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Doctor G 3 のメディカル・ポプリ

地域医療とプライマリケア、総合診療などに関係したネット上のニュースを記録。医学教育、研修、卒後キャリア、一般診療の話題、政策、そしてたまたまG3が関心を持ったものまで。ときどき海外のニュースも。

6月24日 

https://www.m3.com/news/iryoishin/332188?dcf_doctor=true&portalId=mailmag&mmp=MD150624&dcf_doctor=true&mc.l=109088753
「大学の役割、高まる」 ◆医学部長アンケートVol.1
全国医学部・医科大学のトップを対象にアンケートを実施

2015年6月24日(水)配信 高橋直純(m3.com編集部)

 2004年度の臨床研修制度の必修化で、大学医学部・医科大学を取り巻く環境と地域医療体制は大きく変わった。10年が過ぎ、臨床研修制度については抜本的な見直しを求める声が出る一方(『臨床研修「一から見直しを」、全国医学部長会議』を参照)、2015年度からは専門医制度の見直しや地域医療構想の策定の動きが本格化し、大学にもさらなる変革が求められている。

 m3.com編集部は今春、全国80の医学部、医科大学の医学部長、学長を対象に、医学教育の現状や尋ねるアンケートを実施した。初めてのアンケートにもかかわらず、6 月中旬までに9大学の学長から回答があった(文末に回答者一覧)。その結果を随時紹介する。

(ご協力いただいた学長、医学部長、大学職員の方には、この場をお借りして、厚くお礼申し上げます)

 厚生労働省が6月8日に公表した2015年度の臨床研修医の採用実績では、臨床研修病院(市中病院)は全体の58.3%を占め、大学病院は過去最低を更新した。大学病院での研修の人気は、引き続き低下傾向にあることが浮き彫りになった(『臨床研修医の採用8千人超え、過去最多更新』を参照)。

 現状でも、密接に関係する医学教育、研修医教育と医師派遣機能。大学病院の不人気は、地域医療の崩壊につながりかねないとの指摘も強い。第1問では地域医療における大学の話す役割について尋ねた。

第1問  地域医療を守るため、医師派遣機能をはじめとする大学(病院を含む)の役割は今後、より高まっていくとお考えですか。

   ア.高まっていく  イ.今と変わらない  ウ.減少していく

 回答いただいた9人全員が「高まっていく」と回答した。同時に聞いた自由意見では、山形大学医学部長の山下英俊氏は「専門医育成、生涯教育は大学医学部と附属病院が中心となって、初めて稼働であるから。大学には多くの専門家がいて常に新しい医学、医療を目指しており、教育はこのような組織で行うべきであり、その機能の一つとして地域医療があると考える(医師派遣と医師育成はセットにすべき)」との意見を寄せた。

 大阪市立大学医学部長の荒川哲男氏は「高まっていくというよりは、2004年度にスタートした新医師臨床研修聖制度により、マッチングで医師が研修先を自由に選べるようになったため、大都市の市中病院に集中し、地方のいわゆる医師不足が起こっている。総務省の調べでも、医師の絶対数は増えているにもかかわらず、各都道府県の中心部と地方での格差は拡大している。大学での医師派遣機能が正常であった時にはこのような現象は生じなかった。医師の大学離れを産んだ本制度を抜本的に改革し、大学に研修医が集まる仕組みを作るべき」と指摘した。

 広島大学医学部長の木原康樹氏も、「生涯教育、専門医制度など大学を中心とした教育機関の充実を抜いて考えられない」。また、「地域医療においても医師のキャリア形成、生涯教育を包含する計画でなければ人材確保は不可能である」という意見もあった。

◆アンケートの回答者は下記の通り(北から地域順)
山形大学医学部長 山下英俊氏
筑波大学医学専門学群長 原晃氏
埼玉医科大学医学学長 別所正美氏
東京慈恵会医科大学長 松藤千弥氏
信州大学医学部長 池田修一氏
大阪市立大学医学部長 荒川哲男氏
兵庫医科大学長 中西憲司氏
広島大学医学部長 木原康樹氏
鹿児島大学医学部長 佐野輝氏



http://www.m3.com/news/general/333404?dcf_doctor=true&portalId=mailmag&mmp=MD150624&dcf_doctor=true&mc.l=109088919
会社ごとの講師謝金額公開へ、国立大学病院
2015年6月24日(水)配信 池田宏之(m3.com編集部)

 国立大学附属病院長会議は6月に「企業等からの資金提供状況の公表に関するガイドライン」の一部改正し、22日の会見で内容を公表した。講師謝金、原稿執筆料などについて、従来、診療科単位で「全体の総件数、総額」だった公表方法を、「企業ごとの総件数、総額」を開示する方式とする。千葉大学医学部附属病院長の山本修一氏は、今回の取り組みについて、「アカデミア全体の問題」との認識とし、国立大学病院以外にも働きかけていく考えを示した。

 対象は、講師謝金、原稿執筆料に加え、監修料、コンサルティング等の業務委託費。従来、奨学寄付金については、診療科単位で「企業ごとの総件数、総額」を公開していたが、今回の改正で、透明性を確保するために、対象を広げた。ただし企業ごとの公表となるのは、日本製薬工業協会の会員のみ。協会加盟社は2015年5月1日時点で、71社。

 山本氏は、今回の取り組みが、国立大学の附属病院のみの取り組みである点を聞かれると、「本来アカデミア全体の問題で、公私(大学)という分け方は存在しない。ただ、国立大学は、中でも率先して進めるべき立場と自覚している」との認識を示した。その上で、薬学部、看護学部も臨床研究の舞台となることも踏まえて、広く各方面に働きかけていく意向を示した。



https://www.m3.com/news/iryoishin/333634?dcf_doctor=true&portalId=mailmag&mmp=MD150624&dcf_doctor=true&mc.l=109088756
ナンバー科弊害の解消提言、国立病院長会議
群馬大や女子医大の医療事故に危機感

2015年6月24日(水)配信 池田宏之(m3.com編集部)

 群馬大学医学部付属病院で肝臓の腹腔鏡手術を受けた患者8人が死亡した問題を受けて、国立大学附属病院長会議は6月22日の会見で、大学医局におけるナンバー科の弊害の解消など「診療体制」などの大学病院の在り方について緊急提言した。

 提言は、群大の事故に加え、東京女子医科大学病院で禁忌の麻酔薬投与で小児が死亡した問題も含めて、「(大学病院に)国民が不安と疑念を抱く不幸な事態となっている」ことを踏まえたもの。

 提言は、「診療体制」「職業倫理」「医療安全」の 3本柱から成る。「診療体制」においては、重篤な有害事象があった場合、診療科のカンファレンスに加え「必要に応じて、病院の診療科横断的な会議で検討すべき」としている。群馬大において、第一外科と第二外科が存在していて、事故は第二外科で起きた。提言ではナンバー科について、「(現在は)意義はほとんどなく、むしろ標準的治療からの逸脱、有害事象の隠ぺいや情報共有の障害、人材の分散」などの障害が起きていると指摘。その上で、複数の診療科で同一術式で手術を実施する状態の解消を求め、少なくとも合同でカンファレンスを行い、常に情報を共有して、理由がないまま、異なる基準の治療をしないように求めている。診療記録についても、「医療従事者の個人のメモでない」として、記載を徹底するように求めた。

 「職業倫理」では、診療科の責任者が、一般医療としての妥当性や臨床研究の申請の必要性を判断するように求めていて、「複数のスタッフによる検討を経て、組織としての判断をすべき」として、必要に応じた事後評価も求めている。「医療安全」については、大学病院の職員全員が、安全文化の醸成に努めるように求めている。会見に臨んだ千葉大学医学部附属病院長の山本修一氏は、提言について、「大学病院がよりガバナンスを強化する後ろ盾になってほしい」とした。



http://www.asahi.com/articles/ASH6R4HZ6H6ROIPE00Y.html
中京病院部長を逮捕 診療所を不正に開設した疑い
2015年6月24日(水)配信 朝日新聞

 医師がいないのに美容医療をしていたとされる愛知県岡崎市の診療所「マリークリニック」の医師法違反事件で、市の許可を受けず、不正に診療所を開設したとして、愛知県警は23日、独立行政法人地域医療機能推進機構「中京病院」(名古屋市南区)の形成外科部長、浅井真太郎容疑者(50)=同市守山区長栄=を医療法違反の疑いで逮捕し、発表した。「逮捕に納得していません」と容疑を否認しているという。

 また、県警は、診療所の元経営者、鈴木みなえ容疑者(46)=医師法違反罪で起訴、岡崎市康生町=を医療法違反容疑で再逮捕し、無職、張間(はりま)広明容疑者(42)=名古屋市南区浜田町2丁目=を同容疑で逮捕した。いずれも容疑を否認しているという。

 発表によると、3人は共謀し、2012年4月19日~13年6月30日、医師免許がない鈴木容疑者が診療所を開くのに必要な岡崎市の許可を得ずに、開設した疑いがある。診療所は鈴木容疑者が実質的に経営しており、自らレーザー脱毛など美容医療の施術をしていたという。

 医療法は、医師または医療法人以外が医療行為を行う診療所を開設する場合、県や市などの許可を受けなければならないとしている。鈴木容疑者は浅井容疑者に医師の紹介を依頼し、浅井容疑者は医療コンサルタント会社を経営していた張間容疑者に協力を頼んだという。派遣された医師は鈴木容疑者に名義を貸し、実態とは異なる開設届が提出されたとみられる。

 紹介した報酬として、浅井容疑者は12年4月~13年6月に月額約25万円、張間容疑者は同約7500円をそれぞれ鈴木容疑者から受け取っていたという。

 県警によると、診療所は14年2月の閉院までに、5回の廃止と開設を繰り返し、少なくとも医師6人が開設者になっていた。関係先の家宅捜索では、常勤医が不在だった12年12月~13年11月、脱毛など931回の美容関連の施術をしていたことが判明したという。

■やけど治療の専門医

 「傷が治っても、精神的な傷はなかなか治らない。患者や家族に寄り添う医療を目標にしている」。熱傷治療の分野で最先端を歩んできた浅井真太郎容疑者は、逮捕前の18日、名古屋市内で開かれた学会に参加した際、朝日新聞の取材にこう話していた。

 医療情報サイト「ドクターズガイド」などによると、浅井容疑者は1990年に名古屋大学医学部を卒業し、93年に東海地方の多くの若手医師が形成外科医療を学ぶ中京病院(名古屋市南区)に入った。専門は形成外科と美容外科で、最も力を入れていたのが熱傷の治療だった。重度のやけど治療に専門的に取り組むため、全国で初めて同病院に設置された「熱傷センター」にも勤務。高度な技術や知識、経験を生かし、静岡済生会総合病院、岐阜県立多治見病院でも熱傷センター開設に尽力し、2004年には中京病院に戻って形成外科部長に就任した。

 火災や事故などで熱傷を負った患者は、皮膚の移植手術や、運動機能を取り戻すためのリハビリが必要になる。傷痕によって容貌(ようぼう)が変わってしまう場合もある。浅井容疑者はそんな患者や家族を支援する「熱傷フェニックスの会」の活動もしていた。

 浅井容疑者は18日、名古屋市内で開かれた「日本熱傷学会総会・学術集会」に出席し、「骨まで達する熱傷に対する再建の経験」と題して研究成果を発表。会場での取材に対し「熱傷を負ったことで、精神的に悩み続ける患者もいる。治療の計画を伝え、安心してもらえるように心がけている」と話していた。

 中京病院の森田克徳事務部長は「捜査には全面的に協力します。事実関係が確認され次第、厳正的確に対処することとしたい」とのコメントを出した。



http://www.asahi.com/articles/ASH6R4HZ6H6ROIPE00Y.html
薬歴未記載81万件超 昨年、1220の薬局で 薬剤師会など自主点検
2015年6月24日(水)配信 共同通信社

 大手ドラッグストアの調剤薬局で相次いで発覚した薬剤服用歴(薬歴)未記載問題を受け、日本薬剤師会など関係3団体が傘下の調剤薬局を自主点検した結果、1220の薬局で昨年1年間に計約81万2千件の薬歴未記載があったことが24日、分かった。厚生労働省が2月、自主点検を要請していた。

 薬歴は、重複処方などを防ぐため薬剤師が患者の症状や併用薬などを聞き取って保存する記録。薬歴を保管し患者に適切な指導をする対価として、薬を出すごとに340円か410円が診療報酬として加算される。

 今回の問題で診療報酬の不正請求額は試算上、最大で3億3千万円余りになる可能性があるといい、厚労省は各薬局に対し不正請求額の自主返納を求める。

 厚労省によると、3団体は日本薬剤師会のほか日本保険薬局協会、日本チェーンドラッグストア協会。それぞれの傘下薬局のうち、重複分を除いて計1220の薬局で81万2144件の薬歴未記載があった。故意かミスかなど詳しい状況は確認していないという。未記載だった薬局の割合はドラッグストア協会傘下の薬局が約7%で、ほかの2団体所属の薬局では2%台だった。

 未記載の問題は2月、ツルハホールディングス(HD)の子会社「くすりの福太郎」(千葉県鎌ケ谷市)や、「CFSコーポレーション」(横浜市)が運営する調剤薬局で相次いで発覚した。



http://www.m3.com/news/general/333646?dcf_doctor=true&portalId=mailmag&mmp=MD150624&dcf_doctor=true&mc.l=109088754
民間主導で医療費抑制 日本健康会議が7月発足
2015年6月24日(水)配信 共同通信社

 厚生労働省は23日、経団連などの経済団体や連合、健康保険組合連合会をはじめとした幅広い民間組織が連携して健康づくりや医療費抑制を推進する「日本健康会議」が7月10日に発足すると発表した。先進的な取り組みを紹介し、全国的な運動を展開していく。

 日本商工会議所の三村明夫(みむら・あきお)会頭と日本医師会の横倉義武(よこくら・よしたけ)会長を中心に31人が実行委員に名を連ねた。10日に東京都内で発足イベントを開き、今後の具体的な活動方針を公表する。厚労省や経済産業省なども活動を後押しする。



http://www.m3.com/news/general/333696?dcf_doctor=true&portalId=mailmag&mmp=MD150624&mc.l=109088780
公道不要で患者利便性高めた内容に 政府規制改革会議・第3次答申を提出
2015年6月24日(水)配信 薬局新聞

 政府規制改革会議は16日、第3次答申を安倍晋三総理に提出した。医薬分業推進の下での規制の見直しについては、「薬局における診療報酬とサービスのあり方の見直し」や「リフィル処方せんの導入の検討」、「保険薬局の独立性と患者の利便性向上の両立」などが盛り込まれた。

 このうち「保険薬局の独立性と患者の利便性向上の両立」では「医薬分業の本旨を推進する措置を講じる中で、患者の薬局選択の自由を確保しつつ、患者利便性に配慮する観点から、保険薬局と保険医療機関の間で患者が公道を介して行き来することを求め、またその結果フェンスが設置されるような現行の構造上の規制を改める」と記載し、今年度中結論、来年度中には措置を講ずることを求めている。

 「薬局における診療報酬とサービスのあり方の見直し」では、「医薬分業を推進するために院外処方の診療報酬にインセンティブが付され患者の負担が大きくなっている一方、患者の服薬情報の一元的管理などの薬局に求められる機能が必ずしも発揮されていない」とし、さらに「医療機関のまわりにはいわゆる門前薬局が乱立しており、負担に見合うサービスの向上や分業の効果が実感できないとの指摘もある」と現状を分析。規制改革の方向性として「かかりつけ薬局の要件を具体的に明確化」することに加え、調剤報酬についても「抜本的な見直しを行い、サービスの質向上と保険財政の健全化に資する仕組みに改める」ことに定めた。

 「リフィル処方せんの導入の検討」ではリフィル処方せんの導入や分割調剤の見直しに関する検討を加速し、今年度中に結論を得ることを明文化した。このほかに答申では「政策効果の検証を踏まえたPDCAサイクルの実施とそれに基づく制度の見直し」として医薬分業を医科・調剤の総合的な役割と政策的評価を実施する。

 医薬品に関連する内容では「新医薬品の14日間処方日数制限の見直し」「市販品と類似した医療用医薬品の保険給付のあり方の見直し」「スイッチOTCの更なる推進」などが答申に提言されている。



http://mainichi.jp/area/gunma/news/20150624ddlk10040053000c.html 
群馬大病院 重粒子線治療、説明不十分 他病院委員が指摘 /群馬
2015年6月24日(水)配信 毎日新聞社

 群馬大医学部付属病院(前橋市)で重粒子線治療などの先進医療の新規患者受け入れが停止している問題で、県や群馬大、他病院、前橋市などでつくる「重粒子線治療運営委員会」の会合が23日、県庁で開かれた。会合は非公開。県によると、他病院の委員から群馬大の受け入れ停止直後の患者への説明に不十分な点があったとの指摘が出た。

 重粒子線治療は17日までに終了しており、群馬大は18日からハード面の自主点検を本格化させているという。7月2日に厚生労働省で先進医療会議が予定されており、厚労省は群馬大からの報告を精査して再開時期を判断する。

 県医務課によると、5月の新規受け入れ停止時点で、重粒子線治療の予約患者は152人。既に初回の照射を受けていた患者ら33人は治療が継続され、残り119人は照射を始めていない。大半が治療再開を待つ意向を示しているという。【尾崎修二】



http://www.niigata-nippo.co.jp/life/medical/news/20150624189082.html
在宅医療連携へ 180人が集結
十日町で研修会

2015/06/24 11:37 新潟日報

 組織は県が事務局になって設置3年目。顔が見える関係づくりを狙う研修会はこれまでも開いてきた。活動が浸透し、本年度初回となるこの日は過去最多の59事業所から医師、看護師、ケアマネジャーら約180人が参加した。

 参加者は7~8人のグループに分かれ「近隣に身寄りがなく、糖尿病と精神疾患で入院中の65歳男性」を事例とし、地域で暮らしていくための課題や方策を話し合った。

 施設入所や市営住宅に住みながら在宅サービスを受ける選択肢を挙げたほか、薬の処方や管理、地域との関係を構築することの大切さなども指摘し、検討結果を書き出して発表した。

 講師役の新潟市居宅介護支援事業者連絡協議会の石井哲也会長は「完璧な支援はない。できるところから始め、その都度修正する。本人の意向を尊重し、自己実現を支援することが大切」とアドバイスしていた。


  1. 2015/06/25(木) 06:24:54|
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