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Doctor G 3 のメディカル・ポプリ

地域医療とプライマリケア、総合診療などに関係したネット上のニュースを記録。医学教育、研修、卒後キャリア、一般診療の話題、政策、そしてたまたまG3が関心を持ったものまで。ときどき海外のニュースも。

在宅ホスピス

http://sankei.jp.msn.com/life/body/100910/bdy1009102020006-n1.htm
産經新聞 2010.9.10 20:19
在宅ホスピス成功例を全国へ 看取り率高い奈良で医師ら奮闘

 病院ではなく、住み慣れた家での「最期」の看取りなど終末期医療に関心が集まるなか、在宅看取り率が全国で最も高いとされる奈良県で、「在宅ホスピス」に携わる医師らのグループが、拠点病院との連携など奈良での成功例を全国に広めようとしている。
 在宅看取り率は、自宅など在宅で往診や訪問看護を受けながら死亡した人の割合で、厚生労働省などの正式なデータは明らかになっていないが、医療関係者の間では奈良県が全国で最も高いとされている。
 同県で在宅ホスピスを専門に年間250例の実績を持つ「医療法人ひばりホームホスピスひばりクリニック奈良在宅ホスピスセンター」(奈良市)の杉山正智院長(45)が中心となり、発足したのが「日本在宅ホスピス・緩和ケアネットワーク」(同市)だ。
 同県の在宅看取りが多い理由について杉山院長は「奈良は『最期の場所』への意識が以前から高い。県内に大きな病院が少ないからかもしれない」と分析する。他府県で在宅を希望するのは、入院が長引き退院を余儀なくされた場合がほとんど。それでも、「最期は病院で」と考える人が多いのが現状だ。
 奈良県内ではかつて、痛みや症状を和らげる緩和ケアの専門知識を持つ医師が少なかったため、杉山院長らが医師のレベルを上げようと、平成17年に同ネットワークの前身、奈良在宅ホスピス研究会を医師5人で立ち上げた。現在は医師や看護師、ヘルパーら計150人の大所帯に発展。これに伴って在宅ホスピスを担う病院も増え、県内5つの拠点病院と各病院が連携するようになり、「緩和ケアの質が確実に上がっている」(杉山院長)という。
 同ネットワークが11日に奈良県文化会館(奈良市)で開く総会には各地から医師らが集まるという。杉山院長は「在宅ブームだからこそ在宅ホスピスのシステムや質が伴わなければならない。奈良の成功例を広めたい」と話している。
  1. 2010/09/29(水) 16:56:24|
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