分らの負担軽減しか考えていない(特に看護師)。真のチーム医療を実現できている施設はほとんどないのでは?【薬剤師】
・看護師はわがままで、言うことをなかなか聞かない。【医師】

【薬剤師に言いたい】

・調剤薬局の薬剤師の意識が低いせいもあるが、薬剤師のポジションがなかなか確立していない。介護関係の職種や施設、私設・公設含め意外とバラバラなような気がする。【薬剤師】
・何の根拠もなく、この薬は良くないと患者さんに話す薬剤師さんには困ります。【医師】
・看護師はもちろん、PSWともよく相談する。薬剤師は、院内で病状説明や病名告知に近いことを単独で行ってしまったり、例えば精神科の古典的な薬を、能書等を根拠に量が多すぎるなどアドバイスされ困惑する(当科は個人差が大きいので、例えばセレネースは9mgまでしか使用できません、と言われても、症状が取れないのでは増量も病棟の安寧上仕方ないし、並行して血中濃度も測定しているのだが)。【医師】
・自分の診療科は大抵フォローできるが、他の疾患や薬剤まで気を回せないので病棟の薬剤師がいないと困りますね・・・。【医師】
・チーム医療と言われてからやっと定着しつつある、といったところが現状である。以前からのつながりで医師、看護師の良くも悪くも連携が良く、薬剤師は何かと自己中心的、裸の王様的体質がいつまでも抜けきらず、どこかチームの中でも外れた存在。もっと積極的に輪に入って薬剤師という立場をアピールしよう。医師や看護師以上に化学を学びあの苦手な亀の子ベンゼン核を学び、本来主導的立場にありながら、自分たちの業界でしか通用しない専門薬剤師、認定薬剤師を取るのに必死。チームにはほとんど役立たない。もっと視界を広く、協働作業の大事な一役を担っているという自覚に目覚めて活躍してほしいしし、医師、看護師もいつまでも2業種で固まらずに、面倒がらずに、輪を広げる努力をしてほしい。【薬剤師】
・大学病院勤務時代、自分を優秀だと勘違いしている病棟担当薬剤師が投薬内容にいちいちイチャモンを付けてきて困ったことがある。【医師】



https://www.m3.com/research/polls/result/14?dcf_doctor=true&portalId=mailmag&mmp=MD151024&dcf_doctor=true&mc.l=128386623
意識調査一覧
結果女優・川島なお美氏とのやり取りを公開した近藤誠氏、許される?

カテゴリ: 現場の思い 回答期間: 2015年10月13日 (火)~20日 (火) 回答済み人数: 1962人

近藤氏「癌への誤解ふせぐためにやり取りを公開」

 現在発売中の『文藝春秋』11月号に、「癌放置療法」を提唱する医師・近藤誠氏が「川島なお美さんはもっと生きられた 二年前、彼女は私のセカンドオピニオン外来を訪ねてきた」と題するインタビュー記事を掲載しています。

 2015年9月24日に亡くなった女優の川島なお美さんが2013年に近藤氏のクリニックに訪れた際の30分ほどの様子を説明したもので、近藤氏は「やりとりを公にするのはためらいもある」としつつ、「大問題だと思うのは、治療にあたった医師らが逃げの沈黙を決め込むことで、むしろがんに対する誤解が世の中に広がってしまうことなんです」と公開の理由を説明しております。

 守秘義務について、近藤氏は「法律上、亡くなった方は医師の守秘義務の対象ではなくなります」と説明します。刑法134条には、医療従事者の守秘義務が定められていますが、同法135条には、「告訴がなければ公訴を提起することができない」とされ、被害者が亡くなっている場合は罪に問うことが難しいのが現実。

 しかし、世界医師会総会で採択された「患者の権利に関するリスボン宣言」では、「患者の健康状態、症状、診断、予後および治療について身元を確認し得るあらゆる情報、ならびにその他個人のすべての情報は、患者の死後も機密は守られなければならない。ただし、患者の子孫には、自らの健康上のリスクに関わる情報を得る権利もあり得る」として、死後も秘密を守るよう求めています。

 近藤氏の今回の言動を皆様はどのようにお考えでしょうか。

近藤氏の言動、「許される」は4%

 担当した患者が亡くなった場合に、遺族の求め以外で個人情報を開示することについて、「許される」(35人)と「公益に資する目的であれば許される」(342人)を足した19%(計377人)が一定の理解を示しました。
 しかし、今回の近藤誠氏の言動については、「内容を知らないので、答えられず」(384人)を除いても、「許される」としたのは4%(64人)にとどまりました。
 自由意見は約300件寄せられましたが、ほとんどが否定的な見解。「医療従事者としては許されない」「自分の宣伝をしたいだけ」といった厳しい言葉が並びました。

Q1担当した患者が亡くなった場合、遺族の求め以外で個人情報を公開することは医療従事者として…?
10251.png

開業医 : 401人 / 勤務医 : 1218人 / 歯科医師 : 3人 / 看護師 : 39人 / 薬剤師 : 183人 / その他の医療従事者 : 118人
※2015年10月20日 (火)時点の結果

Q2今回の近藤誠氏の言動は、許されると思いますか?
10252.png

開業医 : 401人 / 勤務医 : 1218人 / 歯科医師 : 3人 / 看護師 : 39人 / 薬剤師 : 183人 / その他の医療従事者 : 118人
※2015年10月20日 (火)時点の結果

Q3今回の近藤誠氏の行動について、ご意見があればお書きください【任意】

【肯定的】
・意見を述べることに、制限はないと思う。【医師】

【否定】
・遺族、親族の了解が無ければ、秘守義務違反と考えます。【歯科医師】
・医療人として、最低の行為であり決して許されない。【医師】
・公共の利益にもならず、近藤氏が注目を引きたいがための言動であり、しかも内容に一貫性がないため、許される理由がない。【その他医療従事者】
・進行性疾患の患者について、2年も前の情報が必要とされるのか疑問である。【薬剤師】
・このような医者を生む体制、認める厚労省、煽るマスゴミ、全てに疑問を感じます。【医師】
・臨床現場で苦悩しつつ対峙している医師と患者との関係の中に専門家的な意見を差し挟むのであれば、ありとあらゆる可能性を考えた上で極めて慎重にしていただく必要がある。【医師】
・医師の発言がどれだけ影響があるのか、亡くなった人なんで、なんでも話して良い訳ではないこと、今後の医療につなげるとしても、個人を特定する発言は考えて行うべき行動だったのではないかと思いました。【薬剤師】
・なんでいまさら?患者は亡くなったのであり、その後の報道や、病気の知識を広める目的であったとしても、心ある医師としては、話すべきタイミングと場所が違うと、思わざるをえないねぇ〜。【医師】
・法的に問題なければ良いということではない。医師として違和感を感じる。【医師】
・近藤氏(あえて先生と呼びたくない)の論理を完全論破できる自信がない自分が恥ずかしい。【医師】
・大規模臨床研究の成果を否定し、個々の症例の成功例のみを取り上げるという手法を用いるあの方であればやりかねない行動では。【医師】
・薬物療法が全てではないが、患者さんに対する医療は、全治療期間での治療内容のバランスと患者さん自身のお考えが大切と考える。マスコミが興味本位でまくし立てるような報道はいかがなものかと考える。【医師】
・癌放置療法の立場から一般論としての発言であれば何ら問題ないと思う。が、個別事例でのやり取りの公表は、個々の事例に特有の条件や前提となる事柄などがある。さらに死者にもプライバシー、尊厳を配慮すべきと考えるから。【歯科医師】
・気持ちは分からないでもないが、患者の個人情報は、いかなる状況でももらしてはいけないと思う。【医師】
・死亡したという結果のみを根拠に自論を主張するのは卑怯だと思う。【医師】
・亡くなった患者に関して公開するのは、医師として医療従事者としては許されないことです。医学教育を受けた人であれば守秘義務は当然。患者さんには死後も家族、親戚があります。残された人に個人情報は遺伝的側面、習慣的側面、人種的側面などあらゆることが影響すると考えます。【医師】
・医師会がきちんとした表明をすべきであると思います。【医師】
・近藤理論には全面的に賛成でいましたが、今回のことで近藤は医師の風上にはおけない人だと思いました。思い上がりもええかげんにせよと言いたい。医師としての倫理観があまりにも欠けている。【医師】
・価値観はそれぞれで一方的に非難はできないが、やはり喋りすぎの印象あり。【医師】
・死後も、むしろ死後こそ機密は守られなければならない。【医師】
・直接担当した医師も沈黙せず意見を公表すべき。それが今後の医療の在り方を変えるかもしれないから。ヒポクラテスの誓いしかり、特にリスボン宣言では論文の際も倫理に基づいていたのか必ずviewerがチェックされます。近藤誠氏が取得した1980年の医学博士の時代では余り言われなかったかもしれないですが...【薬剤師】
・家族・患者への思いやりがない。医学の発展のため等の場合であるならば理解できるが、ご本人の金儲けのための道具として人の人生を批判するのはどうかと思う。【医師】
・個人が特定できない形で、癌に対する誤解を解くことも可能では。【医師】
・相手にしたくないが患者には不利益あり。のさばらしておく慶応に責任あり!【医師】
・肝内胆管がんという治療が難しいがんの無治療と積極的治療の比較データがない現時点で、文藝春秋といういわば一流誌が取り上げた点が理解できない。ただ話題作りで部数が伸びるという安易な取り上げかたのように思える。【医師】

【その他】
・近藤誠氏は、真実の面の部分とあれ、おかしいと思える部分もあり、結果的に世間の人を惑わせているだけの感じがする。【薬剤師】
・医療はファジーなもの。抗がん剤は全てnoではないが、行なわない方が良い時もあると思う。医師個人の考え方は大切だが、最終的には患者さんの希望に沿う治療を行うことが必要と思う。【医師】
・患者が納得できない説明が多すぎるので、近藤さんのような人が登場するのでしょう。近藤さん自身、昔は私たちが学ぶべきことも語っておられましたが、現状では医師として、プロとしての思考ではなくなっていますね。【薬剤師】
・完全に的外れではない。治療ワールドに患者をひっぱりこみ、稼いでいる医業の実態は罪深い。【医師】
・二人とも公人で、ブログ等で個人情報を公開しているわけだから守秘しなければならない義務は無かろうが、医師として病気の重症度や個人の精神状態を考慮確認せず、同等の病気に対する主治医説明が正しく本人に伝わったものとしての発言には、オピニオンリーダーとしての慎重さに欠けていると言わざるを得ない。【医師】


  1. 2015/10/25(日) 06:52:46|
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