Doctor G 3 のメディカル・ポプリ

地域医療とプライマリケア、総合診療などに関係したネット上のニュースを記録。医学教育、研修、卒後キャリア、一般診療の話題、政策、そしてたまたまG3が関心を持ったものまで。ときどき海外のニュースも。

6月6日 

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/45880.html
ザルティアとザイティガ、取り違えに注意- 誤調剤2件発生で、メーカーが呼び掛け
2015年06月06日 15時00分 キャリアブレイン

 販売名が類似しているために薬剤を選ぶ際に取り違える恐れがあるとして、日本イーライリリーと日本新薬、ヤンセンファーマの3社は、前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤ザルティア錠2.5ミリグラム、同5ミリグラム(一般名タダラフィル)と前立腺がん治療剤ザイティガ錠250ミリグラム(一般名アビラテロン酢酸エステル)について、注意喚起を始めた。両剤を医師が処方したり、薬剤師が調剤したりする場合、販売名や薬効を確認するよう呼び掛けている。【松村秀士】

 3社は、医薬品医療機器総合機構の医療者向けサイトに「取り違え注意」の文書を掲載。両剤の販売名や効能の確認を求めているほか、病院内でコンピューターを使った薬剤オーダリングシステムなどを利用する場合は、「(製品の)名称の前に薬効を記載するなどの予防策の検討」を促している。

 ザルティア錠は昨年4月、ザイティガ錠は同9月に発売された。ザイティガ錠の発売直後に、その製造販売元のヤンセンファーマと、ザルティア錠の製造販売元である日本イーライリリー、発売元の日本新薬が連名で取り違えの注意を呼び掛ける文書を医療関係者に配布。しかしその後、両剤の扱いで、「薬局で誤って調剤した事例が2件発生したとの報告があった」(ヤンセンファーマ担当者)ことから、3社は再度、注意喚起が必要と判断した。



http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201506/0008096588.shtml
病院幹部「成功率50%手術は妥当」 肝移植再開患者が死亡
2015/6/6 06:50 神戸新聞

 「50%の可能性があるのに、患者を引き受けなくていいのか」。生体肝移植を実施した男性患者(63)が術後間もなく死亡したことを受け、5日会見した「神戸国際フロンティアメディカルセンター」(KIFMEC)の幹部は、医療関係者らの批判に疑問を投げ掛けた。日本肝移植研究会が指摘した体制の不足については「十分整備してきた」と従来の主張を繰り返した。

 会見には田中紘一前院長と木内哲也院長が出席。終始、落ち着いた口調で、報道陣の質問に答えた。

 同病院は、過去の同様の事例などを基に、手術成功の確率を「50%」と見積もったという。生体肝移植全体の統計では、手術1年後の生存率は80%を超えるのに対し、格段に低い数字だが、木内院長は「1%や5%なら踏み切るべきでないが、50%は妥当な線ではないか」との見解を示した。

 KIFMECで生体肝移植を受けた患者が相次いで死亡したことを受け、日本肝移植研究会は4月、病院の体制が「肝移植を行うには不十分」と指摘。「組織の抜本的な改変」を提言した。

 これに対し、田中前院長はこの日の会見で「十分体制を整備してきたので、不備とは思っていない」とあらためて否定。提言の後、非常勤の循環器内科医と放射線科医を新たに採用するなど体制充実を図ったとし、「さらに質のいい移植ができることを踏まえた」と理由を述べた。

 医療ミスはなかったか、との質問に対しては「その通りです」と穏やかな口調ながら力を込めた。(武藤邦生)

◇医療関係者「移植断念も選択肢」◇

 医療関係者からは批判の声が上がった。

 一連の患者死亡について調査した日本肝移植研究会の関係者は「肝臓につながる血管が弱いと手術前から分かっていたなら、それも想定した万全な備えで臨むべきだ」と態勢の不備を指摘。「移植をしないという選択肢もあったはず。移植を決めて死亡させてしまったら、患者の状態を理由にすべきではない」と批判した。

 その上で「研究会の勧告に効力がないなら、監督指導権限のある神戸市や厚生労働省など行政に動いてもらい、事態を改善させるしかない」と強い口調で話した。

 兵庫県医師会の川島龍一会長は「移植は健康な臓器提供者を傷つける医療であり、設備や人員態勢は十分だったのか、しっかり検証しないといけない」とし、疑問が解明されないなら「神戸市が進める医療産業都市構想の中核として生体肝移植を位置づけるのは考え直すべき」と求めた。

 神戸市は予定通り、8日にKIFMECへの立ち入り検査を行うとしている。(片岡達美、金井恒幸)



http://mainichi.jp/area/akita/news/20150606ddlk05040067000c.html
病院不正受給:労働局が債権回収断念 総務省、不適切と勧告 /秋田
毎日新聞 2015年06月06日 地方版

 16年前に県内の民間病院(閉鎖)で発覚した診療報酬の不正受給問題に絡み、病院側の債権のうち約400万円について、秋田労働局が債務者への差し押さえや訴訟といった手立てを講じないまま回収を断念していたことが分かった。国の債権管理が妥当かどうかを調べていた総務省は5日、厚生労働省に「回収の手続きを取るべきだった」と勧告した。

 労働局は「これから動いても回収できない。判断は妥当だった」と主張。一方で「今後、同様の事案では必要な手続きをしたい」としている。

 労働局などによると、この病院は1999年、医師の数を水増しして数億円規模の診療報酬を不正受給していることが発覚した。このうち労働災害の医療費を負担した国は、労働局が債権総額約1700万円のうち約1300万円を回収した。

 だが、残額の返済は滞り、債務者にあたる医師が03年8月時点で所得の約半分を県や銀行などに差し押さえられていると判明した。「財産が無く分割納付も困難」との申し立てもあり、労働局は06年3月、約400万円を「徴収停止」とした。病院は99年に閉鎖している。

 調査は国の財政上の利益確保のほか、債務者間の不公平やモラル低下を防ぐために実施している。労働局は取材に対し「他の債権が多額で、これから動いても回収できない」と説明。16年3月に民法上の時効(10年)を迎えた後、欠損金として処理する方針だ。【五十嵐和大】



http://apital.asahi.com/article/news/2015060600023.html
熊大病院が再発防止策
2015年6月 6日 朝日新聞

 熊本大医学部付属病院(熊本市)で昨年4月、妊娠中の20代女性患者の体内から金属製ワイヤ(長さ約40センチ、直径約0・5ミリ)を抜き忘れた件について、同病院の水田博志院長らが4日、記者会見し、再発防止策や事故の詳細を明らかにした。

 同病院によると、ワイヤを抜き忘れたのは30代の男性医師。患者への点滴で右腕から挿入したカテーテル内のワイヤを抜かないといけないという認識がなかったという。医療安全調査専門委員会は同様のカテーテルへの基本知識を持たなかったことが要因と判断。今年5月から「中心静脈カテーテル施行認定制度」を設け、認定医のみが、挿入の操作を単独でできるよう改めた。

(朝日新聞 2015年6月5日掲載)



http://www.sankei.com/west/news/150606/wst1506060082-n1.html
生体肝移植で死亡相次ぐ 日本移植学会が懸念「信用失う」
2015.6.6 22:41 産経ニュース

 神戸市の民間病院神戸国際フロンティアメディカルセンター(KIFMEC)で、生体肝移植を受けた患者の死亡が相次いだ問題で日本移植学会の高原史郎理事長は6日、「このままでは日本の移植医療の信用が失われるという危機感を持っている」と懸念を表明した。その上で、近く日本肝移植研究会と合同で病院に対する声明を出すことを明らかにした。

 日本肝移植研究会の古川博之常任世話人は「検証委員会を立ち上げ、その監視の下で再開すべきで、それがなされていないのは残念」と話した。

 声明文ではKIFMECでの手術実施体制の開示を求めることも検討しているという。

 KIFMECでは、4月までに生体肝移植手術を受けた患者8人のうち4人が術後1カ月以内に死亡。問題発覚後、中断していた手術を今月再開したが、その患者も手術直後に死亡した。



http://apital.asahi.com/article/news/2015060600036.html
群大先進医療再開へ意見書 国へ群馬県議会委、案を採択
2015年6月 6日 朝日新聞

 県議会の厚生文化常任委員会は5日、先進医療での新規の患者受け入れが停止となっている群馬大病院について、国に受け入れの早期再開を認めるよう求める意見書案を全会一致で採択した。12日の本会議で採択される。

 群大病院は、厚生労働省からの停止要請を受け、5月13日から先進医療での新規患者の受け入れや予約患者の治療の一部を停止している。また、同27日には特定機能病院の承認を取り消され、6月1日には県がん診療連携拠点病院の指定も不更新となった。

 採択された意見書案では、群大病院の自主点検などの対応を踏まえ、先進医療での新規患者受け入れや治療の再開を早期に認めることを要望している。

 県医務課によると、重粒子線治療中や治療を予定していた152人の患者のうち、33人は17日までに治療を終える予定。その他119人は他の医療機関への紹介や、別の治療法への切り替えを調整しているという。群大病院では年間500人あまりが先進医療を受ける。14年度はうち496人が重粒子線治療を受けている。

(朝日新聞 2015年6月6日掲載)



http://mainichi.jp/area/gunma/news/20150606ddlk10040063000c.html
群大病院:重粒子線治療を119人受けられず /群馬
毎日新聞 2015年06月06日 地方版

 群馬大医学部付属病院(前橋市)で先進医療の重粒子線治療を予約し、新規患者受け入れ停止の影響で治療を受けられない患者が119人いることが5日わかった。県議会厚生文化常任委員会で県が明らかにした。

 県医務課によると、新規受け入れ停止時点で重粒子線治療の予約患者は152人。既に初回の照射を受けていた患者ら33人は治療が継続されたが、残りの人は照射を始めず、転院や治療法切り替えを病院側と話し合っている。大半が重粒子線治療の再開を待つ意向を示しているという。

 県議会には5日、先進医療の早期再開を国に求める意見書案が提案された。【尾崎修二】



http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG06H2R_W5A600C1CR8000/
研究不正、14年度12件報告 文科省が初の集計
2015/6/6 23:09 日本経済新聞

 STAP細胞論文などの研究不正に関連し、2014年度に大学や研究機関から不正と報告された研究が12件だったことが6日、文部科学省への取材で分かった。文科省が不正の全体的な件数をまとめるのは初めてという。

 研究不正に関しては、対策を求める新指針が4月から適用されており、文科省は適切に運用されているか年内にも実施状況を確かめる。

 不正の件数は論文の捏造(ねつぞう)や改ざん、盗用が正式に認定され、文科省に報告されたものをまとめた。インターネットなどで疑義が指摘された論文の撤回や修正などは数えていない。

 小保方晴子氏の捏造や改ざんを認定した理化学研究所のSTAP論文のほか、東大分子細胞生物学研究所で元教授ら11人の論文33本に不正が認定された例が含まれる。

 分野別では医学が7件と大半を占めた。教育学や言語学などの人文分野でも論文盗用があった。

 文科省はこれまで、研究に競争的資金が使われた場合の不正を集計していた。新指針は大学や研究機関に対し、若手研究者への倫理教育や組織としての不正防止策を求めており、文科省は新設した「研究公正推進室」で今後指導する。〔共同〕



http://www.m3.com/news/iryoishin/327803
「トラブルで警察に連絡」は1割、転職も ◆Vol.6
「気が済むまで話聞く」「謝罪」で収める傾向も

2015年6月6日(土)配信 成相通子(m3.com編集部)

 Q7:これまで、トラブルに対し、どのような対応をしたことがありますか(複数回答可)。
 これまで、患者やその家族とトラブルを経験したことがあるという319人の回答者に、どのような方法でトラブルに対応したのかを尋ねた。

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(横棒脇の%は、回答者319人のうちその項目を選択した人数の割合)

 結果は、「患者の気が済むまで話を聞いた」(46.1%)、「謝罪した」(28.8%)が1位と2位を占め、多忙な医師がその場で患者の話を聞いたり、謝罪したりしてトラブル対応するケースが多いことが分かった。院内のスタッフに相談したのは26.0%で3番目だった。

 Q6でトラブルの原因を尋ねたところ、治療や診断に関するものが最多だったものの、医療に関係ない事柄や「理由が不明」も多かったことから(『トラブル原因、「医療に関係ない事柄も」◆Vol.5』)、理不尽なクレームやトラブルでも上記のような対応をしてその場を収める方法を選ぶケースもあるとみられる。

 その次に多かったのは、「診察の拒否」で19.7%。話を聞いて謝罪しても納得しない患者に、診察拒否という手段を取らざるを得ないケースもあるようだ。「転院させた」を選んだ回答者も13.8%いた。 トラブルになった患者や家族に対して、言い返すことは消極的なようで、「暴言・暴力を指摘して注意した」ことがあるのは16.6%だった。

 一方で、法的手段に訴えたケースも。「警察に相談・通報」は16.3%、「弁護士に相談」が12.2%、「民事調停・裁判」も6.3%が経験したと回答した。

 それ以外では、「担当医師・スタッフの交代」を7.9%が選び、トラブルの結果、「自身が転職・退職した」とする回答も2.2%(7人)で少数ながらいた。

「その他」(10.7%)を選んだ人に任意回答で内容を聞いた。

 多かったのが、「何もしない」という回答。多忙な中、対応する時間そのものがないとの声もあった。

• 一切無視する。
• 相手にしない。
• 何もする暇がなかったので何もしていない。
• 診察はしたがその後、無視した。

 相手が納得するまで説得を試みるという回答もあった。時間がかかる半面、説得できれば双方のわだかまりもなくなるかもしれない。

• 繰り返し面談し説明を行って理解を求めた。
• 80%納得させた。
• 何度も説得した。
• 普通に説明を続けた。
• 自分が間違ってないことには、説明はしても、謝罪はしない。

 暴言を言われれば、頭に来たり、強い調子で反論したくなるケースもあるだろう。「一晩言い争った」という猛者もいた。

• 怒鳴り返した。
• 喧嘩になった。
• こちらも暴言を吐いた。
• 一晩相手が根負けするまで言い争った。

 その他の対応は以下の通り。当事者以外のスタッフが対応するのはクレーム処理の常套だが、医師会や患者の上司、家族など第三者 を巻き込んで解決できるケースもあるようだ。

• 他院へ紹介した。
• 他の家族に説明をする。
• 裁判にするように提案した。
• 院内の別スタッフが対応。
• セキュリティ部門に、対応一任。
• 病院事務方が対応。
• 地元の代議士事務所の名を語ったので、こちらから直接代議士秘書にお願いした。酔っ払ってのしつこい電話です。
• 医師会に相談した。
• クレーマーの上司に連絡した。
• とりあえず文書送付。


  1. 2015/06/07(日) 07:11:09|
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