Doctor G 3 のメディカル・ポプリ

地域医療とプライマリケア、総合診療などに関係したネット上のニュースを記録。医学教育、研修、卒後キャリア、一般診療の話題、政策、そしてたまたまG3が関心を持ったものまで。ときどき海外のニュースも。

7月2日 

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201407/20140703_71013.html
大学医学部新設 制度設計三者三様 文科省、あす第2回構想審査会
2014年07月03日木曜日 河北新報

 東北への大学医学部新設に向けて文部科学省は4日、構想審査会の第2回会合を開き、新設に名乗りを上げている東北薬科大(仙台市)、一般財団法人脳神経疾患研究所(福島県郡山市)、宮城県からヒアリングを行う。3者が文科省に提出した資料に基づき、新医学部の詳細を紹介する。

◎開学7年目以降に黒字/東北医科薬科大(東北薬科大)

 開学に要する費用は241億円。自己資金217億円に加え、宮城県からの補助金30億円を見込む。開学から6年間は赤字だが、その後は安定的に黒字になる。
 入学定員は100人。当面は東北出身者限定の「復興支援特別枠」20人を増員する。
 キャンパスは付属病院の隣接地を買収、賃借する。既に地権者とは条件面で合意した。教員180人で34講座を置く。
 付属病院は現在466床。仙台圏内の複数の病院と譲り受けに関する合意書を交わしており、これらを第2、第3の付属病院として活用する。将来的には統合して600床以上を確保する。
 臨床実習は、国立病院機構仙台医療センターと東北労災病院(仙台市)から協力の内諾を得た。
 東北大の東北メディカル・メガバンク機構、福島県立医科大のふくしま医療科学センター県民健康管理センター、放射線医学総合研究所(千葉市)との連携も模索する。

◎財団寄付で用地も確保/国際復興記念大(脳神経疾患研)

 開学費用は校舎建設など93億円。財団傘下の医療機関から計100億円超の寄付を受ける。
 入学定員は臨時定員の20人を含めて90人。2年次に10人の編入枠を設ける。東北の地域枠は各県11人。さらに福島県に9人の重点枠を割り振る。
 キャンパス用地も財団からの寄付などで確保する。学長には元慶大教授で日本生殖医学会の吉村泰典理事長、医学部長には須田年生慶大教授の就任を予定する。
 付属病院の母体となる南東北病院は635床、35診療科。今後、総合周産期母子医療、地域医療支援、総合診療の各センターを整備する。
 臨床実習は付属病院で対応可能だが、災害医療実習は、いわき市立総合磐城共立病院、竹田総合病院(福島県会津若松市)、白河厚生総合病院(福島県白河市)から受け入れの了承を得た。
 東北大や福島県立医科大、東京理科大、北海道医療大からも連携の了解を得た。

◎東北出身は開学時8割/宮城大(宮城県)

 開学費用は付属病院建設費などに270億円。
 入学定員は60人。開学当初の東北出身者の割合を8割程度と見込む。宮城県栗原市のキャンパス用地は地権者の同意を得た。教養課程は大和キャンパスの活用も想定する。
 付属病院は、栗原中央病院と県立循環器・呼吸器病センターを母体に大崎・栗原医療圏の余剰病床を合わせて600床。医師185人、看護師550人、事務局員55人程度を想定する。
 宮城県内の大崎市民、登米市立、石巻市立、公立志津川、気仙沼市立、仙台医療センター、仙台市立、県南中核、公立刈田総合、仙台厚生の各病院との連携を検討する。過疎地や被災地での医療実習は栗駒、若柳、気仙沼市立、気仙沼市立本吉、石巻市立の県内各病院への依頼を想定する。
 放射線医学教育は仙台厚生病院を通じて公立相馬総合、相馬中央、南相馬市立総合、いわき市立総合磐城共立の各病院への要請を検討する。



http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201407/20140703_73007.html
医学修学金3080万円詐取? 2年で退学後、返済せず
2014年07月03日木曜日 河北新報

 医学部卒業生の地方定着を狙って自治体が学生に貸し付ける修学資金をめぐり、東海大医学部に在籍した男性(31)=北海道蘭越町=が宮城県登米、宮城県栗原、長野県大町、新潟県魚沼の4市から計3080万円を受け取りながら2年間で退学し、返済が滞っていることが2日、関係者への取材で分かった。4市のうち栗原市側は「地方都市の医師不足につけ込んだ悪質な行為だ」として返還を求めて提訴した。

 関係者によると、4市の貸付額は、登米1240万、栗原760万、大町720万、魚沼360万円。
 男性は2010年11月に東海大医学部への編入試験で合格が決まり、4市に貸し付けを申請。登米、栗原両市から入学時の一時金を引き出した。
 栗原市を除く3市からは月ごとに支払われる資金も借り、毎月計65万円を受け取っていたが、13年3月に退学した。4市とも退学した際は資金を返還するよう条例で定めているが、男性は現時点で返していない。
 大町市は条例で、他自治体の修学資金を受け取っていないことを要件にしている。男性は11年3月30日に同市と貸借契約を結び、翌31日に栗原市、4月4日に魚沼市、5月17日に登米市と次々に契約。条例を守り、医師として各市内に勤務するという趣旨の誓約書を提出していた。
 男性は栗原市に「11年末ごろから日常的に不眠、動悸(どうき)、頭痛、めまいがし、勉学が満足にできなくなった。こらえていたが、症状がひどくなったので休養する」と釈明したという。
 男性の実家は山形市にあり、栗原市はことし3月、男性らに修学資金の返還を求める訴えを山形地裁に起こした。男性側は争わず、地裁は6月、請求通り男性らに返還を命じる判決を言い渡した。
 栗原市は「初のケースなので再発防止策などは慎重に検討する」(医療局)と説明。登米市は「再発防止の方針を早急にまとめたい」(同)と話している。



http://www.kanaloco.jp/article/73929/cms_id/89377
横浜・泉区唯一の分娩医療機関 今秋からお産休止 医師不足
2014.07.03 03:00:00 神奈川新聞 カナロコ

 横浜市泉区で唯一の出産が可能な医療機関として、年間700件余りの分娩(ぶんべん)を扱ってきた国際親善総合病院(泉区西が岡)が今秋から、産科医不足で分娩を休止することが分かった。3月以降に急な退職や派遣中止が重なったためで、9月以降の分娩を予約していた100人近くの妊婦には事情を説明し、他の医療機関へ移るよう求めている。病院は「苦渋の決断だが、5人いた常勤医が1人に減り、緊急時などの安全確保が困難と判断した。何とか医師を採用し、出産できる環境を整えたい」としている。

 同病院は1990年に相鉄線弥生台駅近くの現在地に移転後、地元の産科診療所と役割を分担する「セミオープン」と呼ばれるシステムを県内で初めて採用。日ごろの検診は妊婦が希望する身近な診療所で、出産は設備の整った同病院で行うこととし、通院の負担軽減を図りながら安心して出産できる環境を提供するという試みの中核施設となっている。

 「産科医不足に対応したモデルケース」として注目されていたが、10年ほど前に年間千件を超えていた分娩件数は、医師の入れ替わりなどもあってここ数年は同700件余りで推移。今年3月から4月にかけて4人の常勤医が相次いで別の医療機関へ移るなどしたため、5月からは分娩件数を月約20件に抑えて慎重に継続する一方、来年の予約を受け入れないことにしていた。

 その後さらに、当直などを担っていた順天堂大の非常勤医3人も今年6月限りで派遣されなくなることが決まり、9~12月に出産予定の妊婦には、別の医療機関に移るよう依頼せざるを得ない状況になった。7、8月に臨月を迎える妊婦については、院内や周辺診療所などの協力態勢を可能な限り整えた上で、予定通り分娩を行う。

 村井勝院長は「妊婦の方々には大変申し訳ないが、不安を感じることがないよう対応したい。助産師を手厚く配置するなど産婦人科に力を入れてきた病院の歴史や役割も踏まえ、医師確保の取り組みを粘り強く続けながら今後の方向性を見いだしたい」としている。事態の打開に向け、県内に医学部を置く4大学(横浜市大、聖マリアンナ医大、北里大、東海大)などに医師派遣の協力を求め、公募も続けているが、今のところ複数の常勤医を確保できるめどは立っていないという。

 県産科婦人科医会の調査によると、同病院が横浜市泉区で唯一の分娩医療機関となったのは、10年以上前から。市内では緑区や栄区も、出産できる医療機関が1カ所もない状況が続いている。県内全体の産科医師数は微増傾向だが、同医会関係者は「充足はしておらず、“お産難民”の問題は解消していない」と指摘。秦野市の秦野赤十字病院も、産科医派遣元の昭和大から本年度限りでの医師引き揚げを通告されている。

【神奈川新聞】



http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2014070218
医学部定員は130人 福島医大
2014年07月02日 16時33分 配信 KFB福島放送

福島医大は1日、平成27年度の入学者選抜要項を発表した。
定員は25、26両年度と同じく医学部が130人、看護学部が84人。
一般選抜は前期、後期の分離分割方式で行う。
センター試験の成績による医学部一般入試後期日程の第一段階選抜について、前年度に引き続き募集人員の9倍を超えた場合とする。
医学部の推薦入試は県内対象の「A枠」が21人程度、県緊急医師確保修学資金の貸与を受け卒業後に県内公的医療機関に勤務することなどが条件となる「B枠」では、県内推薦が12人程度、県外推薦が7人程度とした。
看護学部は、看護師不足などを踏まえ、県内定着を促すため24年度に増やした推薦枠を引き続き30人とした。
入試の主な日程は次の通り。
◇医学部▽一般入試・前期=平成27年2月25、26日▽同・後期=27年3月12日▽推薦入試=27年1月31日◇看護学部▽一般入試・前期=27年2月25、26日▽同・後期=27年3月12日▽推薦入試=26年11月22日



http://mainichi.jp/shimen/news/20140702dde001040073000c.html
東京女子医大病院:禁止鎮静剤投与 「投与中止後透析なら生存」 心電図異常対応せず 2歳児死亡、遺族に説明
毎日新聞 2014年07月02日 東京夕刊

 東京女子医大病院(東京都新宿区)で今年2月、人工呼吸中の子供への使用が原則禁止されている鎮静剤「プロポフォール」を投与された男児(当時2歳)が死亡した医療事故で、病院が遺族側に対し「投与を中止した日の朝に人工透析をしていれば助かった可能性がある」と説明していたことが関係者への取材でわかった。担当医らが心電図の異常を見落として投与を継続した詳しい経緯も初めて判明した。警視庁は担当医らが救命のために必要な処置を怠った可能性があるとみて業務上過失致死の疑いで捜査を進めている。

 関係者らによると、男児は2月18日午前、首の腫瘍の手術を受けた。終了の約50分後から、集中治療室(ICU)で安静を保つためにプロポフォールを投与された。19日午後から複数回、心電図の波形に異常が表れたが、担当医らは気付かず、投与を続けた。

 担当医らは20日午前になって初めて心電図の異常に気付き、エコー検査を行ったものの、「心臓の動きに異常はない」と判断。同日午後には別の医師が尿の変色を指摘したが、対応は取られなかった。

 その後、21日朝になって詳しい心電図を取って異変に気付き、ようやく投与を中止した。血液検査でも異常が見られたが、担当医らは有効な対策を取らなかった。男児はその後に容体が急変して、同日午後8時前に急性循環不全で死亡した。

 病院は遺族側に、プロポフォールの長期投与で腎機能が低下して死亡に至った疑いがあると説明した上で、「21日朝の投与中止後にすぐ人工透析をしていれば、助かった可能性がある」と伝えたという。透析を実施しなかったのは、担当医らが男児の異常をプロポフォール投与による副作用と認識しなかったためとみられる。

 東京女子医大広報室は毎日新聞の取材に「調査内容は遺族の了解がなければコメントできない」としている。【神保圭作】

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 ◇鎮静剤投与事故の経緯

<2月18日>
午前9時40分過ぎ 男児の手術が終了
同10時半ごろ   プロポフォール投与開始

<19日>
午前        男児が体を動かしたため投与量を増量
午後3時半以降   複数回にわたり心電図が異常を示す

<20日>
午前10時ごろ   ICUの医師が心電図の異常に気付く
午後2時ごろ    心臓のエコー検査で「異常なし」と判断

<21日>

午前8時45分ごろ プロポフォール投与中止
午後1時以降    血圧の低下など容体が悪化
午後8時前     男児が死亡

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 ■ことば

 ◇プロポフォール
 手術時の麻酔や、集中治療室で人工呼吸中の患者が動かないようにするための鎮静剤として使われる。効果がすぐに表れ、目覚めも良い利点があるとされる。海外での死亡例報告を受け、厚生労働省は2001年、医師向けの説明文書で、集中治療室で人工呼吸中の子供への使用を原則禁じたが、法的な規制はない。子供向けの鎮静剤が少ないという事情もあることから厳格な安全管理の下で投与している病院もある。



http://mainichi.jp/shimen/news/20140702dde041040028000c.html
東京女子医大病院:禁止鎮静剤投与 2歳児死亡「異常、なぜ放置」不信感募らす両親
毎日新聞 2014年07月02日 東京夕刊

 「なぜ誰も助けてくれなかったのか」−−。東京女子医大病院(東京都新宿区)で今年2月、人工呼吸中の子供への使用が原則禁止されている鎮静剤「プロポフォール」を投与された男児(当時2歳)が死亡した医療事故で、埼玉県に住む男児の両親が毎日新聞の取材に応じ、異常に気付きながら命を救えなかった病院への不信感をあらわにした。【神保圭作】

 初めて女子医大病院を受診したのは昨年6月。別の病院で首に良性の腫瘍があると診断され「東京女子医大なら信頼できる」と紹介状を書いてもらった。

 幼い体への負担が心配だったが、「10分程度で終わる簡単な手術」という担当医の言葉を信じた。手術翌日、ICUのベッドに横たわった息子の顔はむくみ、まぶたは腫れ上がっていた。

 担当医は「使っている鎮静剤は安全でいい薬。心配はいりません」と話したが、2日後には「脳はもう死んでいます」と一方的に告げられた。死亡の理由をただしても「分からない」と繰り返すばかり。鎮静剤が原因の可能性がある、と聞かされたのは約10日後だった。

 事故を巡っては、病院と、手術に関わった医師ら大学側がそれぞれ記者会見するという内紛の様相を見せている。父親は「息子の死が対立の道具に使われ、私たちが置き去りにされている」と悔しがる。

 男児は両親がけんかをすると2人の手を取り「お父さんとお母さんも手をつなぐの」と仲を取り持つ優しい子だったという。

 母親は「将来が楽しみだった。病院は真摯(しんし)に向き合ってほしい」と涙ながらに話し、父親は「心電図の異常など救える場面は何度もあった。なぜ誰も助けてくれなかったのか」と訴えた。



http://www.med.or.jp/nichinews/n260705c.html
日医定例記者会見  6月18日
「患者申出療養(仮称)」に対する見解を改めて説明

日医ニュース目次 第1268号(平成26年7月5日)

) 中川俊男副会長は,規制改革会議が提言した「患者申出療養(仮称)」に対する日医の考え方について改めて説明した.
 同副会長はまず,規制改革会議が当初提案していた「選択療養制度(仮称)」について,将来の保険収載につながらない医療も対象としており,安全性・有効性も確保されていない等の問題があることから,その創設に強く反対してきたことを説明.「選択療養制度(仮称)」のような制度が提案される背景にはドラッグ・ラグがあると言われる点に関しては,(一)日本ではドラック・ラグの短縮が進んでいる,(二)ドラッグ・ラグと言われるものの中には日本にはない病気の薬も含まれている,(三)ドラッグ・ラグはどの国にも存在する─こと等を挙げ,「ドラッグ・ラグが解決しそうにないから選択療養が必要」という論拠は崩れているとした.更に,先進医療会議の構成員(がん治療専門家)による日本の医療現場の現状を説明する発言も紹介し,現行制度でも十分に対応は出来ているとした.
 その一方で,同副会長は,現行の先進医療について,「先進医療Aは現在五十六種類あるが,眼科的手術を除き,実施医療機関は限られていること」などを示し,患者アクセスが困難な面もあると指摘.そういった意味では,今回の「患者申出療養(仮称)」によって,現行制度では対象とすることが出来なかった患者に光が差すこともあるのではないかと述べた.
 また,実施医療機関として「規制改革に関する第二次答申」の中に示されている「身近な医療機関」については,大学病院本院あるいは同程度の機能を持つ病院に限定すべきと指摘.大学病院本院を主とする特定機能病院に関しては,「医療法改正で承認要件の見直しをしたところであるが,厳格に運用し,必要があれば再度要件を見直すことも検討していきたい」とした.
 更に,「患者申出療養(仮称)」の実施医療機関である臨床研究中核病院においてディオバン臨床研究不正問題等が起きていることにも触れ,今後は,臨床研究中核病院評価会議等での議論を通じてしっかり監督していく意向を示すとともに,「日医としても,医師の倫理向上のための研修等を行い,日本発の科学情報の信頼性の向上に努めていきたい」と述べた.



http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1407/02/news008.html
ホワイトペーパー:
ドクターに贈る医療IT用語解説 Vol.1

2014年07月02日 08時00分 更新ITmedia エンタープライズ >

 現在、医療分野ではさまざまなITシステムが導入され、実に多くのIT関連用語が存在する。「ドクターに贈る医療IT用語解説」連載では医療の現場で使われているそうしたIT用語について、医療のIT化を推進している有識者が解説している。

 その中から、医師の本業である診察行為を支援する「電子カルテ」、高精細化や高機能化が進む医用画像データを統合管理する「医用画像管理システム(PACS)」、システム間や医療施設間の医療情報の共有化に欠かせない標準規格「HL7」を解説する。

(以降、会員登録必要)



http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14042222989643
病院建設相次ぐ 県北の医療、充実期待
日立や北茨城で病棟整備

2014年7月2日(水) 茨城新聞

医療の地域間格差が指摘される中、県北地域で総合病院の建設ラッシュが続いている。日立市内だけでも約4キロの範囲内で2つの総合病院が新病棟建設に着手。社会医療法人・愛宣会が建設を進める「ひたち医療センター」(同市鮎川町)が2015年5月の新病棟供用開始を目指すほか、日立製作所日立総合病院本館棟(同市城南町)も15年度中に完成予定だ。また北茨城市立総合病院(同市関南町)も今年10月20日完成、11月4日から外来診療を開始する。

ひたち医療センターは、免震構造6階建ての新病棟(延べ床面積約8500平方メートル)と、1999年に完成した既存の病棟(同約3000平方メートル)で診療や健診を行い、地域医療に幅広く貢献していく。公益性が高く、救急医療体制の充実などが求められる「社会医療法人」として県北沿岸3市の救急医療の中核を担う。14年4月から解体工事や後期外構工事に取り掛かり、全工事が完了するのは16年3月の予定。

また、日立総合病院新本館棟は免震構造地下1階、地上11階建て。約320床の入院病棟や腎臓病・生活習慣病センター、ヘリポートなどを設置する。

北茨城市立総合病院は免震構造5階建て。一般病床137床、療養病床46床を設け、診療科目は内科、小児科、産婦人科など現在と同じ14科を設置。

このほか、北茨城市立総合病院から約25キロ離れたいわき市立総合磐城共立病院(福島県いわき市)も16年度末の新病院完成を目指す。同病院は免震構造13階建て。一般病床や結核病床など計700床を備え6階から12階が一般病床となる。診療科目は25科。同市は7月中に建設発注する方針だ。(小室雅一)



http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/548969.html
入院食費、倍近くに引き上げ 自己負担1食460円 厚労省
(07/03 02:31、07/03 02:51 更新)北海道新聞

 厚生労働省は2日、公的医療保険の制度改革に関し、一般病床などに入院する患者が医療機関に支払う1食当たりの食費の自己負担額を、原則260円から、倍近くの460円に引き上げる案を固めた。

 医療保険財政を改善させるのが狙い。また在宅医療の普及を図る上で、食費を全額自費で賄っている在宅患者との公平性を保つため、応分の負担を求める。7日の社会保障審議会医療保険部会に方針を示し、早ければ2015年度中の実施を目指す。

 入院時の食費は、一般病床や精神病床で1食640円と定められている。患者はこのうち食材費分として260円を負担し、残りは公的医療保険から給付する。



http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20140703/CK2014070302000038.html
看護師の魅力と経験語る 羽島北高で出前授業
2014年7月3日 中日新聞【岐阜】

 岐阜市柳津町の羽島北高校で一日、「看護の出前授業」が開かれ、二、三年生二十五人が現役の看護師から仕事の魅力を聞いた。
 羽島市民病院の木下栄子看護師長(50)と榊山貴大(たかひろ)看護師(23)が講師を務めた。木下さんは、「人とのふれ合いの中で、お互いに感動できる仕事」と看護師の魅力を語り、自身の経験を紹介した。
 がんで余命宣告された六十歳の男性が、北海道に家族と旅行したいと希望。しかし飛行機に乗る体力は残っておらず、医師とともに反対した。すると男性から「医療関係者としてではなく、一人の人間としてどう思うかを手紙にしてほしい」と言われたという。
 木下さんは考え抜いた末に「旅行の途中に万が一のことがあれば、家族や周囲に迷惑を掛けることになる。でも、あきらめたら家族は願いをかなえてあげられず後悔するかもしれない。私には答えは出せません」とつづった。手紙を受け取った男性と家族は涙を流し、納得の上で近くの三重県の温泉に旅行先を変更。男性は旅行の三週間後に息を引き取った。木下さんは「人の命の大切さを日々実感しながら、仕事をしています」と話した。
 男性看護師の榊山さんは、集まった生徒の中に男子が三人いるのを見つけ、「女性が多い世界で大変だが、一緒に頑張ろう」と呼び掛けた。
 講演の途中には、本物の聴診器や血圧計の使い方も説明。生徒たちが実際に使って、互いの心音を聞いたり血圧を測定したりした。
 中学のころから看護師を目指しているという二年、小島桜さん(16)は「人との関わりを大切にできる看護師になりたい」と決意を新たにしていた。
 (古桧山祥伍)



http://mainichi.jp/shimen/news/20140702dde041040024000c.html
バルサルタン:臨床試験疑惑 ノ社「論文で宣伝」文書化 元社員、上層部の意向くむ?
毎日新聞 2014年07月02日 東京夕刊

 降圧剤バルサルタン(商品名ディオバン)臨床試験を巡る虚偽広告事件で、製薬会社ノバルティスファーマが、臨床試験に基づいた学術論文を宣伝に活用するとの営業方針を内部文書化していたことが、関係者への取材で分かった。営業方針は同社上層部にも伝えられていたという。東京地検特捜部は、元社員の白橋伸雄被告(63)が、営業成績を上げたい上層部の意向をくんで、改ざんに及んだ疑いがあるとみて調べを進めている。

 関係者によると、ノ社は2000年代以降、自社の医薬品の効能をアピールして販売促進する手段として、大学などが執筆した論文を活用する方針を打ち立てた。

 同社の経営陣の了承も得た上で、同社の営業戦略について書かれた複数の文書にも盛り込まれた。

 バルサルタンについては、東京慈恵会医大の研究チームが臨床試験を終え論文を執筆した06年以降、医療専門誌などに約500種類の広告が出されたことが確認されている。京都府立医大の試験結果も「脳卒中を減らす効果が出た」などと紹介した広告記事が多数掲載された。

 白橋被告は大阪市立大非常勤講師の肩書で府立医大の臨床試験に参加。自社の医薬品の臨床試験に関わったことが利益相反に当たると指摘されている。

 特捜部は、白橋被告が会社の戦略に沿ってバルサルタンの売り上げを伸ばすため、臨床データの改ざんを行った可能性もあるとみて1日に白橋被告を再逮捕するとともに、法人としてのノ社も起訴した。

 白橋被告は改ざんを否認し、調べに対して黙秘を続けているとされる。【山下俊輔、石山絵歩】



http://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201407/0007106935.shtml
iPS臨床「中止も検討」 中核研究者、ツイッターで批判
2014/7/2 12:08 神戸新聞

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)による世界初の臨床研究を進める理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)の高橋政代プロジェクトリーダーは2日、ツイッターに「まだ始まっていない患者さんの治療については中止も含め検討する」と投稿した。

 STAP細胞問題で理研への批判が集まっているためで、世界的な注目を集める臨床研究にも波紋を広げた形だ。高橋氏は、万全を期すべき臨床研究で、このような状況では責任が持てないとしている。治療の準備を始めている患者については「やめることはできない」とした。

 理研が小保方晴子・研究ユニットリーダーの検証実験参加と懲戒委員会の審査中断を決めたことを「理研の倫理観にもう耐えられない」とツイッターで批判した。

 理研再生研の広報担当者は「高橋氏が個人的に意見を表明しているということは把握しているが、臨床研究の今後について正式な相談などは受けていない。現時点では理研として何かを決めているわけではないし、高橋氏の個人の思い、考えだろう」とする。

 臨床研究は昨年8月1日に開始。網膜が傷んで視力が急激に落ちる「滲出型加齢黄斑変性」の患者の皮膚からiPS細胞を作り、網膜の細胞に成長させ移植する予定。英科学誌ネイチャーは「今年注目の5人」の筆頭に高橋氏を挙げていた。

【人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った臨床研究】

 2013年2月、理化学研究所と先端医療振興財団(神戸市中央区)が厚生労働省に世界初となる臨床研究を申請、同年7月に了承された。目の難病「滲出型加齢黄斑変性」の患者が対象で、患者の皮膚細胞から作ったiPS細胞を網膜色素上皮細胞に分化させ、シート状にして移植する。すでに患者の募集が始まっており、今年中にも移植が予定されている。



http://www.cabrain.net/news/article/newsId/43156.html
臨床現場のニーズを中小企業が製品化へ- 国がんと千葉県などが連携プロジェクト
( 2014年07月02日 10:00 )キャリアブレイン

 千葉県は、国立がん研究センター(国がん)などと連携し、医療の臨床現場のニーズと地域の中小企業のシーズをマッチングさせるプロジェクトを立ち上げた。11日に柏市の東葛テクノプラザで、臨床医の研究発表と中小企業の製品を紹介するイベントを初めて開催する。県は「健康・医療分野は、千葉の未来を支える成長産業となるはず。県内の中小企業が参入できる環境をつくりたい」としている。【新井哉】

 県や県産業振興センターなどは今年4月、健康や医療分野の「ものづくり産業」を支援する会議を開催。国内最先端のがん治療を行う国がんの知見や、千葉大が力を入れている医工連携の取り組みを生かした「地域発の製品化」を目指し、医療の臨床現場と中小企業の橋渡しを担うプロジェクトを行うことが決まったという。

 11日に行われるイベントでは、国がん東病院の伊藤雅昭・大腸外科医長や木下敬弘・胃外科長、千葉大フロンティア医工学センターの中村亮一准教授らが、臨床現場が必要とする医療機器の開発や周辺機器のニーズ、高機能術具の開発などについて講演する。

 また、臨床医のニーズから生まれた試作品の紹介に加え、中小企業15社による自社技術の紹介やポスター展示も行われる予定。県の担当者は「異業種からの参入を支援することも目的の1つ。このイベントを通じて、臨床現場のニーズを取り入れた製品の開発に結びつけば」と意気込んでいる。



http://w ww.niigata-nippo.co.jp/news/national/20140701121222.html
カルテ紛失、誤って回収、焼却か
県立吉田病院

2014/07/01 18:52 新潟日報

 燕市の県立吉田病院は1日、市内の高齢者福祉施設に入所する47人を診察したカルテを6月30日に紛失したと発表した。カルテを入れた箱を清掃業者が誤って回収したためで、カルテは焼却されたとみられる。

 吉田病院によると、病院の委託職員が診療費の請求確認のためにカルテを段ボール箱2箱に入れておいたところ、清掃業者が回収してしまった。約2時間後に別の職員が気付いて市内の焼却場を探したが、見つからなかった。

 吉田病院は三条保健所に報告し、患者には近く文書で謝罪する。薬の処方歴や検査結果などの情報を集め、診療に支障が出ないようにするという。

 同病院の藤田桂輔事務長は「あってはならないことで患者に申し訳ない。業者と連携を取りながら再発防止に努めたい」と話した。

 県病院局は1日、県内15の県立病院にカルテ管理や清掃業者の入室確認などを見直すよう通知した。病院局業務課は「繰り返すことがないよう徹底していきたい」とした。


  1. 2014/07/03(木) 07:52:50|
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