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Doctor G 3 のメディカル・ポプリ

地域医療とプライマリケア、総合診療などに関係したネット上のニュースを記録。医学教育、研修、卒後キャリア、一般診療の話題、政策、そしてたまたまG3が関心を持ったものまで。ときどき海外のニュースも。

10月29日 医療一般

http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20111029/CK2011102902000057.html
<彩の国まつりごと>【第十部】次への一歩<4> 瀬戸際の志木市民病院
2011年10月29日 東京新聞 埼玉

 「小児・小児外科入院診療の看板を下ろし、高齢者向けの訪問看護や在宅診療の充実などに比重を移そうと考えている」

 赤字が常態化している志木市立市民病院。市の財務担当者は、こう明かした。「このままでは立ちゆかないからです」。病院運営は岐路に立つ。

 市は昨年度、一般会計から五億四千万円もの補助金を病院会計に投入、表面上の黒字を八年ぶりに確保した。本年度も二億九千万円の補助金を拠出する方針。推計では来年度以降も毎年一億五千万~二億円程度の穴埋めがないと、やっていけないという。

 医師不足も運営の足を引っ張る。昨年度は二人いた常勤の整形外科医が辞めたため、利益率の高い整形外科の入院診療ができなくなり一億五千万円の減収に。四十五床の専用ベッドを持って二十四時間救急を受け入れ、市民病院の看板医療である小児科も、常勤医は施設管理者を含め五十九~六十四歳の三人だけ。週二回の当直もこなすハードな勤務で、市幹部は「このままでは医療事故が起きるのでは」と漏らした。

 長沼明市長は今月から、周辺自治体の首長を回って頭を下げ、異例の財政支援要請を始めた。小児患者の大半が朝霞、新座、富士見、ふじみ野各市や三芳町などの周辺自治体で占められ、「志木市民の税金をよその人のために使うのはおかしい」という市民の声もあるからだ。

 だが、どの自治体も財政難で色よい返事はない。市長は大学病院なども巡って小児科医の勧誘もしているが、見通しは不透明だ。小児科医の常勤三人は年度末で任期切れ。新たな医師が確保できなければ現状維持は困難で、看板医療も瀬戸際にある。

 少子高齢化、長引く不況による経済収縮、国と地方の財政悪化-。限られた税収でどう行政サービスをするのか、大きな課題だ。神奈川県秦野市は昨年八月に出した「新行財政改革プラン」で、「これまでのように行政サービスを拡大しながら提供し続けることは困難」と宣言。千葉県習志野市も一昨年三月の「公共施設マネジメント白書」で、「老朽化した公共施設を全て更新するのはコストがかかりすぎる」と、市民に選択と集中の議論に参加するよう呼び掛けた。

 各自治体がサービス拡大を競い合うように広まった子ども医療費無料化。首長選挙で公約に掲げられることも多く、県によると全六十三市町村で実施され、見直しを考えている自治体はない。だが、東京都世田谷区は、所得制限導入など見直しを検討し始めた。

 長沼市長は市民病院の小児医療について、周辺自治体の財政支援や医師確保ができなければ、来春から入院受け入れを中止し、外来だけにする方針だ。小児医療の拠点が消えるというシナリオに、県は「ちょっと待ってもらえないか」と、焦りの色を濃くしている。 (上田融)

<子ども医療費無料化> 県のまとめでは、滑川町は入院・通院とも高校生まで無料化。中学生までの無料化は入院が57、通院が42自治体。小学生までは入院が5、通院が8自治体。未就学児までは県が2分の1を負担しているが、それ以降の分は市町村の独自助成となる。自治体にとっては子育て世代の居住・税収増を期待できるが、財政負担も大きい。



http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20111029_10
花泉診療所が「無床状態」に 医療法人、撤退も示唆
(2011/10/29) 岩手日報

 県立花泉地域診療センターが民間移管された一関市花泉町の花泉診療所(19床)が、今月上旬から入院患者を受け入れていないことが28日までに分かった。運営する医療法人「白光」の橋本堯夫会長は、看護師不足などを理由に今後も入院患者を受け入れない方向を示すなど、再開のめどはたっていない。地域医療の新たなモデルケースとしてスタートした施設の「無床状態」がいつまで続くか、先行きは不透明となっている。

 橋本会長は28日、岩手日報社の電話取材に対し「看護師が足りず夜間に万全な対応が取れないため入院はやめざるを得ない」と話した。人員不足や経営状況の厳しさなどを挙げ「11月で外来も経営もやめたい」と診療所運営からの撤退も検討していることも示した。

 県医療局によると、同診療所の唯一の常勤医が9月末で辞表を提出。入院していた患者は10月9日までに転院や退院などの対応が取られた。辞表は16日に受理され、17日から新しい常勤医が赴任したが、入院患者は受け入れていない状況が続いているという。

 同診療所は昨年4月に、入院ベッドを休止していた県立花泉地域診療センターから民間移管。すぐに病床を再開する予定だったが、常勤医の体調不良などのため受け入れできない状況が続いた。同年7月、今月退職した医師が着任。その後、入院患者の受け入れを行っていた。



http://www.securetpnews.info/20111029225603.html
介護職よりも必要な医療従事者の心のケア
医療従事者を対象に心の病の実態調査を行った結果、多くの方が心の病により、休職もしくは退職を経験していることが分かった。

11/10/29 No.490 Secure TP ニュース

調査は医療従事者の心の病の実態を把握する為にセキュア・テクノロジー・パートナーズ株式会社が不定期で実施しているもので、今回は医療従事者2084人に対し行われた。

調査では初めに、これまでに心の病で休職したことがあるか尋ねたところ、「はい」が52.1%、「いいえ」が47.9%、同様に、これまでに心の病を理由に退職したことがあるか尋ねたところ、「はい」が43.2%、「いいえ」が56.8%となった。これは先に行われた介護従事者を対象に行った結果(順に44.2%、55.8%、32.1%、67.9%)と比較すると、”心の病による休職”、”心の病による退職”の経験があると答えた方が多い結果となった。

その一方で、心の病で休職後、同じ職場に復帰したことがあるかの問いに対しては、「はい」が49.5%、「いいえ」が50.5%、さらに、復帰した後、以前通りに仕事をこなせたかの問いに対しては、「はい」が50.4%、「いいえ」が49.6%となった。

一般的に介護業務の大変さは知られているが、医療従事者にもそれと同等以上の負荷がかかっている実態が明らかとなった。介護従事者の心のケアと共に、医療従事者の心のケアも行う必要があるようだ。

調査結果(【調査結果】心の病実態調査(医療職)-2011年10月時点)

http://www.securetpnews.info/20111029225311.html
11/10/29 No.489 Secure TP ニュース
【調査結果】心の病実態調査(医療職)-2011年10月時点
【調査概要】
  調査目的:2011年10月時点の医療従事者の心の病実態調査
  調査期間:2011年10月1日から2011年10月19日
  調査対象:SecureTPリサーチモニターに登録されている医療従事者
  調査方法:ネットを利用したWeb調査
  有効回答数:2084人
  ※小数点第2位以下を四捨五入
【調査結果】
Q1.これまでに心の病で休職したことがありますか?
   A1.   はい:52.1%
       いいえ:47.9%
Q2.これまでに心の病を理由に退職されたことがありますか?
   A2.   はい:43.2%
       いいえ:56.8%
Q3.心の病で休職後、同じ職場に復帰したことがありますか?(Q1ではいと回答した方限定)
   A3.   はい:49.5%
       いいえ:50.5%
Q4.復帰した後、以前通りに仕事をこなせましたか?(Q3ではいと回答した方限定)
   A4.   はい:50.4%
       いいえ:49.6%
調査会社:セキュア・テクノロジー・パートナーズ株式会社
(※不定期に実施予定)
  1. 2011/10/30(日) 06:04:33|
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