Doctor G 3 のメディカル・ポプリ

地域医療とプライマリケア、総合診療などに関係したネット上のニュースを記録。医学教育、研修、卒後キャリア、一般診療の話題、政策、そしてたまたまG3が関心を持ったものまで。ときどき海外のニュースも。

9月22日 

http://www.sankei.com/west/news/150922/wst1509220054-n1.html
島根と香川の医師を選出 へき地の「やぶ医者大賞」
2015.9.22 23:09 産経ニュース

 兵庫県養父市は22日、へき地の医療に貢献した医師を表彰する「やぶ医者大賞」に、島根県西ノ島町の浦郷診療所長、白石裕子さん(47)と香川県綾川町の綾上診療所長、十枝めぐみさん(50)の2人を選んだ。

 養父市によると「やぶ医者」の言葉はもともと、かつての養父地域の名医を意味していたとの説がある。養父市が昨年、地域医療の発展につなげようと賞を創設し、今回が2回目。

 白石さんは、離島で医師を務めていることに加え、乳児健診や母子保健など、子どもの医療への取り組みが評価された。

 十枝さんは、在宅での終末期ケアや、小児生活習慣病の予防への取り組みが評価された。

 賞はへき地の病院や診療所に5年以上勤務する50歳までの医師を対象とし、計8人の推薦が寄せられた。



http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015092200375
患者遺族から聞き取り=群馬大手術死で第三者委
(2015/09/22-19:14)時事通信

 群馬大病院で肝臓の手術を受けた患者が相次いで死亡した問題で、第三者のみで構成する事故調査委員会は22日、同病院で第2回会合を開き、腹腔鏡手術で亡くなった患者1人の遺族への聞き取り調査を実施した。25、26の両日、残る患者7人の遺族への聞き取りを行う予定。
 同日会見した上田裕一委員長によると、聞き取りでは手術前と手術後に病院から受けた説明について尋ねた。遺族は「手術にいちるの望みを託したが、残念な結果に終わってしまった」などと話したという。第三者委は肝臓や膵臓(すいぞう)を専門とする医師の説明も受けた上で、12月にも執刀医らの聞き取りを行う。
 第2回会合では、3月に最終報告書をまとめた調査委員会の学内委員への聞き取りも実施。執刀医の過失を認めた報告書の作成過程について調べた。 



http://www.cabrain.net/news/article/newsId/45918.html
製薬協処分審査会、ファイザーを厳重注意- 副作用報告の遅延で
2015年09月22日 12時00分 キャリアブレイン

 抗がん剤などに関する重篤な副作用の情報を定められた期限内に報告しなかったとして、ファイザーが厚生労働省から業務改善命令を受けたことを踏まえ、日本製薬工業協会(製薬協)は、会員の同社に対して厳重注意を行ったことを明らかにした。【松村秀士】

 副作用情報の遅延をめぐっては、2008年以降、同社が製造・販売する腎細胞がん治療薬など11製品について、社員が重い副作用212症例を把握していたにもかかわらず、医薬品医療機器法で定められた期限内に医薬品医療機器総合機構(PMDA)へ報告していなかったことが判明。

 また、社内の安全管理責任者らが安全管理情報を適切に収集する義務を果たしていなかったことも分かったことから、厚労省は今月1日、同社に対して安全管理業務手順書の改訂などを求める業務改善命令を出していた。

 こうした事態を踏まえ、製薬協は処分審査会を開き、同社の処分について審議。厳重注意を行うことが妥当だと判断したという。



https://www.m3.com/news/iryoishin/359271?dcf_doctor=true&portalId=mailmag&mmp=MD150921&dcf_doctor=true&mc.l=123303604
シリーズ: 医師と看護師、業務の在り方調査
「文句あるなら自分で」「医者の言うこと聞けないのか」◆Vol.4
「診療の補助」、看護師と医師のすれ違いも

医師調査 2015年9月21日 (月)配信成相通子(m3.com編集部)

Q4. これまで、看護師の「診療の補助」をめぐり、トラブルを経験したことはありますか。
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Q4では、病院勤務の医師と看護師に「診療の補助」をめぐるトラブルを経験したことがあるかを聞いた。医師、看護師ともに「ない」が過半数を占めた。医師は87.7%、看護師は71.8%で、「診療の補助」の指示を受ける立場にある看護師の方がトラブルを経験していることが多かった。

 それぞれのトラブルの詳細は以下の通り。病院や個人によって「診療の補助」の範囲の認識が異なるために、トラブルとなっているようだ。医師側からは「こんなこともやってくれない」という意見が目立つ半面、看護師からは「医師がやるべき仕事を押し付けられている」という意見があった。

【医師の意見】

◆認識の違いによるトラブル

・病院ごとにナースのできる仕事の範囲が異なるため、戸惑うことがある。
・内容によって医師の意図の微妙なニュアンスが伝わらないことがあった。特に、口頭で出した指示の場合のニュアンスに対する受け取り方の相違等。
・点滴の刺入について、看護師が病院独自の資格で点滴刺入を許可されているにも関わらず、研修医や医師に依頼して、看護師は全くやらない。当直中、深夜に点滴の刺入で起こされることがたびたびあり、何のための資格かと問題になったことがある。
・静脈点滴路の確保に関して看護師がやってくれない時があった。 ・静脈血ガスを採らない看護師。
・トラブルとは言えないが、「これはできない」と言われることはあった。

◆行為に起因するトラブル

・敗血症性ショックの患者さんへのルート確保・抗生剤投与を、「他の看護師が休憩中でカバーすべき仕事が終わっていないから」という理由で後回しにしようとしたりするので、こちらが常に気を付けていないと指示を出してもいつまでも放置されていたりします。
・病状説明が主治医の考えと違った。
・点滴確保による患者手のしびれ。
・昔、指示薬と異なる薬物を注射され、患者が発熱したことがある。看護師には謝るどころか居直られ、「文句があるなら今後は自分でやれ」という意味のことを診療科全体に対して言われた。
・経鼻胃管挿入で気管に迷入し、致死的な経過をたどった。
・強引な操作で出血させてしまった。
・点滴漏れによる、レスキューで呼び出される。
・外用療法で指示した軟膏と異なるものを塗布していた。
・ERでのトリアージに対し、患者から同じことを繰り返すのは無駄と抗議。

◆その他

・元は人員不足、それが歴史的に経験不足、教育不足となり、今では補助するという姿勢がない。できない。
・看護師の知識に大きな幅があります。
・看護師さんは「与えられた仕事をする」ことしか頭にないので、物事の優先順位が理解できていないことが多いです。
・外来業務を減らそうとする。
・包帯の巻き方が分からない。
・皮膚病変が汚いと近寄らない。

【看護師の意見】

◆認識の違いによるトラブル

・亡くなった患者さんのCVやドレーンを抜いたり、傷の縫合を「やっておけ」という医師がいる。死んだ人は誰がやっても構わない、という認識の医師がいて、判断できない看護師が盲目的に指示に従ってやってしまう。
・病院によって「やっていい」とされる業務が異なり(Aライン採血・血倍採取など)、転職した際にやろうとしたら、先輩看護師に怒られた。
・入職した病院で動脈血採血を看護師が行っていたため、「それは看護師はやってはいけないことではないか?」と言ったら、「じゃあそれはドクターに自分で言えば!」と言われた。
・別の病院では院長の手術時に麻酔科医が来ないため、「麻酔科医の代わりをしろ」と言われ、断ったら「看護師なのに医者の言うことが聞けないのか!」と怒鳴られたことがある。
・男性の膀胱留置カテーテル挿入時、前立腺肥大患者は医師が行うこととなっているが、看護師がそれに気が付かず出血した。
・採血指示。患者さんが拒否。その旨を主治医に伝達したら、「それぐらい看護でやってくれ」と患者さんへの説明をしようとしなかった。再度その必要性を問うと、患者さんのベッドに行き、「こうするんだ。」と言って有無を言わさず採血に踏み切った。その後の患者さんへのケアが重要となる。
・看護師単独で可能か、判断を伴う。
・看護師が行ってはいけない行為を要求されたことがある(動脈採血)。
・医師に依頼されて、行った末梢静脈ルートキープや男性の尿道カテーテル留置を看護師がすべきでないと師長から言われた。
・医師が行うべきことでも看護師に依頼してくる。
・医師、薬剤師によっては、裁量の逸脱だと指摘された。
・胸痛を訴える患者に、医師の到着前に心電図をとったら、指示がないのに勝手なことをしたと、言われた。
・CVカテーテルの抜去をするように医師から指示された。抗がん剤治療の血管穿刺を院内研修を受けた看護師から始めたが、『医師の指示、指導の元』であるにも関わらず、医師が難しいと思う患者を看護師にやらせるようになった(院内の決まりでは困難者は医師が行うことになっているが、一部の医師は看護師がやって当たり前という考えだった。)

◆行為に起因するトラブル

・挿管し、人工吸気を使用している患者にガイドワイヤー付胃管を看護師が肺に入り、気胸を起こした。 ・静脈路確保で失敗した際に患者から怒鳴られる。
・医師の説明と看護師の説明の微妙な違いが、患者さんの不信感を招いた。
・ポートからの抗がん剤の血管外漏出。
・あからさまには言われないが、前回は医師が造影剤ルートを確保したが、看護師のあなたで大丈夫なのか、という患者からの圧力を感じることがあった。
・腹水穿刺後2000mLの穿刺針を抜去の指示あり。医師行為だと言ったら患者が自己抜去したことにしておいてと。
・CVを医師が途中切断した。

◆その他

・静脈留置針の穿刺を開始するとき、組合と話し合いが何度も持たれた。
> ・人口呼吸器のウィーニングプロトコルを作成し、看護師が評価してウィーニングを進めたいと考え、医師と相談したら、研修医の勉強にならないとも猛反対にあった。
・看護師に任せられていた採血なのに、忙しくてできなかった。医師に伝えてなく、結果が出てないことで注意された。
・診察・指示のみ行い、患者の搬送や処置に加わらない。
・看護師が検査を実施し、患者の状態が変化したが、主治医が不在で他の医師に対応した。しかし判断できず看護師が判断し、対処した。
・医師は、その手技のために呼ばれるのが面倒で、看護師に可能な業務は押しつけていると思えない。 ・医師が自分達の業務を軽減させようとして看護師に業務を委譲することがある。
・リハビリ科の医師が、夜間の救急対応で挿管ができなかったとき、思わず「こうして…」と手を動かし誘導したら、不機嫌になられた。
・血液製剤・抗がん剤のルート留置、いつも医師に逃げられる
・新人医師のお世話を任せられる。採血方法とか、ルート取りとか。



http://www.m3.com/news/general/359255?dcf_doctor=true&portalId=mailmag&mmp=MD150921&dcf_doctor=true&mc.l=123303605
川崎医大の体験教室が好評、救急処置や模擬手術
2015年9月21日 (月)配信 毎日新聞社

川崎医大:体験教室が好評 医療・福祉に興味深める 救急処置や模擬手術…5コース 岡山県内外の子どもたち220人臨む

 子どもたちに救急処置や模擬手術などを通じて子どもたちに医療・福祉に親しんでもらおうという体験教室が8月に2日間、倉敷市松島の川崎医大現代医学教育博物館などで開かれた。同大が主催する恒例行事で、今年は県内外の小・中学生ら計約220人が参加。同大教員らの手ほどきをうけながら、さまざまな体験で医療福祉への興味を深めた。【久木田照子】

 体験教室は、同博物館や隣接する大学校舎、同大病院などを会場に8月18、19の両日に開催。学校法人・川崎学園によると、今年は約1000人が参加を希望し、抽選が行われる人気ぶりだった。倉敷、岡山両市を中心に、関東方面から参加した子もいたという。

 同大の教授がまず、食事・運動と健康の関係や、皮膚がんについて解説。その後、ドクターヘリや患者図書室などを見学した。続いて行われた体験教室は、ヒトの代わりにマネキン人形で学ぶ心肺蘇生▽模擬外科手術▽赤ちゃん人形を使った血圧測定など▽人体図鑑作成▽介護――の5コースに分かれ、子どもたちはうち1コースを選択。約1時間半にわたる実技に臨んだ。

 模擬外科手術6種類を体験するコースは、小学5年生以上が対象。超音波メスを使う模擬手術では、鶏肉を使って肉を切りながら出血を止める作業にチャレンジした。肉を切るメスの先端が細かく震動することで発生する摩擦熱を利用し、肉の組織を凝固させていく。広島県福山市の市立旭丘小5年、京山圭吾君(11)は「難しかったけれど、やり方を聞いたら分かった」と楽しそうに取り組んでいた。

 内視鏡を体に挿入して行う腹腔(ふくくう)鏡手術の体験ではモニター画面を見ながら、血管に見立てた細いチューブを道具で押さえて「血流」を遮断し、切断した。手順を教えた医療機器メーカーの担当者らは「上手にできる子が多い。モニターを見ながら手を動かす作業は、テレビゲーム操作と似ているからかもしれない」と感心していた。

 心肺蘇生を体験するコースも小学5年生以上が対象で、木曽昭光・倉敷駅前診療所院長らが講師を務めた。子どもたちは4人前後のグループに分かれ、AED(自動体外式除細動器)を使った蘇生処置に挑戦。傷病者に見立てたマネキン人形に「大丈夫ですか?」と声をかけて意識の有無を確かめた後、119番通報の手順を確認。自動音声案内に従い、AEDを作動させた。

 音楽に合わせてリズミカルに人形の胸を押す作業を繰り返すが、木曽院長が「押す力が弱い。もっと強く」などと助言すると、参加者の手つきに一層、熱が籠もった。木曽院長は「AEDを使えば、命を取り留める傷病者が増える。緊張感をもって練習し、いざという時に使えるようになってほしい」と訴えていた。

 他のコースでも、参加者はさまざまな問題に気付いた様子だった。介護に取り組んだ倉敷市新倉敷駅前5、市立長尾小4年、山本倫央奈さん(9)は「人が乗った車いすを押す時、地面の段差を越えるのが難しいと知った」と振り返った。

 同行した保護者からも「分かりやすい」と好評だった。人体図鑑を作るコースに参加した北区大和町1、岡山大教育学部付属小2年、河野暖和君(7)の母、通子さん(40)は「作った図鑑を持ち帰って読み返すことで、体験教室が家でも続けられる」と話していた。

 子どもたちの真剣な姿に、企画した同大研究者や法人職員らも手応えを感じた様子で、体験教室の実行委員長を務めた森谷卓也・同大教授(病理学)は「将来、医療・介護職に就きたいと目標を持って参加した子が多い。その気持ちを体験教室で高め、さらに興味を持ってもらえたら」と期待を寄せた。



http://www.m3.com/news/general/359279?dcf_doctor=true&portalId=mailmag&mmp=MD150920&dcf_doctor=true&mc.l=123275865
X線撮影台から落ち死亡 技師を業過致死容疑で立件へ
2015年9月20日 (日)配信 朝日新聞

 群馬県沼田市で5月、胃のバリウム検査を受けていたパート女性(当時58)が、傾いたX線撮影台から滑り落ちて死亡した。十分な安全措置を取らなかったとして、県警は担当の放射線技師らを業務上過失致死の疑いで立件する方針を固めた。

 女性はブラジル国籍のマスコ・ロザリナ・ケイコさん=沼田市恩田町。5月8日、勤務先の工場に来ていた検診車内の撮影台に乗ってX線撮影中、頭が下向きに傾いた際に滑落。動いた台と内壁の間に頭を挟まれ、動脈損傷による出血性ショックで死亡した。

 県警は、車内の別室で撮影台を操作していた技師が監視モニターでマスコさんの体の動きを十分に確認していなかったため、滑落に気づかず撮影台を水平に戻した、と判断。滑落を防ぐための「肩当て」も設置されていなかったという。

 肩当ては、撮影台の取り扱い説明書で設置を義務づけており、日本消化器がん検診学会のガイドラインでも、設置されているか点検するよう求めている。この技師も所属していた全日本労働福祉協会の事故調査報告書などによると、2008~12年度、撮影台からの滑落事故は全国でほぼ毎年起きている。(伊藤繭莉)

  1. 2015/09/23(水) 07:18:34|
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