Doctor G 3 のメディカル・ポプリ

地域医療とプライマリケア、総合診療などに関係したネット上のニュースを記録。医学教育、研修、卒後キャリア、一般診療の話題、政策、そしてたまたまG3が関心を持ったものまで。ときどき海外のニュースも。

8月2日 

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/46359.html
デュファストンとフェアストン取り違え注意- 誤調剤2件、メーカーが呼び掛け
2015年08月02日 15時00分 キャリアブレイン

 販売名が似ているために薬剤師が薬を選ぶ際に取り違える恐れがあるとして、製薬メーカーのアボットジャパンと日本化薬は、黄体ホルモン剤デュファストン錠5mg(一般名ジドロゲステロン)と乳がん治療剤フェアストン錠40、同60(同トレミフェンクエン酸塩)について、薬局や病院の薬剤師などに対し、注意するよう呼び掛けている。過去に両剤を取り違えて調剤したケースが2件発生したという。【松村秀士】

 両社は、医薬品医療機器総合機構(PMDA)の医療者向けサイトで、デュファストン錠(製造販売元アボットジャパン)と、フェアストン錠(同日本化薬)に関する誤調剤の事例を公開している。それによると、不妊症治療のために医師がデュファストン錠を処方したところ、薬剤部の薬剤師がフェアストン錠を誤って調剤。その後、患者が間違いに気付き、薬剤部に連絡したという。

 両社はこの誤調剤の要因として、薬剤師が、▽調剤した際に処方せんを見ながらピッキングを行わなかった▽調剤監査時に薬袋に入っていた薬の名前を確認しなかった▽薬剤交付時に患者に薬を見せずそのまま渡した―ことなどを挙げている。

 もう1つの事例では、薬局の薬剤師が産婦人科の処方せんを持って来局した患者にフェアストン錠ではなく、デュファストン錠を誤って調剤した。両社は、販売名が類似しているほか、両剤とも産婦人科で使用されるため、薬剤師が思い込みで調剤した可能性を指摘している。



http://news.biglobe.ne.jp/trend/0802/jtn_150802_7499097201.html
尼崎に関西最大級の病院が誕生! 門前薬局も相次ぎ開業し患者さん争奪戦に
Jタウンネット8月2日(日)7時5分

7月1日に、関西最大規模の病院「兵庫県立尼崎総合医療センター」がオープンしました。この病院は兵庫県立尼崎病院と兵庫県立塚口病院が統合したもので、医師300人、看護師1000人以上、病床数は730床というビッグさ。

高度な専門医療を扱い、あらゆる救急患者に対応するために専門医やヘリポート直結のエレベータも用意。ハイリスクな妊娠を支えるセンターも設置しています。ロボット手術装置などの最新鋭の設備も備わっています。

このように"生まれる瞬間から対応する病院"であることに注目が集まったためか、尼崎総合医療センターのある尼崎市東難波町の路線価も急上昇!昨年より3万円アップの19万5000円となっています。

処方以外にさまざまな工夫を凝らして患者獲得大作戦!

さらに尼崎総合医療センターのオープンに合わせて、門前薬局が8軒もオープンしました。同じ値段の同じ薬を置く門前薬局は、患者さん獲得のために各店舗で薬を処方する以外の取り組みを行っているのです。

尼崎総合医療センターの門前薬局のひとつ、阪神調剤薬局は病院から直結する横断歩道の先に2店舗を同時オープンさせました。尼崎総合医療センターで処方が予定されている薬約2200品目をほぼ常備しています。

そして阪神調剤薬局の並ぶゾーンで最も横断歩道から遠い位置にあるのが法円坂薬局です。ここはデザイナーが手掛けたというオシャレな内装は、今までの薬局のイメージを変える癒しの空間。この薬局の売りは、上の階に糖尿病専門の医師を常駐させる糖尿病患者をサポートする環境です。

他にもファイン薬局では1階を調剤薬局に、2階を健康総合企業タニタと共同で作った健康カフェにしています。カフェは処方箋なしでも利用でき、タニタの最新の体組成計や血圧計が体験できます。

新しくオープンし、大きなお金が動きそうな尼崎総合医療センターエリア。門前薬局同士でも熾烈な競争が始まりそうな予感です。(ライター:ツカダ)



http://www.nikkei.com/article/DGXKZO90048230S5A800C1PE8000/
限界に近づく救急車の出動
2015/8/2付 日本経済新聞 社説

 この夏も熱中症で救急搬送される人が相次いでいる。病気や事故など万が一のとき救急車は心強い存在だ。しかし救急車の出動は限界に近づいているといわれる。

 2014年の救急出動は約598万件にのぼる。この四半世紀で2倍に増えた。全国で約5秒に1度、救急車が呼ばれていることになる。このまま増え続ければ、救急が機能しなくなる恐れもある。出動の抑制や財政負担の軽減のため、有料化を求める声も政府内には出ているほどだ。

 出動増加の大きな原因は人口の高齢化とみられる。13年に救急搬送された患者のうち65歳以上は半数を超えた。また、全搬送者のうち半数は入院の必要がなかった「軽症」の人だったのも特徴だ。

 こうした状況から関係者は「身近に頼れる人がいない一人暮らしの高齢者が増え、具合が悪くなると、どうしてよいかわからず救急車を呼ぶ」といったケースが広がっている、と分析している。

 もちろん、熱中症など命に関わる場合もある。急に具合が悪くなって119番にダイヤルすることをためらうべきではない。ただ、高齢者の周りに人がいて、その人が適切に対処してくれれば、救急車を呼ばずに済むケースもあるかもしれない。

 国は、独居の高齢者が医療や介護が必要な状態になったとしても、できる限り入院せず自宅など住み慣れた地域で暮らし続けることができる体制を整える、としている。医療職や介護職が連携し、これに地域住民のボランティアなども加えて高齢者を支え見守る「地域包括ケア」という考え方だ。

 簡単にできる体制ではないが、整っていけば高齢者が救急車に頼る頻度も減るのではないだろうか。この体制は医療費や介護費を抑えることも狙いだ。各自治体で真剣に取り組んでもらいたい。

 タクシー代わりの救急車利用があるとも指摘される。医療資源には限りがあり、湯水のように使っていいものではないことも改めて確認しておきたい。



https://www.m3.com/news/iryoishin/344718?dcf_doctor=true&portalId=mailmag&mmp=MD150802&dcf_doctor=true&mc.l=114860172
市販類似薬処方は医療か否か◆Vol.10
保険適用巡り、勤務医と開業医の見解、逆転

2015年8月2日(日)配信 池田宏之(m3.com編集部)

Q.10 市販類似薬の、保険適用外しの是非
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 Q10では、6月末に閣議決定された「骨太の方針」の中に盛り込まれた湿布、目薬、うがい薬などの市販類似薬について、保険適用を外す政策の是非を聞いた(勤務医304人、開業医200人)。

 勤務医で最も多かったのは「賛成」で43.1%、「反対」は16.4%となった。これに対して開業医では「反対」が最多で42.5%、「賛成」が21.0%で、勤務医とは逆の結果となった。日常的に診療する患者の重症度の差や、候補に挙がっている湿布等の処方機会の相違などが、背景にあると見られる。

 賛否の理由について、自由記述してもらった。主な意見は以下の通り。


【賛成】
・医学的に“治療”と認められないものが多い。
・日本の医療費が不足している中、薬局で購入できるものは保険給付外にするのはやむを得ない。
・無料を理由として、たくさん希望する人がいる。しかも、患者でなく家族が使っている。
・湿布を過剰に使用している高齢者が多い。安全性の高いものについてはOTCで購入すれば良い。
・高額医療に対する保険を維持するためには、低額医療に対する保険適用を外していく必要がある。
・たんすの肥やしになっていたり、患者同士で渡したりしているので。
・財政事情が厳しいため、ある程度のセルフメディケーションはやむを得ない。
・診療所でも保険外での処方が可能なら問題ではない。
・ある一定までは保険適用としそれを超える分は適用外にするべき。今でも無尽蔵に所望してくる人が多くいる。


【反対】
・必要な治療までも控えてしまうから、重症化しやすくなるのでは?
・湿布にもNSAIDsが入っており、有効性がある。また、使いすぎると副作用が生じる危険があるので、処方薬として管理した方が安全である。
・医師がきちんと診断して処方する内容には信頼がおける。
・保険適用外にする理由が医療費削減だけなので。
・需要が多い。
・保険適用外にする基準がよく分からないので。
・保険診療と自由診療を同時に行う混合診療の問題が絡んでくる。混合診療の問題を先に解決してから行うべき。また、患者の自己負担が増加するなら考え物。
・前例を作ると、次から次へと保険適用外にしていく可能性がある。
・理由を言わなければならないことではない!「医療の根本」は「保険医療」では無いのか!?厚生労働省自らが「混合診療をせよ!」と言っている!
・医師でなければ対処できない有害事象をどうするのか!
・萎縮医療につながる。
・もともと、保険診療の医薬品であって、市販薬で発売されたのではない。立派な薬なので、適用外はおかしい。
・現在も、風邪薬を漫然と飲み続けて、具合が悪くなってから受診する患者が結構いる。


  1. 2015/08/03(月) 05:48:26|
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