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Doctor G 3 のメディカル・ポプリ

地域医療とプライマリケア、総合診療などに関係したネット上のニュースを記録。医学教育、研修、卒後キャリア、一般診療の話題、政策、そしてたまたまG3が関心を持ったものまで。ときどき海外のニュースも。

4月27日 医療一般

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/37112.html
医師育成のカギは、役割と責任を与えること- 水戸協同病院の工夫とは
( 2012年04月27日 12:00 キャリアブレイン )

 中堅・ベテランが若手とのジェネレーション・ギャップに悩むのは、医療の世界も例外ではない。「若手医師が何を考えているか分からない」「定時になるとすぐに帰ってしまう」-。このように嘆く医師も少なくなく、各病院では、若手医師のやる気を引き出そうと、さまざまな工夫をしている。水戸協同病院(水戸市)での取り組みを探った。(高崎慎也)

「この科でのあなたの到達目標は?」

 同病院では、研修医がその科に配属になった初日に「動機付け面談」を行い、指導医がこう問い掛ける。面談はわずか10分程度だが、研修医のやる気を引き出し、研修カリキュラムを決めるための重要な過程だ。

「わたしは○○科の医師になりたいので、この科には興味がありません」

 面談では、こんなことを言い出す研修医もいる。2004年度に臨床研修制度が導入され、志望する科にかかわらず複数の科で研修を受けるようになった影響だ。このような研修医には、「最初に内科で診た患者が、実は外科系の疾患だった、ということも非常に多い」「将来は、内科の合併症を持つ妊婦さんを診ることになる」などと、その科で学ぶことが、希望する科に進んだ時に役立つことを説明する。

 また、研修医は配属初日から、医療チームの一員となり、患者を受け持つ。患者の診察、カルテへの記入、入院時の患者や家族への説明―。患者を受け持てば、やらなければならない仕事は多い。このため同病院では、研修医が午後5時に帰るということはまずあり得ない。

 しかも、患者に何かあった時に、患者から最初に連絡を受けるのは、指導医ではなく研修医。最終的に患者を診察して責任を持つのは指導医だが、まず研修医が診察して、治療方針を決めてから、指導医に連絡する。
 大切なのは、指導医がすぐに指示を出さないことだ。研修医が考えた結果をすべて聞き出す前に、指導医が「正解」を教えると、研修医は自分で考えなくなってしまう。同病院では、研修医の判断を聞いてから、指導医が患者を診て、結果をフィードバックしている。

■「やらせないと鍛えられない」

 同病院でも、中堅・ベテラン医師と若手医師の間にジェネレーション・ギャップがないわけではない。同病院で研修医の指導を担当する徳田安春医師は、「ちょうど臨床研修制度が導入されたころから、体育会系の厳しい上下関係は通用しなくなってきた」と感じている。要因はさまざまだ。臨床研修制度により、研修医と指導医の付き合いが数か月だけのものになり、つながりが弱くなった。女性医師の割合が増えているのに加え、男性でも学生時代に大きな苦労をせずに育った人が増えているという。

 ただ、「研修医はみんな、よい臨床家になりたいと思っているはず。最初からやる気のない人は本当に少ない」と徳田氏は話す。だからこそ、「若手医師にやる気がない」と嘆くのは、指導する病院側の体制にも問題があると考えている。
 「研修医にも役割と責任を与えて、医師としての仕事をさせないといけない。やる気があろうとなかろうと、目の前に患者がいれば、患者を診なければならない」と徳田氏は強調する。

 患者を診られるのは、若い医師にとっても魅力だ。研修医だけでなく、学生にも患者を診察させる「闘魂外来」は、全国から申し込みが殺到し、予約が3か月待ちの人気プログラムになっている。徳田氏は、「患者を診るのはプレッシャーもあるだろうが、やらせないと鍛えられない」と話している。



http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1204260027/
救急隊員常駐開始、3病院と市が連帯へ/横須賀
2012年4月27日 神奈川新聞 カナロコ

 市内3カ所の医療機関に市消防局の救急隊員を派遣する横須賀市の「救急ワークステーション」が26日、本格運用を始めた。初日は救急救命士ら3人1組の救急隊が同市米が浜通の横須賀共済病院に常駐。医療現場における役割を確認した。受け入れる側の病院も、「救急隊との連携を強化し、より多くの患者の救済につなげたい」と取り組みに期待している。

 同病院の救急部門にある一室。意識障害がある35歳の男性が運ばれたとの想定で、救急隊が医師とともに処置を始めた。呼び掛けや痛みに反応があるか患者の意識を確認しつつ、血圧や脈拍、心電図の記録のほか、人工呼吸や点滴、血液中の酸素量の計測といった治療を医師の指導で素早く施した。

 救急隊が医療現場で実習を重ねることで、救急医療の知識を深めるのがワークステーションの大きな狙い。さらに、患者が重症のケースなどは、可能な限り医師が救急車に同乗することになっており、同病院の救命救急センター長の鈴木淳一さん(54)は「協力関係を深めることで早期治療が可能になり、より多くの命を救うことができる」とメリットを語る。

 ワークステーションは、平日午前8時半から午後5時15分まで、同病院、市立うわまち病院、市立市民病院のいずれかに救急隊員が輪番で配置され、医療実習を受けながら出動に備えつつ、指令があれば現場へ急行する。市消防局の岸信明救急係長は「救急隊の医療技術を高め、地域に貢献したい」と話している。



http://www.townnews.co.jp/0405/2012/04/27/143452.html
患者さんに優しい病院を目指して― 医療レポート
内科救急体制を強化

取材協力/伊勢原協同病院
2012年4月27日号 神奈川 タウンニュース

 一人は万人のために、万人は一人のために―。協同組合の精神に基づき『患者さんに優しい病院』をめざす伊勢原協同病院(伊勢原市桜台・高畑武司病院長)。

 同院は1968年に伊勢原町立国保病院の移管を受け設立した。現在では19の診療科目で年間約24万人の外来患者数、2次救急医療機関として外科系で24 時間365日の救急体制を整備しつつ、伊勢原市を中心に秦野市・平塚市・厚木市で「地域医療」を担う地域中核病院となっている。

内科体制を強化

 今年4月からは、水・土曜日、木曜日(第3のみ)で『内科二次救急体制』を追加拡大。これにより内科系では、第1・2・4・5木曜日を除くすべての曜日で午後5時以降の救急医療体制が整った。同院では「地域の方々の要望を取り入れ、今後も出来る限りの救急診療体制の充実に努めていきます」と話す。

 小児科や産婦人科をはじめとして、大きな社会問題にもなり、深刻化している医師不足。同院では小児科医6人、産婦人科医4人の常勤医師と、両診療科ともに体制を維持・確保。更には脳卒中、癌、心臓病、生活習慣病にも更なる充実を図っていく。高畑病院長は「地元の方々に親しまれ支えられ発展してきた病院です。今後も地域密着・地域完結の医療をめざしていきます」と話す。

 また、伊勢原協同病院は2014年度の開院を目指して、市内田中で移転新築工事をスタートさせた。移転後は更なる「医療の高度化」や「療養環境の向上」が期待される。




http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=58080
出産受け入れ制限解除…島根
益田赤十字病院、来月から 「里帰り」は継続

(2012年4月27日 読売新聞)

 産科医不足で出産受け入れ件数を昨年8月から「月20人程度」に制限してきた益田赤十字病院(島根県益田市)は26日、今月末で制限を解除すると発表した。

 今年度、常勤の産科医が1人増え、1年ぶりに常勤医の3人体制が復活したためで、同病院は「遠慮なく利用してほしい」としている。ただ、圏域外の妊婦による「里帰り出産」は引き続き受け入れない。

 同病院は益田医療圏(益田市、津和野町、吉賀町)で唯一、出産を受け入れることができる医療機関。圏域内では、年間約400件の出産があるが、対応するには常勤医が足りず、昨年8月から出産の受け入れを制限。対応しきれない妊婦は県東部や山口県の病院に紹介してきた。

 状況を改善するため、島根大の要請を受け、広島県福山市の民間病院で産科部長を務めていた森山昌之医師(58)が4月1日付で益田赤十字病院に赴任。常勤医3人体制が整い、5月1日から制限をなくすことに踏み切った。

 益田赤十字病院によると、昨年8月~今年3月、制限によって他の病院を紹介された妊婦は63人に上ったという。紹介先は浜田医療センター(浜田市)26人、山口赤十字病院(山口市)10人、県立中央病院(出雲市)3人など。

 このため益田赤十字病院での出産件数は昨年337件に減少したが、制限解除後は年間410件の受け入れを見込む。週末や緊急時には島根大から応援の医師を派遣してもらうという。

 一方、「安全安心の医療環境がまだ整っていない」として、2008年11月から中止している里帰り出産は今後も制限を続ける。

 記者会見した森山医師は「地域のお産のために努力させてほしい」と意欲を示し、木谷光博院長は「他の病院を紹介せざるを得なかった妊婦には申し訳なかった。今後も努力を続けたい」と述べ、引き続き医師確保を図り、里帰り出産の再開を目指す考えを示した。(小林隼)



http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/north/otawara/news/20120427/772127
大田原に夜間診療所7月1日開設
(4月28日) 下野新聞

 【大田原】大田原市と那須塩原市、那須町で構成する那須地区広域事務組合は27日までに、北那須地区にある2カ所の休日等急患診療所を統合し、那須赤十字病院内に開設する「那須地区夜間急患診療所」の概要をまとめた。同日赤の開院に合わせ、7月1日から診療を開始。症例の多い内科と小児科医の対応を従来より増やし、専門性を高める。

 地区内では、大田原市と那須塩原市で運営する「大田原市休日等急患診療所」と、那須塩原市と那須町による「黒磯那須地区休日等急患診療所」の2施設がある。那須郡市医師会(会員196人)が医師を派遣しているが、負担軽減などを理由に、統合への要望を各市町に行っていた。

 統合に伴い、運営主体は各市町から同広域事務組合に移行する。那須日赤1階に開設し、診療時間は午後7時から同10時まで。医師は通常1人だが、統合により、土日やインフルエンザ流行時などの繁忙日は複数の医師で対応する。また、従来いなかった薬剤師を常駐させるなど、「より質の高い診療が可能になる」(同医師会)としている。



  1. 2012/04/28(土) 05:51:39|
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