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Doctor G 3 のメディカル・ポプリ

地域医療とプライマリケア、総合診療などに関係したネット上のニュースを記録。医学教育、研修、卒後キャリア、一般診療の話題、政策、そしてたまたまG3が関心を持ったものまで。ときどき海外のニュースも。

6月24日 医療一般

http://www.m3.com/iryoIshin/article/175009/?portalId=iryoIshin&pageFrom=openIryoIshin
日医代議員会
「リピーター医師」指導組織を設立、日医
横倉会長、組織力・政治力低下に強い危機感

2013年6月24日 池田宏之(m3.com編集部)

 第129回日本医師会定例代議員会が6月23日開かれ、冒頭のあいさつで、日医会長の横倉義武氏は、日医として組織強化と同時に自浄作用を発揮するため、医療事故を繰り返す、いわゆるリピーター医師への指導内容等を諮問する組織「改善・指導委員会」を日医内に設立する方針を表明するなど、日医の組織力や政治的発言力の低下への危機感を背景にした発言を繰り返した。

 政策提言等もできる政府へのパイプを持っている点も強調、代議会の閉会時のあいさつでは、日医副会長の羽生田隆氏が立候補を予定している7月の参院選への協力を訴えた。

業過による送検は「甚だ遺憾」

 横倉氏はあいさつの中で、「信頼に基づく医療の実践」を重要課題に掲げ、「医療基本法」などを策定し、医事法制全体を再編する必要性を指摘した。

 医療行為に対して業務上過失致死・傷害罪で年間70人から100人の医師が送検されている現状については、「甚だ遺憾」と問題視。医療の不確実性に対する国民の理解を広げ、現場が委縮することなく医療を向上させるために、「医療事故調査制度の創設に向けて引き続き努力する」とした。その中で、リピーター医師に対して、医療界の自浄作用の発揮する対策を紹介。日医が運営する医賠責保険制度を通じて、教育・指導が必要な会員を把握した上で、「当該会員の具体的な指導内容等を諮問する組織として、新たに改善・指導委員会を会内に設けて、今後、対応を強化する」と明らかにした。

参院選、どれだけ集票できるか

 現在の医療界を取り巻く状況にも言及。安倍晋三首相については「社会保障にも精通していて、われわれの考えにも一定の理解を示している」と評価したものの、経済財政諮問会議や規制改革会議、産業競争力会議の財政面からの議論について「規制緩和の名の下に、国民皆保険制度を崩壊への導くような議論が一部でなされていて、大変危惧を覚える」とした。

 医療界全体の置かれている状況については、「医師を『勤務医』と『開業医』に分けて捉え、あたかもそこに対立があるようなイメージがマスコミ等を通じて喧伝され、政治的に利用されてきた」と述べた上で、大同団結の必要性を強調した。横倉氏は、医師の提言を国政に届ける重要性に言及した上で、日医は「(政府との)強いパイプを持っている」と強調。「未加入の医師に対して、同じテーブルにつく(日医に入って議論する)よう、われわれ会員から積極的に呼び掛けていくことが肝要」と述べ、各会員が組織率向上に向けて、努力するように求めた。

 横倉氏は、定例代議会の最後のあいさつでも、今年秋には、医療法改正、改正に伴う規制改革、TPP(環太平洋経済連携協定)などで動きがあることを紹介した上で、「(今年の秋は)大きな時期」と発言。7月の参院選について「どれだけ集票できるかが、最大の国民運動。十分に力を発揮できなければ厳しい秋になることを覚悟している」と危機感を示し、「ぜひ代議員の皆様も(参院選の投開票までの)30日間、全力を挙げて共に闘ってほしい」と呼び掛けた。横倉氏は、日本医学会の法人化も控える中で、日医の政治力の低下に対して、強い危機感を随所で見せた。

地域包括ケア体制は医師会主導

 その他、冒頭のあいさつでは、かかりつけ医の重要性も強調。地域包括ケア体制の整備で最も重要なものは「『かかりつけ医』機能」と話した。かかりつけ医の仕事として、日常診療以外にも、地域住民との信頼関係構築や、健康相談、健診などを挙げて、地域の医療ニーズに則した地域連携は「全国に約990ある地域医師会が主導して構築していくことこそが、地域医療の参考に向けた最善の道と確信している」と述べた。



http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=5349#.UchVkp_DlFA
学生の活動 | 地域貢献
昭和大学
昭和大学が7月~8月に「夏山診療所」をオープン――医学部生らがボランティアスタッフとして診療活動をサポート

2013/06/24 大学プレスセンター

昭和大学は7月~8月、夏の登山シーズンに合わせて「夏山診療所」を北アルプス・白馬岳と南アルプス・北岳に開設する。登山者や観光客に対して、現地で救護や応急措置を行う。期間中は同大医学部生らが中心となり、医師、看護師の診療活動をサポートする。

 「夏山診療所」は、登山者や観光客に対して現地で比較的簡単な治療や救護措置を行うために、夏の登山シーズン中に山小屋などに併設される診療所である。

 白馬岳頂上直下の標高2832m地点にある、日本最大の収容人数(定員1500名)を誇る白馬山荘。昭和大学は1931(昭和6)年、この白馬山荘の前身である白馬山頂小屋に夏山診療所「白馬診療所」を開設した。以来、今年で82年を迎えるこの診療所では、高山病を中心とするさまざまな病気やけがによって、年間400人以上の登山者が手当を受ける。昭和大学白馬診療部(部員:医学部学生67名)の学生が交代で医師、看護師らの診療活動をサポートしている。

 1980(昭和55)年には、日本第二の高峰である北岳と中白峰の鞍部、標高2900mにある北岳山荘に「北岳診療所」を開設。白馬診療所同様、昭和大学北岳診療部(部員:医学部学生35名 看護専門学校生14名 計49名)が医師、看護師らの診療活動をサポートしている。

 これらの診療部は、開設以来ボランティア精神に基づき、安全で快適な登山を医学部生や看護学生が自主的に支援し続けている。

【平成25年度 診療所開設期間】
<白馬診療部> 7月11日(木) ~8月16日(金)
※白馬岳(しろうまだけ)は、飛騨山脈(北アルプス)北部の後立山連峰にある標高2932mの山。長野県と富山県とにまたがる。日本百名山の一つ。

<北岳診療部> 7月12日(金)~8月17日(土)
※北岳(きただけ)は標高3193mを誇る富士山に次ぐ日本第二の高峰で、近年の登山ブームも影響し、夏には1日に千数百人の登山客が訪れる。

▼本件に関する問い合わせ先
 昭和大学 総務部 総務課 (担当:吉岡)
 TEL: 03-3784-8059



http://www.m3.com/iryoIshin/article/175011/?portalId=iryoIshin&pageFrom=openIryoIshin
医師調査
モンスター・ペイシェントの実態
「院内でリストカットされた」◆Vol.9
刃物を振り回され警察介入の事例も

2013年6月24日 島田 昇(m3.com編集部)

Q.15 これまで最も問題だと感じた患者は、どんな問題行動をする患者だったかについての自由回答。

【男性勤務医】

・態度が気に入らない、目がバカにしている、顔が気に入らないと始まった。(中略)金を払ってくれる患者のいうことを聞け、謝れ、土下座しろの繰り返しになった(民間病院、40代男性)。

・乳癌告知後自殺(国公立病院、50代男性)。

・知り合いにヤクザがいるから病院に火をつけてもらうぞ(民間病院、50代男性)。

・大きな声で罵倒し、蹴りを入れようとする。にもかかわらず、病院事務は丸く収めようとする。認めるまで自分の主張を複数回の受診で繰り返す(国公立病院、50代男性)。

・もはや、聞く耳をもたず、暴言、誹謗中傷を浴びて、当方としては、うつ状態になり、落ち込んだ(民間病院、50代男性)。

・胃潰瘍の患者さんに禁煙を勧めたところ、医学的に証明されている論文を今すぐに出すように言われた(民間病院、40代男性)。

【女性勤務医】

・会社の社長で態度がかなり威圧的。自分の言う通りにならないと注射も何もさせてもらえなかった(大学病院、40代女性)。

・院内でリストカット(民間病院、30代女性)。

・研修医が点滴を1回失敗し、その後 私が交代して2回目にして成功。そのことを説明したところ、母親に救急外来で3時間怒鳴られた(公的病院、30代女性)。

・患者自身の主張が通らないと「あんた日本語分かる?」などと馬鹿にした言葉を繰り返し、医師を馬鹿にしているのが周りの患者に聞こえるように大声を出した(国公立病院、30代女性)。

・予約しているのに待ち時間が長いと、怒鳴りこんできた。受付では壁や椅子を蹴ったり、テーブルを叩いたりした(国公立病院、50代女性)。

・飲酒後、自宅からクレームの電話をかけてくる患者(公的病院、50代女性)。

・逃げ場ない診察室で、刃物を振り回し警察沙汰になったばかりの患者を診療し、患者と本人へ入院設備のある病院への転医を勧めたところ、大声で拒否を受けた(国公立病院、30代女性)。

・拒薬の説得を頼まれ病棟往診したところ、他の拒薬患者を呼び集められ、患者に囲まれて大声で怒鳴られた(国公立病院、30代女性)。

・患者が手術を繰り返し拒否したが、不整脈に襲われると、遠方から見舞いに来た親戚一同に、医者なら治せ、責任者を出せなどと要求され囲まれ、胸ぐらをつかまれた(国公立病院、30代女性)。

・胸部や臀部を触る行為を繰り返された(民間病院、30代女性)。

・患者家族が医療関係者のため、底意地の悪いクレームをつける(国公立病院、40代女性)。

・常識外れの多種類の処方薬を執拗に要求する(国公立病院、50代女性)。

・自殺企図で手術拒否(大学病院、30代女性)。

【開業医】

・恐喝行為の電話を延々と続ける(開業医、50代男性)。

・飲酒してきた患者が相談があるようなことを言ってきて、問い質すと「金を貸せ」と(開業医、40代男性)。

・自賠責の患者で交通事故の被害者であったが、待合室で話の内容から暴力団風と分かるような相手と大きな声で携帯電話をしていた(開業医、50代男性)。

・治療などの方針に対して納得が得られず、訴訟を起こすと言ったり、実際に弁護士を連れて来た(開業医、30代男性)。

・突き飛ばす。暴力を振るおうとして追いかけてくる。窓口で「あの医師を出せ」と激昂し怒鳴る。窓口の医療事務職員にねちねちと文句を言い何度も謝らせる(開業医、40代女性)。

・診療の代金が他院に比べて高いという執拗なクレーム(開業医、60代男性)。

・亡くなった患者が、さも医療ミスが原因のようにしつこく言われ、訴訟を強くちらつかせてきた(開業医、40代男性)。



http://www.cabrain.net/news/article/newsId/40213.html
日医・四病協、来月中に医療提供体制で提言- 厚労省方針に対案
( 2013年06月24日 13:45 )キャリアブレイン

 日本医師会(日医)と四病院団体協議会(四病協)の合同ワーキンググループは来月中にも、医療提供体制のあり方についての提言をまとめる。厚生労働省が秋にも開かれる臨時国会に医療法改正案を提出し、病床機能報告制度の整備を始める前に、医療者側の意見を集約し、その後の制度設計に反映させたい考えだ。

 合同ワーキンググループの責任者を務める日医の中川俊男副会長は23日、日医が同日開催した代議員会終了後の記者会見で、「提言は、できるだけ早く取りまとめようと考えている。両方が納得いくものをつくらなくてはいけない。(厚労省が提案する5つの分類を)大きく変えるか分からないが、中小病院、有床診療所も含めて、それぞれが医療提供体制を継続できるようにするのが一番大事なことだ」と述べた。

 厚労省は、医療機関が報告する医療機能報告制度で使用する名称の具体例として、▽急性期▽亜急性期▽回復期リハビリテーション▽長期療養▽地域多機能―の5分類を挙げている。【君塚靖】



http://www.m3.com/iryoIshin/article/175063/?portalId=iryoIshin&pageFrom=openIryoIshin
「日医傘下」への不満などが理由 日本医学会法人化
高久医学会会長が説明、日医とともに融和を強調

2013年6月24日 池田宏之(m3.com編集部)

 6月23日の日本医師会定例代議員会で、日本医学会が法人化を検討していることについて、同会会長の高久史麿氏は、「分科会(学会)の会員の中には医師でない会員がおり、日医の下にあることへの不満があるため」などと理由を説明した。日本医学会の定款に、日医との連携を盛り込む方針も示し、「仲間割れの印象は与えたくない」と述べ、日医の代議員らの理解を求めた。日医会長の横倉義武氏も、「けんか別れ」への強い危機感を示した上で、融和姿勢のアピールに力を入れた。

「学術団体としての日医の危機」の声

 愛知県代議員の大野和美氏は代表質問で、日本医学会の法人化について聞き、日本医学会が独立した場合、「日医の学術団体としての存続が危惧される」と発言。今回の法人化に向けた動きの根底に「日医と日本医学会の、診療報酬や医学部新設、病床機能分化に対する考え方が違うことがある」と分析し、日医の今後の対応を質した。

 答弁に立った横倉氏は、日医の基本姿勢として「会員全員が納得する形が大前提で、広く議論をして慎重に進める」方向性を示し、最大の懸念点として「けんか別れの印象となり、医療界が分断される」ことを挙げた。現在、日医では定款・諸規程検討委員会、日本医学会では、法人化組織委員会で協議を進めており、お互いの役員が出席していることを紹介し、「さらなる連携強化に向けた方策を、あらゆる方面から探るのが望ましい」とした。

 さらに、今後の在り方については、「高久氏は、全ての医師が医師会に加入すべきと考えていて、われわれも同様の考えがある」と話し、各学会に所属している医師が、医師会に加入しやすくなるように、会費等を含めて検討する考えを示した。日医の定款については、十分に意見集約されていないことから、現時点では改定するかどうか未定だという。

日医の会員減少「ないと思う」

 横倉氏の答弁の後、代議会に出席していた高久氏が発言し、理由や検討状況を説明した。高久氏は、今回の法人化に向けた動きの理由について、(1)医学会傘下の分科会の中の医師でない会員からは、日医の下にあることへの不満が出ている、(2)各分科会が既に法人化している、(3)法人化していない場合、多くの機関に代表を送れない――などの理由を挙げて、理解を求めた。日本医学会の定款については、「日医と連携して、日本の医学医療の進歩のために尽くすことを明記する予定で、仲間割れする印象を絶対に与えたくない」と述べた。分科会の医師が、日医の会員でなくなる可能性につては、日医と日本病院会の両方の会員になっている医師がいる例を挙げ、「ないと思っている」と話した。

医学会総会には「変わらぬ対応を」

 京都府代議員の森洋一氏も、個人質問で、この問題を取り上げ、「(日医と日本医学会が)車の両輪でも、ドライバーが別なら、まっすぐに走れない」と指摘。両者の方向性がかい離することに危機感を示し、2015年に京都で開催予定の日本医学会総会への対応も聞いた。日医常任理事の小森貴氏は、「学術団体としての日医の存在はいささかも揺るぐものであってはならない。日本医学会総会では変わらない対応をすべき」話した。

 関連の質問や意見も相次いだ。三重県代議員の松本純一氏は、日医の社員として、法人化した日本医学会が残れる可能性について質問。横倉氏は「だめということはないと思う。検討する」としたが、実現可能性は低いとみられる。奈良県代議員の塩見俊次氏は、インパクトの大きさを考慮して、定款・諸規程検討委員会以外の委員会を設けて検討することを求めた。



http://www.cabrain.net/news/article/newsId/40227.html
風疹流行でワクチン不足、予防接種見合わせ- 岩手県立病院が公表
( 2013年06月24日 21:04 )キャリアブレイン

 風疹患者が1万人を突破するなどの全国的な流行を受け、ワクチンの入手困難を理由に、各地で予防接種の受け付けを見合わせる医療機関が増えている。岩手県立千厩病院(一関市)は24日、ワクチンが確保できるまでは接種を見合わせることを公表した。同県によると、製薬会社からまとまった数の確保ができず、市町村から依頼された定期接種を断る病院が出てきたという。

 「メーカーからのワクチン供給量が足らず、各病院から問い合わせが相次いでいる」。岩手県内で深刻化しつつあるワクチン不足について、同県の担当者は危機感をあらわにした。同県は今月中旬、妊婦の同居家族や妊娠を希望する女性などを優先接種者とするとの厚生労働省の通知を受け、県内にある20か所の県立病院に、優先接種者などの周知を図った。だが、病院側からは、「数量が足りず、定期接種の予約を断った」「ワクチンを十分確保できない」と窮状を訴える声が増えているという。

 厚労省の試算によると、5月の推定任意接種回数の31万5144回と同水準の1か月当たり35万回で推移した場合、8月末には約3万1800本が不足する見通しだ。危機感を持った厚労省は、24日に開催された予防接種に関する部会で、「安定的なワクチン供給を実現するためには、さらにどのような対応策が考えられるか」と委員に意見を求めるなど、対応策の立案を本格化させている。

 だが、これ以上のワクチンの増産は困難な上、予防接種に自治体間格差が生じるとの懸念もあるため、流行中の都道府県にワクチンを集中させることもできず、東京都内などでは、接種や予約の受け付けを断る医療機関が増えつつあるのが実情だ。厚労省の試算よりも早く訪れた“ワクチン危機”に対し、「製薬会社は、昨年の実績を割り当てると言ってきたが、この流行状況では、定期接種分の確保すら無理そうだ」(自治体関係者)と懸念する声も上がっている。【新井哉】



  1. 2013/06/25(火) 05:26:13|
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