Doctor G 3 のメディカル・ポプリ

地域医療とプライマリケア、総合診療などに関係したネット上のニュースを記録。医学教育、研修、卒後キャリア、一般診療の話題、政策、そしてたまたまG3が関心を持ったものまで。ときどき海外のニュースも。

福島と兵庫の病院ボランティア

http://mytown.asahi.com/areanews/fukushima/TKY201009090362.html
朝日新聞 福島 2010年9月10日
南相馬市立病院でボランティア始動 市民目線の指摘期待
 外来患者の案内などをする病院ボランティアが県内各地の病院、診療所で活動している。南相馬市立総合病院(原町区高見町)でも元看護師らが中心となって6月に会を設立。他市と比べると遅まきながら今月、21人で始動した。病院側は医師や看護師が気付かない点への、市民目線での指摘も期待している。
 患者数が多い金曜日。外来受付フロアに、女性は薄いピンク、男性はブルーのエプロンを着けた「南相馬市立総合病院ボランティア会」の4人が立ち、手助けを必要としている来院者に目配りした。
 受診申込書の書き方に戸惑う外来患者に声を掛け、運転者が駐車場に車を入れて戻るまでの間、玄関脇で待つ車いすのお年寄りに寄り添い、語りかけた。
 月曜日から金曜日の午前8時半〜正午まで、交代で毎日3〜4人がフロアに立つ。
 市の給食調理員として働いてきた遠藤トモ子さん(74)もその1人だ。「元気なうちにお役に立ちたい」と参加した。この日が「初仕事」。「手助けが必要な人に気付くことが、なかなか難しいのよ」。午前8時半から立って、活動を終えたのは午前11時半。「この年だと足がつらい」。ちょっぴりこぼしながらも、満足げな顔で引き上げていった。
 ボランティア会は市民が発案。元看護師で会長となった渡辺良子さん(64)らが中心となり、同病院副院長の及川友好医師(51)と相談して春から準備を進めた。及川さんの前任地で、1998年から10年以上の活動実績がある福島赤十字病院(福島市入江町)を視察。同病院ボランティア会の武田勝敏会長(66)から運営方法などのノウハウを伝授された。8月には院内で研修会を開き、車いすの押し方や正面から声を掛けるといった患者との応対の仕方を学んだ。
 その武田さんは5年前、知人を見舞った赤十字病院でボランティア募集の掲示を目にし、「ブラブラしているのもな」と応募。ほぼ毎日、活動している。「私たちがむっつり顔では、患者はよけい不安になる。だから笑顔で応対します。感謝の言葉を掛けられると、こっちが元気をもらったような気分になります」
 南相馬での活動は走り始めたばかりだが、及川副院長は「勤務慣れした医療スタッフが気付かない改善点が院内にたくさんあるはず。ボランティアと病院側との意見交換の機会を持ちたい」と話す。
 県内各地の社会福祉協議会によると、十数年前から活動をしている県立医大病院をはじめ、福島、郡山、会津若松、いわきの4市には計10カ所の病院、診療所に病院ボランティアがいる。磐城共立病院(いわき市)では高校生や短大生もボランティアに参加しているという。(田村隆)


http://www.kobe-np.co.jp/news/tanba/0003418228.shtml
神戸新聞 丹波 (2010/09/10 09:15)
ささやま医療センター 市民が「支える会」結成へ 
 篠山市黒岡の兵庫医科大学ささやま医療センターを、地域ぐるみで見守ろうと、市内の住民2人が、「医療センターを支える会」の設立を計画、賛同者を募っている。病院内の案内や入院患者の散歩の付き添い、季節ごとのコンサートなどを計画しており、市民参加型の病院づくりを目指す。(敏蔭潤子)
 2人は、市自治会長会前会長の松本正義さん(69)=篠山市=と、医療センターの前身、同医大篠山病院で出産したピアノ講師中村貴子さん(41)=同市。
 病院をめぐっては、医師不足や赤字経営のため同医大が撤退を検討。存続を望む同市などと2年間協議を重ね、今年6月1日、国と県、市が10年で約49億円を補助する条件で開院した。現在、内科、外科、整形外科など24診療科があり、28人の医師が常勤している。
 自治会長会会長として存続問題にかかわった松本さん。「10年後も存続させるためには、市民が関心を持ち続けなければならない」と考え、開院と同時に、ボランティアで敷地内に花のプランターを置いたり、芝生の手入れをしたりしている。
 一方、中村さんは、産科を1人で支える池田義和医師に感謝の気持ちを伝えようと、子どもや母親から手紙を募り、同医師に贈っている。互いの活動を知った2人が、病院を支える輪を広げようと、賛同者を募ることにした。
 活動の第1弾として、9月10日まで、医療センター内で市民団体による絵画展を開催。入院患者や職員の癒やしになるよう、篠山城跡や野山を描いた油絵など約50点を展示している。
 医療センターの福田能啓病院長は「医師にとって患者さんの気持ちは働くエネルギー。市民と職員が一緒につくりあげる病院になれば、ここで働きたいと思う医師も多くなる」と期待している。
 松本さんTEL090・8821・0126
  1. 2010/09/27(月) 23:28:04|
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