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Doctor G 3 のメディカル・ポプリ

地域医療とプライマリケア、総合診療などに関係したネット上のニュースを記録。医学教育、研修、卒後キャリア、一般診療の話題、政策、そしてたまたまG3が関心を持ったものまで。ときどき海外のニュースも。

12月27日 東大論文不正事件

http://mainichi.jp/shimen/news/20131227ddm012040070000c.html
東大論文不正:元教授論文「43本に不正」
毎日新聞 2013年12月27日 東京朝刊

 東京大分子細胞生物学研究所の加藤茂明元教授らのグループによる論文不正問題で、同大の科学研究行動規範委員会は26日、論文43本に不正を認める中間報告を発表した。

 研究倫理に対する関係者の意識の低さと、実験データの管理の甘さなどが、不正の背景にあると分析。浜田純一学長は「誠に遺憾。学術への社会的信頼を大きく損なう問題だ」とのコメントを発表した。今後、不正に関与した研究者を特定するなど調査を進め、最終報告をまとめる。

 東大は、加藤元教授のグループが1996〜2012年に発表した論文165本を調査した。うち43本で、画像の張り合わせや消去などの不正を認め、「撤回が妥当」と判断。8本が単純ミスで、「訂正が可能」とした。加藤氏は、細胞核内で遺伝情報を管理するたんぱく質などの研究で世界的に知られていた。



http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131226-OYT1T01177.htm
実験前に結果示した図作製…東大・論文不正問題
(2013年12月27日07時33分 読売新聞)

 東京大学分子細胞生物学研究所の加藤茂明元教授(54)(2012年3月辞職)の研究室で論文に不正が疑われている問題で、東大は26日、51本の論文で不適切な画像210か所が見つかり、うち43本は撤回すべきだとする調査委員会の中間報告を公表した。

 調査委によると、研究室で1996年以降に発表したがんなどの基礎研究の論文が165本あった。このうち43本の論文では、別の実験の画像を使ったり、切り貼りした画像を使ったりするなど、単純なミスとは考えられない加工が多く見つかったという。8本の論文で見つかった画像12か所の誤りは単純ミスとした。

 改ざんに当たるかどうかの最終的な認定は見送った。ただ加藤元教授の研究室では、実験の前に、実験結果を示した図をあらかじめ作るなどしていたという。委員の一人は「極めて特殊な習慣」と指摘し、関係者の規範意識の薄さなどが問題の背景にあるとみている。



http://www.asahi.com/articles/ASF0TKY201312270296.html
東大論文不正「十分な説明を」 元教授所属の学会が声明
2013年12月27日21時29分 朝日新聞

 東京大分子細胞生物学研究所元教授の研究グループによる論文不正問題で、元教授が所属する日本分子生物学会は27日、東大による調査の中間報告に対し、「十分な説明責任を果たしたものではない」とする声明を出した。「最終報告を一日も早く公表すること」を求めている。

 東大が26日に発表した中間報告は、研究グループの論文計51本について「科学的な適切性を欠いた画像データが使用されていた」としたものの、関係者の調査が途中であることなどから、捏造(ねつぞう)や改ざんなどの不正行為との認定をしなかった。これに対し、声明は「具体的な問題点の言及や研究成果についての学術的な検証や評価もない」と批判した。



http://digital.asahi.com/articles/ASF0TKY201312260450.html?ref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASF0TKY201312260450
東大51論文「科学的適切性欠く」 研究不正で中間報告
2013年12月26日21時17分 朝日新聞

 【今直也】東京大は26日、同大分子細胞生物学研究所の加藤茂明元教授(54)の研究グループの論文計51本について、「科学的な適切性を欠いた画像データが使用されていた」とする中間報告を発表した。来年中にも最終報告をまとめ、関係者の処分や研究費の返還も検討するという。

 東大が不正問題の調査で中間報告をするのは異例。「日本の学術研究の国際的な信頼も揺るがす大問題」(大和裕幸副学長)との危機感による。

 調査は、加藤元教授が同研究所に所属していた1996~2012年に発表された、加藤元教授や研究室のメンバーが著者になった論文165本が対象。不適切とされた51本のうち43本は画像の捏造(ねつぞう)や改ざんなどの不正の疑いがあり「撤回が妥当」と認定し、8本は「訂正が可能」とした。すでに13本は撤回されている。

 51本の論文には共著者を含め約200人の研究者が関与していた。さらに聞き取り調査などを進め、不正に関与した者を特定し、関与の度合いを認定する。処分は別の組織で検討するが、大学を離れた研究者も含む。学位取り消しの可能性もあるという。

 一連の研究は約15年間で30億円以上の公的研究費が投じられ、「不正にかかわった研究費は返還せざるを得ない」とした。調査結果を資金の提供機関に伝え、返還などの判断を求める。

 報告書では、問題の背景として「国際的に評価の高い学術誌などを通じて顕著な研究成果を発表することが重視される一方、実験データの管理や論文内容のチェックが疎(おろそ)かにされていた」ことなどを挙げた。

 12年1月に「論文データに加工の疑いがある」という学外からの指摘を受け予備調査を実施、13年9月末から本調査を進めていた。加藤元教授は「監督責任がある」として12年3月末に辞職。元教授は不正があったことを認めたうえで、「自分は指示したこともやったこともない」と調査に答えたという。



http://mainichi.jp/select/news/20131228k0000m040064000c.html
日本分子生物学会:加藤元教授論文不正で東大調査委を批判
毎日新聞 2013年12月27日 20時51分

 東京大の加藤茂明元教授のグループによる論文不正問題で、日本分子生物学会は27日、論文43本の不正を認めた東大の26日の中間報告について、「十分な説明責任を果たしていない」と批判する見解をホームページで公開した。東大は不正の告発受理から中間報告まで約2年かかったが、この間、学会は大学に情報開示を求める要望を繰り返してきた。

 見解では「今回の内容は具体的な問題点の言及もなく、研究成果についての学術的な検証や評価もない」と指摘。科学的な評価を盛り込んだ最終報告の早期公表を求めている。【八田浩輔】



  1. 2013/12/28(土) 10:27:02|
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